29 – 悪魔

これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 悪魔.

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神 かみ は、 罪 つみ を 犯 おか した 御使 みつかい たちを 許 ゆる しておかないで、 彼 かれ らを 下界 げかい におとしいれ、さばきの 時 とき まで 暗 くら やみの 穴 あな に 閉 と じ 込 こ めておかれた。

しかし、 御霊 みたま は 明 あき らかに 告 つ げて 言 い う。 後 のち の 時 とき になると、ある 人々 ひとびと は、 惑 まど わす 霊 れい と 悪霊 あくりょう の 教 おしえ とに 気 き をとられて、 信仰 しんこう から 離 はな れ 去 さ るであろう。

黎明 れいめい の 子 こ 、 明 あ けの 明星 みょうじょう よ、あなたは 天 てん から 落 お ちてしまった。もろもろの 国 くに を 倒 たお した 者 もの よ、あなたは 切 き られて 地 ち に 倒 たお れてしまった。 あなたはさきに 心 こころ のうちに 言 い った、『わたしは 天 てん にのぼり、わたしの 王座 おうざ を 高 たか く 神 かみ の 星 ほし の 上 うえ におき、 北 きた の 果 はて なる 集会 しゅうかい の 山 やま に 座 ざ し、 雲 くも のいただきにのぼり、いと 高 たか き 者 もの のようになろう』。 しかしあなたは 陰府 よみ に 落 おと され、 穴 あな の 奥底 おくそこ に 入 い れられる。

聖書の順序のすべての聖句 - 173 節

さて 主 しゅ なる 神 かみ が 造 つく られた 野 の の 生 い き 物 もの のうちで、へびが 最 もっと も 狡猾 こうかつ であった。へびは 女 おんな に 言 い った、「 園 その にあるどの 木 き からも 取 と って 食 た べるなと、ほんとうに 神 かみ が 言 い われたのですか」。 女 おんな はへびに 言 い った、「わたしたちは 園 その の 木 き の 実 み を 食 た べることは 許 ゆる されていますが、 ただ 園 その の 中央 ちゅうおう にある 木 き の 実 み については、これを 取 と って 食 た べるな、これに 触 ふ れるな、 死 し んではいけないからと、 神 かみ は 言 い われました」。 へびは 女 おんな に 言 い った、「あなたがたは 決 けっ して 死 し ぬことはないでしょう。 それを 食 た べると、あなたがたの 目 め が 開 ひら け、 神 かみ のように 善悪 ぜんあく を 知 し る 者 もの となることを、 神 かみ は 知 し っておられるのです」。 女 おんな がその 木 き を 見 み ると、それは 食 た べるに 良 よ く、 目 め には 美 うつく しく、 賢 かしこ くなるには 好 この ましいと 思 おも われたから、その 実 み を 取 と って 食 た べ、また 共 とも にいた 夫 おっと にも 与 あた えたので、 彼 かれ も 食 た べた。

そこで 主 しゅ なる 神 かみ は 女 おんな に 言 い われた、「あなたは、なんということをしたのです」。 女 おんな は 答 こた えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは 食 た べました」。 主 しゅ なる 神 かみ はへびに 言 い われた、「おまえは、この 事 こと を、したので、すべての 家畜 かちく 、 野 の のすべての 獣 けもの のうち、 最 もっと ものろわれる。おまえは 腹 はら で、 這 は いあるき、 一生 いっしょう 、ちりを 食 た べるであろう。 わたしは 恨 うら みをおく、おまえと 女 おんな とのあいだに、おまえのすえと 女 おんな のすえとの 間 あいだ に。 彼 かれ はおまえのかしらを 砕 くだ き、おまえは 彼 かれ のかかとを 砕 くだ くであろう」。

人 ひと が 地 ち のおもてにふえ 始 はじ めて、 娘 むすめ たちが 彼 かれ らに 生 うま れた 時 とき 、 神 かみ の 子 こ たちは 人 ひと の 娘 むすめ たちの 美 うつく しいのを 見 み て、 自分 じぶん の 好 この む 者 もの を 妻 つま にめとった。 そこで 主 しゅ は 言 い われた、「わたしの 霊 れい はながく 人 ひと の 中 なか にとどまらない。 彼 かれ は 肉 にく にすぎないのだ。しかし、 彼 かれ の 年 とし は百二十 年 ねん であろう」。 そのころ、またその 後 のち にも、 地 ち にネピリムがいた。これは 神 かみ の 子 こ たちが 人 ひと の 娘 むすめ たちのところにはいって、 娘 むすめ たちに 産 う ませたものである。 彼 かれ らは 昔 むかし の 勇士 ゆうし であり、 有名 ゆうめい な 人々 ひとびと であった。

彼 かれ らが 慕 した って 姦淫 かんいん をおこなったみだらな 神 かみ に、 再 ふたた び 犠牲 ぎせい をささげてはならない。これは 彼 かれ らが 代々 よよ ながく 守 まも るべき 定 さだ めである』。

あなたがたは 口寄 くちよ せ、または 占 うらな い 師 し のもとにおもむいてはならない。 彼 かれ らに 問 と うて 汚 けが されてはならない。わたしはあなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ である。

もし 口寄 くちよ せ、または 占 うらな い 師 し のもとにおもむき、 彼 かれ らを 慕 した って 姦淫 かんいん する 者 もの があれば、わたしは 顔 かお をその 人 ひと に 向 む け、これを 民 たみ のうちから 断 た つであろう。

男 おとこ または 女 おんな で、 口寄 くちよ せ、または 占 うらな いをする 者 もの は、 必 かなら ず 殺 ころ されなければならない。すなわち、 石 いし で 撃 う ち 殺 ころ さなければならない。その 血 ち は 彼 かれ らに 帰 き するであろう』」。

その 娘 むすめ たちが 神々 かみがみ に 犠牲 ぎせい をささげる 時 とき に 民 たみ を 招 まね くと、 民 たみ は 一緒 いっしょ にそれを 食 た べ、 娘 むすめ たちの 神々 かみがみ を 拝 おが んだ。 イスラエルはこうしてペオルのバアルにつきしたがったので、 主 しゅ はイスラエルにむかって 怒 いか りを 発 はっ せられた。

あなたがたのうちに、 自分 じぶん のむすこ、 娘 むすめ を 火 ひ に 焼 や いてささげる 者 もの があってはならない。また 占 うらな いをする 者 もの 、 卜者 ぼくしゃ 、 易者 えきしゃ 、 魔法使 まほうつかい 、 呪文 じゅもん を 唱 とな える 者 もの 、 口寄 くちよ せ、かんなぎ、 死人 しにん に 問 と うことをする 者 もの があってはならない。

彼 かれ らは 神 かみ でもない 悪霊 あくれい に 犠牲 ぎせい をささげた。それは 彼 かれ らがかつて 知 し らなかった 神々 かみがみ 、 近 ちか ごろ 出 で た 新 あたら しい 神々 かみがみ 、 先祖 せんぞ たちの 恐 おそ れることもしなかった 者 もの である。

イスラエルの 人々 ひとびと は 主 しゅ の 前 まえ に 悪 あく を 行 おこな い、もろもろのバアルに 仕 つか え、

ペリシテびとは 神 かみ の 箱 はこ をぶんどって、エベネゼルからアシドドに 運 はこ んできた。 そしてペリシテびとはその 神 かみ の 箱 はこ を 取 と ってダゴンの 宮 みや に 運 はこ びこみ、ダゴンのかたわらに 置 お いた。 アシドドの 人々 ひとびと が、 次 つぎ の 日 ひ 、 早 はや く 起 お きて 見 み ると、ダゴンが 主 しゅ の 箱 はこ の 前 まえ に、うつむきに 地 ち に 倒 たお れていたので、 彼 かれ らはダゴンを 起 おこ して、それをもとの 所 ところ に 置 お いた。 その 次 つぎ の 朝 あさ また 早 はや く 起 お きて 見 み ると、ダゴンはまた、 主 しゅ の 箱 はこ の 前 まえ に、うつむきに 地 ち に 倒 たお れていた。そしてダゴンの 頭 あたま と 両手 りょうて とは 切 き れて 離 はな れ、しきいの 上 うえ にあり、ダゴンはただ 胴体 どうたい だけとなっていた。 それゆえダゴンの 祭司 さいし たちやダゴンの 宮 みや にはいる 人々 ひとびと は、だれも 今日 こんにち にいたるまで、アシドドのダゴンのしきいを 踏 ふ まない。 そして 主 しゅ の 手 て はアシドドびとの 上 うえ にきびしく 臨 のぞ み、 主 しゅ は 腫物 はれもの をもってアシドドとその 領域 りょういき の 人々 ひとびと を 恐 おそ れさせ、また 悩 なや まされた。 アシドドの 人々 ひとびと は、このありさまを 見 み て 言 い った、「イスラエルの 神 かみ の 箱 はこ を、われわれの 所 ところ に、とどめ 置 お いてはならない。その 神 かみ の 手 て が、われわれと、われわれの 神 かみ ダゴンの 上 うえ にきびしく 臨 のぞ むからである」。

さて 主 しゅ の 霊 れい はサウルを 離 はな れ、 主 しゅ から 来 く る 悪霊 あくれい が 彼 かれ を 悩 なや ました。 サウルの 家来 けらい たちは 彼 かれ に 言 い った、「ごらんなさい。 神 かみ から 来 く る 悪霊 あくれい があなたを 悩 なや ましているのです。 どうぞ、われわれの 主君 しゅくん が、あなたの 前 まえ に 仕 つか えている 家来 けらい たちに 命 めい じて、じょうずに 琴 こと をひく 者 もの ひとりを 捜 さが させてください。 神 かみ から 来 く る 悪霊 あくれい があなたに 臨 のぞ む 時 とき 、 彼 かれ が 手 て で 琴 こと をひくならば、あなたは 良 よ くなられるでしょう」。

神 かみ から 出 で る 悪霊 あくれい がサウルに 臨 のぞ む 時 とき 、ダビデは 琴 こと をとり、 手 て でそれをひくと、サウルは 気 き が 静 しず まり、 良 よ くなって、 悪霊 あくれい は 彼 かれ を 離 はな れた。

次 つぎ の 日 ひ 、 神 かみ から 来 く る 悪霊 あくれい がサウルにはげしく 臨 のぞ んで、サウルが 家 いえ の 中 なか で 狂 くる いわめいたので、ダビデは、いつものように、 手 て で 琴 こと をひいた。その 時 とき 、サウルの 手 て にやりがあったので、

さてサウルが 家 いえ にいて 手 て にやりを 持 も ってすわっていた 時 とき 、 主 しゅ から 来 く る 悪霊 あくれい がサウルに 臨 のぞ んだので、ダビデは 琴 こと をひいていたが、

これはソロモンがシドンびとの 女神 めがみ アシタロテに 従 したが い、アンモンびとの 神 かみ である 憎 にく むべき 者 もの ミルコムに 従 したが ったからである。 このようにソロモンは 主 しゅ の 目 め の 前 まえ に 悪 あく を 行 おこな い、 父 ちち ダビデのように 全 まった くは 主 しゅ に 従 したが わなかった。 そしてソロモンはモアブの 神 かみ である 憎 にく むべき 者 もの ケモシのために、またアンモンの 人々 ひとびと の 神 かみ である 憎 にく むべき 者 もの モレクのためにエルサレムの 東 ひがし の 山 やま に 高 たか き 所 ところ を 築 きず いた。

ミカヤは 言 い った、「それゆえ 主 しゅ の 言葉 ことば を 聞 き きなさい。わたしは 主 しゅ がその 玉座 ぎょくざ にすわり、 天 てん の 万軍 ばんぐん がそのかたわらに、 右左 みぎひだり に 立 た っているのを 見 み たが、 主 しゅ は『だれがアハブをいざなってラモテ・ギレアデに 上 のぼ らせ、 彼 かれ を 倒 たお れさせるであろうか』と 言 い われました。するとひとりはこの 事 こと を 言 い い、ひとりはほかの 事 こと を 言 い いました。 その 時 とき 一つの 霊 れい が 進 すす み 出 で て、 主 しゅ の 前 まえ に 立 た ち、『わたしが 彼 かれ をいざないましょう』と 言 い いました。 主 しゅ は『どのような 方法 ほうほう でするのか』と 言 い われたので、 彼 かれ は『わたしが 出 で て 行 い って、 偽 いつわ りを 言 い う 霊 れい となって、すべての 預言者 よげんしゃ の 口 くち に 宿 やど りましょう』と 言 い いました。そこで 主 しゅ は『おまえは 彼 かれ をいざなって、それを 成 な し 遂 と げるであろう。 出 で て 行 い って、そうしなさい』と 言 い われました。 それで 主 しゅ は 偽 いつわ りを 言 い う 霊 れい をあなたのすべての 預言者 よげんしゃ の 口 くち に 入 い れ、また 主 しゅ はあなたの 身 み に 起 おこ る 災 わざわい を 告 つ げられたのです」。

彼 かれ らはその 神 かみ 、 主 しゅ のすべての 戒 いまし めを 捨 す て、 自分 じぶん のために二つの 子 こ 牛 うし の 像 ぞう を 鋳 い て 造 つく り、またアシラ 像 ぞう を 造 つく り、 天 てん の 万象 ばんしょう を 拝 おが み、かつバアルに 仕 つか え、 またそのむすこ、 娘 むすめ を 火 ひ に 焼 や いてささげ 物 もの とし、 占 うらな いおよびまじないをなし、 主 しゅ の 目 め の 前 まえ に 悪 あく をおこなうことに 身 み をゆだねて、 主 しゅ を 怒 いか らせた。

ヨシヤはまた 祭司 さいし ヒルキヤが 主 しゅ の 宮 みや で 見 み つけた 書物 しょもつ にしるされている 律法 りっぽう の 言葉 ことば を 確実 かくじつ に 行 おこな うために、 口寄 くちよ せと 占 うらな い 師 し と、テラピムと 偶像 ぐうぞう およびユダの 地 ち とエルサレムに 見 み られるもろもろの 憎 にく むべき 者 もの を 取 と り 除 のぞ いた。

こうしてサウルは 主 しゅ にむかって 犯 おか した 罪 つみ のために 死 し んだ。すなわち 彼 かれ は 主 しゅ の 言葉 ことば を 守 まも らず、また 口寄 くちよ せに 問 と うことをして、

時 とき にサタンが 起 た ってイスラエルに 敵 てき し、ダビデを 動 うご かしてイスラエルを 数 かぞ えさせようとした。

ヤラベアムは 高 たか き 所 ところ と、みだらな 神 かみ と、 自分 じぶん で 造 つく った 子 こ 牛 うし のために 自分 じぶん の 祭司 さいし を 立 た てた。

彼 かれ はまたベンヒンノムの 谷 たに でその 子 こ 供 とも を 火 ひ に 焼 や いて 供 そな え 物 もの とし、 占 うらな いをし、 魔法 まほう をつかい、まじないを 行 おこな い、 口寄 くちよ せと、 占 うらな い 師 し を 任用 にんよう するなど、 主 しゅ の 前 まえ に 多 おお くの 悪 あく を 行 い って、その 怒 いか りをひき 起 おこ した。

ある 日 ひ 、 神 かみ の 子 こ たちが 来 き て、 主 しゅ の 前 まえ に 立 た った。サタンも 来 き てその 中 なか にいた。 主 しゅ は 言 い われた、「あなたはどこから 来 き たか」。サタンは 主 しゅ に 答 こた えて 言 い った、「 地 ち を 行 い きめぐり、あちらこちら 歩 ある いてきました」。 主 しゅ はサタンに 言 い われた、「あなたはわたしのしもべヨブのように 全 まった く、かつ 正 ただ しく、 神 かみ を 恐 おそ れ、 悪 あく に 遠 とお ざかる 者 もの の 世 よ にないことを 気 き づいたか」。 サタンは 主 しゅ に 答 こた えて 言 い った、「ヨブはいたずらに 神 かみ を 恐 おそ れましょうか。 あなたは 彼 かれ とその 家 いえ およびすべての 所有物 しょゆうぶつ のまわりにくまなく、まがきを 設 もう けられたではありませんか。あなたは 彼 かれ の 勤労 きんろう を 祝福 しゅくふく されたので、その 家畜 かちく は 地 ち にふえたのです。 しかし 今 いま あなたの 手 て を 伸 の べて、 彼 かれ のすべての 所有物 しょゆうぶつ を 撃 う ってごらんなさい。 彼 かれ は 必 かなら ずあなたの 顔 かお に 向 む かって、あなたをのろうでしょう」。 主 しゅ はサタンに 言 い われた、「 見 み よ、 彼 かれ のすべての 所有物 しょゆうぶつ をあなたの 手 て にまかせる。ただ 彼 かれ の 身 み に 手 て をつけてはならない」。サタンは 主 しゅ の 前 まえ から 出 で て 行 い った。

ある 日 ひ 、また 神 かみ の 子 こ たちが 来 き て、 主 しゅ の 前 まえ に 立 た った。サタンもまたその 中 なか に 来 き て、 主 しゅ の 前 まえ に 立 た った。 主 しゅ はサタンに 言 い われた、「あなたはどこから 来 き たか」。サタンは 主 しゅ に 答 こた えて 言 い った、「 地 ち を 行 ゆ きめぐり、あちらこちら 歩 ある いてきました」。 主 しゅ はサタンに 言 い われた、「あなたは、わたしのしもべヨブのように 全 まった く、かつ 正 ただ しく、 神 かみ を 恐 おそ れ、 悪 あく に 遠 とお ざかる 者 もの の 世 よ にないことを 気 き づいたか。あなたは、わたしを 勧 すす めて、ゆえなく 彼 かれ を 滅 ほろ ぼそうとしたが、 彼 かれ はなお 堅 かた く 保 たも って、おのれを 全 まっと うした」。 サタンは 主 しゅ に 答 こた えて 言 い った、「 皮 かわ には 皮 かわ をもってします。 人 ひと は 自分 じぶん の 命 いのち のために、その 持 も っているすべての 物 もの をも 与 あた えます。 しかしいま、あなたの 手 て を 伸 の べて、 彼 かれ の 骨 ほね と 肉 にく とを 撃 う ってごらんなさい。 彼 かれ は 必 かなら ずあなたの 顔 かお に 向 む かって、あなたをのろうでしょう」。 主 しゅ はサタンに 言 い われた、「 見 み よ、 彼 かれ はあなたの 手 て にある。ただ 彼 かれ の 命 いのち を 助 たす けよ」。 サタンは 主 しゅ の 前 まえ から 出 で て 行 い って、ヨブを 撃 う ち、その 足 あし の 裏 うら から 頭 とう の 頂 いただき まで、いやな 腫物 はれもの をもって 彼 かれ を 悩 なや ました。

彼 かれ らはそのむすこ、 娘 むすめ たちを 悪霊 あくれい にささげ、 罪 つみ のない 血 ち 、すなわちカナンの 偶像 ぐうぞう にささげたそのむすこ、 娘 むすめ たちの 血 ち を 流 なが した。こうして 国 くに は 血 ち で 汚 けが された。

下 した の 陰府 よみ はあなたのために 動 うご いて、あなたの 来 く るのを 迎 むか え、 地 ち のもろもろの 指導者 しどうしゃ たちの 亡霊 ぼうれい をあなたのために 起 おこ し、 国々 くにぐに のもろもろの 王 おう をその 王座 おうざ から 立 た ちあがらせる。 彼 かれ らは 皆 みな あなたに 告 つ げて 言 い う、『あなたもまたわれわれのように 弱 よわ くなった、あなたもわれわれと 同 おな じようになった』。 あなたの 栄華 えいが とあなたの 琴 こと の 音 おと は 陰府 よみ に 落 お ちてしまった。うじはあなたの 下 した に 敷 し かれ、みみずはあなたをおおっている。

黎明 れいめい の 子 こ 、 明 あ けの 明星 みょうじょう よ、あなたは 天 てん から 落 お ちてしまった。もろもろの 国 くに を 倒 たお した 者 もの よ、あなたは 切 き られて 地 ち に 倒 たお れてしまった。 あなたはさきに 心 こころ のうちに 言 い った、『わたしは 天 てん にのぼり、わたしの 王座 おうざ を 高 たか く 神 かみ の 星 ほし の 上 うえ におき、 北 きた の 果 はて なる 集会 しゅうかい の 山 やま に 座 ざ し、 雲 くも のいただきにのぼり、いと 高 たか き 者 もの のようになろう』。 しかしあなたは 陰府 よみ に 落 おと され、 穴 あな の 奥底 おくそこ に 入 い れられる。

あなたを 見 み る 者 もの はつくづくあなたを 見 み 、あなたに 目 め をとめて 言 い う、『この 人 ひと は 地 ち を 震 ふる わせ、 国々 くにぐに を 動 うご かし、 世界 せかい を 荒野 あらの のようにし、その 都市 とし をこわし、 捕 とら えた 者 もの をその 家 いえ に 解 と き 帰 かえ さなかった 者 もの であるのか』。

「ペリシテの 全 ぜん 地 ち よ、あなたを 打 う ったむちが 折 お られたことを 喜 よろこ んではならない。へびの 根 ね からまむしが 出 で 、その 実 み は 飛 と びかけるへびとなるからだ。

その 日 ひ 、 主 しゅ は 堅 かた く 大 おお いなる 強 つよ いつるぎで 逃 に げるへびレビヤタン、 曲 まが りくねるへびレビヤタンを 罰 ばっ し、また 海 うみ におる 龍 りゅう を 殺 ころ される。

ネゲブの 獣 けもの についての 託宣 たくせん。 彼 かれ らはその 富 とみ を 若 わか いろばの 背 せ に 負 お わせ、その 宝 たから をらくだの 背 せ に 負 お わせて、 雌 め じし、 雄 お じし、まむしおよび 飛 と びかけるへびの 出 で る 悩 なや みと 苦 くる しみの 国 くに を 通 とお って、おのれを 益 えき することのできない 民 たみ に 行 い く。

「 国々 くにぐに のうちに 告 つ げ、また 触 ふ れ 示 しめ せよ、 旗 はた を 立 た てて、 隠 かく すことなく 触 ふ れ 示 しめ して 言 い え、『バビロンは 取 と られ、ベルははずかしめられ、メロダクは 砕 くだ かれ、その 像 ぞう ははずかしめられ、その 偶像 ぐうぞう は 砕 くだ かれる』と。

「 人 ひと の 子 こ よ、ツロの 王 おう のために 悲 かな しみの 歌 うた をのべて、これに 言 い え。 主 しゅ なる 神 かみ はこう 言 い われる、あなたは 知恵 ちえ に 満 み ち、 美 び のきわみである 完全 かんぜん な 印 しるし である。 あなたは 神 かみ の 園 その エデンにあって、もろもろの 宝石 ほうせき が、あなたをおおっていた。すなわち 赤 あか めのう、 黄玉 おうぎょく 、 青玉 せいぎょく 、 貴 き かんらん 石 いし 、 緑柱石 りょくちゅうせき 、 縞 しま めのう、サファイヤ、ざくろ 石 いし 、エメラルド。そしてあなたの 象眼 ぞうがん も 彫刻 ちょうこく も 金 きん でなされた。これらはあなたの 造 つく られた 日 ひ に、あなたのために 備 そな えられた。 わたしはあなたを 油 あぶら そそがれた 守護 しゅご のケルブと 一緒 いっしょ に 置 お いた。あなたは 神 かみ の 聖 せい なる 山 やま にいて、 火 ひ の 石 いし の 間 あいだ を 歩 ある いた。 あなたは 造 つく られた 日 ひ から、あなたの 中 なか に 悪 あく が 見 み いだされた 日 ひ まではそのおこないが 完全 かんぜん であった。

あなたの 商売 しょうばい が 盛 さか んになると、あなたの 中 なか に 暴虐 ぼうぎゃく が 満 み ちて、あなたは 罪 つみ を 犯 おか した。それゆえ、わたしはあなたを 神 かみ の 山 やま から 汚 けが れたものとして 投 な げ 出 だ し、 守護 しゅご のケルブはあなたを 火 ひ の 石 いし の 間 あいだ から 追 お い 出 だ した。 あなたは 自分 じぶん の 美 うつく しさのために 心 こころ 高 たか ぶり、その 輝 かがや きのために 自分 じぶん の 知恵 ちえ を 汚 けが したゆえに、わたしはあなたを 地 ち に 投 な げうち、 王 おう たちの 前 まえ に 置 お いて 見 み せ 物 もの とした。 あなたは 不正 ふせい な 交易 こうえき をして 犯 おか した 多 おお くの 罪 つみ によってあなたの 聖所 せいじょ を 汚 けが したゆえ、わたしはあなたの 中 なか から 火 ひ を 出 だ してあなたを 焼 や き、あなたを 見 み るすべての 者 もの の 前 まえ であなたを 地 ち の 上 うえ の 灰 はい とした。 もろもろの 民 たみ のうちであなたを 知 し る 者 もの は 皆 みな あなたについて 驚 おどろ く。あなたは 恐 おそ るべき 終 おわ りを 遂 と げ、 永遠 えいえん にうせはてる」。

すると 彼 かれ はわたしに 言 い った、「ダニエルよ、 恐 おそ れるに 及 およ ばない。あなたが 悟 さと ろうと 心 こころ をこめ、あなたの 神 かみ の 前 まえ に 身 み を 悩 なや ましたその 初 はじ めの 日 ひ から、あなたの 言葉 ことば は、すでに 聞 き かれたので、わたしは、あなたの 言葉 ことば のゆえにきたのです。 ペルシャの 国 くに の 君 きみ が、二十一 日 にち の 間 あいだ わたしの 前 まえ に 立 た ちふさがったが、 天使 てんし の 長 ちょう のひとりであるミカエルがきて、わたしを 助 たす けたので、わたしは、 彼 かれ をペルシャの 国 くに の 君 きみ と 共 とも に、そこに 残 のこ しておき、

そこで 彼 かれ は 言 い った、「あなたは、わたしがなんのためにきたかを 知 し っていますか。わたしは、 今 いま 帰 かえ っていって、ペルシャの 君 きみ と 戦 たたか おうとしているのです。 彼 かれ との 戦 たたか いがすむと、ギリシヤの 君 きみ があらわれるでしょう。 しかしわたしは、まず 真理 しんり の 書 しょ にしるされている 事 こと を、あなたに 告 つ げよう。わたしを 助 たす けて、 彼 かれ らと 戦 たたか う 者 もの は、あなたがたの 君 きみ ミカエルのほかにはありません。

時 とき に 主 しゅ は 大 だい 祭司 さいし ヨシュアが、 主 しゅ の 使 つかい の 前 まえ に 立 た ち、サタンがその 右 みぎ に 立 た って、これを 訴 うった えているのをわたしに 示 しめ された。 主 しゅ はサタンに 言 い われた、「サタンよ、 主 しゅ はあなたを 責 せ めるのだ。すなわちエルサレムを 選 えら んだ 主 しゅ はあなたを 責 せ めるのだ。これは 火 ひ の 中 なか から 取 と り 出 だ した 燃 も えさしではないか」。

万軍 ばんぐん の 主 しゅ は 言 い われる、その 日 ひ には、わたしは 地 ち から 偶像 ぐうぞう の 名 な を 取 と り 除 のぞ き、 重 かさ ねて 人 ひと に 覚 おぼ えられることのないようにする。わたしはまた 預言者 よげんしゃ および 汚 けが れの 霊 れい を、 地 ち から 去 さ らせる。

さて、イエスは 御霊 みたま によって 荒野 あらの に 導 みちび かれた。 悪魔 あくま に 試 こころ みられるためである。 そして、四十 日 にち 四十 夜 や 、 断食 だんじき をし、そののち 空腹 くうふく になられた。 すると 試 こころ みる 者 もの がきて 言 い った、「もしあなたが 神 かみ の 子 こ であるなら、これらの 石 いし がパンになるように 命 めい じてごらんなさい」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「『 人 ひと はパンだけで 生 い きるものではなく、 神 かみ の 口 くち から 出 で る一つ一つの 言 ことば で 生 い きるものである』と 書 か いてある」。 それから 悪魔 あくま は、イエスを 聖 せい なる 都 みやこ に 連 つ れて 行 い き、 宮 みや の 頂上 ちょうじょう に 立 た たせて 言 い った、「もしあなたが 神 かみ の 子 こ であるなら、 下 した へ 飛 と びおりてごらんなさい。『 神 かみ はあなたのために 御使 みつかい たちにお 命 めい じになると、あなたの 足 あし が 石 いし に 打 う ちつけられないように、 彼 かれ らはあなたを 手 て でささえるであろう』と 書 か いてありますから」。 イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「『 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 試 こころ みてはならない』とまた 書 か いてある」。 次 つぎ に 悪魔 あくま は、イエスを 非常 ひじょう に 高 たか い 山 やま に 連 つ れて 行 い き、この 世 よ のすべての 国々 くにぐに とその 栄華 えいが とを 見 み せて 言 い った、「もしあなたが、ひれ 伏 ふ してわたしを 拝 おが むなら、これらのものを 皆 みな あなたにあげましょう」。 するとイエスは 彼 かれ に 言 い われた、「サタンよ、 退 しりぞ け。『 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 拝 はい し、ただ 神 かみ にのみ 仕 つか えよ』と 書 か いてある」。 そこで、 悪魔 あくま はイエスを 離 はな れ 去 さ り、そして、 御使 みつかい たちがみもとにきて 仕 つか えた。

そこで、その 評判 ひょうばん はシリヤ 全 ぜん 地 ち にひろまり、 人々 ひとびと があらゆる 病 やまい にかかっている 者 もの 、すなわち、いろいろの 病気 びょうき と 苦 くる しみとに 悩 なや んでいる 者 もの 、 悪霊 あくれい につかれている 者 もの 、てんかん、 中風 ちゅうぶ の 者 もの などをイエスのところに 連 つ れてきたので、これらの 人々 ひとびと をおいやしになった。

わたしにむかって『 主 しゅ よ、 主 しゅ よ』と 言 い う 者 もの が、みな 天国 てんごく にはいるのではなく、ただ、 天 てん にいますわが 父 ちち の 御旨 みむね を 行 おこな う 者 もの だけが、はいるのである。 その 日 ひ には、 多 おお くの 者 もの が、わたしにむかって『 主 しゅ よ、 主 しゅ よ、わたしたちはあなたの 名 な によって 預言 よげん したではありませんか。また、あなたの 名 な によって 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ し、あなたの 名 な によって 多 おお くの 力 ちから あるわざを 行 おこな ったではありませんか』と 言 い うであろう。 そのとき、わたしは 彼 かれ らにはっきり、こう 言 い おう、『あなたがたを 全 まった く 知 し らない。 不法 ふほう を 働 はたら く 者 もの どもよ、 行 い ってしまえ』。

夕暮 ゆうぐれ になると、 人々 ひとびと は 悪霊 あくれい につかれた 者 もの を 大 おお ぜい、みもとに 連 つ れてきたので、イエスはみ 言葉 ことば をもって 霊 れい どもを 追 お い 出 だ し、 病人 びょうにん をことごとくおいやしになった。

それから、 向 む こう 岸 ぎし 、ガダラ 人 びと の 地 ち に 着 つ かれると、 悪霊 あくれい につかれたふたりの 者 もの が、 墓場 はかば から 出 で てきてイエスに 出会 であ った。 彼 かれ らは 手 て に 負 お えない 乱暴 らんぼう 者 もの で、だれもその 辺 へん の 道 みち を 通 とお ることができないほどであった。 すると 突然 とつぜん 、 彼 かれ らは 叫 さけ んで 言 い った、「 神 かみ の 子 こ よ、あなたはわたしどもとなんの 係 かか わりがあるのです。まだその 時 とき ではないのに、ここにきて、わたしどもを 苦 くる しめるのですか」。 さて、そこからはるか 離 はな れた 所 ところ に、おびただしい 豚 ぶた の 群 む れが 飼 か ってあった。 悪霊 あくれい どもはイエスに 願 ねが って 言 い った、「もしわたしどもを 追 お い 出 だ されるのなら、あの 豚 ぶた の 群 む れの 中 なか につかわして 下 くだ さい」。 そこで、イエスが「 行 い け」と 言 い われると、 彼 かれ らは 出 で て 行 い って、 豚 ぶた の 中 なか へはいり 込 こ んだ。すると、その 群 む れ 全体 ぜんたい が、がけから 海 うみ へなだれを 打 う って 駆 か け 下 くだ り、 水 みず の 中 なか で 死 し んでしまった。 飼 か う 者 もの たちは 逃 に げて 町 まち に 行 い き、 悪霊 あくれい につかれた 者 もの たちのことなど、いっさいを 知 し らせた。

彼 かれ らが 出 で て 行 い くと、 人々 ひとびと は 悪霊 あくれい につかれたおしをイエスのところに 連 つ れてきた。 すると、 悪霊 あくれい は 追 お い 出 だ されて、おしが 物 もの を 言 い うようになった。 群衆 ぐんしゅう は 驚 おどろ いて、「このようなことがイスラエルの 中 なか で 見 み られたことは、これまで 一度 いちど もなかった」と 言 い った。 しかし、パリサイ 人 びと たちは 言 い った、「 彼 かれ は、 悪霊 あくれい どものかしらによって 悪霊 あくれい どもを 追 お い 出 だ しているのだ」。

そこで、イエスは十二 弟子 でし を 呼 よ び 寄 よ せて、 汚 けが れた 霊 れい を 追 お い 出 だ し、あらゆる 病気 びょうき 、あらゆるわずらいをいやす 権威 けんい をお 授 さづ けになった。

病人 びょうにん をいやし、 死人 しにん をよみがえらせ、らい 病人 びょうにん をきよめ、 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ せ。ただで 受 う けたのだから、ただで 与 あた えるがよい。

そのとき、 人々 ひとびと が 悪霊 あくれい につかれた 盲人 もうじん のおしを 連 つ れてきたので、イエスは 彼 かれ をいやして、 物 もの を 言 い い、また 目 め が 見 み えるようにされた。 すると 群衆 ぐんしゅう はみな 驚 おどろ いて 言 い った、「この 人 ひと が、あるいはダビデの 子 こ ではあるまいか」。

しかし、パリサイ 人 びと たちは、これを 聞 き いて 言 い った、「この 人 ひと が 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ しているのは、まったく 悪霊 あくれい のかしらベルゼブルによるのだ」。 イエスは 彼 かれ らの 思 おも いを 見抜 みぬ いて 言 い われた、「おおよそ、 内部 ないぶ で 分 わか れ 争 あらそ う 国 くに は 自滅 じめつ し、 内 うち わで 分 わか れ 争 あらそ う 町 まち や 家 いえ は 立 た ち 行 い かない。 もしサタンがサタンを 追 お い 出 だ すならば、それは 内 うち わで 分 わか れ 争 あらそ うことになる。それでは、その 国 くに はどうして 立 た ち 行 い けよう。 もしわたしがベルゼブルによって 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ すとすれば、あなたがたの 仲間 なかま はだれによって 追 お い 出 だ すのであろうか。だから、 彼 かれ らがあなたがたをさばく 者 もの となるであろう。 しかし、わたしが 神 かみ の 霊 れい によって 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ しているのなら、 神 かみ の 国 くに はすでにあなたがたのところにきたのである。 まただれでも、まず 強 つよ い 人 ひと を 縛 しば りあげなければ、どうして、その 人 ひと の 家 いえ に 押 お し 入 い って 家財 かざい を 奪 うば い 取 と ることができようか。 縛 しば ってから、はじめてその 家 いえ を 掠奪 りゃくだつ することができる。 わたしの 味方 みかた でない 者 もの は、わたしに 反対 はんたい するものであり、わたしと 共 とも に 集 あつ めない 者 もの は、 散 ち らすものである。 だから、あなたがたに 言 い っておく。 人 ひと には、その 犯 おか すすべての 罪 つみ も 神 かみ を 汚 けが す 言葉 ことば も、ゆるされる。しかし、 聖霊 せいれい を 汚 けが す 言葉 ことば は、ゆるされることはない。 また 人 ひと の 子 こ に 対 たい して 言 い い 逆 さか らう 者 もの は、ゆるされるであろう。しかし、 聖霊 せいれい に 対 たい して 言 い い 逆 さか らう 者 もの は、この 世 よ でも、きたるべき 世 よ でも、ゆるされることはない。

汚 けが れた 霊 れい が 人 ひと から 出 で ると、 休 やす み 場 ば を 求 もと めて 水 みず の 無 な い 所 ところ を 歩 ある きまわるが、 見 み つからない。 そこで、 出 で てきた 元 もと の 家 いえ に 帰 かえ ろうと 言 い って 帰 かえ って 見 み ると、その 家 いえ はあいていて、そうじがしてある 上 うえ 、 飾 かざ りつけがしてあった。 そこでまた 出 で て 行 い って、 自分 じぶん 以上 いじょう に 悪 わる い 他 た の七つの 霊 れい を 一緒 いっしょ に 引 ひ き 連 つ れてきて 中 なか にはいり、そこに 住 す み 込 こ む。そうすると、その 人 ひと ののちの 状態 じょうたい は 初 はじ めよりももっと 悪 わる くなるのである。よこしまな 今 いま の 時代 じだい も、このようになるであろう」。

だれでも 御国 みくに の 言 ことば を 聞 き いて 悟 さと らないならば、 悪 わる い 者 もの がきて、その 人 ひと の 心 こころ にまかれたものを 奪 うば いとって 行 い く。 道 みち ばたにまかれたものというのは、そういう 人 ひと のことである。

また、ほかの 譬 たとえ を 彼 かれ らに 示 しめ して 言 い われた、「 天国 てんごく は、 良 よ い 種 たね を 自分 じぶん の 畑 はたけ にまいておいた 人 ひと のようなものである。 人々 ひとびと が 眠 ねむ っている 間 あいだ に 敵 てき がきて、 麦 むぎ の 中 なか に 毒 どく 麦 むぎ をまいて 立 た ち 去 さ った。 芽 め がはえ 出 で て 実 み を 結 むす ぶと、 同時 どうじ に 毒 どく 麦 むぎ もあらわれてきた。 僕 しもべ たちがきて、 家 いえ の 主人 しゅじん に 言 い った、『ご 主人様 しゅじんさま 、 畑 はたけ におまきになったのは、 良 よ い 種 たね ではありませんでしたか。どうして 毒 どく 麦 むぎ がはえてきたのですか』。 主人 しゅじん は 言 い った、『それは 敵 てき のしわざだ』。すると 僕 しもべ たちが 言 い った『では 行 い って、それを 抜 ぬ き 集 あつ めましょうか』。

畑 はたけ は 世界 せかい である。 良 よ い 種 たね と 言 い うのは 御国 みくに の 子 こ たちで、 毒 どく 麦 むぎ は 悪 わる い 者 もの の 子 こ たちである。 それをまいた 敵 てき は 悪魔 あくま である。 収穫 しゅうかく とは 世 よ の 終 おわ りのことで、 刈 か る 者 もの は 御使 みつかい たちである。 だから、 毒 どく 麦 むぎ が 集 あつ められて 火 ひ で 焼 や かれるように、 世 よ の 終 おわ りにもそのとおりになるであろう。

わたしは、あなたに 天国 てんごく のかぎを 授 さづ けよう。そして、あなたが 地上 ちじょう でつなぐことは、 天 てん でもつながれ、あなたが 地上 ちじょう で 解 と くことは 天 てん でも 解 と かれるであろう」。

この 時 とき から、イエス・キリストは、 自分 じぶん が 必 かなら ずエルサレムに 行 い き、 長老 ちょうろう 、 祭司長 さいしちょう 、 律法 りっぽう 学者 がくしゃ たちから 多 おお くの 苦 くる しみを 受 う け、 殺 ころ され、そして三 日 か 目 め によみがえるべきことを、 弟子 でし たちに 示 しめ しはじめられた。 すると、ペテロはイエスをわきへ 引 ひ き 寄 よ せて、いさめはじめ、「 主 しゅ よ、とんでもないことです。そんなことがあるはずはございません」と 言 い った。 イエスは 振 ふ り 向 む いて、ペテロに 言 い われた、「サタンよ、 引 ひ きさがれ。わたしの 邪魔 じゃま をする 者 もの だ。あなたは 神 かみ のことを 思 おも わないで、 人 ひと のことを 思 おも っている」。

「 主 しゅ よ、わたしの 子 こ をあわれんでください。てんかんで 苦 くる しんでおります。 何 なん 度 ど も 何 なん 度 ど も 火 ひ の 中 なか や 水 みず の 中 なか に 倒 たお れるのです。 それで、その 子 こ をお 弟子 でし たちのところに 連 つ れてきましたが、なおしていただけませんでした」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「ああ、なんという 不 ふ 信仰 しんこう な、 曲 まが った 時代 じだい であろう。いつまで、わたしはあなたがたと 一緒 いっしょ におられようか。いつまであなたがたに 我慢 がまん ができようか。その 子 こ をここに、わたしのところに 連 つ れてきなさい」。 イエスがおしかりになると、 悪霊 あくれい はその 子 こ から 出 で て 行 い った。そして 子 こ はその 時 とき いやされた。

よく 言 い っておく。あなたがたが 地上 ちじょう でつなぐことは、 天 てん でも 皆 みな つながれ、あなたがたが 地上 ちじょう で 解 と くことは、 天 てん でもみな 解 と かれるであろう。

へびよ、まむしの 子 こ らよ、どうして 地獄 じごく の 刑罰 けいばつ をのがれることができようか。

それから、 左 ひだり にいる 人々 ひとびと にも 言 い うであろう、『のろわれた 者 もの どもよ、わたしを 離 はな れて、 悪魔 あくま とその 使 つかい たちとのために 用意 ようい されている 永遠 えいえん の 火 ひ にはいってしまえ。

イエスは四十 日 にち のあいだ 荒野 あらの にいて、サタンの 試 こころ みにあわれた。そして 獣 けもの もそこにいたが、 御使 みつかい たちはイエスに 仕 つか えていた。

それから、 彼 かれ らはカペナウムに 行 い った。そして 安息日 あんそくにち にすぐ、イエスは 会堂 かいどう にはいって 教 おし えられた。 人々 ひとびと は、その 教 おしえ に 驚 おどろ いた。 律法 りっぽう 学者 がくしゃ たちのようにではなく、 権威 けんい ある 者 もの のように、 教 おし えられたからである。 ちょうどその 時 とき 、けがれた 霊 れい につかれた 者 もの が 会堂 かいどう にいて、 叫 さけ んで 言 い った、 「ナザレのイエスよ、あなたはわたしたちとなんの 係 かか わりがあるのです。わたしたちを 滅 ほろ ぼしにこられたのですか。あなたがどなたであるか、わかっています。 神 かみ の 聖者 せいじゃ です」。 イエスはこれをしかって、「 黙 だま れ、この 人 ひと から 出 で て 行 い け」と 言 い われた。 すると、けがれた 霊 れい は 彼 かれ をひきつけさせ、 大声 おおごえ をあげて、その 人 ひと から 出 で て 行 い った。 人々 ひとびと はみな 驚 おどろ きのあまり、 互 たがい に 論 ろん じて 言 い った、「これは、いったい 何事 なにごと か。 権威 けんい ある 新 あたら しい 教 おしえ だ。けがれた 霊 れい にさえ 命 めい じられると、 彼 かれ らは 従 したが うのだ」。

夕暮 ゆうぐれ になり 日 ひ が 沈 しず むと、 人々 ひとびと は 病人 びょうにん や 悪霊 あくれい につかれた 者 もの をみな、イエスのところに 連 つ れてきた。 こうして、 町中 まちじゅう の 者 もの が 戸口 とぐち に 集 あつ まった。 イエスは、さまざまの 病 やまい をわずらっている 多 おお くの 人々 ひとびと をいやし、また 多 おお くの 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ された。また、 悪霊 あくれい どもに、 物言 ものい うことをお 許 ゆる しにならなかった。 彼 かれ らがイエスを 知 し っていたからである。

そして、ガリラヤ 全 ぜん 地 ち を 巡 めぐ りあるいて、 諸 しょ 会堂 かいどう で 教 おしえ を 宣 の べ 伝 つた え、また 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ された。

また、けがれた 霊 れい どもはイエスを 見 み るごとに、みまえにひれ 伏 ふ し、 叫 さけ んで、「あなたこそ 神 かみ の 子 こ です」と 言 い った。 イエスは 御 ご 自身 じしん のことを 人 ひと にあらわさないようにと、 彼 かれ らをきびしく 戒 いまし められた。

そこで十二 人 にん をお 立 た てになった。 彼 かれ らを 自分 じぶん のそばに 置 お くためであり、さらに 宣教 せんきょう につかわし、 また 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ す 権威 けんい を 持 も たせるためであった。

また、エルサレムから 下 くだ ってきた 律法 りっぽう 学者 がくしゃ たちも、「 彼 かれ はベルゼブルにとりつかれている」と 言 い い、「 悪霊 あくれい どものかしらによって、 悪霊 あくれい どもを 追 お い 出 だ しているのだ」とも 言 い った。 そこでイエスは 彼 かれ らを 呼 よ び 寄 よ せ、 譬 たとえ をもって 言 い われた、「どうして、サタンがサタンを 追 お い 出 だ すことができようか。 もし 国 くに が 内部 ないぶ で 分 わか れ 争 あらそ うなら、その 国 くに は 立 た ち 行 い かない。 また、もし 家 いえ が 内 うち わで 分 わか れ 争 あらそ うなら、その 家 いえ は 立 た ち 行 い かないであろう。 もしサタンが 内部 ないぶ で 対立 たいりつ し 分争 ぶんそう するなら、 彼 かれ は 立 た ち 行 い けず、 滅 ほろ んでしまう。 だれでも、まず 強 つよ い 人 ひと を 縛 しば りあげなければ、その 人 ひと の 家 いえ に 押 お し 入 い って 家財 かざい を 奪 うば い 取 と ることはできない。 縛 しば ってからはじめて、その 家 いえ を 略奪 りゃくだつ することができる。 よく 言 い い 聞 き かせておくが、 人 ひと の 子 こ らには、その 犯 おか すすべての 罪 つみ も 神 かみ をけがす 言葉 ことば も、ゆるされる。 しかし、 聖霊 せいれい をけがす 者 もの は、いつまでもゆるされず、 永遠 えいえん の 罪 つみ に 定 さだ められる」。 そう 言 い われたのは、 彼 かれ らが「イエスはけがれた 霊 れい につかれている」と 言 い っていたからである。

種 たね まきは 御言 みことば をまくのである。 道 みち ばたに 御言 みことば がまかれたとは、こういう 人 ひと たちのことである。すなわち、 御言 みことば を 聞 き くと、すぐにサタンがきて、 彼 かれ らの 中 なか にまかれた 御言 みことば を、 奪 うば って 行 い くのである。

それから、イエスが 舟 ふね からあがられるとすぐに、けがれた 霊 れい につかれた 人 ひと が 墓場 はかば から 出 で てきて、イエスに 出会 であ った。 この 人 ひと は 墓場 はかば をすみかとしており、もはやだれも、 鎖 くさり でさえも 彼 かれ をつなぎとめて 置 お けなかった。 彼 かれ はたびたび 足 あし かせや 鎖 くさり でつながれたが、 鎖 くさり を 引 ひ きちぎり、 足 あし かせを 砕 くだ くので、だれも 彼 かれ を 押 おさ えつけることができなかったからである。 そして、 夜昼 よるひる たえまなく 墓場 はかば や 山 やま で 叫 さけ びつづけて、 石 いし で 自分 じぶん のからだを 傷 きず つけていた。 ところが、この 人 ひと がイエスを 遠 とお くから 見 み て、 走 はし り 寄 よ って 拝 はい し、 大声 おおごえ で 叫 さけ んで 言 い った、「いと 高 たか き 神 かみ の 子 こ イエスよ、あなたはわたしとなんの 係 かか わりがあるのです。 神 かみ に 誓 ちか ってお 願 ねが いします。どうぞ、わたしを 苦 くる しめないでください」。 それは、イエスが、「けがれた 霊 れい よ、この 人 ひと から 出 で て 行 い け」と 言 い われたからである。 また 彼 かれ に、「なんという 名前 なまえ か」と 尋 たず ねられると、「レギオンと 言 い います。 大 おお ぜいなのですから」と 答 こた えた。 そして、 自分 じぶん たちをこの 土地 とち から 追 お い 出 だ さないようにと、しきりに 願 ねが いつづけた。 さて、そこの 山 やま の 中腹 ちゅうふく に、 豚 ぶた の 大群 たいぐん が 飼 か ってあった。 霊 れい はイエスに 願 ねが って 言 い った、「わたしどもを、 豚 ぶた にはいらせてください。その 中 なか へ 送 おく ってください」。 イエスがお 許 ゆる しになったので、けがれた 霊 れい どもは 出 で て 行 い って、 豚 ぶた の 中 なか へはいり 込 こ んだ。すると、その 群 む れは二千 匹 ひき ばかりであったが、がけから 海 うみ へなだれを 打 う って 駆 か け 下 くだ り、 海 うみ の 中 なか でおぼれ 死 し んでしまった。 豚 ぶた を 飼 か う 者 もの たちが 逃 に げ 出 だ して、 町 まち や 村 むら にふれまわったので、 人々 ひとびと は 何事 なにごと が 起 おこ ったのかと 見 み にきた。 そして、イエスのところにきて、 悪霊 あくれい につかれた 人 ひと が 着物 きもの を 着 き て、 正気 しょうき になってすわっており、それがレギオンを 宿 やど していた 者 もの であるのを 見 み て、 恐 おそ れた。 また、それを 見 み た 人 ひと たちは、 悪霊 あくれい につかれた 人 ひと の 身 み に 起 おこ った 事 こと と 豚 ぶた のこととを、 彼 かれ らに 話 はな して 聞 き かせた。 そこで、 人々 ひとびと はイエスに、この 地方 ちほう から 出 で て 行 い っていただきたいと、 頼 たの みはじめた。 イエスが 舟 ふね に 乗 の ろうとされると、 悪霊 あくれい につかれていた 人 ひと がお 供 とも をしたいと 願 ねが い 出 で た。 しかし、イエスはお 許 ゆる しにならないで、 彼 かれ に 言 い われた、「あなたの 家族 かぞく のもとに 帰 かえ って、 主 しゅ がどんなに 大 おお きなことをしてくださったか、またどんなにあわれんでくださったか、それを 知 し らせなさい」。

また十二 弟子 でし を 呼 よ び 寄 よ せ、ふたりずつつかわすことにして、 彼 かれ らにけがれた 霊 れい を 制 せい する 権威 けんい を 与 あた え、

そこで、 彼 かれ らは 出 で て 行 い って、 悔改 くいあらた めを 宣 の べ 伝 つた え、 多 おお くの 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ し、 大 おお ぜいの 病人 びょうにん に 油 あぶら をぬっていやした。

そして、けがれた 霊 れい につかれた 幼 おさな い 娘 むすめ をもつ 女 おんな が、イエスのことをすぐ 聞 き きつけてきて、その 足 あし もとにひれ 伏 ふ した。 この 女 おんな はギリシヤ 人 じん で、スロ・フェニキヤの 生 うま れであった。そして、 娘 むすめ から 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ してくださいとお 願 ねが いした。 イエスは 女 おんな に 言 い われた、「まず 子供 こども たちに 十分 じゅうぶん 食 た べさすべきである。 子供 こども たちのパンを 取 と って 小犬 こいぬ に 投 な げてやるのは、よろしくない」。 すると、 女 おんな は 答 こた えて 言 い った、「 主 しゅ よ、お 言葉 ことば どおりです。でも、 食卓 しょくたく の 下 した にいる 小犬 こいぬ も、 子供 こども たちのパンくずは、いただきます」。 そこでイエスは 言 い われた、「その 言葉 ことば で、じゅうぶんである。お 帰 かえ りなさい。 悪霊 あくれい は 娘 むすめ から 出 で てしまった」。 そこで、 女 おんな が 家 いえ に 帰 かえ ってみると、その 子 こ は 床 とこ の 上 うえ に 寝 ね ており、 悪霊 あくれい は 出 で てしまっていた。

それから、 人 ひと の 子 こ は 必 かなら ず 多 おお くの 苦 くる しみを 受 う け、 長老 ちょうろう 、 祭司長 さいしちょう 、 律法 りっぽう 学者 がくしゃ たちに 捨 す てられ、また 殺 ころ され、そして三 日 か の 後 のち によみがえるべきことを、 彼 かれ らに 教 おし えはじめ、 しかもあからさまに、この 事 こと を 話 はな された。すると、ペテロはイエスをわきへ 引 ひ き 寄 よ せて、いさめはじめたので、 イエスは 振 ふ り 返 かえ って、 弟子 でし たちを 見 み ながら、ペテロをしかって 言 い われた、「サタンよ、 引 ひ きさがれ。あなたは 神 かみ のことを 思 おも わないで、 人 ひと のことを 思 おも っている」。

群衆 ぐんしゅう のひとりが 答 こた えた、「 先生 せんせい 、おしの 霊 れい につかれているわたしのむすこを、こちらに 連 つ れて 参 まい りました。 霊 れい がこのむすこにとりつきますと、どこででも 彼 かれ を 引 ひ き 倒 たお し、それから 彼 かれ はあわを 吹 ふ き、 歯 は をくいしばり、からだをこわばらせてしまいます。それでお 弟子 でし たちに、この 霊 れい を 追 お い 出 だ してくださるように 願 ねが いましたが、できませんでした」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「ああ、なんという 不 ふ 信仰 しんこう な 時代 じだい であろう。いつまで、わたしはあなたがたと 一緒 いっしょ におられようか。いつまで、あなたがたに 我慢 がまん ができようか。その 子 こ をわたしの 所 ところ に 連 つ れてきなさい」。 そこで 人々 ひとびと は、その 子 こ をみもとに 連 つ れてきた。 霊 れい がイエスを 見 み るや 否 いな や、その 子 こ をひきつけさせたので、 子 こ は 地 ち に 倒 たお れ、あわを 吹 ふ きながらころげまわった。 そこで、イエスが 父親 ちちおや に「いつごろから、こんなになったのか」と 尋 たず ねられると、 父親 ちちおや は 答 こた えた、「 幼 おさな い 時 とき からです。 霊 れい はたびたび、この 子 こ を 火 ひ の 中 なか 、 水 みず の 中 なか に 投 な げ 入 い れて、 殺 ころ そうとしました。しかしできますれば、わたしどもをあわれんでお 助 たす けください」。 イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「もしできれば、と 言 い うのか。 信 しん ずる 者 もの には、どんな 事 こと でもできる」。 その 子 こ の 父親 ちちおや はすぐ 叫 さけ んで 言 い った、「 信 しん じます。 不 ふ 信仰 しんこう なわたしを、お 助 たす けください」。 イエスは 群衆 ぐんしゅう が 駆 か け 寄 よ って 来 く るのをごらんになって、けがれた 霊 れい をしかって 言 い われた、「おしとつんぼの 霊 れい よ、わたしがおまえに 命 めい じる。この 子 こ から 出 で て 行 い け。二 度 ど と、はいって 来 く るな」。 すると 霊 れい は 叫 さけ び 声 ごえ をあげ、 激 はげ しく 引 ひ きつけさせて 出 で て 行 い った。その 子 こ は 死人 しにん のようになったので、 多 おお くの 人 ひと は、 死 し んだのだと 言 い った。 しかし、イエスが 手 て を 取 と って 起 おこ されると、その 子 こ は 立 た ち 上 あ がった。 家 いえ にはいられたとき、 弟子 でし たちはひそかにお 尋 たず ねした、「わたしたちは、どうして 霊 れい を 追 お い 出 だ せなかったのですか」。 すると、イエスは 言 い われた、「このたぐいは、 祈 いのり によらなければ、どうしても 追 お い 出 だ すことはできない」。

週 しゅう の 初 はじ めの 日 ひ の 朝 あさ 早 はや く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリヤに 御 ご 自身 じしん をあらわされた。イエスは 以前 いぜん に、この 女 おんな から七つの 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ されたことがある。

信 しん じてバプテスマを 受 う ける 者 もの は 救 すく われる。しかし、 不 ふ 信仰 しんこう の 者 もの は 罪 つみ に 定 さだ められる。 信 しん じる 者 もの には、このようなしるしが 伴 ともな う。すなわち、 彼 かれ らはわたしの 名 な で 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ し、 新 あたら しい 言葉 ことば を 語 かた り、

さて、イエスは 聖霊 せいれい に 満 み ちてヨルダン 川 がわ から 帰 かえ り、 荒野 あらの を四十 日 にち のあいだ 御霊 みたま にひきまわされて、 悪魔 あくま の 試 こころ みにあわれた。そのあいだ 何 なに も 食 た べず、その 日数 ひかず がつきると、 空腹 くうふく になられた。 そこで 悪魔 あくま が 言 い った、「もしあなたが 神 かみ の 子 こ であるなら、この 石 いし に、パンになれと 命 めい じてごらんなさい」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「『 人 ひと はパンだけで 生 い きるものではない』と 書 か いてある」。 それから、 悪魔 あくま はイエスを 高 たか い 所 ところ へ 連 つ れて 行 い き、またたくまに 世界 せかい のすべての 国々 くにぐに を 見 み せて 言 い った、「これらの 国々 くにぐに の 権威 けんい と 栄華 えいが とをみんな、あなたにあげましょう。それらはわたしに 任 まか せられていて、だれでも 好 す きな 人 ひと にあげてよいのですから。 それで、もしあなたがわたしの 前 まえ にひざまずくなら、これを 全部 ぜんぶ あなたのものにしてあげましょう」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「『 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 拝 はい し、ただ 神 かみ にのみ 仕 つか えよ』と 書 か いてある」。 それから 悪魔 あくま はイエスをエルサレムに 連 つ れて 行 い き、 宮 みや の 頂上 ちょうじょう に 立 た たせて 言 い った、「もしあなたが 神 かみ の 子 こ であるなら、ここから 下 した へ 飛 と びおりてごらんなさい。 『 神 かみ はあなたのために、 御使 みつかい たちに 命 めい じてあなたを 守 まも らせるであろう』とあり、 また、『あなたの 足 あし が 石 いし に 打 う ちつけられないように、 彼 かれ らはあなたを 手 て でささえるであろう』とも 書 か いてあります」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「『 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 試 こころ みてはならない』と 言 い われている」。 悪魔 あくま はあらゆる 試 こころ みをしつくして、 一時 いちじ イエスを 離 はな れた。

その 言葉 ことば に 権威 けんい があったので、 彼 かれ らはその 教 おしえ に 驚 おどろ いた。 すると、 汚 けが れた 悪霊 あくれい につかれた 人 ひと が 会堂 かいどう にいて、 大声 おおごえ で 叫 さけ び 出 だ した、 「ああ、ナザレのイエスよ、あなたはわたしたちとなんの 係 かか わりがあるのです。わたしたちを 滅 ほろ ぼしにこられたのですか。あなたがどなたであるか、わかっています。 神 かみ の 聖者 せいじゃ です」。 イエスはこれをしかって、「 黙 だま れ、この 人 ひと から 出 で て 行 い け」と 言 い われた。すると 悪霊 あくれい は 彼 かれ を 人 ひと なかに 投 な げ 倒 たお し、 傷 きず は 負 お わせずに、その 人 ひと から 出 で て 行 い った。 みんなの 者 もの は 驚 おどろ いて、 互 たがい に 語 かた り 合 あ って 言 い った、「これは、いったい、なんという 言葉 ことば だろう。 権威 けんい と 力 ちから とをもって 汚 けが れた 霊 れい に 命 めい じられると、 彼 かれ らは 出 で て 行 い くのだ」。

日 ひ が 暮 く れると、いろいろな 病気 びょうき になやむ 者 もの をかかえている 人々 ひとびと が、 皆 みな それをイエスのところに 連 つ れてきたので、そのひとりびとりに 手 て を 置 お いて、おいやしになった。 悪霊 あくれい も「あなたこそ 神 かみ の 子 こ です」と 叫 さけ びながら 多 おお くの 人々 ひとびと から 出 で ていった。しかし、イエスは 彼 かれ らを 戒 いまし めて、 物 もの を 言 い うことをお 許 ゆる しにならなかった。 彼 かれ らがイエスはキリストだと 知 し っていたからである。

教 おしえ を 聞 き こうとし、また 病気 びょうき をなおしてもらおうとして、そこにきていた。そして 汚 けが れた 霊 れい に 悩 なや まされている 者 もの たちも、いやされた。

そのとき、イエスはさまざまの 病苦 びょうく と 悪霊 あくれい とに 悩 なや む 人々 ひとびと をいやし、また 多 おお くの 盲人 もうじん を 見 み えるようにしておられたが、

また 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ され 病気 びょうき をいやされた 数名 すうめい の 婦人 ふじん たち、すなわち、七つの 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ してもらったマグダラと 呼 よ ばれるマリヤ、

この 譬 たとえ はこういう 意味 いみ である。 種 たね は 神 かみ の 言 ことば である。 道 みち ばたに 落 お ちたのは、 聞 き いたのち、 信 しん じることも 救 すく われることもないように、 悪魔 あくま によってその 心 こころ から 御言 みことば が 奪 うば い 取 と られる 人 ひと たちのことである。

陸 りく にあがられると、その 町 まち の 人 ひと で、 悪霊 あくれい につかれて 長 なが いあいだ 着物 きもの も 着 き ず、 家 いえ に 居 い つかないで 墓場 はかば にばかりいた 人 ひと に、 出会 であ われた。 この 人 ひと がイエスを 見 み て 叫 さけ び 出 だ し、みまえにひれ 伏 ふ して 大声 おおごえ で 言 い った、「いと 高 たか き 神 かみ の 子 こ イエスよ、あなたはわたしとなんの 係 かか わりがあるのです。お 願 ねが いです、わたしを 苦 くる しめないでください」。 それは、イエスが 汚 けが れた 霊 れい に、その 人 ひと から 出 で て 行 い け、とお 命 めい じになったからである。というのは、 悪霊 あくれい が 何 なん 度 ど も 彼 かれ をひき 捕 とら えたので、 彼 かれ は 鎖 くさり と 足 あし かせとでつながれて 看 み 視 し されていたが、それを 断 た ち 切 き っては 悪霊 あくれい によって 荒野 あらの へ 追 お いやられていたのである。 イエスは 彼 かれ に「なんという 名前 なまえ か」とお 尋 たず ねになると、「レギオンと 言 い います」と 答 こた えた。 彼 かれ の 中 なか にたくさんの 悪霊 あくれい がはいり 込 こ んでいたからである。 悪霊 あくれい どもは、 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ に 落 お ちて 行 い くことを 自分 じぶん たちにお 命 めい じにならぬようにと、イエスに 願 ねが いつづけた。 ところが、そこの 山 やま べにおびただしい 豚 ぶた の 群 む れが 飼 か ってあったので、その 豚 ぶた の 中 なか へはいることを 許 ゆる していただきたいと、 悪霊 あくれい どもが 願 ねが い 出 で た。イエスはそれをお 許 ゆる しになった。 そこで 悪霊 あくれい どもは、その 人 ひと から 出 で て 豚 ぶた の 中 なか へはいり 込 こ んだ。するとその 群 む れは、がけから 湖 みずうみ へなだれを 打 う って 駆 か け 下 くだ り、おぼれ 死 し んでしまった。 飼 か う 者 もの たちは、この 出来事 できごと を 見 み て 逃 に げ 出 だ して、 町 まち や 村里 むらざと にふれまわった。 人々 ひとびと はこの 出来事 できごと を 見 み に 出 で てきた。そして、イエスのところにきて、 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ してもらった 人 ひと が 着物 きもの を 着 き て、 正気 しょうき になってイエスの 足 あし もとにすわっているのを 見 み て、 恐 おそ れた。 それを 見 み た 人 ひと たちは、この 悪霊 あくれい につかれていた 者 もの が 救 すく われた 次第 しだい を、 彼 かれ らに 語 かた り 聞 き かせた。 それから、ゲラサの 地方 ちほう の 民衆 みんしゅう はこぞって、 自分 じぶん たちの 所 ところ から 立 た ち 去 さ ってくださるようにとイエスに 頼 たの んだ。 彼 かれ らが 非常 ひじょう な 恐怖 きょうふ に 襲 おそ われていたからである。そこで、イエスは 舟 ふね に 乗 の って 帰 かえ りかけられた。 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ してもらった 人 ひと は、お 供 とも をしたいと、しきりに 願 ねが ったが、イエスはこう 言 い って 彼 かれ をお 帰 かえ しになった。 「 家 いえ へ 帰 かえ って、 神 かみ があなたにどんなに 大 おお きなことをしてくださったか、 語 かた り 聞 き かせなさい」。そこで 彼 かれ は 立 た ち 去 さ って、 自分 じぶん にイエスがして 下 くだ さったことを、ことごとく 町中 まちじゅう に 言 い いひろめた。

それからイエスは十二 弟子 でし を 呼 よ び 集 あつ めて、 彼 かれ らにすべての 悪霊 あくれい を 制 せい し、 病気 びょうき をいやす 力 ちから と 権威 けんい とをお 授 さづ けになった。

すると 突然 とつぜん 、ある 人 ひと が 群衆 ぐんしゅう の 中 なか から 大声 おおごえ をあげて 言 い った、「 先生 せんせい 、お 願 ねが いです。わたしのむすこを 見 み てやってください。この 子 こ はわたしのひとりむすこですが、 霊 れい が 取 と りつきますと、 彼 かれ は 急 きゅう に 叫 さけ び 出 だ すのです。それから、 霊 れい は 彼 かれ をひきつけさせて、あわを 吹 ふ かせ、 彼 かれ を 弱 よわ り 果 は てさせて、なかなか 出 で て 行 い かないのです。 それで、お 弟子 でし たちに、この 霊 れい を 追 お い 出 だ してくださるように 願 ねが いましたが、できませんでした」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「ああ、なんという 不 ふ 信仰 しんこう な、 曲 まが った 時代 じだい であろう。いつまで、わたしはあなたがたと 一緒 いっしょ におられようか、またあなたがたに 我慢 がまん ができようか。あなたの 子 こ をここに 連 つ れてきなさい」。 ところが、その 子 こ がイエスのところに 来 く る 時 とき にも、 悪霊 あくれい が 彼 かれ を 引 ひ き 倒 たお して、 引 ひ きつけさせた。イエスはこの 汚 けが れた 霊 れい をしかりつけ、その 子供 こども をいやして、 父親 ちちおや にお 渡 わた しになった。 人々 ひとびと はみな、 神 かみ の 偉大 いだい な 力 ちから に 非常 ひじょう に 驚 おどろ いた。みんなの 者 もの がイエスのしておられた 数々 かずかず の 事 こと を 不思議 ふしぎ に 思 おも っていると、 弟子 でし たちに 言 い われた、

七十二 人 にん が 喜 よろこ んで 帰 かえ ってきて 言 い った、「 主 しゅ よ、あなたの 名 な によっていたしますと、 悪霊 あくれい までがわたしたちに 服従 ふくじゅう します」。 彼 かれ らに 言 い われた、「わたしはサタンが 電光 でんこう のように 天 てん から 落 お ちるのを 見 み た。 わたしはあなたがたに、へびやさそりを 踏 ふ みつけ、 敵 てき のあらゆる 力 ちから に 打 う ち 勝 か つ 権威 けんい を 授 さづ けた。だから、あなたがたに 害 がい をおよぼす 者 もの はまったく 無 な いであろう。 しかし、 霊 れい があなたがたに 服従 ふくじゅう することを 喜 よろこ ぶな。むしろ、あなたがたの 名 な が 天 てん にしるされていることを 喜 よろこ びなさい」。

さて、イエスが 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ しておられた。それは、おしの 霊 れい であった。 悪霊 あくれい が 出 で て 行 い くと、おしが 物 もの を 言 い うようになったので、 群衆 ぐんしゅう は 不思議 ふしぎ に 思 おも った。 その 中 なか のある 人々 ひとびと が、「 彼 かれ は 悪霊 あくれい のかしらベルゼブルによって、 悪霊 あくれい どもを 追 お い 出 だ しているのだ」と 言 い い、 またほかの 人々 ひとびと は、イエスを 試 こころ みようとして、 天 てん からのしるしを 求 もと めた。 しかしイエスは、 彼 かれ らの 思 おも いを 見抜 みぬ いて 言 い われた、「おおよそ 国 くに が 内部 ないぶ で 分裂 ぶんれつ すれば 自滅 じめつ してしまい、また 家 いえ が 分 わか れ 争 あらそ えば 倒 たお れてしまう。 そこでサタンも 内部 ないぶ で 分裂 ぶんれつ すれば、その 国 くに はどうして 立 た ち 行 い けよう。あなたがたはわたしがベルゼブルによって 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ していると 言 い うが、 もしわたしがベルゼブルによって 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ すとすれば、あなたがたの 仲間 なかま はだれによって 追 お い 出 だ すのであろうか。だから、 彼 かれ らがあなたがたをさばく 者 もの となるであろう。 しかし、わたしが 神 かみ の 指 ゆび によって 悪霊 あくれい を 追 お い 出 だ しているのなら、 神 かみ の 国 くに はすでにあなたがたのところにきたのである。

強 つよ い 人 ひと が 十分 じゅうぶん に 武装 ぶそう して 自分 じぶん の 邸宅 ていたく を 守 まも っている 限 かぎ り、その 持 も ち 物 もの は 安全 あんぜん である。 しかし、もっと 強 つよ い 者 もの が 襲 おそ ってきて 彼 かれ に 打 う ち 勝 か てば、その 頼 たの みにしていた 武具 ぶぐ を 奪 うば って、その 分捕 ぶんどり 品 ひん を 分 わ けるのである。 わたしの 味方 みかた でない 者 もの は、わたしに 反対 はんたい するものであり、わたしと 共 とも に 集 あつ めない 者 もの は、 散 ち らすものである。 汚 けが れた 霊 れい が 人 ひと から 出 で ると、 休 やす み 場 ば を 求 もと めて 水 みず の 無 な い 所 ところ を 歩 ある きまわるが、 見 み つからないので、 出 で てきた 元 もと の 家 いえ に 帰 かえ ろうと 言 い って、 帰 かえ って 見 み ると、その 家 いえ はそうじがしてある 上 うえ 、 飾 かざ りつけがしてあった。 そこでまた 出 で て 行 い って、 自分 じぶん 以上 いじょう に 悪 わる い 他 た の七つの 霊 れい を 引 ひ き 連 つ れてきて 中 なか にはいり、そこに 住 す み 込 こ む。そうすると、その 人 ひと の 後 のち の 状態 じょうたい は 初 はじ めよりももっと 悪 わる くなるのである」。

そこに十八 年間 ねんかん も 病気 びょうき の 霊 れい につかれ、かがんだままで、からだを 伸 の ばすことの 全 まった くできない 女 おんな がいた。

それなら、十八 年間 ねんかん もサタンに 縛 しば られていた、アブラハムの 娘 むすめ であるこの 女 おんな を、 安息日 あんそくにち であっても、その 束縛 そくばく から 解 と いてやるべきではなかったか」。

そのとき、十二 弟子 でし のひとりで、イスカリオテと 呼 よ ばれていたユダに、サタンがはいった。 すなわち、 彼 かれ は 祭司長 さいしちょう たちや 宮守 みやもり がしらたちのところへ 行 い って、どうしてイエスを 彼 かれ らに 渡 わた そうかと、その 方法 ほうほう について 協議 きょうぎ した。

シモン、シモン、 見 み よ、サタンはあなたがたを 麦 むぎ のようにふるいにかけることを 願 ねが って 許 ゆる された。 しかし、わたしはあなたの 信仰 しんこう がなくならないように、あなたのために 祈 いの った。それで、あなたが 立 た ち 直 なお ったときには、 兄弟 きょうだい たちを 力 ちから づけてやりなさい」。

あなたがたは 自分 じぶん の 父 ちち 、すなわち、 悪魔 あくま から 出 で てきた 者 もの であって、その 父 ちち の 欲望 よくぼう どおりを 行 おこな おうと 思 おも っている。 彼 かれ は 初 はじ めから、 人殺 ひとごろ しであって、 真理 しんり に 立 た つ 者 もの ではない。 彼 かれ のうちには 真理 しんり がないからである。 彼 かれ が 偽 いつわ りを 言 い うとき、いつも 自分 じぶん の 本音 ほんね をはいているのである。 彼 かれ は 偽 いつわ り 者 もの であり、 偽 いつわ りの 父 ちち であるからだ。

これらの 言葉 ことば を 語 かた られたため、ユダヤ 人 じん の 間 あいだ にまたも 分争 ぶんそう が 生 しょう じた。 そのうちの 多 おお くの 者 もの が 言 い った、「 彼 かれ は 悪霊 あくれい に 取 と りつかれて、 気 き が 狂 くる っている。どうして、あなたがたはその 言 い うことを 聞 き くのか」。 他 た の 人々 ひとびと は 言 い った、「それは 悪霊 あくれい に 取 と りつかれた 者 もの の 言葉 ことば ではない。 悪霊 あくれい は 盲人 もうじん の 目 め をあけることができようか」。

夕食 ゆうしょく のとき、 悪魔 あくま はすでにシモンの 子 こ イスカリオテのユダの 心 こころ に、イエスを 裏切 うらぎ ろうとする 思 おも いを 入 い れていたが、

イエスは 答 こた えられた、「わたしが一きれの 食物 しょくもつ をひたして 与 あた える 者 もの が、それである」。そして、一きれの 食物 しょくもつ をひたしてとり 上 あ げ、シモンの 子 こ イスカリオテのユダにお 与 あた えになった。 この一きれの 食物 しょくもつ を 受 う けるやいなや、サタンがユダにはいった。そこでイエスは 彼 かれ に 言 い われた、「しようとしていることを、 今 いま すぐするがよい」。

そこで、ペテロが 言 い った、「アナニヤよ、どうしてあなたは、 自分 じぶん の 心 こころ をサタンに 奪 うば われて、 聖霊 せいれい を 欺 あざむ き、 地所 じしょ の 代金 だいきん をごまかしたのか。 売 う らずに 残 のこ しておけば、あなたのものであり、 売 う ってしまっても、あなたの 自由 じゆう になったはずではないか。どうして、こんなことをする 気 き になったのか。あなたは 人 ひと を 欺 あざむ いたのではなくて、 神 かみ を 欺 あざむ いたのだ」。

またエルサレム 附近 ふきん の 町々 まちまち からも、 大 おお ぜいの 人 ひと が、 病人 びょうにん や 汚 けが れた 霊 れい に 苦 くる しめられている 人 ひと たちを 引 ひ き 連 つ れて、 集 あつ まってきたが、その 全部 ぜんぶ の 者 もの が、ひとり 残 のこ らずいやされた。

汚 けが れた 霊 れい につかれた 多 おお くの 人々 ひとびと からは、その 霊 れい が 大声 おおごえ でわめきながら 出 で て 行 い くし、また、 多 おお くの 中風 ちゅうぶ をわずらっている 者 もの や、 足 あし のきかない 者 もの がいやされたからである。

神 かみ はナザレのイエスに 聖霊 せいれい と 力 ちから とを 注 そそ がれました。このイエスは、 神 かみ が 共 とも におられるので、よい 働 はたら きをしながら、また 悪魔 あくま に 押 おさ えつけられている 人々 ひとびと をことごとくいやしながら、 巡回 じゅんかい されました。

ところが 魔術 まじゅつ 師 し エルマ( 彼 かれ の 名 な は「 魔術 まじゅつ 師 し 」との 意 い)は、 総督 そうとく を 信仰 しんこう からそらそうとして、しきりにふたりの 邪魔 じゃま をした。 サウロ、またの 名 な はパウロ、は 聖霊 せいれい に 満 み たされ、 彼 かれ をにらみつけて 言 い った、「ああ、あらゆる 偽 いつわ りと 邪悪 じゃあく とでかたまっている 悪魔 あくま の 子 こ よ、すべて 正 ただ しいものの 敵 てき よ。 主 しゅ のまっすぐな 道 みち を 曲 ま げることを 止 や めないのか。 見 み よ、 主 しゅ のみ 手 て がおまえの 上 うえ に 及 およ んでいる。おまえは 盲 めくら になって、 当分 とうぶん 、 日 ひ の 光 ひかり が 見 み えなくなるのだ」。たちまち、かすみとやみとが 彼 かれ にかかったため、 彼 かれ は 手 て さぐりしながら、 手 て を 引 ひ いてくれる 人 ひと を 捜 さが しまわった。 総督 そうとく はこの 出来事 できごと を 見 み て、 主 しゅ の 教 おしえ にすっかり 驚 おどろ き、そして 信 しん じた。

ある 時 とき 、わたしたちが、 祈 いの り 場 ば に 行 い く 途中 とちゅう 、 占 うらな いの 霊 れい につかれた 女 おんな 奴隷 どれい に 出会 であ った。 彼女 かのじょ は 占 うらな いをして、その 主人 しゅじん たちに 多 おお くの 利益 りえき を 得 え させていた 者 もの である。 この 女 おんな が、パウロやわたしたちのあとを 追 お ってきては、「この 人 ひと たちは、いと 高 たか き 神 かみ の 僕 しもべ たちで、あなたがたに 救 すくい の 道 みち を 伝 つた えるかただ」と、 叫 さけ び 出 だ すのであった。 そして、そんなことを 幾 いく 日間 にちかん もつづけていた。パウロは 困 こま りはてて、その 霊 れい にむかい「イエス・キリストの 名 な によって 命 めい じる。その 女 おんな から 出 で て 行 い け」と 言 い った。すると、その 瞬間 しゅんかん に 霊 れい が 女 おんな から 出 で て 行 い った。 彼女 かのじょ の 主人 しゅじん たちは、 自分 じぶん らの 利益 りえき を 得 え る 望 のぞ みが 絶 た えたのを 見 み て、パウロとシラスとを 捕 とら え、 役人 やくにん に 引 ひ き 渡 わた すため 広場 ひろば に 引 ひ きずって 行 い った。

神 かみ は、パウロの 手 て によって、 異常 いじょう な 力 ちから あるわざを 次々 つぎつぎ になされた。 たとえば、 人々 ひとびと が、 彼 かれ の 身 み につけている 手 て ぬぐいや 前掛 まえか けを 取 と って 病人 びょうにん にあてると、その 病気 びょうき が 除 のぞ かれ、 悪霊 あくれい が 出 で て 行 い くのであった。

そこで、ユダヤ 人 じん のまじない 師 し で、 遍歴 へんれき している 者 もの たちが、 悪霊 あくれい につかれている 者 もの にむかって、 主 しゅ イエスの 名 な をとなえ、「パウロの 宣 の べ 伝 つた えているイエスによって 命 めい じる。 出 で て 行 い け」と、ためしに 言 い ってみた。 ユダヤの 祭司長 さいしちょう スケワという 者 もの の七 人 にん のむすこたちも、そんなことをしていた。 すると 悪霊 あくれい がこれに 対 たい して 言 い った、「イエスなら 自分 じぶん は 知 し っている。パウロもわかっている。だが、おまえたちは、いったい 何者 なにもの だ」。 そして、 悪霊 あくれい につかれている 人 ひと が、 彼 かれ らに 飛 と びかかり、みんなを 押 おさ えつけて 負 ま かしたので、 彼 かれ らは 傷 きず を 負 お ったまま 裸 はだか になって、その 家 いえ を 逃 に げ 出 だ した。

それから、 魔術 まじゅつ を 行 おこな っていた 多 おお くの 者 もの が、 魔術 まじゅつ の 本 ほん を 持 も ち 出 だ してきては、みんなの 前 まえ で 焼 や き 捨 す てた。その 値段 ねだん を 総計 そうけい したところ、 銀 ぎん 五万にも 上 のぼ ることがわかった。

わたしは、この 国民 こくみん と 異邦人 いほうじん との 中 なか から、あなたを 救 すく い 出 だ し、あらためてあなたを 彼 かれ らにつかわすが、 それは、 彼 かれ らの 目 め を 開 ひら き、 彼 かれ らをやみから 光 ひかり へ、 悪魔 あくま の 支配 しはい から 神 かみ のみもとへ 帰 かえ らせ、また、 彼 かれ らが 罪 つみ のゆるしを 得 え 、わたしを 信 しん じる 信仰 しんこう によって、 聖 せい 別 べつ された 人々 ひとびと に 加 くわ わるためである』。

わたしは 確信 かくしん する。 死 し も 生 せい も、 天使 てんし も 支配者 しはいしゃ も、 現在 げんざい のものも 将来 しょうらい のものも、 力 ちから あるものも、 高 たか いものも 深 ふか いものも、その 他 た どんな 被 ひ 造物 ぞうぶつ も、わたしたちの 主 しゅ キリスト・イエスにおける 神 かみ の 愛 あい から、わたしたちを 引 ひ き 離 はな すことはできないのである。

しかし、 彼 かれ に 対 たい する 御 み 告 つ げはなんであったか、「バアルにひざをかがめなかった七千 人 にん を、わたしのために 残 のこ しておいた」。

平和 へいわ の 神 かみ は、サタンをすみやかにあなたがたの 足 あし の 下 した に 踏 ふ み 砕 くだ くであろう。どうか、わたしたちの 主 しゅ イエスの 恵 めぐ みが、あなたがたと 共 とも にあるように。

彼 かれ の 肉 にく が 滅 ほろ ぼされても、その 霊 れい が 主 しゅ のさばきの 日 ひ に 救 すく われるように、 彼 かれ をサタンに 引 ひ き 渡 わた してしまったのである。

互 たがい に 拒 こば んではいけない。ただし、 合意 ごうい の 上 うえ で 祈 いのり に 専心 せんしん するために、しばらく 相別 あいわか れ、それからまた 一緒 いっしょ になることは、さしつかえない。そうでないと、 自制力 じせいりょく のないのに 乗 じょう じて、サタンがあなたがたを 誘惑 ゆうわく するかも 知 し れない。

そうではない。 人々 ひとびと が 供 そな える 物 もの は、 悪霊 あくれい ども、すなわち、 神 かみ ならぬ 者 もの に 供 そな えるのである。わたしは、あなたがたが 悪霊 あくれい の 仲間 なかま になることを 望 のぞ まない。 主 しゅ の 杯 さかずき と 悪霊 あくれい どもの 杯 さかずき とを、 同時 どうじ に 飲 の むことはできない。 主 しゅ の 食卓 しょくたく と 悪霊 あくれい どもの 食卓 しょくたく とに、 同時 どうじ にあずかることはできない。 それとも、わたしたちは 主 しゅ のねたみを 起 おこし そうとするのか。わたしたちは、 主 しゅ よりも 強 つよ いのだろうか。

そうするのは、サタンに 欺 あざむ かれることのないためである。わたしたちは、 彼 かれ の 策略 さくりゃく を 知 し らないわけではない。

もしわたしたちの 福音 ふくいん がおおわれているなら、 滅 ほろ びる 者 もの どもにとっておおわれているのである。 彼 かれ らの 場合 ばあい 、この 世 よ の 神 かみ が 不信 ふしん の 者 もの たちの 思 おも いをくらませて、 神 かみ のかたちであるキリストの 栄光 えいこう の 福音 ふくいん の 輝 かがや きを、 見 み えなくしているのである。

キリストとベリアルとなんの 調和 ちょうわ があるか。 信仰 しんこう と 不 ふ 信仰 しんこう となんの 関係 かんけい があるか。

わたしたちの 戦 たたか いの 武器 ぶき は、 肉 にく のものではなく、 神 かみ のためには 要塞 ようさい をも 破壊 はかい するほどの 力 ちから あるものである。わたしたちはさまざまな 議論 ぎろん を 破 やぶ り、 神 かみ の 知恵 ちえ に 逆 さか らって 立 た てられたあらゆる 障害物 しょうがいぶつ を 打 う ちこわし、すべての 思 おも いをとりこにしてキリストに 服従 ふくじゅう させ、

ただ 恐 おそ れるのは、エバがへびの 悪巧 わるだく みで 誘惑 ゆうわく されたように、あなたがたの 思 おも いが 汚 けが されて、キリストに 対 たい する 純情 じゅんじょう と 貞操 ていそう とを 失 うしな いはしないかということである。

こういう 人々 ひとびと はにせ 使徒 しと 、 人 ひと をだます 働 はたら き 人 びと であって、キリストの 使徒 しと に 擬装 ぎそう しているにすぎないからである。 しかし、 驚 おどろ くには 及 およ ばない。サタンも 光 ひかり の 天使 てんし に 擬装 ぎそう するのだから。 だから、たといサタンの 手 て 下 した どもが、 義 ぎ の 奉仕者 ほうししゃ のように 擬装 ぎそう したとしても、 不思議 ふしぎ ではない。 彼 かれ らの 最期 さいご は、そのしわざに 合 あ ったものとなろう。

そこで、 高慢 こうまん にならないように、わたしの 肉体 にくたい に一つのとげが 与 あた えられた。それは、 高慢 こうまん にならないように、わたしを 打 う つサタンの 使 つかい なのである。

彼 かれ を、すべての 支配 しはい 、 権威 けんい 、 権力 けんりょく 、 権勢 けんせい の 上 うえ におき、また、この 世 よ ばかりでなくきたるべき 世 よ においても 唱 とな えられる、あらゆる 名 な の 上 うえ におかれたのである。

かつてはそれらの 中 なか で、この 世 よ のならわしに 従 したが い、 空中 くうちゅう の 権 けん をもつ 君 きみ 、すなわち、 不 ふ 従順 じゅうじゅん の 子 こ らの 中 なか に 今 いま も 働 はたら いている 霊 れい に 従 したが って、 歩 ある いていたのである。

それは 今 いま 、 天上 てんじょう にあるもろもろの 支配 しはい や 権威 けんい が、 教会 きょうかい をとおして、 神 かみ の 多種 たしゅ 多様 たよう な 知恵 ちえ を 知 し るに 至 いた るためであって、

怒 いか ることがあっても、 罪 つみ を 犯 おか してはならない。 憤 いきどお ったままで、 日 ひ が 暮 く れるようであってはならない。 また、 悪魔 あくま に 機会 きかい を 与 あた えてはいけない。

悪魔 あくま の 策略 さくりゃく に 対抗 たいこう して 立 た ちうるために、 神 かみ の 武具 ぶぐ で 身 み を 固 かた めなさい。 わたしたちの 戦 たたか いは、 血肉 けつにく に 対 たい するものではなく、もろもろの 支配 しはい と、 権威 けんい と、やみの 世 よ の 主権者 しゅけんしゃ 、また 天上 てんじょう にいる 悪 あく の 霊 れい に 対 たい する 戦 たたか いである。 それだから、 悪 あ しき 日 ひ にあたって、よく 抵抗 ていこう し、 完全 かんぜん に 勝 か ち 抜 ぬ いて、 堅 かた く 立 た ちうるために、 神 かみ の 武具 ぶぐ を 身 み につけなさい。

その 上 うえ に、 信仰 しんこう のたてを 手 て に 取 と りなさい。それをもって、 悪 あ しき 者 もの の 放 はな つ 火 ひ の 矢 や を 消 け すことができるであろう。

そして、もろもろの 支配 しはい と 権威 けんい との 武装 ぶそう を 解除 かいじょ し、キリストにあって 凱旋 がいせん し、 彼 かれ らをその 行列 ぎょうれつ に 加 くわ えて、さらしものとされたのである。

だから、わたしたちは、あなたがたの 所 ところ に 行 い こうとした。ことに、このパウロは、 一再 いっさい ならず 行 い こうとしたのである。それだのに、わたしたちはサタンに 妨 さまた げられた。

だれがどんな 事 こと をしても、それにだまされてはならない。まず 背教 はいきょう のことが 起 おこ り、 不法 ふほう の 者 もの 、すなわち、 滅 ほろ びの 子 こ が 現 あらわ れるにちがいない。 彼 かれ は、すべて 神 かみ と 呼 よ ばれたり 拝 おが まれたりするものに 反抗 はんこう して 立 た ち 上 あ がり、 自 みずか ら 神 かみ の 宮 みや に 座 ざ して、 自分 じぶん は 神 かみ だと 宣言 せんげん する。 わたしがまだあなたがたの 所 ところ にいた 時 とき 、これらの 事 こと をくり 返 かえ して 言 い ったのを 思 おも い 出 だ さないのか。 そして、あなたがたが 知 し っているとおり、 彼 かれ が 自分 じぶん に 定 さだ められた 時 とき になってから 現 あらわ れるように、いま 彼 かれ を 阻止 そし しているものがある。 不法 ふほう の 秘密 ひみつ の 力 ちから が、すでに 働 はたら いているのである。ただそれは、いま 阻止 そし している 者 もの が 取 と り 除 のぞ かれる 時 とき までのことである。 その 時 とき になると、 不法 ふほう の 者 もの が 現 あらわ れる。この 者 もの を、 主 しゅ イエスは 口 くち の 息 いき をもって 殺 ころ し、 来臨 らいりん の 輝 かがや きによって 滅 ほろ ぼすであろう。 不法 ふほう の 者 もの が 来 く るのは、サタンの 働 はたら きによるのであって、あらゆる 偽 いつわ りの 力 ちから と、しるしと、 不思議 ふしぎ と、 また、あらゆる 不義 ふぎ の 惑 まど わしとを、 滅 ほろ ぶべき 者 もの どもに 対 たい して 行 おこな うためである。 彼 かれ らが 滅 ほろ びるのは、 自分 じぶん らの 救 すくい となるべき 真理 しんり に 対 たい する 愛 あい を 受 う けいれなかった 報 むく いである。

しかし、 主 しゅ は 真実 しんじつ なかたであるから、あなたがたを 強 つよ め、 悪 あ しき 者 もの から 守 まも って 下 くだ さるであろう。

その 中 なか に、ヒメナオとアレキサンデルとがいる。わたしは、 神 かみ を 汚 けが さないことを 学 まな ばせるため、このふたりをサタンの 手 て に 渡 わた したのである。

彼 かれ はまた、 信者 しんじゃ になって 間 あいだ もないものであってはならない。そうであると、 高慢 こうまん になって、 悪魔 あくま と 同 おな じ 審判 しんぱん を 受 う けるかも 知 し れない。 さらにまた、 教会外 きょうかいがい の 人々 ひとびと にもよく 思 おも われている 人 ひと でなければならない。そうでないと、そしりを 受 う け、 悪魔 あくま のわなにかかるであろう。

しかし、 御霊 みたま は 明 あき らかに 告 つ げて 言 い う。 後 のち の 時 とき になると、ある 人々 ひとびと は、 惑 まど わす 霊 れい と 悪霊 あくりょう の 教 おしえ とに 気 き をとられて、 信仰 しんこう から 離 はな れ 去 さ るであろう。

彼女 かのじょ たちのうちには、サタンのあとを 追 お って 道 みち を 踏 ふ みはずした 者 もの もある。

というのは、 神 かみ がわたしたちに 下 くだ さったのは、 臆 おく する 霊 れい ではなく、 力 ちから と 愛 あい と 慎 つつし みとの 霊 れい なのである。

一 度 ど は 悪魔 あくま に 捕 とら えられてその 欲 ほっ するままになっていても、 目 め ざめて 彼 かれ のわなからのがれさせて 下 くだ さるであろう。

このように、 子 こ たちは 血 ち と 肉 にく とに 共 とも にあずかっているので、イエスもまた 同様 どうよう に、それらをそなえておられる。それは、 死 し の 力 ちから を 持 も つ 者 もの 、すなわち 悪魔 あくま を、ご 自分 じぶん の 死 し によって 滅 ほろ ぼし、

あなたは、 神 かみ はただひとりであると 信 しん じているのか。それは 結構 けっこう である。 悪霊 あくりょう どもでさえ、 信 しん じておののいている。

しかし、もしあなたがたの 心 こころ の 中 なか に、 苦々 にがにが しいねたみや 党派心 とうはしん をいだいているのなら、 誇 ほこ り 高 たか ぶってはならない。また、 真理 しんり にそむいて 偽 いつわ ってはならない。 そのような 知恵 ちえ は、 上 うえ から 下 くだ ってきたものではなくて、 地 ち につくもの、 肉 にく に 属 ぞく するもの、 悪魔 あくま 的 てき なものである。

そういうわけだから、 神 かみ に 従 したが いなさい。そして、 悪魔 あくま に 立 た ちむかいなさい。そうすれば、 彼 かれ はあなたがたから 逃 に げ 去 さ るであろう。

身 み を 慎 つつし み、 目 め をさましていなさい。あなたがたの 敵 てき である 悪魔 あくま が、ほえたけるししのように、 食 く いつくすべきものを 求 もと めて 歩 ある き 回 まわ っている。

神 かみ は、 罪 つみ を 犯 おか した 御使 みつかい たちを 許 ゆる しておかないで、 彼 かれ らを 下界 げかい におとしいれ、さばきの 時 とき まで 暗 くら やみの 穴 あな に 閉 と じ 込 こ めておかれた。

子供 こども たちよ。 今 いま は 終 おわ りの 時 とき である。あなたがたがかねて 反 はん キリストが 来 く ると 聞 き いていたように、 今 いま や 多 おお くの 反 はん キリストが 現 あらわ れてきた。それによって 今 いま が 終 おわ りの 時 とき であることを 知 し る。 彼 かれ らはわたしたちから 出 で て 行 い った。しかし、 彼 かれ らはわたしたちに 属 ぞく する 者 もの ではなかったのである。もし 属 ぞく する 者 もの であったなら、わたしたちと 一緒 いっしょ にとどまっていたであろう。しかし、 出 で て 行 い ったのは、 元来 がんらい 、 彼 かれ らがみなわたしたちに 属 ぞく さない 者 もの であることが、 明 あき らかにされるためである。 しかし、あなたがたは 聖 せい なる 者 もの に 油 あぶら を 注 そそ がれているので、あなたがたすべてが、そのことを 知 し っている。 わたしが 書 か きおくったのは、あなたがたが 真理 しんり を 知 し らないからではなく、それを 知 し っているからであり、また、すべての 偽 いつわ りは 真理 しんり から 出 で るものでないことを、 知 し っているからである。 偽 いつわ り 者 もの とは、だれであるか。イエスのキリストであることを 否定 ひてい する 者 もの ではないか。 父 ちち と 御子 みこ とを 否定 ひてい する 者 もの は、 反 はん キリストである。

罪 つみ を 犯 おか す 者 もの は、 悪魔 あくま から 出 で た 者 もの である。 悪魔 あくま は 初 はじ めから 罪 つみ を 犯 おか しているからである。 神 かみ の 子 こ が 現 あらわ れたのは、 悪魔 あくま のわざを 滅 ほろ ぼしてしまうためである。 すべて 神 かみ から 生 うま れた 者 もの は、 罪 つみ を 犯 おか さない。 神 かみ の 種 たね が、その 人 ひと のうちにとどまっているからである。また、その 人 ひと は、 神 かみ から 生 うま れた 者 もの であるから、 罪 つみ を 犯 おか すことができない。 神 かみ の 子 こ と 悪魔 あくま の 子 こ との 区別 くべつ は、これによって 明 あき らかである。すなわち、すべて 義 ぎ を 行 おこな わない 者 もの は、 神 かみ から 出 で た 者 もの ではない。 兄弟 きょうだい を 愛 あい さない 者 もの も、 同様 どうよう である。

愛 あい する 者 もの たちよ。すべての 霊 れい を 信 しん じることはしないで、それらの 霊 れい が 神 かみ から 出 で たものであるかどうか、ためしなさい。 多 おお くのにせ 預言者 よげんしゃ が 世 よ に 出 で てきているからである。

あなたがたは、こうして 神 かみ の 霊 れい を 知 し るのである。すなわち、イエス・キリストが 肉体 にくたい をとってこられたことを 告白 こくはく する 霊 れい は、すべて 神 かみ から 出 で ているものであり、 イエスを 告白 こくはく しない 霊 れい は、すべて 神 かみ から 出 で ているものではない。これは、 反 はん キリストの 霊 れい である。あなたがたは、それが 来 く るとかねて 聞 き いていたが、 今 いま やすでに 世 よ にきている。

また、わたしたちは 神 かみ から 出 で た 者 もの であり、 全 ぜん 世界 せかい は 悪 あ しき 者 もの の 配下 はいか にあることを、 知 し っている。

なぜなら、イエス・キリストが 肉体 にくたい をとってこられたことを 告白 こくはく しないで 人 ひと を 惑 まど わす 者 もの が、 多 おお く 世 よ にはいってきたからである。そういう 者 もの は、 惑 まど わす 者 もの であり、 反 はん キリストである。 よく 注意 ちゅうい して、わたしたちの 働 はたら いて 得 え た 成果 せいか を 失 うしな うことがなく、 豊 ゆた かな 報 むく いを 受 う けられるようにしなさい。 すべてキリストの 教 おしえ をとおり 過 す ごして、それにとどまらない 者 もの は、 神 かみ を 持 も っていないのである。その 教 おしえ にとどまっている 者 もの は、 父 ちち を 持 も ち、また 御子 みこ をも 持 も つ。 この 教 おしえ を 持 も たずにあなたがたのところに 来 く る 者 もの があれば、その 人 ひと を 家 いえ に 入 い れることも、あいさつすることもしてはいけない。 そのような 人 ひと にあいさつする 者 もの は、その 悪 わる い 行 おこな いにあずかることになるからである。

主 しゅ は、 自分 じぶん たちの 地位 ちい を 守 まも ろうとはせず、そのおるべき 所 ところ を 捨 す て 去 さ った 御使 みつかい たちを、 大 おお いなる 日 ひ のさばきのために、 永久 えいきゅう にしばりつけたまま、 暗 くら やみの 中 なか に 閉 と じ 込 こ めておかれた。

御使 みつかい のかしらミカエルは、モーセの 死体 したい について 悪魔 あくま と 論 ろん じ 争 あらそ った 時 とき 、 相手 あいて をののしりさばくことはあえてせず、ただ、「 主 しゅ がおまえを 戒 いまし めて 下 くだ さるように」と 言 い っただけであった。

わたしは、あなたの 苦難 くなん や、 貧 まず しさを 知 し っている(しかし 実際 じっさい は、あなたは 富 と んでいるのだ)。また、ユダヤ 人 じん と 自 じ 称 しょう してはいるが、その 実 じつ ユダヤ 人 じん でなくてサタンの 会堂 かいどう に 属 ぞく する 者 もの たちにそしられていることも、わたしは 知 し っている。 あなたの 受 う けようとする 苦 くる しみを 恐 おそ れてはならない。 見 み よ、 悪魔 あくま が、あなたがたのうちのある 者 もの をためすために、 獄 ごく に 入 い れようとしている。あなたがたは十 日 か の 間 あいだ 、 苦難 くなん にあうであろう。 死 し に 至 いた るまで 忠実 ちゅうじつ であれ。そうすれば、いのちの 冠 かんむり を 与 あた えよう。

わたしはあなたの 住 す んでいる 所 ところ を 知 し っている。そこにはサタンの 座 ざ がある。あなたは、わたしの 名 な を 堅 かた く 持 も ちつづけ、わたしの 忠実 ちゅうじつ な 証人 しょうにん アンテパスがサタンの 住 す んでいるあなたがたの 所 ところ で 殺 ころ された 時 とき でさえ、わたしに 対 たい する 信仰 しんこう を 捨 す てなかった。

また、テアテラにいるほかの 人 ひと たちで、まだあの 女 おんな の 教 おしえ を 受 う けておらず、サタンの、いわゆる「 深 ふか み」を 知 し らないあなたがたに 言 い う。わたしは 別 べつ にほかの 重荷 おもに を、あなたがたに 負 お わせることはしない。

見 み よ、サタンの 会堂 かいどう に 属 ぞく する 者 もの 、すなわち、ユダヤ 人 じん と 自 じ 称 しょう してはいるが、その 実 じつ ユダヤ 人 じん でなくて、 偽 いつわ る 者 もの たちに、こうしよう。 見 み よ、 彼 かれ らがあなたの 足 あし もとにきて 平伏 へいふく するようにし、そして、わたしがあなたを 愛 あい していることを、 彼 かれ らに 知 し らせよう。

第 だい 五の 御使 みつかい が、ラッパを 吹 ふ き 鳴 な らした。するとわたしは、一つの 星 ほし が 天 てん から 地 ち に 落 お ちて 来 く るのを 見 み た。この 星 ほし に、 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ の 穴 あな を 開 ひら くかぎが 与 あた えられた。 そして、この 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ の 穴 あな が 開 ひら かれた。すると、その 穴 あな から 煙 けむり が 大 おお きな 炉 ろ の 煙 けむり のように 立 た ちのぼり、その 穴 あな の 煙 けむり で、 太陽 たいよう も 空気 くうき も 暗 くら くなった。 その 煙 けむり の 中 なか から、いなごが 地上 ちじょう に 出 で てきたが、 地 ち のさそりが 持 も っているような 力 ちから が、 彼 かれ らに 与 あた えられた。 彼 かれ らは、 地 ち の 草 くさ やすべての 青草 あおくさ 、またすべての 木 き をそこなってはならないが、 額 ひたい に 神 かみ の 印 いん がない 人 ひと たちには 害 がい を 加 くわ えてもよいと、 言 い い 渡 わた された。 彼 かれ らは、 人間 にんげん を 殺 ころ すことはしないで、五か 月 げつ のあいだ 苦 くる しめることだけが 許 ゆる された。 彼 かれ らの 与 あた える 苦痛 くつう は、 人 ひと がさそりにさされる 時 とき のような 苦痛 くつう であった。 その 時 とき には、 人々 ひとびと は 死 し を 求 もと めても 与 あた えられず、 死 し にたいと 願 ねが っても、 死 し は 逃 に げて 行 い くのである。 これらのいなごは、 出陣 しゅつじん の 用意 ようい のととのえられた 馬 うま によく 似 に ており、その 頭 あたま には 金 きん の 冠 かんむり のようなものをつけ、その 顔 かお は 人間 にんげん の 顔 かお のようであり、 また、そのかみの 毛 け は 女 おんな のかみのようであり、その 歯 は はししの 歯 は のようであった。 また、 鉄 てつ の 胸当 むねあて のような 胸当 むねあて をつけており、その 羽 はね の 音 おと は、 馬 うま に 引 ひ かれて 戦場 せんじょう に 急 いそ ぐ 多 おお くの 戦車 せんしゃ の 響 ひび きのようであった。 その 上 うえ 、さそりのような 尾 お と 針 はり とを 持 も っている。その 尾 お には、五か 月 げつ のあいだ 人間 にんげん をそこなう 力 ちから がある。 彼 かれ らは、 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ の 使 つかい を 王 おう にいただいており、その 名 な をヘブル 語 ご でアバドンと 言 い い、ギリシヤ 語 ご ではアポルオンと 言 い う。

これらの 災害 さいがい で 殺 ころ されずに 残 のこ った 人々 ひとびと は、 自分 じぶん の 手 て で 造 つく ったものについて、 悔 く い 改 あらた めようとせず、また 悪霊 あくれい のたぐいや、 金 きん 、 銀 ぎん 、 銅 どう 、 石 いし 、 木 き で 造 つく られ、 見 み ることも 聞 き くことも 歩 ある くこともできない 偶像 ぐうぞう を 礼拝 れいはい して、やめようともしなかった。

そして、 彼 かれ らがそのあかしを 終 お えると、 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ からのぼって 来 く る 獣 けもの が、 彼 かれ らと 戦 たたか って 打 う ち 勝 か ち、 彼 かれ らを 殺 ころ す。

また、もう一つのしるしが 天 てん に 現 あらわ れた。 見 み よ、 大 おお きな、 赤 あか い 龍 りゅう がいた。それに七つの 頭 あたま と十の 角 つの とがあり、その 頭 あたま に七つの 冠 かんむり をかぶっていた。 その 尾 お は 天 てん の 星 ほし の三 分 ぶん の一を 掃 は き 寄 よ せ、それらを 地 ち に 投 な げ 落 おと した。 龍 りゅう は 子 こ を 産 う もうとしている 女 おんな の 前 まえ に 立 た ち、 生 うま れたなら、その 子 こ を 食 く い 尽 つく そうとかまえていた。

さて、 天 てん では 戦 たたか いが 起 おこ った。ミカエルとその 御使 みつかい たちとが、 龍 りゅう と 戦 たたか ったのである。 龍 りゅう もその 使 つかい たちも 応戦 おうせん したが、 勝 か てなかった。そして、もはや 天 てん には 彼 かれ らのおる 所 ところ がなくなった。 この 巨大 きょだい な 龍 りゅう 、すなわち、 悪魔 あくま とか、サタンとか 呼 よ ばれ、 全 ぜん 世界 せかい を 惑 まど わす 年 とし を 経 へ たへびは、 地 ち に 投 な げ 落 おと され、その 使 つかい たちも、もろともに 投 な げ 落 おと された。 その 時 とき わたしは、 大 おお きな 声 こえ が 天 てん でこう 言 い うのを 聞 き いた、「 今 いま や、われらの 神 かみ の 救 すくい と 力 ちから と 国 くに と、 神 かみ のキリストの 権威 けんい とは、 現 あらわ れた。われらの 兄弟 きょうだい らを 訴 うった える 者 もの 、 夜昼 よるひる われらの 神 かみ のみまえで 彼 かれ らを 訴 うった える 者 もの は、 投 な げ 落 おと された。 兄弟 きょうだい たちは、 小羊 こひつじ の 血 ち と 彼 かれ らのあかしの 言葉 ことば とによって、 彼 かれ にうち 勝 か ち、 死 し に 至 いた るまでもそのいのちを 惜 お しまなかった。 それゆえに、 天 てん とその 中 なか に 住 す む 者 もの たちよ、 大 おお いに 喜 よろこ べ。しかし、 地 ち と 海 うみ よ、おまえたちはわざわいである。 悪魔 あくま が、 自分 じぶん の 時 とき が 短 みじか いのを 知 し り、 激 はげ しい 怒 いか りをもって、おまえたちのところに 下 くだ ってきたからである」。

龍 りゅう は、 自分 じぶん が 地上 ちじょう に 投 な げ 落 おと されたと 知 し ると、 男子 だんし を 産 う んだ 女 おんな を 追 お いかけた。 しかし、 女 おんな は 自分 じぶん の 場所 ばしょ である 荒野 あらの に 飛 と んで 行 い くために、 大 おお きなわしの二つの 翼 つばさ を 与 あた えられた。そしてそこでへびからのがれて、一 年 ねん 、二 年 ねん 、また、 半年 はんとし の 間 あいだ 、 養 やしな われることになっていた。 へびは 女 おんな の 後 うしろ に 水 みず を 川 かわ のように、 口 くち から 吐 は き 出 だ して、 女 おんな をおし 流 なが そうとした。 しかし、 地 ち は 女 おんな を 助 たす けた。すなわち、 地 ち はその 口 くち を 開 ひら いて、 龍 りゅう が 口 くち から 吐 は き 出 だ した 川 かわ を 飲 の みほした。 龍 りゅう は、 女 おんな に 対 たい して 怒 いか りを 発 はっ し、 女 おんな の 残 のこ りの 子 こ ら、すなわち、 神 かみ の 戒 いまし めを 守 まも り、イエスのあかしを 持 も っている 者 もの たちに 対 たい して、 戦 たたか いをいどむために、 出 で て 行 い った。 そして、 海 うみ の 砂 すな の 上 うえ に 立 た った。

わたしはまた、一 匹 ぴき の 獣 けもの が 海 うみ から 上 のぼ って 来 く るのを 見 み た。それには 角 つの が十 本 ぽん 、 頭 あたま が七つあり、それらの 角 つの には十の 冠 かんむり があって、 頭 あたま には 神 かみ を 汚 けが す 名 な がついていた。 わたしの 見 み たこの 獣 けもの はひょうに 似 に ており、その 足 あし はくまの 足 あし のようで、その 口 くち はししの 口 くち のようであった。 龍 りゅう は 自分 じぶん の 力 ちから と 位 くらい と 大 おお いなる 権威 けんい とを、この 獣 けもの に 与 あた えた。 その 頭 あたま の一つが、 死 し ぬほどの 傷 きず を 受 う けたが、その 致命 ちめい 的 てき な 傷 きず もなおってしまった。そこで、 全 ぜん 地 ち の 人々 ひとびと は 驚 おどろ きおそれて、その 獣 けもの に 従 したが い、 また、 龍 りゅう がその 権威 けんい を 獣 けもの に 与 あた えたので、 人々 ひとびと は 龍 りゅう を 拝 おが み、さらに、その 獣 けもの を 拝 おが んで 言 い った、「だれが、この 獣 けもの に 匹敵 ひってき し 得 え ようか。だれが、これと 戦 たたか うことができようか」。 この 獣 けもの には、また、 大言 たいげん を 吐 は き 汚 けが しごとを 語 かた る 口 くち が 与 あた えられ、四十二か 月 げつ のあいだ 活動 かつどう する 権威 けんい が 与 あた えられた。 そこで、 彼 かれ は 口 くち を 開 ひら いて 神 かみ を 汚 けが し、 神 かみ の 御名 みな と、その 幕屋 まくや 、すなわち、 天 てん に 住 す む 者 もの たちとを 汚 けが した。 そして 彼 かれ は、 聖徒 せいと に 戦 たたか いをいどんでこれに 勝 か つことを 許 ゆる され、さらに、すべての 部族 ぶぞく 、 民族 みんぞく 、 国語 こくご 、 国民 こくみん を 支配 しはい する 権威 けんい を 与 あた えられた。 地 ち に 住 す む 者 もの で、ほふられた 小羊 こひつじ のいのちの 書 しょ に、その 名 な を 世 よ の 初 はじ めからしるされていない 者 もの はみな、この 獣 けもの を 拝 おが むであろう。 耳 みみ のある 者 もの は、 聞 き くがよい。 とりこになるべき 者 もの は、とりこになっていく。つるぎで 殺 ころ す 者 もの は、 自 みずか らもつるぎで 殺 ころ されねばならない。ここに、 聖徒 せいと たちの 忍耐 にんたい と 信仰 しんこう とがある。

わたしはまた、ほかの 獣 けもの が 地 ち から 上 のぼ って 来 く るのを 見 み た。それには 小羊 こひつじ のような 角 つの が二つあって、 龍 りゅう のように 物 もの を 言 い った。 そして、 先 さき の 獣 けもの の 持 も つすべての 権力 けんりょく をその 前 まえ で 働 はたら かせた。また、 地 ち と 地 ち に 住 す む 人々 ひとびと に、 致命 ちめい 的 てき な 傷 きず がいやされた 先 さき の 獣 けもの を 拝 おが ませた。 また、 大 おお いなるしるしを 行 おこな って、 人々 ひとびと の 前 まえ で 火 ひ を 天 てん から 地 ち に 降 ふ らせることさえした。 さらに、 先 さき の 獣 けもの の 前 まえ で 行 おこな うのを 許 ゆる されたしるしで、 地 ち に 住 す む 人々 ひとびと を 惑 まど わし、かつ、つるぎの 傷 きず を 受 う けてもなお 生 い きている 先 さき の 獣 けもの の 像 ぞう を 造 つく ることを、 地 ち に 住 す む 人々 ひとびと に 命 めい じた。 それから、その 獣 けもの の 像 ぞう に 息 いき を 吹 ふ き 込 こ んで、その 獣 けもの の 像 ぞう が 物 もの を 言 い うことさえできるようにし、また、その 獣 けもの の 像 ぞう を 拝 おが まない 者 もの をみな 殺 ころ させた。 また、 小 ちい さき 者 もの にも、 大 おお いなる 者 もの にも、 富 と める 者 もの にも、 貧 まず しき 者 もの にも、 自由人 じゆうじん にも、 奴隷 どれい にも、すべての 人々 ひとびと に、その 右 みぎ の 手 て あるいは 額 ひたい に 刻印 こくいん を 押 お させ、 この 刻印 こくいん のない 者 もの はみな、 物 もの を 買 か うことも 売 う ることもできないようにした。この 刻印 こくいん は、その 獣 けもの の 名 な 、または、その 名 な の 数字 すうじ のことである。 ここに、 知恵 ちえ が 必要 ひつよう である。 思慮 しりょ のある 者 もの は、 獣 けもの の 数字 すうじ を 解 と くがよい。その 数字 すうじ とは、 人間 にんげん をさすものである。そして、その 数字 すうじ は六百六十六である。

ほかの 第 だい 三の 御使 みつかい が 彼 かれ らに 続 つづ いてきて、 大声 おおごえ で 言 い った、「おおよそ、 獣 けもの とその 像 ぞう とを 拝 おが み、 額 ひたい や 手 て に 刻印 こくいん を 受 う ける 者 もの は、 神 かみ の 怒 いか りの 杯 さかずき に 混 ま ぜものなしに 盛 も られた、 神 かみ の 激 はげ しい 怒 いか りのぶどう 酒 しゅ を 飲 の み、 聖 せい なる 御使 みつかい たちと 小羊 こひつじ との 前 まえ で、 火 ひ と 硫黄 いおう とで 苦 くる しめられる。 その 苦 くる しみの 煙 けむり は 世々 よよ 限 かぎ りなく 立 た ちのぼり、そして、 獣 けもの とその 像 ぞう とを 拝 おが む 者 もの 、また、だれでもその 名 な の 刻印 こくいん を 受 う けている 者 もの は、 昼 ひる も 夜 よる も 休 やす みが 得 え られない。

第 だい 五の 者 もの が、その 鉢 はち を 獣 けもの の 座 ざ に 傾 かたむ けた。すると、 獣 けもの の 国 くに は 暗 くら くなり、 人々 ひとびと は 苦痛 くつう のあまり 舌 した をかみ、

また 見 み ると、 龍 りゅう の 口 くち から、 獣 けもの の 口 くち から、にせ 預言者 よげんしゃ の 口 くち から、かえるのような三つの 汚 けが れた 霊 れい が 出 で てきた。 これらは、しるしを 行 おこな う 悪霊 あくれい の 霊 れい であって、 全 ぜん 世界 せかい の 王 おう たちのところに 行 い き、 彼 かれ らを 召集 しょうしゅう したが、それは、 全能 ぜんのう なる 神 かみ の 大 おお いなる 日 ひ に、 戦 たたか いをするためであった。

それから、七つの 鉢 はち を 持 も つ七 人 にん の 御使 みつかい のひとりがきて、わたしに 語 かた って 言 い った、「さあ、きなさい。 多 おお くの 水 みず の 上 うえ にすわっている 大 おお 淫婦 いんぷ に 対 たい するさばきを、 見 み せよう。 地 ち の 王 おう たちはこの 女 おんな と 姦淫 かんいん を 行 おこな い、 地 ち に 住 す む 人々 ひとびと はこの 女 おんな の 姦淫 かんいん のぶどう 酒 しゅ に 酔 よ いしれている」。 御使 みつかい は、わたしを 御霊 みたま に 感 かん じたまま、 荒野 あらの へ 連 つ れて 行 い った。わたしは、そこでひとりの 女 おんな が 赤 あか い 獣 けもの に 乗 の っているのを 見 み た。その 獣 けもの は 神 かみ を 汚 けが すかずかずの 名 な でおおわれ、また、それに七つの 頭 あたま と十の 角 つの とがあった。 この 女 おんな は 紫 むらさき と 赤 あか の 衣 ころも をまとい、 金 きん と 宝石 ほうせき と 真珠 しんじゅ とで 身 み を 飾 かざ り、 憎 にく むべきものと 自分 じぶん の 姦淫 かんいん の 汚 けが れとで 満 み ちている 金 きん の 杯 さかずき を 手 て に 持 も ち、 その 額 ひたい には、一つの 名 な がしるされていた。それは 奥義 おくぎ であって、「 大 おお いなるバビロン、 淫婦 いんぷ どもと 地 ち の 憎 にく むべきものらとの 母 はは 」というのであった。 わたしは、この 女 おんな が 聖徒 せいと の 血 ち とイエスの 証人 しょうにん の 血 ち に 酔 よ いしれているのを 見 み た。この 女 おんな を 見 み た 時 とき 、わたしは 非常 ひじょう に 驚 おどろ きあやしんだ。 すると、 御使 みつかい はわたしに 言 い った、「なぜそんなに 驚 おどろ くのか。この 女 おんな の 奥義 おくぎ と、 女 おんな を 乗 の せている七つの 頭 あたま と十の 角 つの のある 獣 けもの の 奥義 おくぎ とを、 話 はな してあげよう。

あなたの 見 み た 獣 けもの は、 昔 むかし はいたが、 今 いま はおらず、そして、やがて 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ から 上 のぼ ってきて、ついには 滅 ほろ びに 至 いた るものである。 地 ち に 住 す む 者 もの のうち、 世 よ の 初 はじ めからいのちの 書 しょ に 名 な をしるされていない 者 もの たちは、この 獣 けもの が、 昔 むかし はいたが 今 いま はおらず、やがて 来 く るのを 見 み て、 驚 おどろ きあやしむであろう。 ここに、 知恵 ちえ のある 心 こころ が 必要 ひつよう である。七つの 頭 あたま は、この 女 おんな のすわっている七つの 山 やま であり、また、七 人 にん の 王 おう のことである。 そのうちの五 人 にん はすでに 倒 たお れ、ひとりは 今 いま おり、もうひとりは、まだきていない。それが 来 く れば、しばらくの 間 あいだ だけおることになっている。 昔 むかし はいたが 今 いま はいないという 獣 けもの は、すなわち 第 だい 八のものであるが、またそれは、かの七 人 にん の 中 なか のひとりであって、ついには 滅 ほろ びに 至 いた るものである。 あなたの 見 み た十の 角 つの は、十 人 にん の 王 おう のことであって、 彼 かれ らはまだ 国 くに を 受 う けてはいないが、 獣 けもの と 共 とも に、 一時 ひととき だけ 王 おう としての 権威 けんい を 受 う ける。 彼 かれ らは 心 こころ をひとつにしている。そして、 自分 じぶん たちの 力 ちから と 権威 けんい とを 獣 けもの に 与 あた える。

彼 かれ らは 小羊 こひつじ に 戦 たたか いをいどんでくるが、 小羊 こひつじ は、 主 しゅ の 主 しゅ 、 王 おう の 王 おう であるから、 彼 かれ らにうち 勝 か つ。また、 小羊 こひつじ と 共 とも にいる 召 め された、 選 えら ばれた、 忠実 ちゅうじつ な 者 もの たちも、 勝利 しょうり を 得 え る」。 御使 みつかい はまた、わたしに 言 い った、「あなたの 見 み た 水 みず 、すなわち、 淫婦 いんぷ のすわっている 所 ところ は、あらゆる 民族 みんぞく 、 群衆 ぐんしゅう 、 国民 こくみん 、 国語 こくご である。 あなたの 見 み た十の 角 つの と 獣 けもの とは、この 淫婦 いんぷ を 憎 にく み、みじめな 者 もの にし、 裸 はだか にし、 彼女 かのじょ の 肉 にく を 食 く い、 火 ひ で 焼 や き 尽 つく すであろう。 神 かみ は、 御言 みことば が 成就 じょうじゅ する 時 とき まで、 彼 かれ らの 心 こころ の 中 なか に、 御旨 みむね を 行 おこな い、 思 おも いをひとつにし、 彼 かれ らの 支配 しはい 権 けん を 獣 けもの に 与 あた える 思 おも いを 持 も つようにされたからである。 あなたの 見 み たかの 女 おんな は、 地 ち の 王 おう たちを 支配 しはい する 大 おお いなる 都 みやこ のことである」。

彼 かれ は 力強 ちからづよ い 声 こえ で 叫 さけ んで 言 い った、「 倒 たお れた、 大 おお いなるバビロンは 倒 たお れた。そして、それは 悪魔 あくま の 住 す む 所 ところ 、あらゆる 汚 けが れた 霊 れい の 巣 そう くつ、また、あらゆる 汚 けが れた 憎 にく むべき 鳥 とり の 巣 そう くつとなった。

なお 見 み ていると、 獣 けもの と 地 ち の 王 おう たちと 彼 かれ らの 軍勢 ぐんぜい とが 集 あつ まり、 馬 うま に 乗 の っているかたとその 軍勢 ぐんぜい とに 対 たい して、 戦 たたか いをいどんだ。 しかし、 獣 けもの は 捕 とら えられ、また、この 獣 けもの の 前 まえ でしるしを 行 おこな って、 獣 けもの の 刻印 こくいん を 受 う けた 者 もの とその 像 ぞう を 拝 おが む 者 もの とを 惑 まど わしたにせ 預言者 よげんしゃ も、 獣 けもの と 共 とも に 捕 とら えられた。そして、この 両者 りょうしゃ とも、 生 い きながら、 硫黄 いおう の 燃 も えている 火 ひ の 池 いけ に 投 な げ 込 こ まれた。 それ 以外 いがい の 者 もの たちは、 馬 うま に 乗 の っておられるかたの 口 くち から 出 で るつるぎで 切 き り 殺 ころ され、その 肉 にく を、すべての 鳥 とり が 飽 あ きるまで 食 た べた。

またわたしが 見 み ていると、ひとりの 御使 みつかい が、 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ のかぎと 大 おお きな 鎖 くさり とを 手 て に 持 も って、 天 てん から 降 お りてきた。 彼 かれ は、 悪魔 あくま でありサタンである 龍 りゅう 、すなわち、かの 年 とし を 経 へ たへびを 捕 とら えて千 年 ねん の 間 あいだ つなぎおき、 そして、 底 そこ 知 し れぬ 所 ところ に 投 な げ 込 こ み、 入口 いりぐち を 閉 と じてその 上 うえ に 封印 ふういん し、千 年 ねん の 期間 きかん が 終 おわ るまで、 諸 しょ 国民 こくみん を 惑 まど わすことがないようにしておいた。その 後 のち 、しばらくの 間 あいだ だけ 解放 かいほう されることになっていた。

千 年 ねん の 期間 きかん が 終 おわ ると、サタンはその 獄 ごく から 解放 かいほう される。 そして、 出 で て 行 い き、 地 ち の 四方 しほう にいる 諸 しょ 国民 こくみん 、すなわちゴグ、マゴグを 惑 まど わし、 彼 かれ らを 戦 たたか いのために 召集 しょうしゅう する。その 数 かず は、 海 うみ の 砂 すな のように 多 おお い。 彼 かれ らは 地上 ちじょう の 広 ひろ い 所 ところ に 上 のぼ ってきて、 聖徒 せいと たちの 陣営 じんえい と 愛 あい されていた 都 みやこ とを 包囲 ほうい した。すると、 天 てん から 火 ひ が 下 くだ ってきて、 彼 かれ らを 焼 や き 尽 つく した。

そして、 彼 かれ らを 惑 まど わした 悪魔 あくま は、 火 ひ と 硫黄 いおう との 池 いけ に 投 な げ 込 こ まれた。そこには、 獣 けもの もにせ 預言者 よげんしゃ もいて、 彼 かれ らは 世々 よよ 限 かぎ りなく 日夜 にちや 、 苦 くる しめられるのである。

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KOG1955 - Kougoyaku Senji Kuroi Colloquial - 1955

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