05 – 天
これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 天.
これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 天.
しかし、 聖書 せいしょ に 書 か いてあるとおり、「 目 め がまだ 見 み ず、 耳 みみ がまだ 聞 き かず、 人 ひと の 心 こころ に 思 おも い 浮 うか びもしなかったことを、 神 かみ は、ご 自分 じぶん を 愛 あい する 者 もの たちのために 備 そな えられた」のである。
”のろわるべきものは、もはや 何 なに ひとつない。 神 かみ と 小羊 こひつじ との 御座 みざ は 都 みやこ の 中 なか にあり、その 僕 しもべ たちは 彼 かれ を 礼拝 れいはい し、 御顔 みかお を 仰 あお ぎ 見 み るのである。 彼 かれ らの 額 ひたい には、 御名 みな がしるされている。 夜 よる は、もはやない。あかりも 太陽 たいよう の 光 ひかり も、いらない。 主 しゅ なる 神 かみ が 彼 かれ らを 照 てら し、そして、 彼 かれ らは 世々 よよ 限 かぎ りなく 支配 しはい する。
”また 地 ち のちりの 中 なか に 眠 ねむ っている 者 もの のうち、 多 おお くの 者 もの は 目 め をさますでしょう。そのうち 永遠 えいえん の 生命 せいめい にいたる 者 もの もあり、また 恥 はじ と、 限 かぎ りなき 恥辱 ちじょく をうける 者 もの もあるでしょう。 賢 かしこ い 者 もの は、 大空 おおぞら の 輝 かがや きのように 輝 かがや き、また 多 おお くの 人 ひと を 義 ぎ に 導 みちび く 者 もの は、 星 ほし のようになって 永遠 えいえん にいたるでしょう。
”はじめに 神 かみ は 天 てん と 地 ち とを 創造 そうぞう された。
”また 主 しゅ なる 神 かみ は、 見 み て 美 うつく しく、 食 た べるに 良 よ いすべての 木 き を 土 つち からはえさせ、 更 さら に 園 その の 中央 ちゅうおう に 命 いのち の 木 き と、 善悪 ぜんあく を 知 し る 木 き とをはえさせられた。
”時 とき に 彼 かれ は 夢 ゆめ をみた。一つのはしごが 地 ち の 上 うえ に 立 た っていて、その 頂 いただき は 天 てん に 達 たっ し、 神 かみ の 使 つかい たちがそれを 上 のぼ り 下 くだ りしているのを 見 み た。
”そして 彼 かれ は 恐 おそ れて 言 い った、「これはなんという 恐 おそ るべき 所 ところ だろう。これは 神 かみ の 家 いえ である。これは 天 てん の 門 もん だ」。
”見 み よ、 天 てん と、もろもろの 天 てん の 天 てん 、および 地 ち と、 地 ち にあるものとはみな、あなたの 神 かみ 、 主 しゅ のものである。
”あなたの 聖 せい なるすみかである 天 てん からみそなわして、あなたの 民 たみ イスラエルと、あなたがわれわれに 与 あた えられた 地 ち とを 祝福 しゅくふく してください。これはあなたがわれわれの 先祖 せんぞ に 誓 ちか われた 乳 ちち と 蜜 みつ の 流 なが れる 地 ち です』。
”しかし 神 かみ は、はたして 地上 ちじょう に 住 す まわれるでしょうか。 見 み よ、 天 てん も、いと 高 たか き 天 てん もあなたをいれることはできません。ましてわたしの 建 た てたこの 宮 みや はなおさらです。
”しもべと、あなたの 民 たみ イスラエルがこの 所 ところ に 向 む かって 祈 いの る 時 とき に、その 願 ねが いをお 聞 き きください。あなたのすみかである 天 てん で 聞 き き、 聞 き いておゆるしください。
”主 しゅ よ、 大 おお いなることと、 力 ちから と、 栄光 えいこう と、 勝利 しょうり と、 威光 いこう とはあなたのものです。 天 てん にあるもの、 地 ち にあるものも 皆 みな あなたのものです。 主 しゅ よ、 国 くに もまたあなたのものです。あなたは 万有 ばんゆう のかしらとして、あがめられます。
”またエズラは 言 い った、「あなたは、ただあなたのみ、 主 しゅ でいらせられます。あなたは 天 てん と 諸 しょ 天 てん の 天 てん と、その 万象 ばんしょう 、 地 ち とその 上 うえ のすべてのもの、 海 うみ とその 中 なか のすべてのものを 造 つく り、これをことごとく 保 たも たれます。 天 てん の 万軍 ばんぐん はあなたを 拝 はい します。
”主 しゅ はその 聖 せい なる 宮 みや にいまし、 主 しゅ のみくらは 天 てん にあり、その 目 め は 人 ひと の 子 こ らをみそなわし、そのまぶたは 人 ひと の 子 こ らを 調 しら べられる。
”あなたはいのちの 道 みち をわたしに 示 しめ される。あなたの 前 まえ には 満 み ちあふれる 喜 よろこ びがあり、あなたの 右 みぎ には、とこしえにもろもろの 楽 たの しみがある。
”今 いま わたしは 知 し る、 主 しゅ はその 油 あぶら そそがれた 者 もの を 助 たす けられることを。 主 しゅ はその 右 みぎ の 手 て による 大 おお いなる 勝利 しょうり をもってその 聖 せい なる 天 てん から 彼 かれ に 答 こた えられるであろう。
”彼 かれ がいのちを 求 もと めると、あなたはそれを 彼 かれ にさずけ、 世々 よよ 限 かぎ りなくそのよわいを 長 なが くされた。
”*[8-9]とこしえに 生 い きながらえて、 墓 はか を 見 み ないためにそのいのちをあがなうには、あまりに 価 あたい 高 たか くて、それを 満足 まんぞく に 払 はら うことができないからである。
”主 しゅ は 神 かみ のいくさ 車 ぐるま 幾 いく 千万 せんまん をもって、シナイから 聖所 せいじょ に 来 こ られた。
”わたしは 彼 かれ の 家系 かけい をとこしえに 堅 かた く 定 さだ め、その 位 くらい を 天 てん の 日 ひ 数 かず のようにながらえさせる。
”天 てん が 地 ち よりも 高 たか いように、 主 しゅ がおのれを 恐 おそ れる 者 もの に 賜 たま わるいつくしみは 大 おお きい、
”主 しゅ はその 玉座 ぎょくざ を 天 てん に 堅 かた くすえられ、そのまつりごとはすべての 物 もの を 統 す べ 治 おさ める。
”またヘルモンの 露 つゆ がシオンの 山 やま に 下 くだ るようだ。これは 主 しゅ がかしこに 祝福 しゅくふく を 命 めい じ、とこしえに 命 いのち を 与 あた えられたからである。
”正義 せいぎ の 道 みち には 命 いのち がある、しかし 誤 あやま りの 道 みち は 死 し に 至 いた る。
”神 かみ のなされることは 皆 みな その 時 とき にかなって 美 うつく しい。 神 かみ はまた 人 ひと の 心 こころ に 永遠 えいえん を 思 おも う 思 おも いを 授 さづ けられた。それでもなお、 人 ひと は 神 かみ のなされるわざを 初 はじ めから 終 おわ りまで 見 み きわめることはできない。
”ウジヤ 王 おう の 死 し んだ 年 ねん 、わたしは 主 しゅ が 高 たか くあげられたみくらに 座 ざ し、その 衣 ころも のすそが 神殿 しんでん に 満 み ちているのを 見 み た。 その 上 うえ にセラピムが 立 た ち、おのおの六つの 翼 つばさ をもっていた。その二つをもって 顔 かお をおおい、二つをもって 足 あし をおおい、二つをもって 飛 と びかけり、 互 たがい に 呼 よ びかわして 言 い った。「 聖 せい なるかな、 聖 せい なるかな、 聖 せい なるかな、 万軍 ばんぐん の 主 しゅ 、その 栄光 えいこう は 全 ぜん 地 ち に 満 み つ」。
”そのまつりごとと 平和 へいわ とは、 増 ま し 加 くわ わって 限 かぎ りなく、ダビデの 位 くらい に 座 ざ して、その 国 くに を 治 おさ め、 今 いま より 後 のち 、とこしえに 公平 こうへい と 正義 せいぎ とをもってこれを 立 た て、これを 保 たも たれる。 万軍 ばんぐん の 主 しゅ の 熱心 ねっしん がこれをなされるのである。
”おおかみは 小羊 こひつじ と 共 とも にやどり、ひょうは 子 こ やぎと 共 とも に 伏 ふ し、 子 こ 牛 うし 、 若 わか じし、 肥 こ えたる 家畜 かちく は 共 とも にいて、 小 ちい さいわらべに 導 みちび かれ、
”主 しゅ はとこしえに 死 し を 滅 ほろ ぼし、 主 しゅ なる 神 かみ はすべての 顔 かお から 涙 なみだ をぬぐい、その 民 たみ のはずかしめを 全 ぜん 地 ち の 上 うえ から 除 のぞ かれる。これは 主 しゅ の 語 かた られたことである。
”いと 高 たか く、いと 上 うえ なる 者 もの 、とこしえに 住 す む 者 もの 、その 名 な を 聖 せい ととなえられる 者 もの がこう 言 い われる、「わたしは 高 たか く、 聖 せい なる 所 ところ に 住 す み、また 心 こころ 砕 くだ けて、へりくだる 者 もの と 共 とも に 住 す み、へりくだる 者 もの の 霊 れい をいかし、 砕 くだ ける 者 もの の 心 こころ をいかす。
”昼 ひる は、もはや 太陽 たいよう があなたの 光 ひかり とならず、 夜 よる も 月 つき が 輝 かがや いてあなたを 照 てら さず、 主 しゅ はとこしえにあなたの 光 ひかり となり、あなたの 神 かみ はあなたの 栄 さか えとなられる。 あなたの 太陽 たいよう は 再 ふたた び 没 ぼっ せず、あなたの 月 つき はかけることがない。 主 しゅ がとこしえにあなたの 光 ひかり となり、あなたの 悲 かな しみの 日 ひ が 終 おわ るからである。 あなたの 民 たみ はことごとく 正 ただ しい 者 もの となって、とこしえに 地 ち を 所有 しょゆう する。 彼 かれ らはわたしの 植 う えた 若 わか 枝 えだ 、わが 手 て のわざ、わが 栄光 えいこう をあらわすものとなる。
”見 み よ、わたしは 新 あたら しい 天 てん と、 新 あたら しい 地 ち とを 創造 そうぞう する。さきの 事 こと はおぼえられることなく、 心 こころ に 思 おも い 起 おこ すことはない。
”主 しゅ はこう 言 い われる、「 天 てん はわが 位 くらい 、 地 ち はわが 足 あし 台 だい である。あなたがたはわたしのためにどんな 家 いえ を 建 た てようとするのか。またどんな 所 ところ がわが 休 やす み 所 ところ となるのか」。
”「わたしが 造 つく ろうとする 新 あたら しい 天 てん と、 新 あたら しい 地 ち がわたしの 前 まえ にながくとどまるように、あなたの 子孫 しそん と、あなたの 名 な はながくとどまる」と 主 しゅ は 言 い われる。
”主 しゅ はこう 言 い われる、「もし 上 うえ の 天 てん を 量 はか ることができ、 下 した の 地 ち の 基 もとい を 探 さぐ ることができるなら、そのとき、わたしはイスラエルのすべての 子孫 しそん をそのもろもろの 行 おこな いのために 捨 す て 去 さ ると 主 しゅ は 言 い われる」。
”彼 かれ らの 頭 あたま の 上 うえ の 大空 おおぞら の 上 うえ に、サファイヤのような 位 くらい の 形 かたち があった。またその 位 くらい の 形 かたち の 上 うえ に、 人 ひと の 姿 すがた のような 形 かたち があった。 そしてその 腰 こし とみえる 所 ところ の 上 うえ の 方 ほう に、 火 ひ の 形 かたち のような 光 ひか る 青銅 せいどう の 色 いろ のものが、これを 囲 かこ んでいるのを 見 み た。わたしはその 腰 こし とみえる 所 ところ の 下 した の 方 ほう に、 火 ひ のようなものを 見 み た。そして 彼 かれ のまわりに 輝 かがや きがあった。 そのまわりにある 輝 かがや きのさまは、 雨 あめ の 日 ひ に 雲 くも に 起 おこ るにじのようであった。 主 しゅ の 栄光 えいこう の 形 かたち のさまは、このようであった。わたしはこれを 見 み て、わたしの 顔 かお をふせたとき、 語 かた る 者 もの の 声 こえ を 聞 き いた。
”川 かわ のかたわら、その 岸 きし のこなたかなたに、 食物 しょくもつ となる 各種 かくしゅ の 木 き が 育 そだ つ。その 葉 は は 枯 か れず、その 実 み は 絶 た えず、 月 つき ごとに 新 あたら しい 実 み がなる。これはその 水 みず が 聖所 せいじょ から 流 なが れ 出 で るからである。その 実 み は 食用 しょくよう に 供 きょう せられ、その 葉 は は 薬 くすり となる」。
”それらの 王 おう たちの 世 よ に、 天 てん の 神 かみ は一つの 国 くに を 立 た てられます。これはいつまでも 滅 ほろ びることがなく、その 主権 しゅけん は 他 た の 民 たみ にわたされず、かえってこれらのもろもろの 国 くに を 打 う ち 破 やぶ って 滅 ほろ ぼすでしょう。そしてこの 国 くに は 立 た って 永遠 えいえん に 至 いた るのです。
”わたしはまた 夜 よる の 幻 まぼろし のうちに 見 み ていると、 見 み よ、 人 ひと の 子 こ のような 者 もの が、 天 てん の 雲 くも に 乗 の ってきて、 日 ひ の 老 お いたる 者 もの のもとに 来 く ると、その 前 まえ に 導 みちび かれた。 彼 かれ に 主権 しゅけん と 光栄 こうえい と 国 くに とを 賜 たま い、 諸民 しょみん 、 諸 しょ 族 ぞく 、 諸国 しょこく 語 ご の 者 もの を 彼 かれ に 仕 つか えさせた。その 主権 しゅけん は 永遠 えいえん の 主権 しゅけん であって、なくなることがなく、その 国 くに は 滅 ほろ びることがない。
”しかしついには、いと 高 たか き 者 もの の 聖徒 せいと が 国 くに を 受 う け、 永遠 えいえん にその 国 くに を 保 たも って、 世々 よよ かぎりなく 続 つづ く』。
”国 くに と 主権 しゅけん と 全 ぜん 天下 てんか の 国々 くにぐに の 権威 けんい とは、いと 高 たか き 者 もの の 聖徒 せいと たる 民 たみ に 与 あた えられる。 彼 かれ らの 国 くに は 永遠 えいえん の 国 くに であって、 諸国 しょこく の 者 もの はみな 彼 かれ らに 仕 つか え、かつ 従 したが う』。
”また 地 ち のちりの 中 なか に 眠 ねむ っている 者 もの のうち、 多 おお くの 者 もの は 目 め をさますでしょう。そのうち 永遠 えいえん の 生命 せいめい にいたる 者 もの もあり、また 恥 はじ と、 限 かぎ りなき 恥辱 ちじょく をうける 者 もの もあるでしょう。 賢 かしこ い 者 もの は、 大空 おおぞら の 輝 かがや きのように 輝 かがや き、また 多 おお くの 人 ひと を 義 ぎ に 導 みちび く 者 もの は、 星 ほし のようになって 永遠 えいえん にいたるでしょう。
”「 悔 く い 改 あらた めよ、 天国 てんごく は 近 ちか づいた」。
”また、 箕 み を 手 て に 持 も って、 打 う ち 場 ば の 麦 むぎ をふるい 分 わ け、 麦 むぎ は 倉 くら に 納 おさ め、からは 消 き えない 火 ひ で 焼 や き 捨 す てるであろう」。
”この 時 とき からイエスは 教 おしえ を 宣 の べはじめて 言 い われた、「 悔 く い 改 あらた めよ、 天国 てんごく は 近 ちか づいた」。
”「こころの 貧 まず しい 人 ひと たちは、さいわいである、 天国 てんごく は 彼 かれ らのものである。
”義 ぎ のために 迫害 はくがい されてきた 人 ひと たちは、さいわいである、 天国 てんごく は 彼 かれ らのものである。 わたしのために 人々 ひとびと があなたがたをののしり、また 迫害 はくがい し、あなたがたに 対 たい し 偽 いつわ って 様々 さまざま の 悪口 あっこう を 言 い う 時 とき には、あなたがたは、さいわいである。 喜 よろこ び、よろこべ、 天 てん においてあなたがたの 受 う ける 報 むく いは 大 おお きい。あなたがたより 前 まえ の 預言者 よげんしゃ たちも、 同 おな じように 迫害 はくがい されたのである。
”それだから、これらの 最 もっと も 小 ちい さいいましめの一つでも 破 やぶ り、またそうするように 人 ひと に 教 おし えたりする 者 もの は、 天国 てんごく で 最 もっと も 小 ちい さい 者 もの と 呼 よ ばれるであろう。しかし、これをおこないまたそう 教 おし える 者 もの は、 天国 てんごく で 大 おお いなる 者 もの と 呼 よ ばれるであろう。 わたしは 言 い っておく。あなたがたの 義 ぎ が 律法 りっぽう 学者 がくしゃ やパリサイ 人 びと の 義 ぎ にまさっていなければ、 決 けっ して 天国 てんごく に、はいることはできない。
”だから、あなたがたはこう 祈 いの りなさい、 天 てん にいますわれらの 父 ちち よ、 御名 みな があがめられますように。 御国 みくに がきますように。みこころが 天 てん に 行 おこな われるとおり、 地 ち にも 行 おこな われますように。
”わたしたちを 試 こころ みに 会 あ わせないで、 悪 あ しき 者 もの からお 救 すく いください。
”あなたがたは 自分 じぶん のために、 虫 むし が 食 く い、さびがつき、また、 盗人 ぬすびと らが 押 お し 入 い って 盗 ぬす み 出 だ すような 地上 ちじょう に、 宝 たから をたくわえてはならない。 むしろ 自分 じぶん のため、 虫 むし も 食 く わず、さびもつかず、また、 盗人 ぬすびと らが 押 お し 入 い って 盗 ぬす み 出 だ すこともない 天 てん に、 宝 たから をたくわえなさい。 あなたの 宝 たから のある 所 ところ には、 心 こころ もあるからである。
”狭 せま い 門 もん からはいれ。 滅 ほろ びにいたる 門 もん は 大 おお きく、その 道 みち は 広 ひろ い。そして、そこからはいって 行 い く 者 もの が 多 おお い。 命 いのち にいたる 門 もん は 狭 せま く、その 道 みち は 細 ほそ い。そして、それを 見 み いだす 者 もの が 少 すく ない。
”わたしにむかって『 主 しゅ よ、 主 しゅ よ』と 言 い う 者 もの が、みな 天国 てんごく にはいるのではなく、ただ、 天 てん にいますわが 父 ちち の 御旨 みむね を 行 おこな う 者 もの だけが、はいるのである。
”行 い って、『 天国 てんごく が 近 ちか づいた』と 宣 の べ 伝 つた えよ。
”あなたがたによく 言 い っておく。 女 おんな の 産 う んだ 者 もの の 中 なか で、バプテスマのヨハネより 大 おお きい 人物 じんぶつ は 起 おこ らなかった。しかし、 天国 てんごく で 最 もっと も 小 ちい さい 者 もの も、 彼 かれ よりは 大 おお きい。
”それから、 弟子 でし たちがイエスに 近寄 ちかよ ってきて 言 い った、「なぜ、 彼 かれ らに 譬 たとえ でお 話 はな しになるのですか」。 そこでイエスは 答 こた えて 言 い われた、「あなたがたには、 天国 てんごく の 奥義 おくぎ を 知 し ることが 許 ゆる されているが、 彼 かれ らには 許 ゆる されていない。
”また、ほかの 譬 たとえ を 彼 かれ らに 示 しめ して 言 い われた、「 天国 てんごく は、一 粒 つぶ のからし 種 だね のようなものである。ある 人 ひと がそれをとって 畑 はたけ にまくと、 それはどんな 種 たね よりも 小 ちい さいが、 成長 せいちょう すると、 野菜 やさい の 中 なか でいちばん 大 おお きくなり、 空 そら の 鳥 とり がきて、その 枝 えだ に 宿 やど るほどの 木 き になる」。
”そのとき、 義人 ぎじん たちは 彼 かれ らの 父 ちち の 御国 みくに で、 太陽 たいよう のように 輝 かがや きわたるであろう。 耳 みみ のある 者 もの は 聞 き くがよい。
”天国 てんごく は、 畑 はたけ に 隠 かく してある 宝 たから のようなものである。 人 ひと がそれを 見 み つけると 隠 かく しておき、 喜 よろこ びのあまり、 行 い って 持 も ち 物 もの をみな 売 う りはらい、そしてその 畑 はたけ を 買 か うのである。
”また 天国 てんごく は、 良 よ い 真珠 しんじゅ を 捜 さが している 商人 しょうにん のようなものである。 高価 こうか な 真珠 しんじゅ 一 個 こ を 見 み いだすと、 行 い って 持 も ち 物 もの をみな 売 う りはらい、そしてこれを 買 か うのである。
”また 天国 てんごく は、 海 うみ におろして、あらゆる 種類 しゅるい の 魚 うお を 囲 かこ みいれる 網 あみ のようなものである。 それがいっぱいになると 岸 きし に 引 ひ き 上 あ げ、そしてすわって、 良 よ いのを 器 うつわ に 入 い れ、 悪 わる いのを 外 そと へ 捨 す てるのである。 世 よ の 終 おわ りにも、そのとおりになるであろう。すなわち、 御使 みつかい たちがきて、 義人 ぎじん のうちから 悪人 あくにん をえり 分 わ け、
”そこで、イエスは 彼 かれ らに 言 い われた、「それだから、 天国 てんごく のことを 学 まな んだ 学者 がくしゃ は、 新 あたら しいものと 古 ふる いものとを、その 倉 くら から 取 と り 出 だ す 一家 いっか の 主人 しゅじん のようなものである」。
”そして 彼 かれ らにイエスの 上着 うわぎ のふさにでも、さわらせてやっていただきたいとお 願 ねが いした。そしてさわった 者 もの は 皆 みな いやされた。
”わたしは、あなたに 天国 てんごく のかぎを 授 さづ けよう。そして、あなたが 地上 ちじょう でつなぐことは、 天 てん でもつながれ、あなたが 地上 ちじょう で 解 と くことは 天 てん でも 解 と かれるであろう」。
”「よく 聞 き きなさい。 心 こころ をいれかえて 幼 おさ な 子 ご のようにならなければ、 天国 てんごく にはいることはできないであろう。
”あなたがたは、これらの 小 ちい さい 者 もの のひとりをも 軽 かろ んじないように、 気 き をつけなさい。あなたがたに 言 い うが、 彼 かれ らの 御使 みつかい たちは 天 てん にあって、 天 てん にいますわたしの 父 ちち のみ 顔 かお をいつも 仰 あお いでいるのである。〔
”よく 言 い っておく。あなたがたが 地上 ちじょう でつなぐことは、 天 てん でも 皆 みな つながれ、あなたがたが 地上 ちじょう で 解 と くことは、 天 てん でもみな 解 と かれるであろう。
”するとイエスは 言 い われた、「 幼 おさ な 子 ご らをそのままにしておきなさい。わたしのところに 来 く るのをとめてはならない。 天国 てんごく はこのような 者 もの の 国 くに である」。
”すると、ひとりの 人 ひと がイエスに 近寄 ちかよ ってきて 言 い った、「 先生 せんせい 、 永遠 えいえん の 生命 せいめい を 得 え るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」。 イエスは 言 い われた、「なぜよい 事 こと についてわたしに 尋 たず ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし 命 いのち に 入 はい りたいと 思 おも うなら、いましめを 守 まも りなさい」。 彼 かれ は 言 い った、「どのいましめですか」。イエスは 言 い われた、「『 殺 ころ すな、 姦淫 かんいん するな、 盗 ぬす むな、 偽証 ぎしょう を 立 た てるな。 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え』。また『 自分 じぶん を 愛 あい するように、あなたの 隣 とな り 人 ひと を 愛 あい せよ』」。 この 青年 せいねん はイエスに 言 い った、「それはみな 守 まも ってきました。ほかに 何 なに が 足 た りないのでしょう」。 イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「もしあなたが 完全 かんぜん になりたいと 思 おも うなら、 帰 かえ ってあなたの 持 も ち 物 もの を 売 う り 払 はら い、 貧 まず しい 人々 ひとびと に 施 ほどこ しなさい。そうすれば、 天 てん に 宝 たから を 持 も つようになろう。そして、わたしに 従 したが ってきなさい」。 この 言葉 ことば を 聞 き いて、 青年 せいねん は 悲 かな しみながら 立 た ち 去 さ った。たくさんの 資産 しさん を 持 も っていたからである。
”それからイエスは 弟子 でし たちに 言 い われた、「よく 聞 き きなさい。 富 と んでいる 者 もの が 天国 てんごく にはいるのは、むずかしいものである。 また、あなたがたに 言 い うが、 富 と んでいる 者 もの が 神 かみ の 国 くに にはいるよりは、らくだが 針 はり の 穴 あな を 通 とお る 方 ほう が、もっとやさしい」。
”イエスは 彼 かれ らに 言 い われた、「よく 聞 き いておくがよい。 世 よ が 改 あらた まって、 人 ひと の 子 こ がその 栄光 えいこう の 座 ざ につく 時 とき には、わたしに 従 したが ってきたあなたがたもまた、十二の 位 くらい に 座 ざ してイスラエルの十二の 部族 ぶぞく をさばくであろう。 おおよそ、わたしの 名 な のために、 家 いえ 、 兄弟 きょうだい 、 姉妹 しまい 、 父 ちち 、 母 はは 、 子 こ 、もしくは 畑 はたけ を 捨 す てた 者 もの は、その 幾 いく 倍 ばい もを 受 う け、また 永遠 えいえん の 生命 せいめい を 受 う けつぐであろう。
”「 天国 てんごく は、ひとりの 王 おう がその 王子 おうじ のために、 婚 こん 宴 えん を 催 もよお すようなものである。 王 おう はその 僕 しもべ たちをつかわして、この 婚 こん 宴 えん に 招 まね かれていた 人 ひと たちを 呼 よ ばせたが、その 人 ひと たちはこようとはしなかった。
”復活 ふっかつ の 時 とき には、 彼 かれ らはめとったり、とついだりすることはない。 彼 かれ らは 天 てん にいる 御使 みつかい のようなものである。 また、 死人 しにん の 復活 ふっかつ については、 神 かみ があなたがたに 言 い われた 言葉 ことば を 読 よ んだことがないのか。 『わたしはアブラハムの 神 かみ 、イサクの 神 かみ 、ヤコブの 神 かみ である』と 書 か いてある。 神 かみ は 死 し んだ 者 もの の 神 かみ ではなく、 生 い きている 者 もの の 神 かみ である」。
”そのとき、 人 ひと の 子 こ のしるしが 天 てん に 現 あらわ れるであろう。またそのとき、 地 ち のすべての 民族 みんぞく は 嘆 なげ き、そして 力 ちから と 大 おお いなる 栄光 えいこう とをもって、 人 ひと の 子 こ が 天 てん の 雲 くも に 乗 の って 来 く るのを、 人々 ひとびと は 見 み るであろう。
”天地 てんち は 滅 ほろ びるであろう。しかしわたしの 言葉 ことば は 滅 ほろ びることがない。
”そこで 天国 てんごく は、十 人 にん のおとめがそれぞれあかりを 手 て にして、 花婿 はなむこ を 迎 むか えに 出 で て 行 い くのに 似 に ている。 その 中 なか の五 人 にん は 思慮 しりょ が 浅 あさ く、五 人 にん は 思慮 しりょ 深 ぶか い 者 もの であった。 思慮 しりょ の 浅 あさ い 者 もの たちは、あかりは 持 も っていたが、 油 あぶら を 用意 ようい していなかった。 しかし、 思慮 しりょ 深 ぶか い 者 もの たちは、 自分 じぶん たちのあかりと 一緒 いっしょ に、 入 い れものの 中 なか に 油 あぶら を 用意 ようい していた。
”主人 しゅじん は 彼 かれ に 言 い った、『 良 よ い 忠実 ちゅうじつ な 僕 しもべ よ、よくやった。あなたはわずかなものに 忠実 ちゅうじつ であったから、 多 おお くのものを 管理 かんり させよう。 主人 しゅじん と 一緒 いっしょ に 喜 よろこ んでくれ』。
”そのとき、 王 おう は 右 みぎ にいる 人々 ひとびと に 言 い うであろう、『わたしの 父 ちち に 祝福 しゅくふく された 人 ひと たちよ、さあ、 世 よ の 初 はじ めからあなたがたのために 用意 ようい されている 御国 みくに を 受 う けつぎなさい。
”そして 彼 かれ らは 永遠 えいえん の 刑罰 けいばつ を 受 う け、 正 ただ しい 者 もの は 永遠 えいえん の 生命 せいめい に 入 い るであろう」。
”イエスは 彼 かれ らに 近 ちか づいてきて 言 い われた、「わたしは、 天 てん においても 地 ち においても、いっさいの 権威 けんい を 授 さづ けられた。
”それを 見 み てイエスは 憤 いきどお り、 彼 かれ らに 言 い われた、「 幼 おさ な 子 ご らをわたしの 所 ところ に 来 く るままにしておきなさい。 止 と めてはならない。 神 かみ の 国 くに はこのような 者 もの の 国 くに である。 よく 聞 き いておくがよい。だれでも 幼 おさ な 子 ご のように 神 かみ の 国 くに を 受 う けいれる 者 もの でなければ、そこにはいることは 決 けっ してできない」。
”イエスが 道 みち に 出 で て 行 い かれると、ひとりの 人 ひと が 走 はし り 寄 よ り、みまえにひざまずいて 尋 たず ねた、「よき 師 し よ、 永遠 えいえん の 生命 せいめい を 受 う けるために、 何 なに をしたらよいでしょうか」。 イエスは 言 い われた、「なぜわたしをよき 者 もの と 言 い うのか。 神 かみ ひとりのほかによい 者 もの はいない。 いましめはあなたの 知 し っているとおりである。『 殺 ころ すな、 姦淫 かんいん するな、 盗 ぬす むな、 偽証 ぎしょう を 立 た てるな。 欺 あざむ き 取 と るな。 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え』」。 すると、 彼 かれ は 言 い った、「 先生 せんせい 、それらの 事 こと はみな、 小 ちい さい 時 とき から 守 まも っております」。 イエスは 彼 かれ に 目 め をとめ、いつくしんで 言 い われた、「あなたに 足 た りないことが一つある。 帰 かえ って、 持 も っているものをみな 売 う り 払 はら って、 貧 まず しい 人々 ひとびと に 施 ほどこ しなさい。そうすれば、 天 てん に 宝 たから を 持 も つようになろう。そして、わたしに 従 したが ってきなさい」。 すると、 彼 かれ はこの 言葉 ことば を 聞 き いて、 顔 かお を 曇 くも らせ、 悲 かな しみながら 立 た ち 去 さ った。たくさんの 資産 しさん を 持 も っていたからである。
”彼 かれ らが 死人 しにん の 中 なか からよみがえるときには、めとったり、とついだりすることはない。 彼 かれ らは 天 てん にいる 御使 みつかい のようなものである。 死人 しにん がよみがえることについては、モーセの 書 しょ の 柴 しば の 篇 へん で、 神 かみ がモーセに 仰 おお せられた 言葉 ことば を 読 よ んだことがないのか。『わたしはアブラハムの 神 かみ 、イサクの 神 かみ 、ヤコブの 神 かみ である』とあるではないか。
”そのとき、イエスは 目 め をあげ、 弟子 でし たちを 見 み て 言 い われた、「あなたがた 貧 まず しい 人 ひと たちは、さいわいだ。 神 かみ の 国 くに はあなたがたのものである。 あなたがたいま 飢 う えている 人 ひと たちは、さいわいだ。 飽 あ き 足 た りるようになるからである。あなたがたいま 泣 な いている 人 ひと たちは、さいわいだ。 笑 わら うようになるからである。 人々 ひとびと があなたがたを 憎 にく むとき、また 人 ひと の 子 こ のためにあなたがたを 排斥 はいせき し、ののしり、 汚名 おめい を 着 き せるときは、あなたがたはさいわいだ。 その 日 ひ には 喜 よろこ びおどれ。 見 み よ、 天 てん においてあなたがたの 受 う ける 報 むく いは 大 おお きいのだから。 彼 かれ らの 祖先 そせん も、 預言者 よげんしゃ たちに 対 たい して 同 おな じことをしたのである。
”そこで 言 い われた、「あなたがたには、 神 かみ の 国 くに の 奥義 おくぎ を 知 し ることが 許 ゆる されているが、ほかの 人 ひと たちには、 見 み ても 見 み えず、 聞 き いても 悟 さと られないために、 譬 たとえ で 話 はな すのである。
”しかし、 霊 れい があなたがたに 服従 ふくじゅう することを 喜 よろこ ぶな。むしろ、あなたがたの 名 な が 天 てん にしるされていることを 喜 よろこ びなさい」。
”するとそこへ、ある 律法 りっぽう 学者 がくしゃ が 現 あらわ れ、イエスを 試 こころ みようとして 言 い った、「 先生 せんせい 、 何 なに をしたら 永遠 えいえん の 生命 せいめい が 受 う けられましょうか」。 彼 かれ に 言 い われた、「 律法 りっぽう にはなんと 書 か いてあるか。あなたはどう 読 よ むか」。 彼 かれ は 答 こた えて 言 い った、「『 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくし、 力 ちから をつくし、 思 おも いをつくして、 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 愛 あい せよ』。また、『 自分 じぶん を 愛 あい するように、あなたの 隣 とな り 人 びと を 愛 あい せよ』とあります」。 彼 かれ に 言 い われた、「あなたの 答 こたえ は 正 ただ しい。そのとおり 行 おこな いなさい。そうすれば、いのちが 得 え られる」。
”ただ、 御国 みくに を 求 もと めなさい。そうすれば、これらのものは 添 そ えて 与 あた えられるであろう。 恐 おそ れるな、 小 ちい さい 群 む れよ。 御国 みくに を 下 くだ さることは、あなたがたの 父 ちち のみこころなのである。 自分 じぶん の 持 も ち 物 もの を 売 う って、 施 ほどこ しなさい。 自分 じぶん のために 古 ふる びることのない 財布 さいふ をつくり、 盗人 ぬすびと も 近寄 ちかよ らず、 虫 むし も 食 く い 破 やぶ らない 天 てん に、 尽 つ きることのない 宝 たから をたくわえなさい。 あなたがたの 宝 たから のある 所 ところ には、 心 こころ もあるからである。
”よく 聞 き きなさい。それと 同 おな じように、 罪人 つみびと がひとりでも 悔 く い 改 あらた めるなら、 悔改 くいあらた めを 必要 ひつよう としない九十九 人 にん の 正 ただ しい 人 ひと のためにもまさる 大 おお きいよろこびが、 天 てん にあるであろう。
”アブラハムが 言 い った、『 子 こ よ、 思 おも い 出 だ すがよい。あなたは 生前 せいぜん よいものを 受 う け、ラザロの 方 ほう は 悪 わる いものを 受 う けた。しかし 今 いま ここでは、 彼 かれ は 慰 なぐさ められ、あなたは 苦 くる しみもだえている。 そればかりか、わたしたちとあなたがたとの 間 あいだ には 大 おお きな 淵 ふち がおいてあって、こちらからあなたがたの 方 ほう へ 渡 わた ろうと 思 おも ってもできないし、そちらからわたしたちの 方 ほう へ 越 こ えて 来 く ることもできない』。
”するとイエスは 幼 おさ な 子 ご らを 呼 よ び 寄 よ せて 言 い われた、「 幼 おさ な 子 ご らをわたしのところに 来 く るままにしておきなさい、 止 と めてはならない。 神 かみ の 国 くに はこのような 者 もの の 国 くに である。 よく 聞 き いておくがよい。だれでも 幼 おさ な 子 ご のように 神 かみ の 国 くに を 受 う けいれる 者 もの でなければ、そこにはいることは 決 けっ してできない」。
”また、ある 役人 やくにん がイエスに 尋 たず ねた、「よき 師 し よ、 何 なに をしたら 永遠 えいえん の 生命 せいめい が 受 う けられましょうか」。 イエスは 言 い われた、「なぜわたしをよき 者 もの と 言 い うのか。 神 かみ ひとりのほかによい 者 もの はいない。 いましめはあなたの 知 し っているとおりである、『 姦淫 かんいん するな、 殺 ころ すな、 盗 ぬす むな、 偽証 ぎしょう を 立 た てるな、 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え』」。 すると 彼 かれ は 言 い った、「それらのことはみな、 小 ちい さい 時 とき から 守 まも っております」。 イエスはこれを 聞 き いて 言 い われた、「あなたのする 事 こと がまだ一つ 残 のこ っている。 持 も っているものをみな 売 う り 払 はら って、 貧 まず しい 人々 ひとびと に 分 わ けてやりなさい。そうすれば、 天 てん に 宝 たから を 持 も つようになろう。そして、わたしに 従 したが ってきなさい」。 彼 かれ はこの 言葉 ことば を 聞 き いて 非常 ひじょう に 悲 かな しんだ。 大金持 おおがねもち であったからである。 イエスは 彼 かれ の 様子 ようす を 見 み て 言 い われた、「 財産 ざいさん のある 者 もの が 神 かみ の 国 くに にはいるのはなんとむずかしいことであろう。 富 と んでいる 者 もの が 神 かみ の 国 くに にはいるよりは、らくだが 針 はり の 穴 あな を 通 とお る 方 ほう が、もっとやさしい」。 これを 聞 き いた 人々 ひとびと が、「それでは、だれが 救 すく われることができるのですか」と 尋 たず ねると、 イエスは 言 い われた、「 人 ひと にはできない 事 こと も、 神 かみ にはできる」。
”イエスは 言 い われた、「よく 聞 き いておくがよい。だれでも 神 かみ の 国 くに のために、 家 いえ 、 妻 つま 、 兄弟 きょうだい 、 両親 りょうしん 、 子 こ を 捨 す てた 者 もの は、 必 かなら ずこの 時代 じだい ではその 幾 いく 倍 ばい もを 受 う け、また、きたるべき 世 よ では 永遠 えいえん の 生命 せいめい を 受 う けるのである」。
”そして 言 い った、「イエスよ、あなたが 御国 みくに の 権威 けんい をもっておいでになる 時 とき には、わたしを 思 おも い 出 だ してください」。 イエスは 言 い われた、「よく 言 い っておくが、あなたはきょう、わたしと 一緒 いっしょ にパラダイスにいるであろう」。
”また 言 い われた、「よくよくあなたがたに 言 い っておく。 天 てん が 開 あ けて、 神 かみ の 御使 みつかい たちが 人 ひと の 子 こ の 上 うえ に 上 のぼ り 下 くだ りするのを、あなたがたは 見 み るであろう」。
”イエスは 答 こた えて 言 い われた、「よくよくあなたに 言 い っておく。だれでも 新 あたら しく 生 うま れなければ、 神 かみ の 国 くに を 見 み ることはできない」。 ニコデモは 言 い った、「 人 ひと は 年 とし をとってから 生 うま れることが、どうしてできますか。もう 一度 いちど 、 母 はは の 胎 たい にはいって 生 うま れることができましょうか」。 イエスは 答 こた えられた、「よくよくあなたに 言 い っておく。だれでも、 水 みず と 霊 れい とから 生 うま れなければ、 神 かみ の 国 くに にはいることはできない。 肉 にく から 生 うま れる 者 もの は 肉 にく であり、 霊 れい から 生 うま れる 者 もの は 霊 れい である。
”わたしが 地上 ちじょう のことを 語 かた っているのに、あなたがたが 信 しん じないならば、 天上 てんじょう のことを 語 かた った 場合 ばあい 、どうしてそれを 信 しん じるだろうか。 天 てん から 下 くだ ってきた 者 もの 、すなわち 人 ひと の 子 こ のほかには、だれも 天 てん に 上 のぼ った 者 もの はない。 そして、ちょうどモーセが 荒野 あらの でへびを 上 あ げたように、 人 ひと の 子 こ もまた 上 あ げられなければならない。 それは 彼 かれ を 信 しん じる 者 もの が、すべて 永遠 えいえん の 命 いのち を 得 え るためである」。 神 かみ はそのひとり 子 こ を 賜 たま わったほどに、この 世 よ を 愛 あい して 下 くだ さった。それは 御子 みこ を 信 しん じる 者 もの がひとりも 滅 ほろ びないで、 永遠 えいえん の 命 いのち を 得 え るためである。
”御子 みこ を 信 しん じる 者 もの は 永遠 えいえん の 命 いのち をもつ。 御子 みこ に 従 したが わない 者 もの は、 命 いのち にあずかることがないばかりか、 神 かみ の 怒 いか りがその 上 うえ にとどまるのである」。
”しかし、わたしが 与 あた える 水 みず を 飲 の む 者 もの は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが 与 あた える 水 みず は、その 人 ひと のうちで 泉 いずみ となり、 永遠 えいえん の 命 いのち に 至 いた る 水 みず が、わきあがるであろう」。
”よくよくあなたがたに 言 い っておく。わたしの 言葉 ことば を 聞 き いて、わたしをつかわされたかたを 信 しん じる 者 もの は、 永遠 えいえん の 命 いのち を 受 う け、またさばかれることがなく、 死 し から 命 いのち に 移 うつ っているのである。
”このことを 驚 おどろ くには 及 およ ばない。 墓 はか の 中 なか にいる 者 もの たちがみな 神 かみ の 子 こ の 声 こえ を 聞 き き、 善 ぜん をおこなった 人々 ひとびと は、 生命 せいめい を 受 う けるためによみがえり、 悪 あく をおこなった 人々 ひとびと は、さばきを 受 う けるためによみがえって、それぞれ 出 で てくる 時 とき が 来 く るであろう。
”あなたがたは、 聖書 せいしょ の 中 なか に 永遠 えいえん の 命 いのち があると 思 おも って 調 しら べているが、この 聖書 せいしょ は、わたしについてあかしをするものである。
”朽 く ちる 食物 しょくもつ のためではなく、 永遠 えいえん の 命 いのち に 至 いた る 朽 く ちない 食物 しょくもつ のために 働 はたら くがよい。これは 人 ひと の 子 こ があなたがたに 与 あた えるものである。 父 ちち なる 神 かみ は、 人 ひと の 子 こ にそれをゆだねられたのである」。
”わたしの 父 ちち のみこころは、 子 こ を 見 み て 信 しん じる 者 もの が、ことごとく 永遠 えいえん の 命 いのち を 得 え ることなのである。そして、わたしはその 人々 ひとびと を 終 おわ りの 日 ひ によみがえらせるであろう」。
”よくよくあなたがたに 言 い っておく。 信 しん じる 者 もの には 永遠 えいえん の 命 いのち がある。
”わたしは 天 てん から 下 くだ ってきた 生 い きたパンである。それを 食 た べる 者 もの は、いつまでも 生 い きるであろう。わたしが 与 あた えるパンは、 世 よ の 命 いのち のために 与 あた えるわたしの 肉 にく である」。
”わたしの 肉 にく を 食 た べ、わたしの 血 ち を 飲 の む 者 もの には、 永遠 えいえん の 命 いのち があり、わたしはその 人 ひと を 終 おわ りの 日 ひ によみがえらせるであろう。
”シモン・ペテロが 答 こた えた、「 主 しゅ よ、わたしたちは、だれのところに 行 い きましょう。 永遠 えいえん の 命 いのち の 言 ことば をもっているのはあなたです。
”わたしは、 彼 かれ らに 永遠 えいえん の 命 いのち を 与 あた える。だから、 彼 かれ らはいつまでも 滅 ほろ びることがなく、また、 彼 かれ らをわたしの 手 て から 奪 うば い 去 さ る 者 もの はない。
”イエスは 彼女 かのじょ に 言 い われた、「わたしはよみがえりであり、 命 いのち である。わたしを 信 しん じる 者 もの は、たとい 死 し んでも 生 い きる。 また、 生 い きていて、わたしを 信 しん じる 者 もの は、いつまでも 死 し なない。あなたはこれを 信 しん じるか」。 マルタはイエスに 言 い った、「 主 しゅ よ、 信 しん じます。あなたがこの 世 よ にきたるべきキリスト、 神 かみ の 御子 みこ であると 信 しん じております」。
”自分 じぶん の 命 いのち を 愛 あい する 者 もの はそれを 失 うしな い、この 世 よ で 自分 じぶん の 命 いのち を 憎 にく む 者 もの は、それを 保 たも って 永遠 えいえん の 命 いのち に 至 いた るであろう。
”わたしの 父 ちち の 家 いえ には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう 言 い っておいたであろう。あなたがたのために、 場所 ばしょ を 用意 ようい しに 行 い くのだから。 そして、 行 い って、 場所 ばしょ の 用意 ようい ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに 迎 むか えよう。わたしのおる 所 ところ にあなたがたもおらせるためである。
”これらのことを 語 かた り 終 お えると、イエスは 天 てん を 見 み あげて 言 い われた、「 父 ちち よ、 時 とき がきました。あなたの 子 こ があなたの 栄光 えいこう をあらわすように、 子 こ の 栄光 えいこう をあらわして 下 くだ さい。 あなたは、 子 こ に 賜 たま わったすべての 者 もの に、 永遠 えいえん の 命 いのち を 授 さづ けさせるため、 万民 ばんみん を 支配 しはい する 権威 けんい を 子 こ にお 与 あた えになったのですから。 永遠 えいえん の 命 いのち とは、 唯一 ゆいいつ の、まことの 神 かみ でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを 知 し ることであります。
”イエスは 答 こた えられた、「わたしの 国 くに はこの 世 よ のものではない。もしわたしの 国 くに がこの 世 よ のものであれば、わたしに 従 したが っている 者 もの たちは、わたしをユダヤ 人 じん に 渡 わた さないように 戦 たたか ったであろう。しかし 事実 じじつ 、わたしの 国 くに はこの 世 よ のものではない」。
”『 主 しゅ が 仰 おお せられる、どんな 家 いえ をわたしのために 建 た てるのか。わたしのいこいの 場所 ばしょ は、どれか。 天 てん はわたしの 王座 おうざ 、 地 ち はわたしの 足 あし 台 だい である。
”異邦人 いほうじん たちはこれを 聞 き いてよろこび、 主 しゅ の 御言 みことば をほめたたえてやまなかった。そして、 永遠 えいえん の 命 いのち にあずかるように 定 さだ められていた 者 もの は、みな 信 しん じた。
”弟子 でし たちを 力 ちから づけ、 信仰 しんこう を 持 も ちつづけるようにと 奨励 しょうれい し、「わたしたちが 神 かみ の 国 くに にはいるのには、 多 おお くの 苦難 くなん を 経 へ なければならない」と 語 かた った。
”はばからず、また 妨 さまた げられることもなく、 神 かみ の 国 くに を 宣 の べ 伝 つた え、 主 しゅ イエス・キリストのことを 教 おし えつづけた。
”すなわち、 一方 いっぽう では、 耐 た え 忍 しの んで 善 ぜん を 行 おこな って、 光栄 こうえい とほまれと 朽 く ちぬものとを 求 もと める 人 ひと に、 永遠 えいえん のいのちが 与 あた えられ、
”それは、 罪 つみ が 死 し によって 支配 しはい するに 至 いた ったように、 恵 めぐ みもまた 義 ぎ によって 支配 しはい し、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストにより、 永遠 えいえん のいのちを 得 え させるためである。
”しかし 今 いま や、あなたがたは 罪 つみ から 解放 かいほう されて 神 かみ に 仕 つか え、きよきに 至 いた る 実 み を 結 むす んでいる。その 終極 しゅうきょく は 永遠 えいえん のいのちである。 罪 つみ の 支払 しはら う 報酬 ほうしゅう は 死 し である。しかし 神 かみ の 賜物 たまもの は、わたしたちの 主 しゅ キリスト・イエスにおける 永遠 えいえん のいのちである。
”なぜなら、「 主 しゅ の 御名 みな を 呼 よ び 求 もと める 者 もの は、すべて 救 すく われる」とあるからである。
”しかし、 聖書 せいしょ に 書 か いてあるとおり、「 目 め がまだ 見 み ず、 耳 みみ がまだ 聞 き かず、 人 ひと の 心 こころ に 思 おも い 浮 うか びもしなかったことを、 神 かみ は、ご 自分 じぶん を 愛 あい する 者 もの たちのために 備 そな えられた」のである。
”死人 しにん の 復活 ふっかつ も、また 同様 どうよう である。 朽 く ちるものでまかれ、 朽 く ちないものによみがえり、 卑 いや しいものでまかれ、 栄光 えいこう あるものによみがえり、 弱 よわ いものでまかれ、 強 つよ いものによみがえり、 肉 にく のからだでまかれ、 霊 れい のからだによみがえるのである。 肉 にく のからだがあるのだから、 霊 れい のからだもあるわけである。 聖書 せいしょ に「 最初 さいしょ の 人 ひと アダムは 生 い きたものとなった」と 書 か いてあるとおりである。しかし 最後 さいご のアダムは 命 いのち を 与 あた える 霊 れい となった。 最初 さいしょ にあったのは、 霊 れい のものではなく 肉 にく のものであって、その 後 のち に 霊 れい のものが 来 く るのである。 第 だい 一の 人 ひと は 地 ち から 出 で て 土 つち に 属 ぞく し、 第 だい 二の 人 ひと は 天 てん から 来 く る。 この 土 つち に 属 ぞく する 人 ひと に、 土 つち に 属 ぞく している 人々 ひとびと は 等 ひと しく、この 天 てん に 属 ぞく する 人 ひと に、 天 てん に 属 ぞく している 人々 ひとびと は 等 ひと しいのである。 すなわち、わたしたちは、 土 つち に 属 ぞく している 形 かたち をとっているのと 同様 どうよう に、また 天 てん に 属 ぞく している 形 かたち をとるであろう。
”兄弟 きょうだい たちよ。わたしはこの 事 こと を 言 い っておく。 肉 にく と 血 ち とは 神 かみ の 国 くに を 継 つ ぐことができないし、 朽 く ちるものは 朽 く ちないものを 継 つ ぐことがない。 ここで、あなたがたに 奥義 おくぎ を 告 つ げよう。わたしたちすべては、 眠 ねむ り 続 つづ けるのではない。 終 おわ りのラッパの 響 ひび きと 共 とも に、またたく 間 あいだ に、 一瞬 いっしゅん にして 変 か えられる。 というのは、ラッパが 響 ひび いて、 死人 しにん は 朽 く ちない 者 もの によみがえらされ、わたしたちは 変 か えられるのである。 なぜなら、この 朽 く ちるものは 必 かなら ず 朽 く ちないものを 着 き 、この 死 し ぬものは 必 かなら ず 死 し なないものを 着 き ることになるからである。 この 朽 く ちるものが 朽 く ちないものを 着 き 、この 死 し ぬものが 死 し なないものを 着 き るとき、 聖書 せいしょ に 書 か いてある 言葉 ことば が 成就 じょうじゅ するのである。 「 死 し は 勝利 しょうり にのまれてしまった。 死 し よ、おまえの 勝利 しょうり は、どこにあるのか。 死 し よ、おまえのとげは、どこにあるのか」。 死 し のとげは 罪 つみ である。 罪 つみ の 力 ちから は 律法 りっぽう である。
”なぜなら、このしばらくの 軽 かる い 患難 かんなん は 働 はたら いて、 永遠 えいえん の 重 おも い 栄光 えいこう を、あふれるばかりにわたしたちに 得 え させるからである。 わたしたちは、 見 み えるものにではなく、 見 み えないものに 目 め を 注 そそ ぐ。 見 み えるものは 一時 いちじ 的 てき であり、 見 み えないものは 永遠 えいえん につづくのである。
”わたしたちの 住 す んでいる 地上 ちじょう の 幕屋 まくや がこわれると、 神 かみ からいただく 建物 たてもの 、すなわち 天 てん にある、 人 ひと の 手 て によらない 永遠 えいえん の 家 いえ が 備 そな えてあることを、わたしたちは 知 し っている。 そして、 天 てん から 賜 たま わるそのすみかを、 上 うえ に 着 き ようと 切 せつ に 望 のぞ みながら、この 幕屋 まくや の 中 なか で 苦 くる しみもだえている。
”それで、わたしたちは 心 こころ 強 づよ い。そして、むしろ 肉体 にくたい から 離 はな れて 主 しゅ と 共 とも に 住 す むことが、 願 ねが わしいと 思 おも っている。
”わたしはキリストにあるひとりの 人 ひと を 知 し っている。この 人 ひと は十四 年 ねん 前 まえ に 第 だい 三の 天 てん にまで 引 ひ き 上 あ げられた――それが、からだのままであったか、わたしは 知 し らない。からだを 離 はな れてであったか、それも 知 し らない。 神 かみ がご 存 ぞん じである。 この 人 ひと が――それが、からだのままであったか、からだを 離 はな れてであったか、わたしは 知 し らない。 神 かみ がご 存 ぞん じである―― パラダイスに 引 ひ き 上 あ げられ、そして 口 くち に 言 い い 表 あら わせない、 人間 にんげん が 語 かた ってはならない 言葉 ことば を 聞 き いたのを、わたしは 知 し っている。
”まちがってはいけない、 神 かみ は 侮 あなど られるようなかたではない。 人 ひと は 自分 じぶん のまいたものを、 刈 か り 取 と ることになる。 すなわち、 自分 じぶん の 肉 にく にまく 者 もの は、 肉 にく から 滅 ほろ びを 刈 か り 取 と り、 霊 れい にまく 者 もの は、 霊 れい から 永遠 えいえん のいのちを 刈 か り 取 と るであろう。
”ほむべきかな、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストの 父 ちち なる 神 かみ。 神 かみ はキリストにあって、 天上 てんじょう で 霊 れい のもろもろの 祝福 しゅくふく をもって、わたしたちを 祝福 しゅくふく し、
”そこであなたがたは、もはや 異国人 いこくじん でも 宿 やど り 人 びと でもなく、 聖徒 せいと たちと 同 おな じ 国籍 こくせき の 者 もの であり、 神 かみ の 家族 かぞく なのである。
”わたしにとっては、 生 い きることはキリストであり、 死 し ぬことは 益 えき である。 しかし、 肉体 にくたい において 生 い きていることが、わたしにとっては 実 みの り 多 おお い 働 はたら きになるのだとすれば、どちらを 選 えら んだらよいか、わたしにはわからない。 わたしは、これら二つのものの 間 あいだ に 板 いた ばさみになっている。わたしの 願 ねが いを 言 い えば、この 世 よ を 去 さ ってキリストと 共 とも にいることであり、 実 じつ は、その 方 ほう がはるかに 望 のぞ ましい。
”しかし、わたしたちの 国籍 こくせき は 天 てん にある。そこから、 救主 すくいぬし 、 主 しゅ イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは 待 ま ち 望 のぞ んでいる。 彼 かれ は、 万物 ばんぶつ をご 自身 じしん に 従 したが わせうる 力 ちから の 働 はたら きによって、わたしたちの 卑 いや しいからだを、ご 自身 じしん の 栄光 えいこう のからだと 同 おな じかたちに 変 か えて 下 くだ さるであろう。
”神 かみ は、わたしたちをやみの 力 ちから から 救 すく い 出 だ して、その 愛 あい する 御子 みこ の 支配下 しはいか に 移 うつ して 下 くだ さった。
”あなたがたは 上 うえ にあるものを 思 おも うべきであって、 地上 ちじょう のものに 心 こころ を 引 ひ かれてはならない。
”御国 みくに とその 栄光 えいこう とに 召 め して 下 くだ さった 神 かみ のみこころにかなって 歩 ある くようにと、 勧 すす め、 励 はげ まし、また、さとしたのである。
”それは、 主 しゅ イエスが 炎 ほのお の 中 なか で 力 ちから ある 天使 てんし たちを 率 ひき いて 天 てん から 現 あらわ れる 時 とき に 実現 じつげん する。
”しかし、わたしがあわれみをこうむったのは、キリスト・イエスが、まずわたしに 対 たい して 限 かぎ りない 寛容 かんよう を 示 しめ し、そして、わたしが 今後 こんご 、 彼 かれ を 信 しん じて 永遠 えいえん のいのちを 受 う ける 者 もの の 模範 もはん となるためである。 世々 よよ の 支配者 しはいしゃ 、 不朽 ふきゅう にして 見 み えざる 唯一 ゆいいつ の 神 かみ に、 世々 よよ 限 かぎ りなく、ほまれと 栄光 えいこう とがあるように、アァメン。
”からだの 訓練 くんれん は 少 すこ しは 益 えき するところがあるが、 信心 しんじん は、 今 いま のいのちと 後 のち の 世 よ のいのちとが 約束 やくそく されてあるので、 万事 ばんじ に 益 えき となる。
”わたしたちは、 何 なに ひとつ 持 も たないでこの 世 よ にきた。また、 何 なに ひとつ 持 も たないでこの 世 よ を 去 さ って 行 い く。
”信仰 しんこう の 戦 たたか いをりっぱに 戦 たたか いぬいて、 永遠 えいえん のいのちを 獲得 かくとく しなさい。あなたは、そのために 召 め され、 多 おお くの 証人 しょうにん の 前 まえ で、りっぱなあかしをしたのである。
”また、 良 よ い 行 おこな いをし、 良 よ いわざに 富 とみ み、 惜 お しみなく 施 ほどこ し、 人 ひと に 分 わ け 与 あた えることを 喜 よろこ び、 こうして、 真 しん のいのちを 得 え るために、 未来 みらい に 備 そな えてよい 土台 どだい を 自分 じぶん のために 築 きず き 上 あ げるように、 命 めい じなさい。
”そして 今 いま や、わたしたちの 救主 すくいぬし キリスト・イエスの 出現 しゅつげん によって 明 あき らかにされた 恵 めぐ みによるのである。キリストは 死 し を 滅 ほろ ぼし、 福音 ふくいん によっていのちと 不 ふ 死 し とを 明 あき らかに 示 しめ されたのである。
”主 しゅ はわたしを、すべての 悪 あく のわざから 助 たす け 出 だ し、 天 てん にある 御国 みくに に 救 すく い 入 い れて 下 くだ さるであろう。 栄光 えいこう が 永遠 えいえん から 永遠 えいえん にわたって 主 しゅ にあるように、アァメン。
”偽 いつわ りのない 神 かみ が 永遠 えいえん の 昔 むかし に 約束 やくそく された 永遠 えいえん のいのちの 望 のぞ みに 基 もとづ くのである。
”これは、わたしたちが、キリストの 恵 めぐ みによって 義 ぎ とされ、 永遠 えいえん のいのちを 望 のぞ むことによって、 御国 みくに をつぐ 者 もの となるためである。
”御子 みこ については、「 神 かみ よ、あなたの 御座 みざ は、 世々 よよ 限 かぎ りなく 続 つづ き、あなたの 支配 しはい のつえは、 公平 こうへい のつえである。
”こういうわけで、 安息日 あんそくにち の 休 やす みが、 神 かみ の 民 たみ のためにまだ 残 のこ されているのである。
”そして、 全 まった き 者 もの とされたので、 彼 かれ に 従順 じゅうじゅん であるすべての 人 ひと に 対 たい して、 永遠 えいえん の 救 すくい の 源 みなもと となり、
”このように、 天 てん にあるもののひな 型 がた は、これらのものできよめられる 必要 ひつよう があるが、 天 てん にあるものは、これらより 更 さら にすぐれたいけにえで、きよめられねばならない。 ところが、キリストは、ほんとうのものの 模型 もけい にすぎない、 手 て で 造 つく った 聖所 せいじょ にはいらないで、 上 うえ なる 天 てん にはいり、 今 いま やわたしたちのために 神 かみ のみまえに 出 で て 下 くだ さったのである。
”しかし 実際 じっさい 、 彼 かれ らが 望 のぞ んでいたのは、もっと 良 よ い、 天 てん にあるふるさとであった。だから 神 かみ は、 彼 かれ らの 神 かみ と 呼 よ ばれても、それを 恥 はじ とはされなかった。 事実 じじつ 、 神 かみ は 彼 かれ らのために、 都 みやこ を 用意 ようい されていたのである。
”しかしあなたがたが 近 ちか づいているのは、シオンの 山 やま 、 生 い ける 神 かみ の 都 みやこ 、 天 てん にあるエルサレム、 無数 むすう の 天使 てんし の 祝 いわい 会 かい 、 天 てん に 登録 とうろく されている 長子 ちょうし たちの 教会 きょうかい 、 万民 ばんみん の 審判者 しんぱんしゃ なる 神 かみ 、 全 まっと うされた 義人 ぎじん の 霊 れい 、
”この 地上 ちじょう には、 永遠 えいえん の 都 みやこ はない。きたらんとする 都 みやこ こそ、わたしたちの 求 もと めているものである。
”あなたがたのために 天 てん にたくわえてある、 朽 く ちず 汚 けが れず、しぼむことのない 資産 しさん を 受 う け 継 つ ぐ 者 もの として 下 くだ さったのである。
”キリストは 天 てん に 上 のぼ って 神 かみ の 右 みぎ に 座 ざ し、 天使 てんし たちともろもろの 権威 けんい 、 権力 けんりょく を 従 したが えておられるのである。
”兄弟 きょうだい たちよ。それだから、ますます 励 はげ んで、あなたがたの 受 う けた 召 め しと 選 えら びとを、 確 たし かなものにしなさい。そうすれば、 決 けっ してあやまちに 陥 おちい ることはない。 こうして、わたしたちの 主 しゅ また 救主 すくいぬし イエス・キリストの 永遠 えいえん の 国 くに に 入 はい る 恵 めぐ みが、あなたがたに 豊 ゆた かに 与 あた えられるからである。
”しかし、わたしたちは、 神 かみ の 約束 やくそく に 従 したが って、 義 ぎ の 住 す む 新 あたら しい 天 てん と 新 あたら しい 地 ち とを 待 ま ち 望 のぞ んでいる。
”初 はじ めからあったもの、わたしたちが 聞 き いたもの、 目 め で 見 み たもの、よく 見 み て 手 て でさわったもの、すなわち、いのちの 言 ことば について―― このいのちが 現 あらわ れたので、この 永遠 えいえん のいのちをわたしたちは 見 み て、そのあかしをし、かつ、あなたがたに 告 つ げ 知 し らせるのである。この 永遠 えいえん のいのちは、 父 ちち と 共 とも にいましたが、 今 いま やわたしたちに 現 あらわ れたものである――
”世 よ と 世 よ の 欲 よく とは 過 す ぎ 去 さ る。しかし、 神 かみ の 御旨 みむね を 行 おこな う 者 もの は、 永遠 えいえん にながらえる。
”これが、 彼 かれ 自 みずか らわたしたちに 約束 やくそく された 約束 やくそく であって、すなわち、 永遠 えいえん のいのちである。
”愛 あい する 者 もの たちよ。わたしたちは 今 いま や 神 かみ の 子 こ である。しかし、わたしたちがどうなるのか、まだ 明 あき らかではない。 彼 かれ が 現 あらわ れる 時 とき 、わたしたちは、 自分 じぶん たちが 彼 かれ に 似 に るものとなることを 知 し っている。そのまことの 御姿 みすがた を 見 み るからである。
”そのあかしとは、 神 かみ が 永遠 えいえん のいのちをわたしたちに 賜 たま わり、かつ、そのいのちが 御子 みこ のうちにあるということである。 御子 みこ を 持 も つ 者 もの はいのちを 持 も ち、 神 かみ の 御子 みこ を 持 も たない 者 もの はいのちを 持 も っていない。 これらのことをあなたがたに 書 か きおくったのは、 神 かみ の 子 こ の 御名 みな を 信 しん じるあなたがたに、 永遠 えいえん のいのちを 持 も っていることを、 悟 さと らせるためである。
”さらに、 神 かみ の 子 こ がきて、 真実 しんじつ なかたを 知 し る 知力 ちりょく をわたしたちに 授 さづ けて 下 くだ さったことも、 知 し っている。そして、わたしたちは、 真実 しんじつ なかたにおり、 御子 みこ イエス・キリストにおるのである。このかたは 真実 しんじつ な 神 かみ であり、 永遠 えいえん のいのちである。
”神 かみ の 愛 あい の 中 なか に 自 みずか らを 保 たも ち、 永遠 えいえん のいのちを 目 め あてとして、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストのあわれみを 待 ま ち 望 のぞ みなさい。
”耳 みみ のある 者 もの は、 御霊 みたま が 諸 しょ 教会 きょうかい に 言 い うことを 聞 き くがよい。 勝利 しょうり を 得 え る 者 もの には、 神 かみ のパラダイスにあるいのちの 木 き の 実 み を 食 た べることをゆるそう』。
”勝利 しょうり を 得 え る 者 もの は、このように 白 しろ い 衣 ころも を 着 き せられるのである。わたしは、その 名 な をいのちの 書 か から 消 け すようなことを、 決 けっ してしない。また、わたしの 父 ちち と 御使 みつかい たちの 前 まえ で、その 名 な を 言 い いあらわそう。
”勝利 しょうり を 得 え る 者 もの には、わたしと 共 とも にわたしの 座 ざ につかせよう。それはちょうど、わたしが 勝利 しょうり を 得 え てわたしの 父 ちち と 共 とも にその 御座 みざ についたのと 同様 どうよう である。
”その 後 のち 、わたしが 見 み ていると、 見 み よ、 開 ひら いた 門 もん が 天 てん にあった。そして、さきにラッパのような 声 こえ でわたしに 呼 よ びかけるのを 聞 き いた 初 はじ めの 声 こえ が、「ここに 上 のぼ ってきなさい。そうしたら、これから 後 のち に 起 おこ るべきことを、 見 み せてあげよう」と 言 い った。 すると、たちまち、わたしは 御霊 みたま に 感 かん じた。 見 み よ、 御座 みざ が 天 てん に 設 もう けられており、その 御座 みざ にいますかたがあった。 その 座 ざ にいますかたは、 碧玉 へきぎょく や 赤 あか めのうのように 見 み え、また、 御座 みざ のまわりには、 緑玉 りょくぎょく のように 見 み えるにじが 現 あらわ れていた。 また、 御座 みざ のまわりには二十四の 座 ざ があって、二十四 人 にん の 長老 ちょうろう が 白 しろ い 衣 ころも を 身 み にまとい、 頭 あたま に 金 きん の 冠 かんむり をかぶって、それらの 座 ざ についていた。
”御座 みざ からは、いなずまと、もろもろの 声 こえ と、 雷鳴 らいめい とが、 発 はっ していた。また、七つのともし 火 ひ が、 御座 みざ の 前 まえ で 燃 も えていた。これらは、 神 かみ の七つの 霊 れい である。 御座 みざ の 前 まえ は、 水晶 すいしょう に 似 に たガラスの 海 うみ のようであった。 御座 みざ のそば 近 ちか くそのまわりには、四つの 生 い き 物 もの がいたが、その 前 まえ にも 後 のち にも、一 面 めん に 目 め がついていた。 第 だい 一の 生 い き 物 もの はししのようであり、 第 だい 二の 生 い き 物 もの は 雄 お 牛 うし のようであり、 第 だい 三の 生 い き 物 もの は 人 ひと のような 顔 かお をしており、 第 だい 四の 生 い き 物 もの は 飛 と ぶわしのようであった。 この四つの 生 い き 物 もの には、それぞれ六つの 翼 つばさ があり、その 翼 つばさ のまわりも 内側 うちがわ も 目 め で 満 み ちていた。そして、 昼 ひる も 夜 よる も、 絶 た え 間 ま なくこう 叫 さけ びつづけていた、「 聖 せい なるかな、 聖 せい なるかな、 聖 せい なるかな、 全能者 ぜんのうしゃ にして 主 しゅ なる 神 かみ。 昔 むかし いまし、 今 いま いまし、やがてきたるべき 者 もの 」。
”これらの 生 い き 物 もの が、 御座 みざ にいまし、かつ、 世々 よよ 限 かぎ りなく 生 い きておられるかたに、 栄光 えいこう とほまれとを 帰 き し、また、 感謝 かんしゃ をささげている 時 とき 、 二十四 人 にん の 長老 ちょうろう は、 御座 みざ にいますかたのみまえにひれ 伏 ふ し、 世々 よよ 限 かぎ りなく 生 い きておられるかたを 拝 おが み、 彼 かれ らの 冠 かんむり を 御座 みざ のまえに、 投 な げ 出 だ して 言 い った、 「われらの 主 しゅ なる 神 かみ よ、あなたこそは、 栄光 えいこう とほまれと 力 ちから とを 受 う けるにふさわしいかた。あなたは 万物 ばんぶつ を 造 つく られました。 御旨 みむね によって、 万物 ばんぶつ は 存在 そんざい し、また 造 つく られたのであります」。
”わたしたちの 神 かみ のために、 彼 かれ らを 御国 みくに の 民 たみ とし、 祭司 さいし となさいました。 彼 かれ らは 地上 ちじょう を 支配 しはい するに 至 いた るでしょう」。 さらに 見 み ていると、 御座 みざ と 生 い き 物 もの と 長老 ちょうろう たちとのまわりに、 多 おお くの 御使 みつかい たちの 声 こえ が 上 あ がるのを 聞 き いた。その 数 かず は万の 幾 いく 万 倍 ばい 、千の 幾 いく 千 倍 ばい もあって、
”その 後 のち 、わたしが 見 み ていると、 見 み よ、あらゆる 国民 こくみん 、 部族 ぶぞく 、 民族 みんぞく 、 国語 こくご のうちから、 数 かぞ えきれないほどの 大 おお ぜいの 群衆 ぐんしゅう が、 白 しろ い 衣 ころも を 身 み にまとい、しゅろの 枝 えだ を 手 て に 持 も って、 御座 みざ と 小羊 こひつじ との 前 まえ に 立 た ち、 大声 おおごえ で 叫 さけ んで 言 い った、「 救 すくい は、 御座 みざ にいますわれらの 神 かみ と 小羊 こひつじ からきたる」。 御使 みつかい たちはみな、 御座 みざ と 長老 ちょうろう たちと四つの 生 い き 物 もの とのまわりに 立 た っていたが、 御座 みざ の 前 まえ にひれ 伏 ふ し、 神 かみ を 拝 はい して 言 い った、 「アァメン、さんび、 栄光 えいこう 、 知恵 ちえ 、 感謝 かんしゃ 、ほまれ、 力 ちから 、 勢 いきお いが、 世々 よよ 限 かぎ りなく、われらの 神 かみ にあるように、アァメン」。
”それだから 彼 かれ らは、 神 かみ の 御座 みざ の 前 まえ におり、 昼 ひる も 夜 よる もその 聖所 せいじょ で 神 かみ に 仕 つか えているのである。 御座 みざ にいますかたは、 彼 かれ らの 上 うえ に 幕屋 まくや を 張 は って 共 とも に 住 す まわれるであろう。 彼 かれ らは、もはや 飢 う えることがなく、かわくこともない。 太陽 たいよう も 炎暑 えんしょ も、 彼 かれ らを 侵 おか すことはない。 御座 みざ の 正面 しょうめん にいます 小羊 こひつじ は 彼 かれ らの 牧者 ぼくしゃ となって、いのちの 水 みず の 泉 いずみ に 導 みちび いて 下 くだ さるであろう。また 神 かみ は、 彼 かれ らの 目 め から 涙 なみだ をことごとくぬぐいとって 下 くだ さるであろう」。
”そして、 天 てん にある 神 かみ の 聖所 せいじょ が 開 ひら けて、 聖所 せいじょ の 中 なか に 契約 けいやく の 箱 はこ が 見 み えた。また、いなずまと、もろもろの 声 こえ と、 雷鳴 らいめい と、 地震 じしん とが 起 おこ り、 大粒 おおつぶ の 雹 ひょう が 降 ふ った。
”さて、 天 てん では 戦 たたか いが 起 おこ った。ミカエルとその 御使 みつかい たちとが、 龍 りゅう と 戦 たたか ったのである。 龍 りゅう もその 使 つかい たちも 応戦 おうせん したが、 勝 か てなかった。そして、もはや 天 てん には 彼 かれ らのおる 所 ところ がなくなった。
”それから、 御使 みつかい はわたしに 言 い った、「 書 か きしるせ。 小羊 こひつじ の 婚 こん 宴 えん に 招 まね かれた 者 もの は、さいわいである」。またわたしに 言 い った、「これらは、 神 かみ の 真実 しんじつ の 言葉 ことば である」。
”また 見 み ていると、 大 おお きな 白 しろ い 御座 みざ があり、そこにいますかたがあった。 天 てん も 地 ち も 御顔 みかお の 前 まえ から 逃 に げ 去 さ って、あとかたもなくなった。
”わたしはまた、 新 あたら しい 天 てん と 新 あたら しい 地 ち とを 見 み た。 先 さき の 天 てん と 地 ち とは 消 き え 去 さ り、 海 うみ もなくなってしまった。 また、 聖 せい なる 都 みやこ 、 新 あたら しいエルサレムが、 夫 おっと のために 着飾 きかざ った 花嫁 はなよめ のように 用意 ようい をととのえて、 神 かみ のもとを 出 で て、 天 てん から 下 くだ って 来 く るのを 見 み た。 また、 御座 みざ から 大 おお きな 声 こえ が 叫 さけ ぶのを 聞 き いた、「 見 み よ、 神 かみ の 幕屋 まくや が 人 ひと と 共 とも にあり、 神 かみ が 人 ひと と 共 とも に 住 す み、 人 ひと は 神 かみ の 民 たみ となり、 神 かみ 自 みずか ら 人 ひと と 共 とも にいまして、 人 ひと の 目 め から 涙 なみだ を 全 まった くぬぐいとって 下 くだ さる。もはや、 死 し もなく、 悲 かな しみも、 叫 さけ びも、 痛 いた みもない。 先 さき のものが、すでに 過 す ぎ 去 さ ったからである」。
”すると、 御座 みざ にいますかたが 言 い われた、「 見 み よ、わたしはすべてのものを 新 あら たにする」。また 言 い われた、「 書 か きしるせ。これらの 言葉 ことば は、 信 しん ずべきであり、まことである」。 そして、わたしに 仰 おお せられた、「 事 こと はすでに 成 な った。わたしは、アルパでありオメガである。 初 はじ めであり 終 おわ りである。かわいている 者 もの には、いのちの 水 みず の 泉 いずみ から 価 あたい なしに 飲 の ませよう。 勝利 しょうり を 得 え る 者 もの は、これらのものを 受 う け 継 つ ぐであろう。わたしは 彼 かれ の 神 かみ となり、 彼 かれ はわたしの 子 こ となる。 しかし、おくびょうな 者 もの 、 信 しん じない 者 もの 、 忌 い むべき 者 もの 、 人殺 ひとごろ し、 姦淫 かんいん を 行 おこな う 者 もの 、まじないをする 者 もの 、 偶像 ぐうぞう を 拝 おが む 者 もの 、すべて 偽 いつわ りを 言 い う 者 もの には、 火 ひ と 硫黄 いおう の 燃 も えている 池 いけ が、 彼 かれ らの 受 う くべき 報 むく いである。これが 第 だい 二の 死 し である」。 最後 さいご の七つの 災害 さいがい が 満 み ちている七つの 鉢 はち を 持 も っていた七 人 にん の 御使 みつかい のひとりがきて、わたしに 語 かた って 言 い った、「さあ、きなさい。 小羊 こひつじ の 妻 つま なる 花嫁 はなよめ を 見 み せよう」。
”この 御使 みつかい は、わたしを 御霊 みたま に 感 かん じたまま、 大 おお きな 高 たか い 山 やま に 連 つ れて 行 い き、 聖 せい 都 みやこ エルサレムが、 神 かみ の 栄光 えいこう のうちに、 神 かみ のみもとを 出 で て 天 てん から 下 くだ って 来 く るのを 見 み せてくれた。 その 都 みやこ の 輝 かがや きは、 高価 こうか な 宝石 ほうせき のようであり、 透明 とうめい な 碧玉 へきぎょく のようであった。 それには 大 おお きな、 高 たか い 城壁 じょうへき があって、十二の 門 もん があり、それらの 門 もん には、十二の 御使 みつかい がおり、イスラエルの 子 こ らの十二 部族 ぶぞく の 名 な が、それに 書 か いてあった。 東 ひがし に三つの 門 もん 、 北 きた に三つの 門 もん 、 南 みなみ に三つの 門 もん 、 西 にし に三つの 門 もん があった。 また 都 みやこ の 城壁 じょうへき には十二の 土台 どだい があり、それには 小羊 こひつじ の十二 使徒 しと の十二の 名 な が 書 か いてあった。
”わたしに 語 かた っていた 者 もの は、 都 みやこ とその 門 もん と 城壁 じょうへき とを 測 はか るために、 金 きん の 測 はか りざおを 持 も っていた。 都 みやこ は 方形 ほうけい であって、その 長 なが さと 幅 はば とは 同 おな じである。 彼 かれ がその 測 はか りざおで 都 みやこ を 測 はか ると、一万二千 丁 ちょう であった。 長 なが さと 幅 はば と 高 たか さとは、いずれも 同 おな じである。 また 城壁 じょうへき を 測 はか ると、百四十四キュビトであった。これは 人間 にんげん の、すなわち、 御使 みつかい の 尺度 しゃくど によるのである。 城壁 じょうへき は 碧玉 へきぎょく で 築 きず かれ、 都 みやこ はすきとおったガラスのような 純金 じゅんきん で 造 つく られていた。 都 みやこ の 城壁 じょうへき の 土台 どだい は、さまざまな 宝石 ほうせき で 飾 かざ られていた。 第 だい 一の 土台 どだい は 碧玉 へきぎょく 、 第 だい 二はサファイヤ、 第 だい 三はめのう、 第 だい 四は 緑玉 りょくぎょく 、 第 だい 五は 縞 しま めのう、 第 だい 六は 赤 あか めのう、 第 だい 七はかんらん 石 せき 、 第 だい 八は 緑柱石 りょくちゅうせき 、 第 だい 九は 黄玉石 おうぎょくせき 、 第 だい 十はひすい、 第 だい 十一は 青玉 せいぎょく 、 第 だい 十二は 紫水晶 むらさきずいしょう であった。 十二の 門 もん は十二の 真珠 しんじゅ であり、 門 もん はそれぞれ一つの 真珠 しんじゅ で 造 つく られ、 都 みやこ の 大通 おおどお りは、すきとおったガラスのような 純金 じゅんきん であった。
”わたしは、この 都 みやこ の 中 なか には 聖所 せいじょ を 見 み なかった。 全能者 ぜんのうしゃ にして 主 しゅ なる 神 かみ と 小羊 こひつじ とが、その 聖所 せいじょ なのである。 都 みやこ は、 日 ひ や 月 つき がそれを 照 てら す 必要 ひつよう がない。 神 かみ の 栄光 えいこう が 都 みやこ を 明 あか るくし、 小羊 こひつじ が 都 みやこ のあかりだからである。 諸 しょ 国民 こくみん は 都 みやこ の 光 ひかり の 中 なか を 歩 ある き、 地 ち の 王 おう たちは、 自分 じぶん たちの 光栄 こうえい をそこに 携 たずさ えて 来 く る。 都 みやこ の 門 もん は、 終日 しゅうじつ 、 閉 と ざされることはない。そこには 夜 よる がないからである。 人々 ひとびと は、 諸 しょ 国民 こくみん の 光栄 こうえい とほまれとをそこに 携 たずさ えて 来 く る。 しかし、 汚 けが れた 者 もの や、 忌 い むべきこと 及 およ び 偽 いつわ りを 行 おこな う 者 もの は、その 中 なか に 決 けっ してはいれない。はいれる 者 もの は、 小羊 こひつじ のいのちの 書 しょ に 名 な をしるされている 者 もの だけである。
”御使 みつかい はまた、 水晶 すいしょう のように 輝 かがや いているいのちの 水 みず の 川 かわ をわたしに 見 み せてくれた。この 川 かわ は、 神 かみ と 小羊 こひつじ との 御座 みざ から 出 で て、 都 みやこ の 大通 おおどお りの 中央 ちゅうおう を 流 なが れている。 川 かわ の 両側 りょうがわ にはいのちの 木 き があって、十二 種 しゅ の 実 み を 結 むす び、その 実 じつ は 毎月 まいつき みのり、その 木 き の 葉 は は 諸 しょ 国民 こくみん をいやす。 のろわるべきものは、もはや 何 なに ひとつない。 神 かみ と 小羊 こひつじ との 御座 みざ は 都 みやこ の 中 なか にあり、その 僕 しもべ たちは 彼 かれ を 礼拝 れいはい し、 御顔 みかお を 仰 あお ぎ 見 み るのである。 彼 かれ らの 額 ひたい には、 御名 みな がしるされている。 夜 よる は、もはやない。あかりも 太陽 たいよう の 光 ひかり も、いらない。 主 しゅ なる 神 かみ が 彼 かれ らを 照 てら し、そして、 彼 かれ らは 世々 よよ 限 かぎ りなく 支配 しはい する。
”いのちの 木 き にあずかる 特権 とっけん を 与 あた えられ、また 門 もん をとおって 都 みやこ にはいるために、 自分 じぶん の 着物 きもの を 洗 あら う 者 もの たちは、さいわいである。
”御霊 みたま も 花嫁 はなよめ も 共 とも に 言 い った、「きたりませ」。また、 聞 き く 者 もの も「きたりませ」と 言 い いなさい。かわいている 者 もの はここに 来 く るがよい。いのちの 水 みず がほしい 者 もの は、 価 あたい なしにそれを 受 う けるがよい。
”