03 – 人間
これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 人間.
これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 人間.
あなたはわが 内臓 ないぞう をつくり、わが 母 はは の 胎内 たいない でわたしを 組 く み 立 た てられました。 わたしはあなたをほめたたえます。あなたは 恐 おそれ るべく、くすしき 方 かた だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは 最 もっと もよくわたしを 知 し っておられます。
”もはや、ユダヤ 人 じん もギリシヤ 人 じん もなく、 奴隷 どれい も 自由人 じゆうじん もなく、 男 おとこ も 女 おんな もない。あなたがたは 皆 みな 、キリスト・イエスにあって一つだからである。
”時 とき に 世 よ は 神 かみ の 前 まえ に 乱 みだ れて、 暴虐 ぼうぎゃく が 地 ち に 満 み ちた。 神 かみ が 地 ち を 見 み られると、それは 乱 みだ れていた。すべての 人 ひと が 地 ち の 上 うえ でその 道 みち を 乱 みだ したからである。
”神 かみ はまた 言 い われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって 人 ひと を 造 つく り、これに 海 うみ の 魚 うお と、 空 そら の 鳥 とり と、 家畜 かちく と、 地 ち のすべての 獣 けもの と、 地 ち のすべての 這 は うものとを 治 おさ めさせよう」。 神 かみ は 自分 じぶん のかたちに 人 ひと を 創造 そうぞう された。すなわち、 神 かみ のかたちに 創造 そうぞう し、 男 おとこ と 女 おんな とに 創造 そうぞう された。 神 かみ は 彼 かれ らを 祝福 しゅくふく して 言 い われた、「 生 う めよ、ふえよ、 地 ち に 満 み ちよ、 地 ち を 従 したが わせよ。また 海 うみ の 魚 うお と、 空 そら の 鳥 とり と、 地 ち に 動 うご くすべての 生 い き 物 もの とを 治 おさ めよ」。 神 かみ はまた 言 い われた、「わたしは 全 ぜん 地 ち のおもてにある 種 たね をもつすべての 草 くさ と、 種 たね のある 実 み を 結 むす ぶすべての 木 き とをあなたがたに 与 あた える。これはあなたがたの 食物 しょくもつ となるであろう。 また 地 ち のすべての 獣 けもの 、 空 そら のすべての 鳥 とり 、 地 ち を 這 は うすべてのもの、すなわち 命 いのち あるものには、 食物 しょくもつ としてすべての 青草 あおくさ を 与 あた える」。そのようになった。
”主 しゅ なる 神 かみ は 土 つち のちりで 人 ひと を 造 つく り、 命 いのち の 息 いき をその 鼻 はな に 吹 ふ きいれられた。そこで 人 ひと は 生 い きた 者 もの となった。
”また 主 しゅ なる 神 かみ は 言 い われた、「 人 ひと がひとりでいるのは 良 よ くない。 彼 かれ のために、ふさわしい 助 たす け 手 て を 造 つく ろう」。
”そのとき、 人 ひと は 言 い った。「これこそ、ついにわたしの 骨 ほね の 骨 ほね 、わたしの 肉 にく の 肉 にく。 男 おとこ から 取 と ったものだから、これを 女 おんな と 名 な づけよう」。 それで 人 ひと はその 父 ちち と 母 はは を 離 はな れて、 妻 つま と 結 むす び 合 あ い、 一体 いったい となるのである。 人 ひと とその 妻 つま とは、ふたりとも 裸 はだか であったが、 恥 は ずかしいとは 思 おも わなかった。
”あなたは 顔 かお に 汗 あせ してパンを 食 た べ、ついに 土 つち に 帰 かえ る、あなたは 土 つち から 取 と られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに 帰 かえ る」。
”アダムの 系図 けいず は 次 つぎ のとおりである。 神 かみ が 人 ひと を 創造 そうぞう された 時 とき 、 神 かみ をかたどって 造 つく り、 彼 かれ らを 男 おとこ と 女 おんな とに 創造 そうぞう された。 彼 かれ らが 創造 そうぞう された 時 とき 、 神 かみ は 彼 かれ らを 祝福 しゅくふく して、その 名 な をアダムと 名 な づけられた。
”そこで 主 しゅ は 言 い われた、「わたしの 霊 れい はながく 人 ひと の 中 なか にとどまらない。 彼 かれ は 肉 にく にすぎないのだ。しかし、 彼 かれ の 年 とし は百二十 年 ねん であろう」。
”主 しゅ は 人 ひと の 悪 あく が 地 ち にはびこり、すべてその 心 こころ に 思 おも いはかることが、いつも 悪 わる い 事 こと ばかりであるのを 見 み られた。 主 しゅ は 地 ち の 上 うえ に 人 ひと を 造 つく ったのを 悔 く いて、 心 こころ を 痛 いた め、
”時 とき に 世 よ は 神 かみ の 前 まえ に 乱 みだ れて、 暴虐 ぼうぎゃく が 地 ち に 満 み ちた。 神 かみ が 地 ち を 見 み られると、それは 乱 みだ れていた。すべての 人 ひと が 地 ち の 上 うえ でその 道 みち を 乱 みだ したからである。
”主 しゅ はその 香 こう ばしいかおりをかいで、 心 こころ に 言 い われた、「わたしはもはや二 度 ど と 人 ひと のゆえに 地 ち をのろわない。 人 ひと が 心 こころ に 思 おも い 図 はか ることは、 幼 おさな い 時 とき から 悪 わる いからである。わたしは、このたびしたように、もう二 度 ど と、すべての 生 い きたものを 滅 ほろ ぼさない。
”肉 にく の 命 いのち は 血 ち にあるからである。あなたがたの 魂 たましい のために 祭壇 さいだん の 上 うえ で、あがないをするため、わたしはこれをあなたがたに 与 あた えた。 血 ち は 命 いのち であるゆえに、あがなうことができるからである。
”主 しゅ は 殺 ころ し、また 生 い かし、 陰府 よみ にくだし、また 上 うえ げられる。
”しかし 主 しゅ はサムエルに 言 い われた、「 顔 かお かたちや 身 み のたけを 見 み てはならない。わたしはすでにその 人 ひと を 捨 す てた。わたしが 見 み るところは 人 ひと とは 異 こと なる。 人 ひと は 外 そと の 顔 かお かたちを 見 み 、 主 しゅ は 心 こころ を 見 み る」。
”そして 言 い った、「わたしは 裸 はだか で 母 はは の 胎 たい を 出 で た。また 裸 はだか でかしこに 帰 かえ ろう。 主 しゅ が 与 あた え、 主 しゅ が 取 と られたのだ。 主 しゅ のみ 名 な はほむべきかな」。
”見 み よ、 彼 かれ はそのしもべをさえ 頼 たの みとせず、その 天使 てんし をも 誤 あやま れる 者 もの とみなされる。 まして、 泥 どろ の 家 いえ に 住 す む 者 もの 、ちりをその 基 もとい とする 者 もの 、しみのようにつぶされる 者 もの。
”われわれはただ、きのうからあった 者 もの で、 何 なに も 知 し らない、われわれの 世 よ にある 日 ひ は、 影 かげ のようなものである。
”あなたの 手 て はわたしをかたどり、わたしを 作 つく った。ところが 今 いま あなたはかえって、わたしを 滅 ほろ ぼされる。 どうぞ 覚 おぼ えてください、あなたは 土 つち くれをもってわたしを 作 つく られた 事 こと を。ところが、わたしをちりに 返 かえ そうとされるのか。 あなたはわたしを 乳 ちち のように 注 そそ ぎ、 乾酪 かんらく のように 凝 こ り 固 かた まらせたではないか。 あなたは 肉 にく と 皮 かわ とをわたしに 着 き せ、 骨 ほね と 筋 すじ とをもってわたしを 編 あ み、 命 いのち といつくしみとをわたしに 授 さづ け、わたしを 顧 かえり みてわが 霊 れい を 守 まも られた。
”すべての 生 い き 物 もの の 命 いのち 、およびすべての 人 ひと の 息 いき は 彼 かれ の 手 て のうちにある。
”女 おんな から 生 うま れる 人 ひと は 日 ひ が 短 みじか く、 悩 なや みに 満 み ちている。 彼 かれ は 花 はな のように 咲 さ き 出 で て 枯 か れ、 影 かげ のように 飛 と び 去 さ って、とどまらない。
”その 日 ひ は 定 さだ められ、その 月 つき の 数 かず もあなたと 共 とも にあり、あなたがその 限 かぎ りを 定 さだ めて、 越 こ えることのできないようにされたのだから、
”まして 憎 にく むべき 汚 けが れた 者 もの 、また 不義 ふぎ を 水 みず のように 飲 の む 人 ひと においては。
”数年 すうねん 過 す ぎ 去 さ れば、わたしは 帰 かえ らぬ 旅路 たびじ に 行 い くであろう。
”うじのような 人 ひと 、 虫 むし のような 人 ひと の 子 こ はなおさらである」。
”わたしの 息 いき がわたしのうちにあり、 神 かみ の 息 いき がわたしの 鼻 はな にある 間 あいだ 、 わたしのくちびるは 不義 ふぎ を 言 い わない、わたしの 舌 した は 偽 いつわ りを 語 かた らない。
”神 かみ の 霊 れい はわたしを 造 つく り、 全能者 ぜんのうしゃ の 息 いき はわたしを 生 い かす。
”人 ひと は 何者 なにもの なので、これをみ 心 こころ にとめられるのですか、 人 ひと の 子 こ は 何者 なにもの なので、これを 顧 かえり みられるのですか。
”ただ 少 すこ しく 人 ひと を 神 かみ よりも 低 ひく く 造 つく って、 栄 さか えと 誉 ほまれ とをこうむらせ、 これにみ 手 て のわざを 治 おさ めさせ、よろずの 物 もの をその 足 あし の 下 した におかれました。 すべての 羊 ひつじ と 牛 うし 、また 野 の の 獣 けもの 、 空 そら の 鳥 とり と 海 うみ の 魚 うお 、 海路 かいろ を 通 かよ うものまでも。
”【 聖歌 せいか 隊 たい の 指揮者 しきしゃ によってうたわせたダビデの 歌 うた 】 愚 おろ かな 者 もの は 心 こころ のうちに「 神 かみ はない」と 言 い う。 彼 かれ らは 腐 くさ れはて、 憎 にく むべき 事 こと をなし、 善 ぜん を 行 おこな う 者 もの はない。 主 しゅ は 天 てん から 人 ひと の 子 こ らを 見 み おろして、 賢 かしこ い 者 もの 、 神 かみ をたずね 求 もと める 者 もの があるかないかを 見 み られた。 彼 かれ らはみな 迷 まよ い、みなひとしく 腐 くさ れた。 善 ぜん を 行 おこな う 者 もの はない、ひとりもない。
”【ダビデの 歌 うた 】 地 ち と、それに 満 み ちるもの、 世界 せかい と、そのなかに 住 す む 者 もの とは 主 しゅ のものである。 主 しゅ はその 基 もとい を 大海 たいかい のうえにすえ、 大川 おおかわ のうえに 定 さだ められた。
”主 しゅ は 天 てん から 見 み おろされ、すべての 人 ひと の 子 こ らを 見 み 、 そのおられる 所 ところ から 地 ち に 住 す むすべての 人 ひと をながめられる。 主 しゅ はすべて 彼 かれ らの 心 こころ を 造 つく り、そのすべてのわざに 心 こころ をとめられる。
”「 主 しゅ よ、わが 終 おわ りと、わが 日 ひ の 数 かず のどれほどであるかをわたしに 知 し らせ、わが 命 いのち のいかにはかないかを 知 し らせてください。 見 み よ、あなたはわたしの 日 ひ をつかのまとされました。わたしの 一生 いっしょう はあなたの 前 まえ では 無 む にひとしいのです。まことに、すべての 人 ひと はその 盛 さか んな 時 とき でも 息 いき にすぎません。〔セラ
”あなたは 罪 つみ を 責 せ めて 人 ひと を 懲 こ らされるとき、その 慕 した い 喜 よろこ ぶものを、しみが 食 く うように、 消 け し 滅 ほろ ぼされるのです。まことにすべての 人 ひと は 息 いき にすぎません。〔セラ
”見 み よ、わたしは 不義 ふぎ のなかに 生 うま れました。わたしの 母 はは は 罪 つみ のうちにわたしをみごもりました。
”神 かみ の 受 う けられるいけにえは 砕 くだ けた 魂 たましい です。 神 かみ よ、あなたは 砕 くだ けた 悔 く いた 心 こころ をかろしめられません。
”【 聖歌 せいか 隊 たい の 指揮者 しきしゃ によってマハラテのしらべにあわせてうたわせたダビデのマスキールの 歌 うた 】 愚 おろ かな 者 もの は 心 こころ のうちに「 神 かみ はない」と 言 い う。 彼 かれ らは 腐 くさ れはて、 憎 にく むべき 不義 ふぎ をおこなった。 善 ぜん を 行 おこな う 者 もの はない。 神 かみ は 天 てん から 人 ひと の 子 こ を 見 み おろして、 賢 かしこ い 者 もの 、 神 かみ を 尋 たず ね 求 もと める 者 もの があるかないかを 見 み られた。 彼 かれ らは 皆 みな そむき、みなひとしく 堕落 だらく した。 善 ぜん を 行 おこな う 者 もの はない、ひとりもない。
”また 神 かみ は、 彼 かれ らがただ 肉 にく であって、 過 す ぎ 去 さ れば 再 ふたた び 帰 かえ りこぬ 風 かぜ であることを 思 おも い 出 だ された。
”主 しゅ よ、 人 ひと のいのちの、いかに 短 みじか く、すべての 人 ひと の 子 こ を、いかにはかなく 造 つく られたかを、みこころにとめてください。 だれか 生 い きて 死 し を 見 み ず、その 魂 たましい を 陰府 よみ の 力 ちから から 救 すく いうるものがあるでしょうか。〔セラ
”われらのよわいは七十 年 ねん にすぎません。あるいは 健 すこ やかであっても八十 年 ねん でしょう。しかしその 一生 いっしょう はただ、ほねおりと 悩 なや みであって、その 過 す ぎゆくことは 速 はや く、われらは 飛 と び 去 さ るのです。
”われらにおのが 日 ひ を 数 かぞ えることを 教 おし えて、 知恵 ちえ の 心 こころ を 得 え させてください。
”わたしのよわいは 夕暮 ゆうぐれ の 日 ひ 影 かげ のようです。わたしは 草 くさ のようにしおれました。 しかし 主 しゅ よ、あなたはとこしえにみくらに 座 ざ し、そのみ 名 な はよろず 代 よ に 及 およ びます。
”主 しゅ はわれらの 造 つく られたさまを 知 し り、われらのちりであることを 覚 おぼ えていられるからである。 人 ひと は、そのよわいは 草 くさ のごとく、その 栄 さか えは 野 の の 花 はな にひとしい。 風 かぜ がその 上 うえ を 過 す ぎると、うせて 跡 あと なく、その 場所 ばしょ にきいても、もはやそれを 知 し らない。
”あなたがみ 顔 かお を 隠 かく されると、 彼 かれ らはあわてふためく。あなたが 彼 かれ らの 息 いき を 取 と り 去 さ られると、 彼 かれ らは 死 し んでちりに 帰 かえ る。
”天 てん は 主 しゅ の 天 てん である。しかし 地 ち は 人 ひと の 子 こ らに 与 あた えられた。 死 し んだ 者 もの も、 音 おと なき 所 ところ に 下 くだ る 者 もの も、 主 しゅ をほめたたえることはない。
”【 聖歌 せいか 隊 たい の 指揮者 しきしゃ によってうたわせたダビデの 歌 うた 】 主 しゅ よ、あなたはわたしを 探 さぐ り、わたしを 知 し りつくされました。 あなたはわがすわるをも、 立 た つをも 知 し り、 遠 とお くからわが 思 おも いをわきまえられます。 あなたはわが 歩 あゆ むをも、 伏 ふ すをも 探 さぐ り 出 だ し、わがもろもろの 道 みち をことごとく 知 し っておられます。 わたしの 舌 した に 一言 ひとこと もないのに、 主 しゅ よ、あなたはことごとくそれを 知 し られます。
”あなたはわが 内臓 ないぞう をつくり、わが 母 はは の 胎内 たいない でわたしを 組 く み 立 た てられました。 わたしはあなたをほめたたえます。あなたは 恐 おそれ るべく、くすしき 方 かた だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは 最 もっと もよくわたしを 知 し っておられます。 わたしが 隠 かく れた 所 ところ で 造 つく られ、 地 ち の 深 ふか い 所 ところ でつづり 合 あわ されたとき、わたしの 骨 ほね はあなたに 隠 かく れることがなかった。 あなたの 目 め は、まだできあがらないわたしのからだを 見 み られた。わたしのためにつくられたわがよわいの 日 ひ のまだ一 日 にち もなかったとき、その 日 ひ はことごとくあなたの 書 しょ にしるされた。 神 かみ よ、あなたのもろもろのみ 思 おも いは、なんとわたしに 尊 たっと いことでしょう。その 全体 ぜんたい はなんと 広大 こうだい なことでしょう。 わたしがこれを 数 かぞ えようとすれば、その 数 かず は 砂 すな よりも 多 おお い。わたしが 目 め ざめるとき、わたしはなおあなたと 共 とも にいます。
”人 ひと は 息 いき にひとしく、その 日 ひ は 過 す ぎゆく 影 かげ にひとしいのです。
”もろもろの 君 きみ に 信頼 しんらい してはならない。 人 ひと の 子 こ に 信頼 しんらい してはならない。 彼 かれ らには 助 たす けがない。 その 息 いき が 出 で ていけば 彼 かれ は 土 つち に 帰 かえ る。その 日 ひ には 彼 かれ のもろもろの 計画 けいかく は 滅 ほろ びる。
”心 こころ のねじけた 者 もの は 主 しゅ に 憎 にく まれ、まっすぐに 道 みち を 歩 あゆ む 者 もの は 彼 かれ に 喜 よろこ ばれる。
”王 おう の 心 こころ は、 主 しゅ の 手 て のうちにあって、 水 みず の 流 なが れのようだ、 主 しゅ はみこころのままにこれを 導 みちび かれる。 人 ひと の 道 みち は 自分 じぶん の 目 め には 正 ただ しく 見 み える、しかし 主 しゅ は 人 ひと の 心 こころ をはかられる。
”富 と める 者 もの と 貧 まず しい 者 もの とは 共 とも に 世 よ におる、すべてこれを 造 つく られたのは 主 しゅ である。
”彼 かれ は 母 はは の 胎 たい から 出 で てきたように、すなわち 裸 はだか で 出 で てきたように 帰 かえ って 行 い く。 彼 かれ はその 労苦 ろうく によって 得 え た 何 なに 物 もの をもその 手 て に 携 たずさ え 行 い くことができない。
”良 よ き 名 な は 良 よ き 油 あぶら にまさり、 死 し ぬる 日 ひ は 生 うま るる 日 ひ にまさる。
”善 ぜん を 行 おこな い、 罪 つみ を 犯 おか さない 正 ただ しい 人 ひと は 世 よ にいない。
”風 かぜ をとどめる 力 ちから をもつ 人 ひと はない。また 死 し の 日 ひ をつかさどるものはない。 戦 たたか いには 免除 めんじょ はない。また 悪 あく はこれを 行 おこな う 者 もの を 救 すく うことができない。
”すべての 人 ひと に 同一 どういつ に 臨 のぞ むのは、 日 ひ の 下 した に 行 おこな われるすべての 事 こと のうちの 悪事 あくじ である。また 人 ひと の 心 こころ は 悪 あく に 満 み ち、その 生 い きている 間 あいだ は、 狂気 きょうき がその 心 こころ のうちにあり、その 後 のち は 死者 ししゃ のもとに 行 い くのである。
”あなたは、 身 み ごもった 女 おんな の 胎 たい の 中 なか で、どうして 霊 れい が 骨 ほね にはいるかを 知 し らない。そのようにあなたは、すべての 事 こと をなされる 神 かみ のわざを 知 し らない。
”声 こえ が 聞 きこ える、「 呼 よ ばわれ」。わたしは 言 い った、「なんと 呼 よ ばわりましょうか」。「 人 ひと はみな 草 くさ だ。その 麗 うるわ しさは、すべて 野 の の 花 はな のようだ。 主 しゅ の 息 いき がその 上 うえ に 吹 ふ けば、 草 くさ は 枯 か れ、 花 はな はしぼむ。たしかに 人 ひと は 草 くさ だ。
”天 てん を 創造 そうぞう してこれをのべ、 地 ち とそれに 生 しょう ずるものをひらき、その 上 うえ の 民 たみ に 息 いき を 与 あた え、その 中 なか を 歩 あゆ む 者 もの に 霊 れい を 与 あた えられる 主 しゅ なる 神 かみ はこう 言 い われる、
”あなたをあがない、あなたを 胎内 たいない に 造 つく られた 主 しゅ はこう 言 い われる、「わたしは 主 しゅ である。わたしはよろずの 物 もの を 造 つく り、ただわたしだけが 天 てん をのべ、 地 ち をひらき、――だれがわたしと 共 とも にいたか――
”「わたしこそあなたを 慰 なぐさ める 者 もの だ。あなたは 何者 なにもの なれば、 死 し ぬべき 人 ひと を 恐 おそ れ、 草 くさ のようになるべき 人 ひと の 子 こ を 恐 おそ れるのか。
”われわれはみな 羊 ひつじ のように 迷 まよ って、おのおの 自分 じぶん の 道 みち に 向 む かって 行 い った。 主 しゅ はわれわれすべての 者 もの の 不義 ふぎ を、 彼 かれ の 上 うえ におかれた。
”わが 思 おも いは、あなたがたの 思 おも いとは 異 こと なり、わが 道 みち は、あなたがたの 道 みち とは 異 こと なっていると 主 しゅ は 言 い われる。 天 てん が 地 ち よりも 高 たか いように、わが 道 みち は、あなたがたの 道 みち よりも 高 たか く、わが 思 おも いは、あなたがたの 思 おも いよりも 高 たか い。
”われわれはみな 汚 けが れた 人 ひと のようになり、われわれの 正 ただ しい 行 おこな いは、ことごとく 汚 けが れた 衣 ころも のようである。われわれはみな 木 こ の 葉 は のように 枯 か れ、われわれの 不義 ふぎ は 風 かぜ のようにわれわれを 吹 ふ き 去 さ る。 あなたの 名 な を 呼 よ ぶ 者 もの はなく、みずから 励 はげ んで、あなたによりすがる 者 もの はない。あなたはみ 顔 かお を 隠 かく して、われわれを 顧 かえり みられず、われわれをおのれの 不義 ふぎ の 手 て に 渡 わた された。 されど 主 しゅ よ、あなたはわれわれの 父 ちち です。われわれは 粘土 ねんど であって、あなたは 陶器 とうき 師 し です。われわれはみな、み 手 て のわざです。
”「わたしはあなたをまだ 母 はは の 胎 たい につくらないさきに、あなたを 知 し り、あなたがまだ 生 うま れないさきに、あなたを 聖別 せいべつ し、あなたを 立 た てて 万国 ばんこく の 預言者 よげんしゃ とした」。
”あなたがたは、あなたがたの 先祖 せんぞ よりも、いっそう 悪 わる いことをした。 見 み よ、あなたがたはおのおの 自分 じぶん の 悪 わる い 強情 ごうじょう な 心 こころ に 従 したが い、わたしに 聞 き き 従 したが うことはしない。
”主 しゅ はこう 言 い われる、「おおよそ 人 ひと を 頼 たの みとし 肉 にく なる 者 もの を 自分 じぶん の 腕 うで とし、その 心 こころ が 主 しゅ を 離 はな れている 人 ひと は、のろわれる。
”心 こころ はよろずの 物 もの よりも 偽 いつわ るもので、はなはだしく 悪 あく に 染 そ まっている。だれがこれを、よく 知 し ることができようか。 「 主 しゅ であるわたしは 心 こころ を 探 さぐ り、 思 おも いを 試 こころ みる。おのおのに、その 道 みち にしたがい、その 行 おこな いの 実 み によって 報 むく いをするためである」。
”見 み よ、すべての 魂 たましい はわたしのものである。 父 ちち の 魂 たましい も 子 こ の 魂 たましい もわたしのものである。 罪 つみ を 犯 おか した 魂 たましい は 必 かなら ず 死 し ぬ。
”わたしは 新 あたら しい 心 こころ をあなたがたに 与 あた え、 新 あたら しい 霊 れい をあなたがたの 内 うち に 授 さづ け、あなたがたの 肉 にく から、 石 いし の 心 こころ を 除 のぞ いて、 肉 にく の 心 こころ を 与 あた える。
”主 しゅ なる 神 かみ はこれらの 骨 ほね にこう 言 い われる、 見 み よ、わたしはあなたがたのうちに 息 いき を 入 い れて、あなたがたを 生 い かす。 わたしはあなたがたの 上 うえ に 筋 すじ を 与 あた え、 肉 にく を 生 しょう じさせ、 皮 かわ でおおい、あなたがたのうちに 息 いき を 与 あた えて 生 い かす。そこであなたがたはわたしが 主 しゅ であることを 悟 さと る」。
”また 群衆 ぐんしゅう が 飼 か う 者 もの のない 羊 ひつじ のように 弱 よわ り 果 は てて、 倒 たお れているのをごらんになって、 彼 かれ らを 深 ふか くあわれまれた。
”またあなたがたの 頭 あたま の 毛 け までも、みな 数 かぞ えられている。 それだから、 恐 おそ れることはない。あなたがたは 多 おお くのすずめよりも、まさった 者 もの である。
”善人 ぜんにん はよい 倉 くら から 良 よ い 物 もの を 取 と り 出 だ し、 悪人 あくにん は 悪 わる い 倉 くら から 悪 わる い 物 もの を 取 と り 出 だ す。
”しかし、 口 くち から 出 で て 行 い くものは、 心 こころ の 中 なか から 出 で てくるのであって、それが 人 ひと を 汚 けが すのである。 というのは、 悪 わる い 思 おも い、すなわち、 殺人 さつじん 、 姦淫 かんいん 、 不品行 ふひんこう 、 盗 ぬす み、 偽証 ぎしょう 、 誹 そし りは、 心 こころ の 中 なか から 出 で てくるのであって、
”するとイエスは 言 い われた、「 幼 おさ な 子 ご らをそのままにしておきなさい。わたしのところに 来 く るのをとめてはならない。 天国 てんごく はこのような 者 もの の 国 くに である」。
”誘惑 ゆうわく に 陥 おちい らないように、 目 め をさまして 祈 いの っていなさい。 心 こころ は 熱 ねっ しているが、 肉体 にくたい が 弱 よわ いのである」。
”すなわち 内部 ないぶ から、 人 ひと の 心 こころ の 中 なか から、 悪 わる い 思 おも いが 出 で て 来 く る。 不品行 ふひんこう 、 盗 ぬす み、 殺人 さつじん 、 姦淫 かんいん 、 貪欲 どんよく 、 邪悪 じゃあく 、 欺 あざむ き、 好色 こうしょく 、 妬 ねた み、 誹 そし り、 高慢 こうまん 、 愚痴 ぐち。 これらの 悪 あく はすべて 内部 ないぶ から 出 で てきて、 人 ひと をけがすのである」。
”しかし、 天地 てんち 創造 そうぞう の 初 はじ めから、『 神 かみ は 人 ひと を 男 おとこ と 女 おんな とに 造 つく られた。 それゆえに、 人 ひと はその 父母 ふぼ を 離 はな れ、 ふたりの 者 もの は 一体 いったい となるべきである』。 彼 かれ らはもはや、ふたりではなく 一体 いったい である。 だから、 神 かみ が 合 あ わせられたものを、 人 ひと は 離 はな してはならない」。
”イエスは 言 い われた、「なぜわたしをよき 者 もの と 言 い うのか。 神 かみ ひとりのほかによい 者 もの はいない。
”善人 ぜんにん は 良 よ い 心 こころ の 倉 くら から 良 よ い 物 もの を 取 と り 出 だ し、 悪人 あくにん は 悪 わる い 倉 くら から 悪 わる い 物 もの を 取 と り 出 だ す。 心 こころ からあふれ 出 で ることを、 口 くち が 語 かた るものである。
”その 上 うえ 、あなたがたの 頭 あたま の 毛 け までも、みな 数 かぞ えられている。 恐 おそ れることはない。あなたがたは 多 おお くのすずめよりも、まさった 者 もの である。
”しかし、 彼 かれ を 受 う けいれた 者 もの 、すなわち、その 名 な を 信 しん じた 人々 ひとびと には、 彼 かれ は 神 かみ の 子 こ となる 力 ちから を 与 あた えたのである。 それらの 人 ひと は、 血 ち すじによらず、 肉 にく の 欲 よく によらず、また、 人 ひと の 欲 よく にもよらず、ただ 神 かみ によって 生 うま れたのである。
”しかしイエスご 自身 じしん は、 彼 かれ らに 自分 じぶん をお 任 まか せにならなかった。それは、すべての 人 ひと を 知 し っておられ、 また 人 ひと についてあかしする 者 もの を、 必要 ひつよう とされなかったからである。それは、ご 自身 じしん 人 ひと の 心 こころ の 中 なか にあることを 知 し っておられたからである。
”イエスは 答 こた えて 言 い われた、「よくよくあなたに 言 い っておく。だれでも 新 あたら しく 生 うま れなければ、 神 かみ の 国 くに を 見 み ることはできない」。 ニコデモは 言 い った、「 人 ひと は 年 とし をとってから 生 うま れることが、どうしてできますか。もう 一度 いちど 、 母 はは の 胎 たい にはいって 生 うま れることができましょうか」。 イエスは 答 こた えられた、「よくよくあなたに 言 い っておく。だれでも、 水 みず と 霊 れい とから 生 うま れなければ、 神 かみ の 国 くに にはいることはできない。 肉 にく から 生 うま れる 者 もの は 肉 にく であり、 霊 れい から 生 うま れる 者 もの は 霊 れい である。 あなたがたは 新 あたら しく 生 うま れなければならないと、わたしが 言 い ったからとて、 不思議 ふしぎ に 思 おも うには 及 およ ばない。
”神 かみ はそのひとり 子 こ を 賜 たま わったほどに、この 世 よ を 愛 あい して 下 くだ さった。それは 御子 みこ を 信 しん じる 者 もの がひとりも 滅 ほろ びないで、 永遠 えいえん の 命 いのち を 得 え るためである。
”そのさばきというのは、 光 ひかり がこの 世 よ にきたのに、 人々 ひとびと はそのおこないが 悪 わる いために、 光 ひかり よりもやみの 方 ほう を 愛 あい したことである。
”イエスは 彼 かれ らに 言 い われた、「あなたがたは 下 した から 出 で た 者 もの だが、わたしは 上 うえ からきた 者 もの である。あなたがたはこの 世 よ の 者 もの であるが、わたしはこの 世 よ の 者 もの ではない。 だからわたしは、あなたがたは 自分 じぶん の 罪 つみ のうちに 死 し ぬであろうと、 言 い ったのである。もしわたしがそういう 者 もの であることをあなたがたが 信 しん じなければ、 罪 つみ のうちに 死 し ぬことになるからである」。
”また、 何 なに か 不足 ふそく でもしておるかのように、 人 ひと の 手 て によって 仕 つか えられる 必要 ひつよう もない。 神 かみ は、すべての 人々 ひとびと に 命 いのち と 息 いき と 万物 ばんぶつ とを 与 あた え、 また、ひとりの 人 ひと から、あらゆる 民族 みんぞく を 造 つく り 出 りだ して、 地 ち の 全面 ぜんめん に 住 す まわせ、それぞれに 時代 じだい を 区分 くぶん し、 国土 こくど の 境界 きょうかい を 定 さだ めて 下 くだ さったのである。 こうして、 人々 ひとびと が 熱心 ねっしん に 追 お い 求 もと めて 捜 さが しさえすれば、 神 かみ を 見 み いだせるようにして 下 くだ さった。 事実 じじつ 、 神 かみ はわれわれひとりびとりから 遠 とお く 離 はな れておいでになるのではない。 われわれは 神 かみ のうちに 生 い き、 動 うご き、 存在 そんざい しているからである。あなたがたのある 詩人 しじん たちも 言 い ったように、『われわれも、 確 たし かにその 子孫 しそん である』。
”神 かみ の 怒 いか りは、 不義 ふぎ をもって 真理 しんり をはばもうとする 人間 にんげん のあらゆる 不信心 ふしんじん と 不義 ふぎ とに 対 たい して、 天 てん から 啓示 けいじ される。
”彼 かれ らは 自 みずか ら 知者 ちしゃ と 称 しょう しながら、 愚 おろ かになり、 不朽 ふきゅう の 神 かみ の 栄光 えいこう を 変 か えて、 朽 く ちる 人間 にんげん や 鳥 とり や 獣 けもの や 這 は うものの 像 ぞう に 似 に せたのである。 ゆえに、 神 かみ は、 彼 かれ らが 心 こころ の 欲情 よくじょう にかられ、 自分 じぶん のからだを 互 たがい にはずかしめて、 汚 けが すままに 任 まか せられた。
”断 だん じてそうではない。あらゆる 人 ひと を 偽 いつわ り 者 もの としても、 神 かみ を 真実 しんじつ なものとすべきである。それは、「あなたが 言葉 ことば を 述 の べるときは、 義 ぎ とせられ、あなたがさばきを 受 う けるとき、 勝利 しょうり を 得 え るため」と 書 か いてあるとおりである。
”次 つぎ のように 書 か いてある、「 義人 ぎじん はいない、ひとりもいない。 悟 さと りのある 人 ひと はいない、 神 かみ を 求 もと める 人 ひと はいない。 すべての 人 ひと は 迷 まよ い 出 で て、ことごとく 無益 むえき なものになっている。 善 ぜん を 行 おこな う 者 もの はいない、ひとりもいない。
”すなわち、すべての 人 ひと は 罪 つみ を 犯 おか したため、 神 かみ の 栄光 えいこう を 受 う けられなくなっており、
”このようなわけで、ひとりの 人 ひと によって、 罪 つみ がこの 世 よ にはいり、また 罪 つみ によって 死 し がはいってきたように、こうして、すべての 人 ひと が 罪 つみ を 犯 おか したので、 死 し が 全 ぜん 人類 じんるい にはいり 込 こ んだのである。
”それとも、あなたがたは 知 し らないのか。キリスト・イエスにあずかるバプテスマを 受 う けたわたしたちは、 彼 かれ の 死 し にあずかるバプテスマを 受 う けたのである。 すなわち、わたしたちは、その 死 し にあずかるバプテスマによって、 彼 かれ と 共 とも に 葬 ほうむ られたのである。それは、キリストが 父 ちち の 栄光 えいこう によって、 死人 しにん の 中 なか からよみがえらされたように、わたしたちもまた、 新 あたら しいいのちに 生 い きるためである。 もしわたしたちが、 彼 かれ に 結 むす びついてその 死 し の 様 さま にひとしくなるなら、さらに、 彼 かれ の 復活 ふっかつ の 様 さま にもひとしくなるであろう。 わたしたちは、この 事 こと を 知 し っている。わたしたちの 内 うち の 古 ふる き 人 ひと はキリストと 共 とも に 十字架 じゅうじか につけられた。それは、この 罪 つみ のからだが 滅 ほろ び、わたしたちがもはや、 罪 つみ の 奴隷 どれい となることがないためである。 それは、すでに 死 し んだ 者 もの は、 罪 つみ から 解放 かいほう されているからである。 もしわたしたちが、キリストと 共 とも に 死 し んだなら、また 彼 かれ と 共 とも に 生 い きることを 信 しん じる。 キリストは 死人 しにん の 中 なか からよみがえらされて、もはや 死 し ぬことがなく、 死 し はもはや 彼 かれ を 支配 しはい しないことを、 知 し っているからである。 なぜなら、キリストが 死 し んだのは、ただ一 度 ど 罪 つみ に 対 たい して 死 し んだのであり、キリストが 生 い きるのは、 神 かみ に 生 い きるのだからである。 このように、あなたがた 自身 じしん も、 罪 つみ に 対 たい して 死 し んだ 者 もの であり、キリスト・イエスにあって 神 かみ に 生 い きている 者 もの であることを、 認 みと むべきである。 だから、あなたがたの 死 し ぬべきからだを 罪 つみ の 支配 しはい にゆだねて、その 情欲 じょうよく に 従 したが わせることをせず、 また、あなたがたの 肢体 したい を 不義 ふぎ の 武器 ぶき として 罪 つみ にささげてはならない。むしろ、 死人 しにん の 中 なか から 生 い かされた 者 もの として、 自分 じぶん 自身 じしん を 神 かみ にささげ、 自分 じぶん の 肢体 したい を 義 ぎ の 武器 ぶき として 神 かみ にささげるがよい。
”わたしは 人間 にんげん 的 てき な 言 い い 方 かた をするが、それは、あなたがたの 肉 にく の 弱 よわ さのゆえである。あなたがたは、かつて 自分 じぶん の 肢体 したい を 汚 けが れと 不法 ふほう との 僕 しもべ としてささげて 不法 ふほう に 陥 おちい ったように、 今 いま や 自分 じぶん の 肢体 したい を 義 ぎ の 僕 しもべ としてささげて、きよくならねばならない。
”というのは、わたしたちが 肉 にく にあった 時 とき には、 律法 りっぽう による 罪 つみ の 欲情 よくじょう が、 死 し のために 実 み を 結 むす ばせようとして、わたしたちの 肢体 したい のうちに 働 はたら いていた。
”わたしの 内 うち に、すなわち、わたしの 肉 にく の 内 うち には、 善 ぜん なるものが 宿 やど っていないことを、わたしは 知 し っている。なぜなら、 善 ぜん をしようとする 意志 いし は、 自分 じぶん にあるが、それをする 力 ちから がないからである。
”わたしは、なんというみじめな 人間 にんげん なのだろう。だれが、この 死 し のからだから、わたしを 救 すく ってくれるだろうか。
”律法 りっぽう が 肉 にく により 無力 むりょく になっているためになし 得 え なかった 事 こと を、 神 かみ はなし 遂 と げて 下 くだ さった。すなわち、 御子 みこ を、 罪 つみ の 肉 にく の 様 さま で 罪 つみ のためにつかわし、 肉 にく において 罪 つみ を 罰 ばっ せられたのである。 これは 律法 りっぽう の 要求 ようきゅう が、 肉 にく によらず 霊 れい によって 歩 ある くわたしたちにおいて、 満 み たされるためである。 なぜなら、 肉 にく に 従 したが う 者 もの は 肉 にく のことを 思 おも い、 霊 れい に 従 したが う 者 もの は 霊 れい のことを 思 おも うからである。 肉 にく の 思 おも いは 死 し であるが、 霊 れい の 思 おも いは、いのちと 平安 へいあん とである。 なぜなら、 肉 にく の 思 おも いは 神 かみ に 敵 てき するからである。すなわち、それは 神 かみ の 律法 りっぽう に 従 したが わず、 否 いな 、 従 したが い 得 え ないのである。 また、 肉 にく にある 者 もの は、 神 かみ を 喜 よろこ ばせることができない。 しかし、 神 かみ の 御霊 みたま があなたがたの 内 うち に 宿 やど っているなら、あなたがたは 肉 にく におるのではなく、 霊 れい におるのである。もし、キリストの 霊 れい を 持 も たない 人 ひと がいるなら、その 人 ひと はキリストのものではない。
”なぜなら、もし、 肉 にく に 従 したが って 生 い きるなら、あなたがたは 死 し ぬ 外 ほか はないからである。しかし、 霊 れい によってからだの 働 はたら きを 殺 ころ すなら、あなたがたは 生 い きるであろう。
”すなわち、 肉 にく の 子 こ がそのまま 神 かみ の 子 こ なのではなく、むしろ 約束 やくそく の 子 こ が 子孫 しそん として 認 みと められるのである。
”あなたがたは、 主 しゅ イエス・キリストを 着 き なさい。 肉 にく の 欲 よく を 満 み たすことに 心 こころ を 向 む けてはならない。
”生 うま れながらの 人 ひと は、 神 かみ の 御霊 みたま の 賜物 たまもの を 受 う けいれない。それは 彼 かれ には 愚 おろ かなものだからである。また、 御霊 みたま によって 判断 はんだん されるべきであるから、 彼 かれ はそれを 理解 りかい することができない。
”あなたがたは 神 かみ の 宮 みや であって、 神 かみ の 御霊 みたま が 自分 じぶん のうちに 宿 やど っていることを 知 し らないのか。 もし 人 ひと が、 神 かみ の 宮 みや を 破壊 はかい するなら、 神 かみ はその 人 ひと を 滅 ほろ ぼすであろう。なぜなら、 神 かみ の 宮 みや は 聖 せい なるものであり、そして、あなたがたはその 宮 みや なのだからである。
”あなたがたは 知 し らないのか。 自分 じぶん のからだは、 神 かみ から 受 う けて 自分 じぶん の 内 うち に 宿 やど っている 聖霊 せいれい の 宮 みや であって、あなたがたは、もはや 自分 じぶん 自身 じしん のものではないのである。 あなたがたは、 代価 だいか を 払 はら って 買 か いとられたのだ。それだから、 自分 じぶん のからだをもって、 神 かみ の 栄光 えいこう をあらわしなさい。
”それは、 死 し がひとりの 人 ひと によってきたのだから、 死人 しにん の 復活 ふっかつ もまた、ひとりの 人 ひと によってこなければならない。 アダムにあってすべての 人 ひと が 死 し んでいるのと 同 おな じように、キリストにあってすべての 人 ひと が 生 い かされるのである。
”すべての 肉 にく が、 同 おな じ 肉 にく なのではない。 人 ひと の 肉 にく があり、 獣 けもの の 肉 にく があり、 鳥 とり の 肉 にく があり、 魚 さかな の 肉 にく がある。
”死人 しにん の 復活 ふっかつ も、また 同様 どうよう である。 朽 く ちるものでまかれ、 朽 く ちないものによみがえり、 卑 いや しいものでまかれ、 栄光 えいこう あるものによみがえり、 弱 よわ いものでまかれ、 強 つよ いものによみがえり、 肉 にく のからだでまかれ、 霊 れい のからだによみがえるのである。 肉 にく のからだがあるのだから、 霊 れい のからだもあるわけである。 聖書 せいしょ に「 最初 さいしょ の 人 ひと アダムは 生 い きたものとなった」と 書 か いてあるとおりである。しかし 最後 さいご のアダムは 命 いのち を 与 あた える 霊 れい となった。 最初 さいしょ にあったのは、 霊 れい のものではなく 肉 にく のものであって、その 後 のち に 霊 れい のものが 来 く るのである。 第 だい 一の 人 ひと は 地 ち から 出 で て 土 つち に 属 ぞく し、 第 だい 二の 人 ひと は 天 てん から 来 く る。 この 土 つち に 属 ぞく する 人 ひと に、 土 つち に 属 ぞく している 人々 ひとびと は 等 ひと しく、この 天 てん に 属 ぞく する 人 ひと に、 天 てん に 属 ぞく している 人々 ひとびと は 等 ひと しいのである。 すなわち、わたしたちは、 土 つち に 属 ぞく している 形 かたち をとっているのと 同様 どうよう に、また 天 てん に 属 ぞく している 形 かたち をとるであろう。 兄弟 きょうだい たちよ。わたしはこの 事 こと を 言 い っておく。 肉 にく と 血 ち とは 神 かみ の 国 くに を 継 つ ぐことができないし、 朽 く ちるものは 朽 く ちないものを 継 つ ぐことがない。
”だから、わたしたちは 落胆 らくたん しない。たといわたしたちの 外 そと なる 人 ひと は 滅 ほろ びても、 内 うち なる 人 ひと は 日 ひ ごとに 新 あたら しくされていく。
”わたしたちの 住 す んでいる 地上 ちじょう の 幕屋 まくや がこわれると、 神 かみ からいただく 建物 たてもの 、すなわち 天 てん にある、 人 ひと の 手 て によらない 永遠 えいえん の 家 いえ が 備 そな えてあることを、わたしたちは 知 し っている。 そして、 天 てん から 賜 たま わるそのすみかを、 上 うえ に 着 き ようと 切 せつ に 望 のぞ みながら、この 幕屋 まくや の 中 なか で 苦 くる しみもだえている。 それを 着 き たなら、 裸 はだか のままではいないことになろう。 この 幕屋 まくや の 中 なか にいるわたしたちは、 重荷 おもに を 負 お って 苦 くる しみもだえている。それを 脱 ぬ ごうと 願 ねが うからではなく、その 上 うえ に 着 き ようと 願 ねが うからであり、それによって、 死 し ぬべきものがいのちにのまれてしまうためである。
”愛 あい する 者 もの たちよ。わたしたちは、このような 約束 やくそく を 与 あた えられているのだから、 肉 にく と 霊 れい とのいっさいの 汚 けが れから 自分 じぶん をきよめ、 神 かみ をおそれて 全 まった く 清 きよ くなろうではないか。
”もはや、ユダヤ 人 じん もギリシヤ 人 じん もなく、 奴隷 どれい も 自由人 じゆうじん もなく、 男 おとこ も 女 おんな もない。あなたがたは 皆 みな 、キリスト・イエスにあって一つだからである。
”わたしは 命 めい じる、 御霊 みたま によって 歩 ある きなさい。そうすれば、 決 けっ して 肉 にく の 欲 よく を 満 み たすことはない。 なぜなら、 肉 にく の 欲 ほっ するところは 御霊 みたま に 反 はん し、また 御霊 みたま の 欲 ほっ するところは 肉 にく に 反 はん するからである。こうして、二つのものは 互 たがい に 相 あい さからい、その 結果 けっか 、あなたがたは 自分 じぶん でしようと 思 おも うことを、することができないようになる。
”キリスト・イエスに 属 ぞく する 者 もの は、 自分 じぶん の 肉 にく を、その 情 じょう と 欲 よく と 共 とも に 十字架 じゅうじか につけてしまったのである。
”すなわち、 自分 じぶん の 肉 にく にまく 者 もの は、 肉 にく から 滅 ほろ びを 刈 か り 取 と り、 霊 れい にまく 者 もの は、 霊 れい から 永遠 えいえん のいのちを 刈 か り 取 と るであろう。
”また、わたしたちもみな、かつては 彼 かれ らの 中 なか にいて、 肉 にく の 欲 よく に 従 したが って 日 ひ を 過 す ごし、 肉 にく とその 思 おも いとの 欲 ほっ するままを 行 おこな い、ほかの 人々 ひとびと と 同 おな じく、 生 うま れながらの 怒 いか りの 子 こ であった。
”彼 かれ らの 知力 ちりょく は 暗 くら くなり、その 内 うち なる 無知 むち と 心 こころ の 硬化 こうか とにより、 神 かみ のいのちから 遠 とお く 離 はな れ、
”わたしにとっては、 生 い きることはキリストであり、 死 し ぬことは 益 えき である。
”神 かみ の 霊 れい によって 礼拝 れいはい をし、キリスト・イエスを 誇 ほこり とし、 肉 にく を 頼 たの みとしないわたしたちこそ、 割礼 かつれい の 者 もの である。
”わたしがそう 言 い うのは、キリストの 十字架 じゅうじか に 敵対 てきたい して 歩 ある いている 者 もの が 多 おお いからである。わたしは、 彼 かれ らのことをしばしばあなたがたに 話 はな したが、 今 いま また 涙 なみだ を 流 なが して 語 かた る。 彼 かれ らの 最後 さいご は 滅 ほろ びである。 彼 かれ らの 神 かみ はその 腹 はら 、 彼 かれ らの 栄光 えいこう はその 恥 はじ 、 彼 かれ らの 思 おも いは 地上 ちじょう のことである。 しかし、わたしたちの 国籍 こくせき は 天 てん にある。そこから、 救主 すくいぬし 、 主 しゅ イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは 待 ま ち 望 のぞ んでいる。 彼 かれ は、 万物 ばんぶつ をご 自身 じしん に 従 したが わせうる 力 ちから の 働 はたら きによって、わたしたちの 卑 いや しいからだを、ご 自身 じしん の 栄光 えいこう のからだと 同 おな じかたちに 変 か えて 下 くだ さるであろう。
”あなたがたは、むなしいだましごとの 哲学 てつがく で、 人 ひと のとりこにされないように、 気 き をつけなさい。それはキリストに 従 したが わず、 世 よ のもろもろの 霊力 れいりょく に 従 したが う 人間 にんげん の 言伝 いいつた えに 基 もとづ くものにすぎない。
”そこには、もはやギリシヤ 人 じん とユダヤ 人 じん 、 割礼 かつれい と 無 む 割礼 かつれい 、 未開 みかい の 人 ひと 、スクテヤ 人 びと 、 奴隷 どれい 、 自由人 じゆうじん の 差別 さべつ はない。キリストがすべてであり、すべてのもののうちにいますのである。
”どうか、 平和 へいわ の 神 かみ ご 自身 じしん が、あなたがたを 全 まった くきよめて 下 くだ さるように。また、あなたがたの 霊 れい と 心 こころ とからだとを 完全 かんぜん に 守 まも って、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストの 来臨 らいりん のときに、 責 せ められるところのない 者 もの にして 下 くだ さるように。
”わたしたちは、 何 なに ひとつ 持 も たないでこの 世 よ にきた。また、 何 なに ひとつ 持 も たないでこの 世 よ を 去 さ って 行 い く。
”というのは、 神 かみ がわたしたちに 下 くだ さったのは、 臆 おく する 霊 れい ではなく、 力 ちから と 愛 あい と 慎 つつし みとの 霊 れい なのである。
”その 時 とき 、 人々 ひとびと は 自分 じぶん を 愛 あい する 者 もの 、 金 かね を 愛 あい する 者 もの 、 大言壮語 たいげんそうご する 者 もの 、 高慢 こうまん な 者 もの 、 神 かみ をそしる 者 もの 、 親 おや に 逆 さか らう 者 もの 、 恩 おん を 知 し らぬ 者 もの 、 神聖 しんせい を 汚 けが す 者 もの 、 無情 むじょう な 者 もの 、 融和 ゆうわ しない 者 もの 、そしる 者 もの 、 無 む 節制 せっせい な 者 もの 、 粗暴 そぼう な 者 もの 、 善 ぜん を 好 この まない 者 もの 、 裏切 うらぎ り 者 もの 、 乱暴 らんぼう 者 もの 、 高言 こうげん をする 者 もの 、 神 かみ よりも 快楽 かいらく を 愛 あい する 者 もの 、 信心 しんじん 深 ぶか い 様子 ようす をしながらその 実 じつ を 捨 す てる 者 もの となるであろう。こうした 人々 ひとびと を 避 さ けなさい。
”きよい 人 ひと には、すべてのものがきよい。しかし、 汚 けが れている 不 ふ 信仰 しんこう な 人 ひと には、きよいものは一つもなく、その 知性 ちせい も 良心 りょうしん も 汚 けが れてしまっている。 彼 かれ らは 神 かみ を 知 し っていると、 口 くち では 言 い うが、 行 おこな いではそれを 否定 ひてい している。 彼 かれ らは 忌 い まわしい 者 もの 、また 不 ふ 従順 じゅうじゅん な 者 もの であって、いっさいの 良 よ いわざに 関 かん しては、 失格者 しっかくしゃ である。
”聖書 せいしょ はある 箇所 かしょ で、こうあかししている、「 人間 にんげん が 何者 なにもの だから、これを 御 み 心 こころ に 留 と められるのだろうか。 人 ひと の 子 こ が 何者 なにもの だから、これをかえりみられるのだろうか。 あなたは、しばらくの 間 あいだ 、 彼 かれ を 御使 みつかい たちよりも 低 ひく い 者 もの となし、 栄光 えいこう とほまれとを 冠 かんむり として 彼 かれ に 与 あた え、 万物 ばんぶつ をその 足 あし の 下 した に 服従 ふくじゅう させて 下 くだ さった」。「 万物 ばんぶつ を 彼 かれ に 服従 ふくじゅう させて 下 くだ さった」という 以上 いじょう 、 服従 ふくじゅう しないものは、 何 なに ひとつ 残 のこ されていないはずである。しかし、 今 いま もなお 万物 ばんぶつ が 彼 かれ に 服従 ふくじゅう している 事実 じじつ を、わたしたちは 見 み ていない。
”このように、 子 こ たちは 血 ち と 肉 にく とに 共 とも にあずかっているので、イエスもまた 同様 どうよう に、それらをそなえておられる。それは、 死 し の 力 ちから を 持 も つ 者 もの 、すなわち 悪魔 あくま を、ご 自分 じぶん の 死 し によって 滅 ほろ ぼし、 死 し の 恐怖 きょうふ のために 一 いっ 生涯 しょうがい 、 奴隷 どれい となっていた 者 もの たちを、 解 と き 放 はな つためである。
”というのは、 神 かみ の 言 ことば は 生 い きていて、 力 ちから があり、もろ 刃 は のつるぎよりも 鋭 するど くて、 精神 せいしん と 霊魂 れいこん と、 関節 かんせつ と 骨髄 こつづい とを 切 き り 離 はな すまでに 刺 さ しとおして、 心 こころ の 思 おも いと 志 こころざし とを 見分 みわ けることができる。 そして、 神 かみ のみまえには、あらわでない 被 ひ 造物 ぞうぶつ はひとつもなく、すべてのものは、 神 かみ の 目 め には 裸 はだか であり、あらわにされているのである。この 神 かみ に 対 たい して、わたしたちは 言 い い 開 ひら きをしなくてはならない。
”そして、一 度 ど だけ 死 し ぬことと、 死 し んだ 後 のち さばきを 受 う けることとが、 人間 にんげん に 定 さだ まっているように、
”人 ひと が 誘惑 ゆうわく に 陥 おちい るのは、それぞれ、 欲 よく に 引 ひ かれ、さそわれるからである。 欲 よく がはらんで 罪 つみ を 生 う み、 罪 つみ が 熟 じゅく して 死 し を 生 う み 出 だ す。 愛 あい する 兄弟 きょうだい たちよ。 思 おも い 違 ちが いをしてはいけない。
”霊魂 れいこん のないからだが 死 し んだものであると 同様 どうよう に、 行 おこな いのない 信仰 しんこう も 死 し んだものなのである。
”よく 聞 き きなさい。「きょうか、あす、これこれの 町 まち へ 行 い き、そこに一か 年 ねん 滞在 たいざい し、 商売 しょうばい をして 一 ひと もうけしよう」と 言 い う 者 もの たちよ。 あなたがたは、あすのこともわからぬ 身 み なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの 間 あいだ あらわれて、たちまち 消 き え 行 い く 霧 きり にすぎない。
”「 人 ひと はみな 草 くさ のごとく、その 栄華 えいが はみな 草 くさ の 花 はな に 似 に ている。 草 くさ は 枯 か れ、 花 はな は散る。
”愛 あい する 者 もの たちよ。あなたがたに 勧 すす める。あなたがたは、この 世 よ の 旅人 たびびと であり 寄留者 きりゅうしゃ であるから、たましいに 戦 たたか いをいどむ 肉 にく の 欲 よく を 避 さ けなさい。
”世 よ と 世 よ にあるものとを、 愛 あい してはいけない。もし、 世 よ を 愛 あい する 者 もの があれば、 父 ちち の 愛 あい は 彼 かれ のうちにない。 すべて 世 よ にあるもの、すなわち、 肉 にく の 欲 よく 、 目 め の 欲 よく 、 持 も ち 物 もの の 誇 ほこり は、 父 ちち から 出 で たものではなく、 世 よ から 出 で たものである。 世 よ と 世 よ の 欲 よく とは 過 す ぎ 去 さ る。しかし、 神 かみ の 御旨 みむね を 行 おこな う 者 もの は、 永遠 えいえん にながらえる。
”わたしたちが 神 かみ の 子 こ と 呼 よ ばれるためには、どんなに 大 おお きな 愛 あい を 父 ちち から 賜 たま わったことか、よく 考 かんが えてみなさい。わたしたちは、すでに 神 かみ の 子 こ なのである。 世 よ がわたしたちを 知 し らないのは、 父 ちち を 知 し らなかったからである。
”火 ひ の 中 なか から 引 ひ き 出 だ して 救 すく ってやりなさい。また、そのほかの 人 ひと たちを、おそれの 心 こころ をもってあわれみなさい。しかし、 肉 にく に 汚 けが れた 者 もの に 対 たい しては、その 下着 したぎ さえも 忌 い みきらいなさい。
”見 み よ、 彼 かれ は、 雲 くも に 乗 の ってこられる。すべての 人 ひと の 目 め 、ことに、 彼 かれ を 刺 さ しとおした 者 もの たちは、 彼 かれ を 仰 あお ぎ 見 み るであろう。また 地上 ちじょう の 諸 しょ 族 ぞく はみな、 彼 かれ のゆえに 胸 むね を 打 う って 嘆 なげ くであろう。しかり、アァメン。
”