23 – 愛

これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 愛.

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しかし、 聞 き いているあなたがたに 言 い う。 敵 てき を 愛 あい し、 憎 にく む 者 もの に 親切 しんせつ にせよ。 のろう 者 もの を 祝福 しゅくふく し、はずかしめる 者 もの のために 祈 いの れ。 あなたの 頬 ほお を 打 う つ 者 もの にはほかの 頬 ほお をも 向 む けてやり、あなたの 上着 うわぎ を 奪 うば い 取 と る 者 もの には 下着 したぎ をも 拒 こば むな。

愛 あい する 者 もの たちよ。わたしたちは 互 たがい に 愛 あい し合おうではないか。 愛 あい は、 神 かみ から 出 で たものなのである。すべて 愛 あい する 者 もの は、 神 かみ から 生 うま れた 者 もの であって、 神 かみ を 知 し っている。 愛 あい さない 者 もの は、 神 かみ を 知 し らない。 神 かみ は 愛 あい である。 神 かみ はそのひとり 子 こ を 世 よ につかわし、 彼 かれ によってわたしたちを 生 い きるようにして 下 くだ さった。それによって、わたしたちに 対 たい する 神 かみ の 愛 あい が 明 あき らかにされたのである。 わたしたちが 神 かみ を 愛 あい したのではなく、 神 かみ がわたしたちを 愛 あい して 下 くだ さって、わたしたちの 罪 つみ のためにあがないの 供 そな え 物 もの として、 御子 みこ をおつかわしになった。ここに 愛 あい がある。 愛 あい する 者 もの たちよ。 神 かみ がこのようにわたしたちを 愛 あい して 下 くだ さったのであるから、わたしたちも 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うべきである。

その 友 とも に 対 たい するいつくしみをさし 控 ひか える 者 もの は、 全能者 ぜんのうしゃ を 恐 おそ れることをすてる。

聖書の順序のすべての聖句 - 326 節

それで 人 ひと はその 父 ちち と 母 はは を 離 はな れて、 妻 つま と 結 むす び 合 あ い、 一体 いったい となるのである。

こうして、ヤコブは七 年 ねん の 間 あいだ ラケルのために 働 はたら いたが、 彼女 かのじょ を 愛 あい したので、ただ 数日 すうじつ のように 思 おも われた。

あなたの 父 ちち と 母 はは を 敬 うやま え。これは、あなたの 神 かみ 、 主 しゅ が 賜 たま わる 地 ち で、あなたが 長 なが く 生 い きるためである。

あなたは 隣人 りんじん の 家 いえ をむさぼってはならない。 隣人 りんじん の 妻 つま 、しもべ、はしため、 牛 うし 、ろば、またすべて 隣人 りんじん のものをむさぼってはならない」。

もし、あなたが 敵 てき の 牛 うし または、ろばの 迷 まよ っているのに 会 あ う 時 とき は、 必 かなら ずこれを 彼 かれ の 所 ところ に 連 つ れて 行 い って、 帰 き さなければならない。 もしあなたを 憎 にく む 者 もの のろばが、その 荷物 にもつ の 下 した に 倒 たお れ 伏 ふ しているのを 見 み る 時 とき は、これを 見捨 みす てて 置 お かないように 気 き をつけ、 必 かなら ずその 人 ひと に 手 て を 貸 か して、これを 起 おこ さなければならない。

主 しゅ は 彼 かれ の 前 まえ を 過 す ぎて 宣 の べられた。「 主 しゅ 、 主 しゅ 、あわれみあり、 恵 めぐ みあり、 怒 いか ることおそく、いつくしみと、まこととの 豊 ゆた かなる 神 かみ 、

あなたは 心 こころ に 兄弟 きょうだい を 憎 にく んではならない。あなたの 隣人 りんじん をねんごろにいさめて、 彼 かれ のゆえに 罪 つみ を 身 み に 負 お ってはならない。 あなたはあだを 返 かえ してはならない。あなたの 民 たみ の 人々 ひとびと に 恨 うら みをいだいてはならない。あなた 自身 じしん のようにあなたの 隣人 りんじん を 愛 あい さなければならない。わたしは 主 しゅ である。

あなたがたと 共 とも にいる 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん を、あなたがたと 同 おな じ 国 くに に 生 うま れた 者 もの のようにし、あなた 自身 じしん のようにこれを 愛 あい さなければならない。あなたがたもかつてエジプトの 国 くに で 他国 たこく 人 じん であったからである。わたしはあなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ である。

あなたの 兄弟 きょうだい が 落 お ちぶれ、 暮 くら して 行 い けない 時 とき は、 彼 かれ を 助 たす け、 寄留者 きりゅうしゃ または 旅 たび びとのようにして、あなたと 共 とも に 生 い きながらえさせなければならない。 彼 かれ から 利子 りし も 利息 りそく も 取 と ってはならない。あなたの 神 かみ を 恐 おそ れ、あなたの 兄弟 きょうだい をあなたと 共 とも に 生 い きながらえさせなければならない。 あなたは 利子 りし を 取 と って 彼 かれ に 金 かね を 貸 か してはならない。また 利益 りえき をえるために 食物 しょくもつ を 貸 か してはならない。

モーセはその 人 ひと となり 柔和 にゅうわ なこと、 地上 ちじょう のすべての 人 ひと にまさっていた。

あなたは 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくし、 力 ちから をつくして、あなたの 神 かみ 、 主 しゅ を 愛 あい さなければならない。

それゆえあなたは 知 し らなければならない。あなたの 神 かみ 、 主 しゅ は 神 かみ にましまし、 真実 しんじつ の 神 かみ にましまして、 彼 かれ を 愛 あい し、その 命令 めいれい を 守 まも る 者 もの には、 契約 けいやく を 守 まも り、 恵 めぐ みを 施 ほどこ して 千 せん 代 だい に 及 およ び、 また 彼 かれ を 憎 にく む 者 もの には、めいめいに 報 むく いて 滅 ほろ ぼされることを。 主 しゅ は 自分 じぶん を 憎 にく む 者 もの には 猶予 ゆうよ することなく、めいめいに 報 むく いられる。

みなし 子 こ とやもめのために 正 ただ しいさばきを 行 おこな い、また 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん を 愛 あい して、 食物 しょくもつ と 着物 きもの を 与 あた えられるからである。 それゆえ、あなたがたは 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん を 愛 あい しなさい。あなたがたもエジプトの 国 くに で 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん であった。

それゆえ、あなたの 神 かみ 、 主 しゅ を 愛 あい し、 常 つね にそのさとしと、 定 さだ めと、おきてと、 戒 いまし めとを 守 まも らなければならない。

もし、きょう、あなたがたに 命 めい じるわたしの 命令 めいれい によく 聞 き き 従 したが って、あなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ を 愛 あい し、 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくして 仕 つか えるならば、

あなたはその 預言者 よげんしゃ または 夢 ゆめ みる 者 もの の 言葉 ことば に 聞 き き 従 したが ってはならない。あなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ はあなたがたが 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくして、あなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ を 愛 あい するか、どうかを 知 し ろうと、このようにあなたがたを 試 こころ みられるからである。

あなたは 心 こころ から 彼 かれ に 与 あた えなければならない。 彼 かれ に 与 あた える 時 とき は 惜 お しんではならない。あなたの 神 かみ 、 主 しゅ はこの 事 こと のために、あなたをすべての 事業 じぎょう と、 手 て のすべての 働 はたら きにおいて 祝福 しゅくふく されるからである。 貧 まず しい 者 もの はいつまでも 国 くに のうちに 絶 た えることがないから、わたしは 命 めい じて 言 い う、『あなたは 必 かなら ず 国 くに のうちにいるあなたの 兄弟 きょうだい の 乏 とぼ しい 者 もの と、 貧 まず しい 者 もの とに、 手 て を 開 ひら かなければならない』。

あなたの 神 かみ 、 主 しゅ が 賜 たま わる 祝福 しゅくふく にしたがい、おのおの 力 ちから に 応 おう じて、ささげ 物 もの をしなければならない。

そしてあなたの 神 かみ 、 主 しゅ はあなたの 心 こころ とあなたの 子孫 しそん の 心 こころ に 割礼 かつれい を 施 ほどこ し、あなたをして、 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくしてあなたの 神 かみ 、 主 しゅ を 愛 あい させ、こうしてあなたに 命 いのち を 得 え させられるであろう。

すなわちあなたの 神 かみ 、 主 しゅ を 愛 あい して、その 声 こえ を 聞 き き、 主 しゅ につき 従 したが わなければならない。そうすればあなたは 命 いのち を 得 え 、かつ 長 なが く 命 いのち を 保 たも つことができ、 主 しゅ が 先祖 せんぞ アブラハム、イサク、ヤコブに 与 あた えると 誓 ちか われた 地 ち に 住 す むことができるであろう」。

ただ 主 しゅ のしもべモーセが、あなたがたに 命 めい じた 戒 いまし めと、 律法 りっぽう とを 慎 つつし んで 行 おこな い、あなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ を 愛 あい し、そのすべての 道 みち に 歩 あゆ み、その 命令 めいれい を 守 まも って、 主 しゅ につき 従 したが い、 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくして、 主 しゅ に 仕 つか えなさい」。

あなたがたは 重 かさ ねて 高慢 こうまん に 語 かた ってはならない、たかぶりの 言葉 ことば を 口 くち にすることをやめよ。 主 しゅ はすべてを 知 し る 神 かみ であって、もろもろのおこないは 主 しゅ によって 量 はか られる。

ダビデがサウルに 語 かた り 終 お えた 時 とき 、ヨナタンの 心 こころ はダビデの 心 こころ に 結 むす びつき、ヨナタンは 自分 じぶん の 命 いのち のようにダビデを 愛 あい した。 この 日 ひ 、サウルはダビデを 召 め しかかえて、 父 ちち の 家 いえ に 帰 かえ らせなかった。 ヨナタンとダビデとは 契約 けいやく を 結 むす んだ。ヨナタンが 自分 じぶん の 命 いのち のようにダビデを 愛 あい したからである。 ヨナタンは 自分 じぶん が 着 き ていた 上着 うわぎ を 脱 ぬ いでダビデに 与 あた えた。また、そのいくさ 衣 ころも 、およびつるぎも 弓 ゆみ も 帯 おび も、そのようにした。

子供 こども が 行 い ってしまうとダビデは 石塚 いしづか のかたわらをはなれて 立 た ちいで、 地 ち にひれ 伏 ふ して三 度 ど 敬礼 けいれい した。そして、ふたりは 互 たがい に 口 くち づけし、 互 たがい に 泣 な いた。やがてダビデは 心 こころ が 落 お ち 着 つ いた。 その 時 とき ヨナタンはダビデに 言 い った、「 無事 ぶじ に 行 い きなさい。われわれふたりは、『 主 しゅ が 常 つね にわたしとあなたの 間 あいだ におられ、また、わたしの 子孫 しそん とあなたの 子孫 しそん の 間 あいだ におられる』と 言 い って、 主 しゅ の 名 な をさして 誓 ちか ったのです」。 こうしてダビデは 立 た ち 去 さ り、ヨナタンは 町 まち にはいった。

その 友 とも に 対 たい するいつくしみをさし 控 ひか える 者 もの は、 全能者 ぜんのうしゃ を 恐 おそ れることをすてる。

主 しゅ よ、あなたのあわれみと、いつくしみとを 思 おも い 出 だ してください。これはいにしえから 絶 た えることがなかったのです。 わたしの 若 わか き 時 とき の 罪 つみ と、とがとを 思 おも い 出 だ さないでください。 主 しゅ よ、あなたの 恵 めぐ みのゆえに、あなたのいつくしみにしたがって、わたしを 思 おも い 出 だ してください。

へりくだる 者 もの を 公義 こうぎ に 導 みちび き、へりくだる 者 もの にその 道 みち を 教 おし えられる。

主 しゅ のすべての 道 みち はその 契約 けいやく とあかしとを 守 まも る 者 もの にはいつくしみであり、まことである。

すべての 聖徒 せいと よ、 主 しゅ を 愛 あい せよ。 主 しゅ は 真実 しんじつ な 者 もの を 守 まも られるが、おごりふるまう 者 もの にはしたたかに 報 むく いられる。

主 しゅ よ、あなたのいつくしみは 天 てん にまで 及 およ び、あなたのまことは 雲 くも にまで 及 およ ぶ。 あなたの 義 ぎ は 神 かみ の 山 やま のごとく、あなたのさばきは 大 おお きな 淵 ふち のようだ。 主 しゅ よ、あなたは 人 ひと と 獣 けもの とを 救 すく われる。 神 かみ よ、あなたのいつくしみはいかに 尊 たっと いことでしょう。 人 ひと の 子 こ らはあなたの 翼 つばさ のかげに 避 さ け 所 どころ を 得 え 、

主 しゅ よ、あなたのあわれみをわたしに 惜 お しまず、あなたのいつくしみとまこととをもって 常 つね にわたしをお 守 まも りください。

【 聖歌 せいか 隊 たい の 指揮者 しきしゃ によってうたわせたダビデの 歌 うた 】 貧 まず しい 者 もの をかえりみる 人 ひと はさいわいである。 主 しゅ はそのような 人 ひと を 悩 なや みの 日 ひ に 救 すく い 出 だ される。 主 しゅ は 彼 かれ を 守 まも って、 生 い きながらえさせられる。 彼 かれ はこの 地 ち にあって、さいわいな 者 もの と 呼 よ ばれる。あなたは 彼 かれ をその 敵 てき の 欲望 よくぼう にわたされない。 主 しゅ は 彼 かれ をその 病 やまい の 床 とこ でささえられる。あなたは 彼 かれ の 病 や む 時 とき 、その 病 やまい をことごとくいやされる。

【 聖歌 せいか 隊 たい の 指揮者 しきしゃ によってうたわせたダビデの 歌 うた 、 これはダビデがバテセバに 通 とお った 後 のち 預言者 よげんしゃ ナタンがきたときによんだもの】 神 かみ よ、あなたのいつくしみによって、わたしをあわれみ、あなたの 豊 ゆた かなあわれみによって、わたしのもろもろのとがをぬぐい 去 さ ってください。

主 しゅ よ、あなたのいつくしみの 深 ふか きにより、わたしにお 答 こた えください。あなたのあわれみの 豊 ゆた かなるにより、わたしを 顧 かえり みてください。

主 しゅ よ、あなたは 恵 めぐ みふかく、 寛容 かんよう であって、あなたに 呼 よ ばわるすべての 者 もの にいつくしみを 豊 ゆた かに 施 ほどこ されます。

しかし 主 しゅ よ、あなたはあわれみと 恵 めぐ みに 富 と み、 怒 いか りをおそくし、いつくしみと、まこととに 豊 ゆた かな 神 かみ でいらせられます。

ひそかに、その 隣 とな り 人 びと をそしる 者 もの をわたしは 滅 ほろ ぼします。 高 たか ぶる 目 め と 高慢 こうまん な 心 こころ の 人 ひと を 耐 た え 忍 しの ぶ 事 こと はできません。

主 しゅ はあわれみに 富 と み、めぐみふかく、 怒 いか ること 遅 おそ く、いつくしみ 豊 ゆた かでいらせられる。 主 しゅ は 常 つね に 責 せ めることをせず、また、とこしえに 怒 いか りをいだかれない。 主 しゅ はわれらの 罪 つみ にしたがってわれらをあしらわず、われらの 不義 ふぎ にしたがって 報 むく いられない。 天 てん が 地 ち よりも 高 たか いように、 主 しゅ がおのれを 恐 おそ れる 者 もの に 賜 たま わるいつくしみは 大 おお きい、 東 ひがし が 西 にし から 遠 とお いように、 主 しゅ はわれらのとがをわれらから 遠 とお ざけられる。

しかし 主 しゅ のいつくしみは、とこしえからとこしえまで、 主 しゅ を 恐 おそ れる 者 もの の 上 うえ にあり、その 義 ぎ は 子 こ らの 子 こ に 及 およ び、

第 だい 五 ご 巻 かん 「 主 しゅ に 感謝 かんしゃ せよ、 主 しゅ は 恵 めぐ みふかく、そのいつくしみはとこしえに 絶 た えることがない」と、

どうか、 彼 かれ らが 主 しゅ のいつくしみと、 人 ひと の 子 こ らになされたくすしきみわざとのために、 主 しゅ に 感謝 かんしゃ するように。 主 しゅ はかわいた 魂 たましい を 満 み ち 足 た らせ、 飢 う えた 魂 たましい を 良 よ き 物 もの で 満 み たされるからである。

われらに 賜 たま わるそのいつくしみは 大 おお きいからである。 主 しゅ のまことはとこしえに 絶 た えることがない。 主 しゅ をほめたたえよ。

【ダビデがよんだ 都 みやこ もうでの 歌 うた 】 見 み よ、 兄弟 きょうだい が 和合 わごう して 共 とも におるのはいかに 麗 うるわ しく 楽 たの しいことであろう。

天 てん の 神 かみ に 感謝 かんしゃ せよ、そのいつくしみはとこしえに 絶 た えることがない。

主 しゅ は 恵 めぐ みふかく、あわれみに 満 み ち、 怒 いか ることおそく、いつくしみ 豊 ゆた かです。 主 しゅ はすべてのものに 恵 めぐ みがあり、そのあわれみはすべてのみわざの 上 うえ にあります。

主 しゅ はしえたげられた 者 もの をささえ、 悪 あ しき 者 もの を 地 ち に 投 な げ 捨 す てられる。

いつくしみと、まこととを 捨 す ててはならない、それをあなたの 首 くび に 結 むす び、 心 こころ の 碑 ひ にしるせ。

あなたは 自分 じぶん の 水 みず ためから 水 みず を 飲 の み、 自分 じぶん の 井戸 いど から、わき 出 で す 水 みず を 飲 の むがよい。 あなたの 泉 いずみ を、 外 そと にまきちらし、 水 みず の 流 なが れを、ちまたに 流 なが してよかろうか。 それを 自分 じぶん だけのものとし、 他人 たにん を 共 とも にあずからせてはならない。 あなたの 泉 いずみ に 祝福 しゅくふく を 受 う けさせ、あなたの 若 わか い 時 とき の 妻 つま を 楽 たの しめ。 彼女 かのじょ は 愛 あい らしい 雌 め じか、 美 うつく しいしかのようだ。いつも、その 乳 ち ぶさをもって 満足 まんぞく し、その 愛 あい をもって 常 つね に 喜 よろこ べ。 わが 子 こ よ、どうして 遊女 ゆうじょ に 迷 まよ い、みだらな 女 おんな の 胸 むね をいだくのか。

主 しゅ の 憎 にく まれるものが六つある、 否 いな 、その 心 こころ に、 忌 い みきらわれるものが七つある。 すなわち、 高 たか ぶる 目 め 、 偽 いつわ りを 言 い う 舌 した 、 罪 つみ なき 人 ひと の 血 ち を 流 なが す 手 て 、 悪 あ しき 計 はか りごとをめぐらす 心 こころ 、すみやかに 悪 あく に 走 はし る 足 あし 、 偽 いつわ りをのべる 証人 しょうにん 、また 兄弟 きょうだい のうちに 争 あらそ いをおこす 人 ひと がこれである。

主 しゅ を 恐 おそ れるとは 悪 あく を 憎 にく むことである。わたしは 高 たか ぶりと、おごりと、 悪 あ しき 道 みち と、 偽 いつわ りの 言葉 ことば とを 憎 にく む。

わたしは、わたしを 愛 あい する 者 もの を 愛 あい する、わたしをせつに 求 もと める 者 もの は、わたしに 出会 であ う。

憎 にく しみは、 争 あらそ いを 起 おこ し、 愛 あい はすべてのとがをおおう。

高 たか ぶりが 来 く れば、 恥 はじ もまた 来 く る、へりくだる 者 もの には 知恵 ちえ がある。

いつくしみある 者 もの はおのれ 自身 じしん に 益 えき を 得 え 、 残忍 ざんにん な 者 もの はおのれの 身 み をそこなう。

施 ほどこ し 散 ち らして、なお 富 とみ を 増 ま す 人 ひと があり、 与 あた えるべきものを 惜 お しんで、かえって 貧 まず しくなる 者 もの がある。 物惜 ものお しみしない 者 もの は 富 と み、 人 ひと を 潤 うるお す 者 もの は 自分 じぶん も 潤 うるお される。

むちを 加 くわ えない 者 もの はその 子 こ を 憎 にく むのである、 子 こ を 愛 あい する 者 もの は、つとめてこれを 懲 こ らしめる。

隣 とな り 人 びと を 卑 いや しめる 者 もの は 罪 つみ びとである、 貧 まず しい 人 ひと をあわれむ 者 もの はさいわいである。

貧 まず しい 者 もの をしえたげる 者 もの はその 造 つく り 主 ぬし を 侮 あなど る、 乏 とぼ しい 者 もの をあわれむ 者 もの は、 主 しゅ をうやまう。

柔 やわら かい 答 こたえ は 憤 いきどお りをとどめ、 激 はげ しい 言葉 ことば は 怒 いか りをひきおこす。

主 しゅ は 高 たか ぶる 者 もの の 家 いえ を 滅 ほろ ぼし、やもめの 地境 じざかい を 定 さだ められる。

すべて 心 こころ に 高 たか ぶる 者 もの は 主 しゅ に 憎 にく まれる、 確 たし かに、 彼 かれ は 罰 ばつ を 免 まぬか れない。 いつくしみとまことによって、とがはあがなわれる、 主 しゅ を 恐 おそ れることによって、 人 ひと は 悪 あく を 免 まぬか れる。

高 たか ぶりは 滅 ほろ びにさきだち、 誇 ほこ る 心 こころ は 倒 たお れにさきだつ。 へりくだって 貧 まず しい 人々 ひとびと と 共 とも におるのは、 高 たか ぶる 者 もの と 共 とも にいて、 獲物 えもの を 分 わ けるにまさる。

ここちよい 言葉 ことば は 蜂蜜 はちみつ のように、 魂 たましい に 甘 あま く、からだを 健 すこ やかにする。

愛 あい を 追 お い 求 もと める 人 ひと は 人 ひと のあやまちをゆるす、 人 ひと のことを 言 い いふらす 者 もの は 友 とも を 離 はな れさせる。

友 とも はいずれの 時 とき にも 愛 あい する、 兄弟 きょうだい はなやみの 時 とき のために 生 うま れる。

死 し と 生 せい とは 舌 した に 支配 しはい される、これを 愛 あい する 者 もの はその 実 み を 食 た べる。

世 よ には 友 とも らしい 見 み せかけの 友 とも がある、しかし 兄弟 きょうだい よりもたのもしい 友 とも もある。

貧 まず しい 者 もの をあわれむ 者 もの は 主 しゅ に 貸 か すのだ、その 施 ほどこ しは 主 しゅ が 償 つぐな われる。

人 ひと に 望 のぞ ましいのは、いつくしみ 深 ふか いことである、 貧 まず しい 人 ひと は 偽 いつわ りをいう 人 ひと にまさる。

正義 せいぎ と 公平 こうへい を 行 おこな うことは、 犠牲 ぎせい にもまさって 主 しゅ に 喜 よろこ ばれる。 高 たか ぶる 目 め とおごる 心 こころ とは、 悪 あ しき 人 ひと のともしびであって、 罪 つみ である。

耳 みみ を 閉 と じて 貧 まず しい 者 もの の 呼 よ ぶ 声 こえ を 聞 き かない 者 もの は、 自分 じぶん が 呼 よ ぶときに、 聞 き かれない。

正義 せいぎ といつくしみとを 追 お い 求 もと める 者 もの は、 命 いのち と 誉 ほまれ とを 得 え る。

口 くち と 舌 した とを 守 まも る 者 もの はその 魂 たましい を 守 まも って、 悩 なや みにあわせない。 高 たか ぶりおごる 者 もの を「あざける 者 もの 」となづける、 彼 かれ は 高慢 こうまん 無礼 ぶれい な 行 おこな いをするものである。

人 ひと を 見 み て 恵 めぐ む 者 もの はめぐまれる、 自分 じぶん のパンを 貧 まず しい 人 ひと に 与 あた えるからである。

あざける 者 もの を 追放 ついほう すれば 争 あらそ いもまた 去 さ り、かつ、いさかいも、はずかしめもなくなる。 心 こころ の 潔白 けっぱく を 愛 あい する 者 もの 、その 言葉 ことば の 上品 じょうひん な 者 もの は、 王 おう がその 友 とも となる。

もしあなたのあだが 飢 う えているならば、パンを 与 あた えて 食 た べさせ、もしかわいているならば 水 みず を 与 あた えて 飲 の ませよ。 こうするのは、 火 ひ を 彼 かれ のこうべに 積 つ むのである、 主 しゅ はあなたに 報 むく いられる。

貧 まず しい 者 もの に 施 ほどこ す 者 もの は 物 もの に 不足 ふそく しない、 目 め をおおって 見 み ない 人 ひと は 多 おお くののろいをうける。

怒 いか る 人 ひと は 争 あらそ いを 起 おこ し、 憤 いきどお る 人 ひと は 多 おお くの 罪 つみ を 犯 おか す。

人 ひと の 高 たか ぶりはその 人 ひと を 低 ひく くし、 心 こころ にへりくだる 者 もの は 誉 ほまれ を 得 え る。

わたしにとって 不思議 ふしぎ にたえないことが三つある、いや、四つあって、わたしには 悟 さと ることができない。 すなわち 空 そら を 飛 と ぶはげたかの 道 みち 、 岩 いわ の 上 うえ を 這 は うへびの 道 みち 、 海 うみ をはしる 舟 ふね の 道 みち 、 男 おとこ の 女 おんな にあう 道 みち がそれである。

あなたは 黙 だま っている 人 ひと のために、すべてのみなしごの 訴 うった えのために、 口 くち を 開 ひら くがよい。 口 くち を 開 ひら いて、 正 ただ しいさばきを 行 おこな い、 貧 まず しい 者 もの と 乏 とぼ しい 者 もの の 訴 うった えをただせ。

気 き をせきたてて 怒 いか るな。 怒 いか りは 愚 おろ かな 者 もの の 胸 むね に 宿 やど るからである。

ソロモンの 雅歌 がか 口語訳,ja,260,1,2,2,2,どうか、あなたの 口 くち の 口 くち づけをもって、わたしに 口 くち づけしてください。あなたの 愛 あい はぶどう 酒 しゅ にまさり、" あなたのにおい 油 あぶら はかんばしく、あなたの 名 な は 注 そそ がれたにおい 油 あぶら のようです。それゆえ、おとめたちはあなたを 愛 あい するのです。 あなたのあとについて、 行 い かせてください。わたしたちは 急 いそ いでまいりましょう。 王 おう はわたしをそのへやに 連 つ れて 行 い かれた。わたしたちは、あなたによって 喜 よろこ び 楽 たの しみ、ぶどう 酒 しゅ にまさって、あなたの 愛 あい をほめたたえます。おとめたちは 真心 まごころ をもってあなたを 愛 あい します。

わが 愛 あい する 者 もの よ、わたしはあなたをパロの 車 くるま の 雌 め 馬 うま になぞらえる。 あなたのほおは 美 うつく しく 飾 かざ られ、あなたの 首 くび は 宝石 ほうせき をつらねた 首 くび 飾 かざり で 美 うつく しい。 われわれは 銀 ぎん を 散 ち らした 金 きん の 飾 かざ り 物 もの を、あなたのために 造 つく ろう。 王 おう がその 席 せき に 着 つ かれたとき、わたしのナルドはそのかおりを 放 はな った。 わが 愛 あい する 者 もの は、わたしにとっては、わたしの 乳 ち ぶさの 間 あいだ にある 没薬 もつやく の 袋 ふくろ のようです。 わが 愛 あい する 者 もの は、わたしにとっては、エンゲデのぶどう 園 えん にあるヘンナ 樹 じゅ の 花 はな ぶさのようです。 わが 愛 あい する 者 もの よ、 見 み よ、あなたは 美 うつく しい、 見 み よ、あなたは 美 うつく しい、あなたの 目 め ははとのようだ。 わが 愛 あい する 者 もの よ、 見 み よ、あなたは 美 うつく しく、まことにりっぱです。わたしたちの 床 とこ は 緑 みどり 、

わたしはシャロンのばら、 谷 たに のゆりです。 おとめたちのうちにわが 愛 あい する 者 もの のあるのは、いばらの 中 なか にゆりの 花 はな があるようだ。 わが 愛 あい する 者 もの の 若人 わこうど たちの 中 なか にあるのは、 林 はやし の 木 き の 中 なか にりんごの 木 き があるようです。わたしは 大 おお きな 喜 よろこ びをもって、 彼 かれ の 陰 かげ にすわった。 彼 かれ の 与 あた える 実 み はわたしの 口 くち に 甘 あま かった。 彼 かれ はわたしを 酒宴 しゅえん の 家 いえ に 連 つ れて 行 い った。わたしの 上 うえ にひるがえる 彼 かれ の 旗 はた は 愛 あい であった。 干 ほし ぶどうをもって、わたしに 力 ちから をつけ、りんごをもって、わたしに 元気 げんき をつけてください。わたしは 愛 あい のために 病 や みわずらっているのです。 どうか、 彼 かれ の 左 ひだり の 手 て がわたしの 頭 あたま の 下 した にあり、 右 みぎ の 手 て がわたしを 抱 だ いてくれるように。 エルサレムの 娘 むすめ たちよ、わたしは、かもしかと 野 の の 雌 め じかをさして、あなたがたに 誓 ちか い、お 願 ねが いする、 愛 あい のおのずから 起 おこ るときまでは、ことさらに 呼 よ び 起 おこ すことも、さますこともしないように。 わが 愛 あい する 者 もの の 声 こえ が 聞 きこ える。 見 み よ、 彼 かれ は 山 やま をとび、 丘 おか をおどり 越 こ えて 来 く る。 わが 愛 あい する 者 もの はかもしかのごとく、 若 わか い 雄 お じかのようです。 見 み よ、 彼 かれ はわたしたちの 壁 かべ のうしろに 立 た ち、 窓 まど からのぞき、 格子 こうし からうかがっている。

わが 愛 あい する 者 もの はわたしに 語 かた って 言 い う、「わが 愛 あい する 者 もの よ、わが 麗 うるわ しき 者 もの よ、 立 た って、 出 で てきなさい。 見 み よ、 冬 ふゆ は 過 す ぎ、 雨 あめ もやんで、すでに 去 さ り、 もろもろの 花 はな は 地 ち にあらわれ、 鳥 とり のさえずる 時 とき がきた。 山 やま ばとの 声 こえ がわれわれの 地 ち に 聞 きこ える。 いちじくの 木 き はその 実 み を 結 むす び、ぶどうの 木 き は 花 はな 咲 さ いて、かんばしいにおいを 放 はな つ。わが 愛 あい する 者 もの よ、わが 麗 うるわ しき 者 もの よ、 立 た って、 出 で てきなさい。 岩 いわ の 裂 さ け 目 め 、がけの 隠 かく れ 場 ば におるわがはとよ、あなたの 顔 かお を 見 み せなさい。あなたの 声 こえ を 聞 き かせなさい。あなたの 声 こえ は 愛 あい らしく、あなたの 顔 かお は 美 うつく しい。 われわれのためにきつねを 捕 とら えよ、ぶどう 園 えん を 荒 あら す 小 こ ぎつねを 捕 とら えよ、われわれのぶどう 園 えん は 花盛 はなざか りだから」と。 わが 愛 あい する 者 もの はわたしのもの、わたしは 彼 かれ のもの。 彼 かれ はゆりの 花 はな の 中 なか で、その 群 む れを 養 やしな っている。 わが 愛 あい する 者 もの よ、 日 ひ の 涼 すず しくなるまで、 影 かげ の 消 き えるまで、 身 み をかえして 出 で ていって、 険 けわ しい 山々 やまやま の 上 うえ で、かもしかのように、 若 わか い 雄 お じかのようになってください。

エルサレムの 娘 むすめ たちよ、わたしは、かもしかと 野 の の 雌 め じかをさして、あなたがたに 誓 ちか い、お 願 ねが いする、 愛 あい のおのずから 起 おこ るときまでは、ことさらに 呼 よ び 起 おこ すことも、さますこともしないように。 没薬 もつやく 、 乳香 にゅうこう など、 商人 しょうにん のもろもろの 香料 こうりょう をもって、かおりを 放 はな ち、 煙 けむり の 柱 はしら のように、 荒野 あらの から 上 のぼ って 来 く るものは 何 なに か。

わが 愛 あい する 者 もの よ、 見 み よ、あなたは 美 うつく しい、 見 み よ、あなたは 美 うつく しい。あなたの 目 め は、 顔 かお おおいのうしろにあって、はとのようだ。あなたの 髪 かみ はギレアデの 山 やま を 下 くだ るやぎの 群 む れのようだ。 あなたの 歯 は は 洗 あら い 場 ば から 上 のぼ ってきた 毛 け を 切 き られた 雌 め 羊 ひつじ の 群 む れのようだ。みな 二子 ふたご を 産 う んで、一 匹 ぴき も 子 こ のないものはない。 あなたのくちびるは 紅 べに の 糸 いと のようで、その 口 くち は 愛 あい らしい。あなたのほおは 顔 かお おおいのうしろにあって、ざくろの 片 かた われのようだ。 あなたの 首 くび は 武器 ぶき 倉 くら のために 建 た てたダビデのやぐらのようだ。その 上 うえ には一千の 盾 たて を 掛 か けつらね、みな 勇士 ゆうし の 大盾 おおだて である。 あなたの 両 りょう 乳 ち ぶさは、かもしかの 二子 ふたご である二 匹 ひき の 子 こ じかが、ゆりの 花 はな の 中 なか に 草 くさ を 食 た べているようだ。 日 ひ の 涼 すず しくなるまで、 影 かげ の 消 き えるまで、わたしは 没薬 もつやく の 山 やま および 乳香 にゅうこう の 丘 おか へ 急 いそ ぎ 行 い こう。 わが 愛 あい する 者 もの よ、あなたはことごとく 美 うつく しく、 少 すこ しのきずもない。

わが 妹 いもうと 、わが 花嫁 はなよめ よ、あなたはわたしの 心 こころ を 奪 うば った。あなたはただひと 目 め で、あなたの 首 くび 飾 かざり のひと 玉 たま で、わたしの 心 こころ を 奪 うば った。 わが 妹 いもうと 、わが 花嫁 はなよめ よ、あなたの 愛 あい は、なんと 麗 うるわ しいことであろう。あなたの 愛 あい はぶどう 酒 しゅ よりも、あなたの 香油 こうゆ のかおりはすべての 香料 こうりょう よりも、いかにすぐれていることであろう。 わが 花嫁 はなよめ よ、あなたのくちびるは 甘露 かんろ をしたたらせ、あなたの 舌 した の 下 した には、 蜜 みつ と 乳 ちち とがある。あなたの 衣 ころも のかおりはレバノンのかおりのようだ。 わが 妹 いもうと 、わが 花嫁 はなよめ は 閉 と じた 園 その 、 閉 と じた 園 その 、 封 ふう じた 泉 いずみ のようだ。 あなたの 産 う み 出 だ す 物 もの は、もろもろの 良 よ き 実 み をもつざくろの 園 その 、ヘンナおよびナルド、 ナルド、さふらん、しょうぶ、 肉桂 にっけい 、さまざまの 乳香 にゅうこう の 木 き 、 没薬 もつやく 、ろかい、およびすべての 尊 たっと い 香料 こうりょう である。 あなたは 園 その の 泉 いずみ 、 生 い ける 水 みず の 井 い 、またレバノンから 流 なが れ 出 で る 川 かわ である。 北風 きたかぜ よ、 起 おこ れ、 南風 みなみかぜ よ、きたれ。わが 園 その を 吹 ふ いて、そのかおりを 広 ひろ く 散 ち らせ。わが 愛 あい する 者 もの がその 園 その にはいってきて、その 良 よ い 実 み を 食 た べるように。

わが 妹 いもうと 、わが 花嫁 はなよめ よ、わたしはわが 園 その にはいって、わが 没薬 もつやく と 香料 こうりょう とを 集 あつ め、わが 蜜 みつ 蜂 はち の 巣 す と、 蜜 みつ とを 食 た べ、わがぶどう 酒 しゅ と 乳 ちち とを 飲 の む。 友 とも らよ、 食 く らえ、 飲 の め、 愛 あい する 人々 ひとびと よ、 大 おお いに 飲 の め。 わたしは 眠 ねむ っていたが、 心 こころ はさめていた。 聞 き きなさい、わが 愛 あい する 者 もの が 戸 と をたたいている。「わが 妹 いもうと 、わが 愛 あい する 者 もの 、わがはと、わが 全 まった き 者 もの よ、あけてください。わたしの 頭 あたま は 露 つゆ でぬれ、わたしの 髪 かみ の 毛 け は 夜露 よつゆ でぬれている」と 言 い う。 わたしはすでに 着物 きもの を 脱 ぬ いだ、どうしてまた 着 き られようか。すでに 足 あし を 洗 あら った、どうしてまた、よごせようか。 わが 愛 あい する 者 もの が 掛 か けがねに 手 て をかけたので、わが 心 こころ は 内 うち におどった。

エルサレムの 娘 むすめ たちよ、わたしはあなたがたに 誓 ちか って、お 願 ねが いする。もしわが 愛 あい する 者 もの を 見 み たなら、わたしが 愛 あい のために 病 や みわずらっていると、 彼 かれ に 告 つ げてください。 女 おんな のうちの 最 もっと も 美 うつく しい 者 もの よ、あなたの 愛 あい する 者 もの は、ほかの 人 ひと の 愛 あい する 者 もの に、なんのまさるところがあるか。あなたの 愛 あい する 者 もの は、ほかの 人 ひと の 愛 あい する 者 もの に、なんのまさるところがあって、そのように、わたしたちに 誓 ちか い、 願 ねが うのか。

わが 愛 あい する 者 もの は 白 しろ く 輝 かがや き、かつ 赤 あか く、 万 ばん 人 にん にぬきんで、 その 頭 あたま は 純金 じゅんきん のように、その 髪 かみ の 毛 け はうねっていて、からすのように 黒 くろ い。 その 目 め は 泉 いずみ のほとりのはとのように、 乳 ちち で 洗 あら われて、 良 よ く 落 お ち 着 つ いている。 そのほおは、かんばしい 花 はな の 床 とこ のように、かおりを 放 はな ち、そのくちびるは、ゆりの 花 はな のようで、 没薬 もつやく の 液 えき をしたたらす。 その 手 て は 宝石 ほうせき をはめた 金 きん の 円筒 えんとう のごとく、そのからだはサファイヤをもっておおった 象牙 ぞうげ の 細工 さいく のごとく、 その 足 あし のすねは 金 きん の 台 だい の 上 うえ にすえた 大理石 だいりせき の 柱 はしら のごとく、その 姿 すがた はレバノンのごとく、 香柏 こうはく のようで、 美 うつく しい。 その 言葉 ことば は、はなはだ 美 うつく しく、 彼 かれ はことごとく 麗 うるわ しい。エルサレムの 娘 むすめ たちよ、これがわが 愛 あい する 者 もの 、これがわが 友 とも なのです。

わたしはわが 愛 あい する 人 ひと のもの、わが 愛 あい する 者 もの はわたしのものです。 彼 かれ はゆりの 花 はな の 中 なか で、その 群 む れを 飼 か っています。

あなたの 目 め はわたしを 恐 おそ れさせるゆえ、わたしからそむけてください。あなたの 髪 かみ はギレアデの 山 やま を 下 くだ るやぎの 群 む れのようだ。

女王 じょおう のような 娘 むすめ よ、あなたの 足 あし は、くつの 中 なか にあって、なんと 麗 うるわ しいことであろう。あなたのももは、まろやかで、 玉 たま のごとく、 名人 めいじん の 手 て のわざのようだ。 あなたのほぞは、 混 ま ぜたぶどう 酒 しゅ を 欠 か くことのない 丸 まる い 杯 はい のごとく、あなたの 腹 はら は、ゆりの 花 はな で 囲 かこ まれた 山盛 やまも りの 麦 むぎ のようだ。 あなたの 両 りょう 乳 ち ぶさは、かもしかの 二子 ふたご である 二 に 匹 ひき の 子 こ じかのようだ。 あなたの 首 くび は 象牙 ぞうげ のやぐらのごとく、あなたの 目 め は、バテラビムの 門 もん のほとりにあるヘシボンの 池 いけ のごとく、あなたの 鼻 はな は、ダマスコを 見 み おろすレバノンのやぐらのようだ。 あなたの 頭 あたま は、カルメルのようにあなたを 飾 かざ り、 髪 かみ の 毛 け は 紫色 むらさきいろ のようで、 王 おう はそのたれ 髪 かみ に 捕 とら われた。 愛 あい する 者 もの よ、 快活 かいかつ なおとめよ、あなたはなんと 美 うつく しく 愛 あい すべき 者 もの であろう。 あなたはなつめやしの 木 き のように 威厳 いげん があり、あなたの 乳 ち ぶさはそのふさのようだ。 わたしは 言 い う、「このなつめやしの 木 き にのぼり、その 枝 えだ に 取 と りつこう。どうか、あなたの 乳 ち ぶさが、ぶどうのふさのごとく、あなたの 息 いき のにおいがりんごのごとく、 あなたの 口 くち づけが、なめらかに 流 なが れ 下 くだ る 良 よ きぶどう 酒 しゅ のごとく、くちびると 歯 は の 上 うえ をすべるように」と。

わたしはわが 愛 あい する 人 ひと のもの、 彼 かれ はわたしを 恋 こい い 慕 した う。 わが 愛 あい する 者 もの よ、さあ、わたしたちはいなかへ 出 で ていって、 村里 むらざと に 宿 やど りましょう。 わたしたちは 早 はや く 起 お き、ぶどう 園 えん へ 行 い って、ぶどうの 木 き が 芽 め ざしたか、ぶどうの 花 はな が 咲 さ いたか、ざくろが 花 はな 咲 さ いたかを 見 み ましょう。その 所 ところ で、わたしはわが 愛 あい をあなたに 与 あた えます。 恋 こい なすは、かおりを 放 はな ち、もろもろの 良 よ きくだものは、 新 あたら しいのも 古 ふる いのも 共 とも にわたしたちの 戸 と の 上 うえ にある。わが 愛 あい する 者 もの よ、わたしはこれをあなたのためにたくわえました。

どうか、 彼 かれ の 左 ひだり の 手 て がわたしの 頭 あたま の 下 した にあり、 右 みぎ の 手 て がわたしを 抱 だ いてくれるように。

エルサレムの 娘 むすめ たちよ、わたしはあなたがたに 誓 ちか い、お 願 ねが いする、 愛 あい のおのずから 起 おこ るときまでは、ことさらに 呼 よ び 起 おこ すことも、さますこともしないように。 自分 じぶん の 愛 あい する 者 もの によりかかって、 荒野 あらの から 上 のぼ って 来 く る 者 もの はだれですか。りんごの 木 き の 下 した で、わたしはあなたを 呼 よ びさました。あなたの 母上 ははうえ は、かしこで、あなたのために 産 う みの 苦 くる しみをなし、あなたの 産 う んだ 者 もの が、かしこで 産 う みの 苦 くる しみをした。

わたしをあなたの 心 こころ に 置 お いて 印 いん のようにし、あなたの 腕 うで に 置 お いて 印 いん のようにしてください。 愛 あい は 死 し のように 強 つよ く、ねたみは 墓 はか のように 残酷 ざんこく だからです。そのきらめきは 火 ひ のきらめき、 最 もっと もはげしい 炎 ほのお です。 愛 あい は 大水 おおみず も 消 け すことができない、 洪水 こうずい もおぼれさせることができない。もし 人 ひと がその 家 いえ の 財産 ざいさん をことごとく 与 あた えて、 愛 あい に 換 か えようとするならば、いたくいやしめられるでしょう。

その 日 ひ には 目 め をあげて 高 たか ぶる 者 もの は 低 ひく くせられ、おごる 人 ひと はかがめられ、 主 しゅ のみ 高 たか くあげられる。 これは、 万軍 ばんぐん の 主 しゅ の一 日 にち があって、すべて 誇 ほこ る 者 もの と 高 たか ぶる 者 もの 、すべておのれを 高 たか くする 者 もの と 得意 とくい な 者 もの とに 臨 のぞ むからである。

しかし 尊 たっと い 人 ひと は 尊 たっと いことを 語 かた り、つねに 尊 たっと いことを 行 おこな う。

わたしを 打 う つ 者 もの に、わたしの 背 せ をまかせ、わたしのひげを 抜 ぬ く 者 もの に、わたしのほおをまかせ、 恥 はじ とつばきとを 避 さ けるために、 顔 かお をかくさなかった。

彼 かれ は 侮 あなど られて 人 ひと に 捨 す てられ、 悲 かな しみの 人 ひと で、 病 やまい を 知 し っていた。また 顔 かお をおおって 忌 い みきらわれる 者 もの のように、 彼 かれ は 侮 あなど られた。われわれも 彼 かれ を 尊 たっと ばなかった。 まことに 彼 かれ はわれわれの 病 やまい を 負 お い、われわれの 悲 かな しみをになった。しかるに、われわれは 思 おも った、 彼 かれ は 打 う たれ、 神 かみ にたたかれ、 苦 くる しめられたのだと。 しかし 彼 かれ はわれわれのとがのために 傷 きず つけられ、われわれの 不義 ふぎ のために 砕 くだ かれたのだ。 彼 かれ はみずから 懲 こら しめをうけて、われわれに 平安 へいあん を 与 あた え、その 打 う たれた 傷 きず によって、われわれはいやされたのだ。 われわれはみな 羊 ひつじ のように 迷 まよ って、おのおの 自分 じぶん の 道 みち に 向 む かって 行 い った。 主 しゅ はわれわれすべての 者 もの の 不義 ふぎ を、 彼 かれ の 上 うえ におかれた。 彼 かれ はしえたげられ、 苦 くる しめられたけれども、 口 くち を 開 ひら かなかった。ほふり 場 ば にひかれて 行 い く 小羊 こひつじ のように、また 毛 け を 切 き る 者 もの の 前 まえ に 黙 だま っている 羊 ひつじ のように、 口 くち を 開 ひら かなかった。

また 飢 う えた 者 もの に、あなたのパンを 分 わ け 与 あた え、さすらえる 貧 まず しい 者 もの を、あなたの 家 いえ に 入 い れ、 裸 はだか の 者 もの を 見 み て、これを 着 き せ、 自分 じぶん の 骨肉 こつにく に 身 み を 隠 かく さないなどの 事 こと ではないか。

飢 う えた 者 もの にあなたのパンを 施 ほどこ し、 苦 くる しむ 者 もの の 願 ねが いを 満 み ち 足 た らせるならば、あなたの 光 ひかり は 暗 くら きに 輝 かがや き、あなたのやみは 真昼 まひる のようになる。

わたしは 主 しゅ がわれわれになされたすべてのことによって、 主 しゅ のいつくしみと、 主 しゅ の 誉 ほまれ とを 語 かた り 告 つ げ、また、そのあわれみにより、その 多 おお くのいつくしみによって、イスラエルの 家 いえ に 施 ほどこ されたその 大 おお いなる 恵 めぐ みを 語 かた り 告 つ げよう。

主 しゅ は 遠 とお くから 彼 かれ に 現 あらわ れた。わたしは 限 かぎ りなき 愛 あい をもってあなたを 愛 あい している。それゆえ、わたしは 絶 た えずあなたに 真実 しんじつ をつくしてきた。

主 しゅ のいつくしみは 絶 た えることがなく、そのあわれみは 尽 つ きることがない。 これは 朝 あさ ごとに 新 あたら しく、あなたの 真実 しんじつ は 大 おお きい。

すなわちわたしは、わが 神 かみ 、 主 しゅ に 祈 いの り、ざんげして 言 い った、「ああ、 大 おお いなる 恐 おそ るべき 神 かみ 、 主 しゅ 、おのれを 愛 あい し、おのれの 戒 いまし めを 守 まも る 者 もの のために 契約 けいやく を 保 たも ち、いつくしみを 施 ほどこ される 者 もの よ、

またわたしは 永遠 えいえん にあなたとちぎりを 結 むす ぶ。すなわち 正義 せいぎ と、 公平 こうへい と、いつくしみと、あわれみとをもってちぎりを 結 むす ぶ。 わたしは 真実 しんじつ をもって、あなたとちぎりを 結 むす ぶ。そしてあなたは 主 しゅ を 知 し るであろう。

人 ひと よ、 彼 かれ はさきによい 事 こと のなんであるかをあなたに 告 つ げられた。 主 しゅ のあなたに 求 もと められることは、ただ 公義 こうぎ をおこない、いつくしみを 愛 あい し、へりくだってあなたの 神 かみ と 共 とも に 歩 あゆ むことではないか。

すべて 主 しゅ の 命令 めいれい を 行 おこな うこの 地 ち のへりくだる 者 もの よ、 主 しゅ を 求 もと めよ。 正義 せいぎ を 求 もと めよ。 謙遜 けんそん を 求 もと めよ。そうすればあなたがたは 主 しゅ の 怒 いか りの 日 ひ に、あるいは 隠 かく されることがあろう。

あなたの 神 かみ 、 主 しゅ はあなたのうちにいまし、 勇士 ゆうし であって、 勝利 しょうり を 与 あた えられる。 彼 かれ はあなたのために 喜 よろこ び 楽 たの しみ、その 愛 あい によってあなたを 新 しん にし、 祭 まつり の 日 ひ のようにあなたのために 喜 よろこ び 呼 よ ばわられる」。

「 万軍 ばんぐん の 主 しゅ はこう 仰 おお せられる、 真実 しんじつ のさばきを 行 おこな い、 互 たがい に 相 あい いつくしみ、 相 あい あわれみ、 やもめ、みなしご、 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん および 貧 まず しい 人 ひと を、しえたげてはならない。 互 たがい に 人 ひと を 害 がい することを、 心 こころ に 図 はか ってはならない」。

「こころの 貧 まず しい 人 ひと たちは、さいわいである、 天国 てんごく は 彼 かれ らのものである。 悲 かな しんでいる 人 ひと たちは、さいわいである、 彼 かれ らは 慰 なぐさ められるであろう。 柔和 にゅうわ な 人 ひと たちは、さいわいである、 彼 かれ らは 地 ち を 受 う けつぐであろう。 義 ぎ に 飢 う えかわいている 人 ひと たちは、さいわいである、 彼 かれ らは 飽 あ き 足 た りるようになるであろう。 あわれみ 深 ぶか い 人 ひと たちは、さいわいである、 彼 かれ らはあわれみを 受 う けるであろう。 心 こころ の 清 きよ い 人 ひと たちは、さいわいである、 彼 かれ らは 神 かみ を 見 み るであろう。 平和 へいわ をつくり 出 だ す 人 ひと たちは、さいわいである、 彼 かれ らは 神 かみ の 子 こ と 呼 よ ばれるであろう。 義 ぎ のために 迫害 はくがい されてきた 人 ひと たちは、さいわいである、 天国 てんごく は 彼 かれ らのものである。 わたしのために 人々 ひとびと があなたがたをののしり、また 迫害 はくがい し、あなたがたに 対 たい し 偽 いつわ って 様々 さまざま の 悪口 あっこう を 言 い う 時 とき には、あなたがたは、さいわいである。 喜 よろこ び、よろこべ、 天 てん においてあなたがたの 受 う ける 報 むく いは 大 おお きい。あなたがたより 前 まえ の 預言者 よげんしゃ たちも、 同 おな じように 迫害 はくがい されたのである。

しかし、わたしはあなたがたに 言 い う。 兄弟 きょうだい に 対 たい して 怒 いか る 者 もの は、だれでも 裁判 さいばん を 受 う けねばならない。 兄弟 きょうだい にむかって 愚 おろ か 者 もの と 言 い う 者 もの は、 議会 ぎかい に 引 ひ きわたされるであろう。また、ばか 者 もの と 言 い う 者 もの は、 地獄 じごく の 火 ひ に 投 な げ 込 こ まれるであろう。 だから、 祭壇 さいだん に 供 そな え 物 もの をささげようとする 場合 ばあい 、 兄弟 きょうだい が 自分 じぶん に 対 たい して 何 なに かうらみをいだいていることを、そこで 思 おも い 出 だ したなら、 その 供 そな え 物 もの を 祭壇 さいだん の 前 まえ に 残 のこ しておき、まず 行 い ってその 兄弟 きょうだい と 和解 わかい し、それから 帰 かえ ってきて、 供 そな え 物 もの をささげることにしなさい。

『 目 め には 目 め を、 歯 は には 歯 は を』と 言 い われていたことは、あなたがたの 聞 き いているところである。 しかし、わたしはあなたがたに 言 い う。 悪人 あくにん に 手向 てむ かうな。もし、だれかがあなたの 右 みぎ の 頬 ほお を 打 う つなら、ほかの 頬 ほお をも 向 む けてやりなさい。 あなたを 訴 うった えて、 下着 したぎ を 取 と ろうとする 者 もの には、 上着 うわぎ をも 与 あた えなさい。 もし、だれかが、あなたをしいて一マイル 行 い かせようとするなら、その 人 ひと と 共 とも に二マイル 行 い きなさい。 求 もと める 者 もの には 与 あた え、 借 か りようとする 者 もの を 断 ことわ るな。

『 隣 とな り 人 びと を 愛 あい し、 敵 てき を 憎 にく め』と 言 い われていたことは、あなたがたの 聞 き いているところである。 しかし、わたしはあなたがたに 言 い う。 敵 てき を 愛 あい し、 迫害 はくがい する 者 もの のために 祈 いの れ。 こうして、 天 てん にいますあなたがたの 父 ちち の 子 こ となるためである。 天 てん の 父 ちち は、 悪 わる い 者 もの の 上 うえ にも 良 よ い 者 もの の 上 うえ にも、 太陽 たいよう をのぼらせ、 正 ただ しい 者 もの にも 正 ただ しくない 者 もの にも、 雨 あめ を 降 ふ らして 下 くだ さるからである。 あなたがたが 自分 じぶん を 愛 あい する 者 もの を 愛 あい したからとて、なんの 報 むく いがあろうか。そのようなことは 取税人 しゅぜいにん でもするではないか。 兄弟 きょうだい だけにあいさつをしたからとて、なんのすぐれた 事 こと をしているだろうか。そのようなことは 異邦人 いほうじん でもしているではないか。 それだから、あなたがたの 天 てん の 父 ちち が 完全 かんぜん であられるように、あなたがたも 完全 かんぜん な 者 もの となりなさい。

自分 じぶん の 義 ぎ を、 見 み られるために 人 ひと の 前 まえ で 行 おこな わないように、 注意 ちゅうい しなさい。もし、そうしないと、 天 てん にいますあなたがたの 父 ちち から 報 むく いを 受 う けることがないであろう。 だから、 施 ほどこ しをする 時 とき には、 偽善者 ぎぜんしゃ たちが 人 ひと にほめられるため 会堂 かいどう や 町 まち の 中 なか でするように、 自分 じぶん の 前 まえ でラッパを 吹 ふ きならすな。よく 言 い っておくが、 彼 かれ らはその 報 むく いを 受 う けてしまっている。 あなたは 施 ほどこ しをする 場合 ばあい 、 右 みぎ の 手 て のしていることを 左 ひだり の 手 て に 知 し らせるな。 それは、あなたのする 施 ほどこ しが 隠 かく れているためである。すると、 隠 かく れた 事 こと を 見 み ておられるあなたの 父 ちち は、 報 むく いてくださるであろう。

もしも、あなたがたが、 人々 ひとびと のあやまちをゆるすならば、あなたがたの 天 てん の 父 ちち も、あなたがたをゆるして 下 くだ さるであろう。 もし 人 ひと をゆるさないならば、あなたがたの 父 ちち も、あなたがたのあやまちをゆるして 下 くだ さらないであろう。

だれも、ふたりの 主人 しゅじん に 兼 か ね 仕 つか えることはできない。 一方 いっぽう を 憎 にく んで 他方 たほう を 愛 あい し、あるいは、 一方 いっぽう に 親 した しんで 他方 たほう をうとんじるからである。あなたがたは、 神 かみ と 富 とみ とに 兼 か ね 仕 つか えることはできない。

人 ひと をさばくな。 自分 じぶん がさばかれないためである。 あなたがたがさばくそのさばきで、 自分 じぶん もさばかれ、あなたがたの 量 はか るそのはかりで、 自分 じぶん にも 量 はか り 与 あた えられるであろう。 なぜ、 兄弟 きょうだい の 目 め にあるちりを 見 み ながら、 自分 じぶん の 目 め にある 梁 はり を 認 みと めないのか。 自分 じぶん の 目 め には 梁 はり があるのに、どうして 兄弟 きょうだい にむかって、あなたの 目 め からちりを 取 と らせてください、と 言 い えようか。 偽善者 ぎぜんしゃ よ、まず 自分 じぶん の 目 め から 梁 はり を 取 と りのけるがよい。そうすれば、はっきり 見 み えるようになって、 兄弟 きょうだい の 目 め からちりを 取 と りのけることができるだろう。

だから、 何事 なにごと でも 人々 ひとびと からしてほしいと 望 のぞ むことは、 人々 ひとびと にもそのとおりにせよ。これが 律法 りっぽう であり 預言者 よげんしゃ である。

すべて 重荷 おもに を 負 お うて 苦労 くろう している 者 もの は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを 休 やす ませてあげよう。 わたしは 柔和 にゅうわ で 心 こころ のへりくだった 者 もの であるから、わたしのくびきを 負 お うて、わたしに 学 まな びなさい。そうすれば、あなたがたの 魂 たましい に 休 やす みが 与 あた えられるであろう。 わたしのくびきは 負 お いやすく、わたしの 荷 に は 軽 かる いからである」。

「よく 聞 き きなさい。 心 こころ をいれかえて 幼 おさ な 子 ご のようにならなければ、 天国 てんごく にはいることはできないであろう。 この 幼 おさ な 子 ご のように 自分 じぶん を 低 ひく くする 者 もの が、 天国 てんごく でいちばん 偉 えら いのである。

あなたがたはどう 思 おも うか。ある 人 ひと に百 匹 ぴき の 羊 ひつじ があり、その 中 なか の一 匹 ぴき が 迷 まよ い 出 で たとすれば、九十九 匹 ひき を 山 やま に 残 のこ しておいて、その 迷 まよ い 出 で ている 羊 ひつじ を 捜 さが しに 出 で かけないであろうか。 もしそれを 見 み つけたなら、よく 聞 き きなさい、 迷 まよ わないでいる九十九 匹 ひき のためよりも、むしろその一 匹 ぴき のために 喜 よろこ ぶであろう。 そのように、これらの 小 ちい さい 者 もの のひとりが 滅 ほろ びることは、 天 てん にいますあなたがたの 父 ちち のみこころではない。

もしあなたの 兄弟 きょうだい が 罪 つみ を 犯 おか すなら、 行 い って、 彼 かれ とふたりだけの 所 ところ で 忠告 ちゅうこく しなさい。もし 聞 き いてくれたら、あなたの 兄弟 きょうだい を 得 え たことになる。

そのとき、ペテロがイエスのもとにきて 言 い った、「 主 しゅ よ、 兄弟 きょうだい がわたしに 対 たい して 罪 つみ を 犯 おか した 場合 ばあい 、 幾 いく たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。 イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「わたしは七たびまでとは 言 い わない。七たびを七十 倍 ばい するまでにしなさい。

父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え』。また『 自分 じぶん を 愛 あい するように、あなたの 隣 とな り 人 ひと を 愛 あい せよ』」。

イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「もしあなたが 完全 かんぜん になりたいと 思 おも うなら、 帰 かえ ってあなたの 持 も ち 物 もの を 売 う り 払 はら い、 貧 まず しい 人々 ひとびと に 施 ほどこ しなさい。そうすれば、 天 てん に 宝 たから を 持 も つようになろう。そして、わたしに 従 したが ってきなさい」。

このように、あとの 者 もの は 先 さき になり、 先 さき の 者 もの はあとになるであろう」。

あなたがたの 間 あいだ ではそうであってはならない。かえって、あなたがたの 間 あいだ で 偉 えら くなりたいと 思 おも う 者 もの は、 仕 つか える 人 ひと となり、 あなたがたの 間 あいだ でかしらになりたいと 思 おも う 者 もの は、 僕 しもべ とならねばならない。 それは、 人 ひと の 子 こ がきたのも、 仕 つか えられるためではなく、 仕 つか えるためであり、また 多 おお くの 人 ひと のあがないとして、 自分 じぶん の 命 いのち を 与 あた えるためであるのと、ちょうど 同 おな じである」。

イエスは 言 い われた、「『 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくし、 思 おも いをつくして、 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 愛 あい せよ』。 これがいちばん 大切 たいせつ な、 第 だい 一のいましめである。 第 だい 二もこれと 同様 どうよう である、『 自分 じぶん を 愛 あい するようにあなたの 隣 とな り 人 びと を 愛 あい せよ』。

そこで、あなたがたのうちでいちばん 偉 えら い 者 もの は、 仕 つか える 人 ひと でなければならない。 だれでも 自分 じぶん を 高 たか くする 者 もの は 低 ひく くされ、 自分 じぶん を 低 ひく くする 者 もの は 高 たか くされるであろう。

そのとき、 王 おう は 右 みぎ にいる 人々 ひとびと に 言 い うであろう、『わたしの 父 ちち に 祝福 しゅくふく された 人 ひと たちよ、さあ、 世 よ の 初 はじ めからあなたがたのために 用意 ようい されている 御国 みくに を 受 う けつぎなさい。 あなたがたは、わたしが 空腹 くうふく のときに 食 た べさせ、かわいていたときに 飲 の ませ、 旅人 たびびと であったときに 宿 やど を 貸 か し、 裸 はだか であったときに 着 き せ、 病気 びょうき のときに 見舞 みま い、 獄 ごく にいたときに 尋 たず ねてくれたからである』。 そのとき、 正 ただ しい 者 もの たちは 答 こた えて 言 い うであろう、『 主 しゅ よ、いつ、わたしたちは、あなたが 空腹 くうふく であるのを 見 み て 食物 しょくもつ をめぐみ、かわいているのを 見 み て 飲 の ませましたか。 いつあなたが 旅人 たびびと であるのを 見 み て 宿 やど を 貸 か し、 裸 はだか なのを 見 み て 着 き せましたか。 また、いつあなたが 病気 びょうき をし、 獄 ごく にいるのを 見 み て、あなたの 所 ところ に 参 まい りましたか』。 すると、 王 おう は 答 こた えて 言 い うであろう、『あなたがたによく 言 い っておく。わたしの 兄弟 きょうだい であるこれらの 最 もっと も 小 ちい さい 者 もの のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』。

それから、 左 ひだり にいる 人々 ひとびと にも 言 い うであろう、『のろわれた 者 もの どもよ、わたしを 離 はな れて、 悪魔 あくま とその 使 つかい たちとのために 用意 ようい されている 永遠 えいえん の 火 ひ にはいってしまえ。 あなたがたは、わたしが 空腹 くうふく のときに 食 た べさせず、かわいていたときに 飲 の ませず、 旅人 たびびと であったときに 宿 やど を 貸 か さず、 裸 はだか であったときに 着 き せず、また 病気 びょうき のときや、 獄 ごく にいたときに、わたしを 尋 たず ねてくれなかったからである』。 そのとき、 彼 かれ らもまた 答 こた えて 言 い うであろう、『 主 しゅ よ、いつ、あなたが 空腹 くうふく であり、かわいておられ、 旅人 たびびと であり、 裸 はだか であり、 病気 びょうき であり、 獄 ごく におられたのを 見 み て、わたしたちはお 世話 せわ をしませんでしたか』。 そのとき、 彼 かれ は 答 こた えて 言 い うであろう、『あなたがたによく 言 い っておく。これらの 最 もっと も 小 ちい さい 者 もの のひとりにしなかったのは、すなわち、わたしにしなかったのである』。

ひとりの 女 おんな が、 高価 こうか な 香油 こうゆ が 入 い れてある 石膏 せっこう のつぼを 持 も ってきて、イエスに 近寄 ちかよ り、 食事 しょくじ の 席 せき についておられたイエスの 頭 あたま に 香油 こうゆ を 注 そそ ぎかけた。

そして 少 すこ し 進 すす んで 行 い き、うつぶしになり、 祈 いの って 言 い われた、「わが 父 ちち よ、もしできることでしたらどうか、この 杯 さかずき をわたしから 過 す ぎ 去 さ らせてください。しかし、わたしの 思 おも いのままにではなく、みこころのままになさって 下 くだ さい」。

そこで、イエスはすわって十二 弟子 でし を 呼 よ び、そして 言 い われた、「だれでも一ばん 先 さき になろうと 思 おも うならば、一ばんあとになり、みんなに 仕 つか える 者 もの とならねばならない」。

しかし、あなたがたの 間 あいだ では、そうであってはならない。かえって、あなたがたの 間 あいだ で 偉 えら くなりたいと 思 おも う 者 もの は、 仕 つか える 人 ひと となり、 あなたがたの 間 あいだ でかしらになりたいと 思 おも う 者 もの は、すべての 人 ひと の 僕 しもべ とならねばならない。 人 ひと の 子 こ がきたのも、 仕 つか えられるためではなく、 仕 つか えるためであり、また 多 おお くの 人 ひと のあがないとして、 自分 じぶん の 命 いのち を 与 あた えるためである」。

また 立 た って 祈 いの るとき、だれかに 対 たい して、 何 なに か 恨 うら み 事 こと があるならば、ゆるしてやりなさい。そうすれば、 天 てん にいますあなたがたの 父 ちち も、あなたがたのあやまちを、ゆるしてくださるであろう。〔 もしゆるさないならば、 天 てん にいますあなたがたの 父 ちち も、あなたがたのあやまちを、ゆるしてくださらないであろう〕」。

心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくし、 思 おも いをつくし、 力 ちから をつくして、 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 愛 あい せよ』。 第 だい 二はこれである、『 自分 じぶん を 愛 あい するようにあなたの 隣 とな り 人 ひと を 愛 あい せよ』。これより 大事 だいじ ないましめは、ほかにない」。 そこで、この 律法 りっぽう 学者 がくしゃ はイエスに 言 い った、「 先生 せんせい 、 仰 おお せのとおりです、『 神 かみ はひとりであって、そのほかに 神 かみ はない』と 言 い われたのは、ほんとうです。 また『 心 こころ をつくし、 知恵 ちえ をつくし、 力 ちから をつくして 神 かみ を 愛 あい し、また 自分 じぶん を 愛 あい するように 隣 とな り 人 ひと を 愛 あい する』ということは、すべての 燔祭 はんさい や 犠牲 ぎせい よりも、はるかに 大事 だいじ なことです」。

イエスがベタニヤで、らい 病人 びょうにん シモンの 家 いえ にいて、 食卓 しょくたく についておられたとき、ひとりの 女 おんな が、 非常 ひじょう に 高価 こうか で 純粋 じゅんすい なナルドの 香油 こうゆ が 入 い れてある 石膏 せっこう のつぼを 持 も ってきて、それをこわし、 香油 こうゆ をイエスの 頭 あたま に 注 そそ ぎかけた。

彼 かれ は 答 こた えて 言 い った、「 下着 したぎ を二 枚 まい もっている 者 もの は、 持 も たない 者 もの に 分 わ けてやりなさい。 食物 しょくもつ を 持 も っている 者 もの も 同様 どうよう にしなさい」。

しかし、 聞 き いているあなたがたに 言 い う。 敵 てき を 愛 あい し、 憎 にく む 者 もの に 親切 しんせつ にせよ。 のろう 者 もの を 祝福 しゅくふく し、はずかしめる 者 もの のために 祈 いの れ。 あなたの 頬 ほお を 打 う つ 者 もの にはほかの 頬 ほお をも 向 む けてやり、あなたの 上着 うわぎ を 奪 うば い 取 と る 者 もの には 下着 したぎ をも 拒 こば むな。 あなたに 求 もと める 者 もの には 与 あた えてやり、あなたの 持 も ち 物 もの を 奪 うば う 者 もの からは 取 と りもどそうとするな。 人々 ひとびと にしてほしいと、あなたがたの 望 のぞ むことを、 人々 ひとびと にもそのとおりにせよ。

自分 じぶん を 愛 あい してくれる 者 もの を 愛 あい したからとて、どれほどの 手柄 てがら になろうか。 罪人 つみびと でさえ、 自分 じぶん を 愛 あい してくれる 者 もの を 愛 あい している。 自分 じぶん によくしてくれる 者 もの によくしたとて、どれほどの 手柄 てがら になろうか。 罪人 つみびと でさえ、それくらいの 事 こと はしている。 また 返 かえ してもらうつもりで 貸 か したとて、どれほどの 手柄 てがら になろうか。 罪人 つみびと でも、 同 おな じだけのものを 返 かえ してもらおうとして、 仲間 なかま に 貸 か すのである。

しかし、あなたがたは、 敵 てき を 愛 あい し、 人 ひと によくしてやり、また 何 なに も 当 あ てにしないで 貸 か してやれ。そうすれば 受 う ける 報 むく いは 大 おお きく、あなたがたはいと 高 たか き 者 もの の 子 こ となるであろう。いと 高 たか き 者 もの は、 恩 おん を 知 し らぬ 者 もの にも 悪人 あくにん にも、なさけ 深 ぶか いからである。 あなたがたの 父 ちち なる 神 かみ が 慈悲 じひ 深 ぶか いように、あなたがたも 慈悲 じひ 深 ぶか い 者 もの となれ。 人 ひと をさばくな。そうすれば、 自分 じぶん もさばかれることがないであろう。また 人 ひと を 罪 つみ に 定 さだ めるな。そうすれば、 自分 じぶん も 罪 つみ に 定 さだ められることがないであろう。ゆるしてやれ。そうすれば、 自分 じぶん もゆるされるであろう。 与 あた えよ。そうすれば、 自分 じぶん にも 与 あた えられるであろう。 人々 ひとびと はおし 入 い れ、ゆすり 入 い れ、あふれ 出 で るまでに 量 りょう をよくして、あなたがたのふところに 入 い れてくれるであろう。あなたがたの 量 はか るその 量 はか りで、 自分 じぶん にも 量 はか りかえされるであろうから」。

するとそのとき、その 町 まち で 罪 つみ の 女 おんな であったものが、パリサイ 人 びと の 家 いえ で 食卓 しょくたく に 着 つ いておられることを 聞 き いて、 香油 こうゆ が 入 い れてある 石膏 せっこう のつぼを 持 も ってきて、 泣 な きながら、イエスのうしろでその 足 あし もとに 寄 よ り、まず 涙 なみだ でイエスの 足 あし をぬらし、 自分 じぶん の 髪 かみ の 毛 け でぬぐい、そして、その 足 あし に 接吻 せっぷん して、 香油 こうゆ を 塗 ぬ った。

イエスが 言 い われた、「ある 金貸 かねか しに 金 かね をかりた 人 ひと がふたりいたが、ひとりは五百デナリ、もうひとりは五十デナリを 借 か りていた。 ところが、 返 かえ すことができなかったので、 彼 かれ はふたり 共 とも ゆるしてやった。このふたりのうちで、どちらが 彼 かれ を 多 おお く 愛 あい するだろうか」。 シモンが 答 こた えて 言 い った、「 多 おお くゆるしてもらったほうだと 思 おも います」。イエスが 言 い われた、「あなたの 判断 はんだん は 正 ただ しい」。 それから 女 おんな の 方 ほう に 振 ふ り 向 む いて、シモンに 言 い われた、「この 女 おんな を 見 み ないか。わたしがあなたの 家 いえ にはいってきた 時 とき に、あなたは 足 あし を 洗 あら う 水 みず をくれなかった。ところが、この 女 おんな は 涙 なみだ でわたしの 足 あし をぬらし、 髪 かみ の 毛 け でふいてくれた。 あなたはわたしに 接吻 せっぷん をしてくれなかったが、 彼女 かのじょ はわたしが 家 いえ にはいった 時 とき から、わたしの 足 あし に 接吻 せっぷん をしてやまなかった。 あなたはわたしの 頭 あたま に 油 あぶら を 塗 ぬ ってくれなかったが、 彼女 かのじょ はわたしの 足 あし に 香油 こうゆ を 塗 ぬ ってくれた。 それであなたに 言 い うが、この 女 おんな は 多 おお く 愛 あい したから、その 多 おお くの 罪 つみ はゆるされているのである。 少 すこ しだけゆるされた 者 もの は、 少 すこ しだけしか 愛 あい さない」。

彼 かれ は 答 こた えて 言 い った、「『 心 こころ をつくし、 精神 せいしん をつくし、 力 ちから をつくし、 思 おも いをつくして、 主 しゅ なるあなたの 神 かみ を 愛 あい せよ』。また、『 自分 じぶん を 愛 あい するように、あなたの 隣 とな り 人 びと を 愛 あい せよ』とあります」。

イエスが 答 こた えて 言 い われた、「ある 人 ひと がエルサレムからエリコに 下 くだ って 行 い く 途中 とちゅう 、 強盗 ごうとう どもが 彼 かれ を 襲 おそ い、その 着物 きもの をはぎ 取 と り、 傷 きず を 負 お わせ、 半殺 はんごろ しにしたまま、 逃 に げ 去 さ った。 するとたまたま、ひとりの 祭司 さいし がその 道 みち を 下 くだ ってきたが、この 人 ひと を 見 み ると、 向 む こう 側 がわ を 通 とお って 行 い った。 同様 どうよう に、レビ 人 ひと もこの 場所 ばしょ にさしかかってきたが、 彼 かれ を 見 み ると 向 む こう 側 がわ を 通 とお って 行 い った。 ところが、あるサマリヤ 人 びと が 旅 たび をしてこの 人 ひと のところを 通 とお りかかり、 彼 かれ を 見 み て 気 き の 毒 どく に 思 おも い、 近寄 ちかよ ってきてその 傷 きず にオリブ 油 ゆ とぶどう 酒 しゅ とを 注 そそ いでほうたいをしてやり、 自分 じぶん の 家畜 かちく に 乗 の せ、 宿屋 やどや に 連 つ れて 行 い って 介抱 かいほう した。 翌日 よくじつ 、デナリ二つを 取 と り 出 だ して 宿屋 やどや の 主人 しゅじん に 手渡 てわた し、『この 人 ひと を 見 み てやってください。 費用 ひよう がよけいにかかったら、 帰 かえ りがけに、わたしが 支払 しはら います』と 言 い った。 この三 人 にん のうち、だれが 強盗 ごうとう に 襲 おそ われた 人 ひと の 隣 とな り 人 びと になったと 思 おも うか」。 彼 かれ が 言 い った、「その 人 ひと に 慈悲 じひ 深 ぶか い 行 おこな いをした 人 ひと です」。そこでイエスは 言 い われた、「あなたも 行 い って 同 おな じようにしなさい」。

「 婚 こん 宴 えん に 招 まね かれたときには、 上座 じょうざ につくな。あるいは、あなたよりも 身分 みぶん の 高 たか い 人 ひと が 招 まね かれているかも 知 し れない。 その 場合 ばあい 、あなたとその 人 ひと とを 招 まね いた 者 もの がきて、『このかたに 座 ざ を 譲 ゆず ってください』と 言 い うであろう。そのとき、あなたは 恥 は じ 入 い って 末座 まつざ につくことになるであろう。 むしろ、 招 まね かれた 場合 ばあい には、 末座 まつざ に 行 い ってすわりなさい。そうすれば、 招 まね いてくれた 人 ひと がきて、『 友 とも よ、 上座 じょうざ の 方 ほう へお 進 すす みください』と 言 い うであろう。そのとき、あなたは 席 せき を 共 とも にするみんなの 前 まえ で、 面目 めんぼく をほどこすことになるであろう。 おおよそ、 自分 じぶん を 高 たか くする 者 もの は 低 ひく くされ、 自分 じぶん を 低 ひく くする 者 もの は 高 たか くされるであろう」。

また、イエスは 自分 じぶん を 招 まね いた 人 ひと に 言 い われた、「 午餐 ごさん または 晩餐 ばんさん の 席 せき を 設 もう ける 場合 ばあい には、 友人 ゆうじん 、 兄弟 きょうだい 、 親族 しんぞく 、 金持 かねもち の 隣 とな り 人 びと などは 呼 よ ばぬがよい。 恐 おそ らく 彼 かれ らもあなたを 招 まね きかえし、それであなたは 返礼 へんれい を 受 う けることになるから。 むしろ、 宴会 えんかい を 催 もよお す 場合 ばあい には、 貧乏人 びんぼうにん 、 不具者 ふぐしゃ 、 足 あし なえ、 盲人 もうじん などを 招 まね くがよい。 そうすれば、 彼 かれ らは 返礼 へんれい ができないから、あなたはさいわいになるであろう。 正 ただ しい 人々 ひとびと の 復活 ふっかつ の 際 さい には、あなたは 報 むく いられるであろう」。

そこで 立 た って、 父 ちち のところへ 出 で かけた。まだ 遠 とお く 離 はな れていたのに、 父 ちち は 彼 かれ をみとめ、 哀 あわ れに 思 おも って 走 はし り 寄 よ り、その 首 くび をだいて 接吻 せっぷん した。 むすこは 父 ちち に 言 い った、『 父 ちち よ、わたしは 天 てん に 対 たい しても、あなたにむかっても、 罪 つみ を 犯 おか しました。もうあなたのむすこと 呼 よ ばれる 資格 しかく はありません』。 しかし 父 ちち は 僕 しもべ たちに 言 い いつけた、『さあ、 早 はや く、 最上 さいじょう の 着物 きもの を 出 だ してきてこの 子 こ に 着 き せ、 指輪 ゆびわ を 手 て にはめ、はきものを 足 あし にはかせなさい。 また、 肥 こ えた 子 こ 牛 うし を 引 ひ いてきてほふりなさい。 食 た べて 楽 たの しもうではないか。 このむすこが 死 し んでいたのに 生 い き 返 かえ り、いなくなっていたのに 見 み つかったのだから』。それから 祝宴 しゅくえん がはじまった。

どの 僕 しもべ でも、ふたりの 主人 しゅじん に 兼 か ね 仕 つか えることはできない。 一方 いっぽう を 憎 にく んで 他方 たほう を 愛 あい し、あるいは、 一方 いっぽう に 親 した しんで 他方 たほう をうとんじるからである。あなたがたは、 神 かみ と 富 とみ とに 兼 か ね 仕 つか えることはできない」。

もしあなたに 対 たい して一 日 にち に七 度 ど 罪 つみ を 犯 おか し、そして七 度 ど 『 悔 く い 改 あらた めます』と 言 い ってあなたのところへ 帰 かえ ってくれば、ゆるしてやるがよい」。

あなたがたに 言 い っておく。 神 かみ に 義 ぎ とされて 自分 じぶん の 家 いえ に 帰 かえ ったのは、この 取税人 しゅぜいにん であって、あのパリサイ 人 びと ではなかった。おおよそ、 自分 じぶん を 高 たか くする 者 もの は 低 ひく くされ、 自分 じぶん を 低 ひく くする 者 もの は 高 たか くされるであろう」。

ザアカイは 立 た って 主 しゅ に 言 い った、「 主 しゅ よ、わたしは 誓 ちか って 自分 じぶん の 財産 ざいさん の 半分 はんぶん を 貧民 ひんみん に 施 ほどこ します。また、もしだれかから 不正 ふせい な 取立 とりた てをしていましたら、それを四 倍 ばい にして 返 かえ します」。

言 い われた、「よく 聞 き きなさい。あの 貧 まず しいやもめはだれよりもたくさん 入 い れたのだ。 これらの 人 ひと たちはみな、ありあまる 中 なか から 献金 けんきん を 投 な げ 入 い れたが、あの 婦人 ふじん は、その 乏 とぼ しい 中 なか から、 持 も っている 生活 せいかつ 費 ひ 全部 ぜんぶ を 入 い れたからである」。

しかし、あなたがたは、そうであってはならない。かえって、あなたがたの 中 なか でいちばん 偉 えら い 人 ひと はいちばん 若 わか い 者 もの のように、 指導 しどう する 人 ひと は 仕 つか える 者 もの のようになるべきである。 食卓 しょくたく につく 人 ひと と 給仕 きゅうじ する 者 もの と、どちらが 偉 えら いのか。 食卓 しょくたく につく 人 ひと の 方 ほう ではないか。しかし、わたしはあなたがたの 中 なか で、 給仕 きゅうじ をする 者 もの のようにしている。

シモンが 言 い った、「 主 しゅ よ、わたしは 獄 ごく にでも、また 死 し に 至 いた るまでも、あなたとご 一緒 いっしょ に 行 い く 覚悟 かくご です」。

そのとき、イエスは 言 い われた、「 父 ちち よ、 彼 かれ らをおゆるしください。 彼 かれ らは 何 なに をしているのか、わからずにいるのです」。 人々 ひとびと はイエスの 着物 きもの をくじ 引 ひ きで 分 わ け 合 あ った。

神 かみ はそのひとり 子 こ を 賜 たま わったほどに、この 世 よ を 愛 あい して 下 くだ さった。それは 御子 みこ を 信 しん じる 者 もの がひとりも 滅 ほろ びないで、 永遠 えいえん の 命 いのち を 得 え るためである。 神 かみ が 御子 みこ を 世 よ につかわされたのは、 世 よ をさばくためではなく、 御子 みこ によって、この 世 よ が 救 すく われるためである。

彼 かれ は 必 かなら ず 栄 さか え、わたしは 衰 おとろ える。

父 ちち は、わたしが 自分 じぶん の 命 いのち を 捨 す てるから、わたしを 愛 あい して 下 くだ さるのである。 命 いのち を 捨 す てるのは、それを 再 ふたた び 得 え るためである。

イエスは 涙 なみだ を 流 なが された。 するとユダヤ 人 じん たちは 言 い った、「ああ、なんと 彼 かれ を 愛 あい しておられたことか」。

その 時 とき 、マリヤは 高価 こうか で 純粋 じゅんすい なナルドの 香油 こうゆ 一 斤 きん を 持 も ってきて、イエスの 足 あし にぬり、 自分 じぶん の 髪 かみ の 毛 け でそれをふいた。すると、 香油 こうゆ のかおりが 家 いえ にいっぱいになった。

過越 すぎこし の 祭 まつり の 前 まえ に、イエスは、この 世 よ を 去 さ って 父 ちち のみもとに 行 い くべき 自分 じぶん の 時 とき がきたことを 知 し り、 世 よ にいる 自分 じぶん の 者 もの たちを 愛 あい して、 彼 かれ らを 最後 さいご まで 愛 あい し 通 とお された。

それから 水 みず をたらいに 入 い れて、 弟子 でし たちの 足 あし を 洗 あら い、 腰 こし に 巻 ま いた 手 て ぬぐいでふき 始 はじ められた。

しかし、 主 しゅ であり、また 教師 きょうし であるわたしが、あなたがたの 足 あし を 洗 あら ったからには、あなたがたもまた、 互 たがい に 足 あし を 洗 あら い 合 あ うべきである。 わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしは 手本 てほん を 示 しめ したのだ。 よくよくあなたがたに 言 い っておく。 僕 しもべ はその 主人 しゅじん にまさるものではなく、つかわされた 者 もの はつかわした 者 もの にまさるものではない。 もしこれらのことがわかっていて、それを 行 おこな うなら、あなたがたはさいわいである。

弟子 でし たちのひとりで、イエスの 愛 あい しておられた 者 もの が、み 胸 むね に 近 ちか く 席 せき についていた。

わたしは、 新 あたら しいいましめをあなたがたに 与 あた える、 互 たがい に 愛 あい し 合 あ いなさい。わたしがあなたがたを 愛 あい したように、あなたがたも 互 たがい に 愛 あい し 合 あ いなさい。 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うならば、それによって、あなたがたがわたしの 弟子 でし であることを、すべての 者 もの が 認 みと めるであろう」。

もしあなたがたがわたしを 愛 あい するならば、わたしのいましめを 守 まも るべきである。

わたしのいましめを 心 こころ にいだいてこれを 守 まも る 者 もの は、わたしを 愛 あい する 者 もの である。わたしを 愛 あい する 者 もの は、わたしの 父 ちち に 愛 あい されるであろう。わたしもその 人 ひと を 愛 あい し、その 人 ひと にわたし 自身 じしん をあらわすであろう」。

イエスは 彼 かれ に 答 こた えて 言 い われた、「もしだれでもわたしを 愛 あい するならば、わたしの 言葉 ことば を 守 まも るであろう。そして、わたしの 父 ちち はその 人 ひと を 愛 あい し、また、わたしたちはその 人 ひと のところに 行 い って、その 人 ひと と 一緒 いっしょ に 住 す むであろう。 わたしを 愛 あい さない 者 もの はわたしの 言葉 ことば を 守 まも らない。あなたがたが 聞 き いている 言葉 ことば は、わたしの 言葉 ことば ではなく、わたしをつかわされた 父 ちち の 言葉 ことば である。

父 ちち がわたしを 愛 あい されたように、わたしもあなたがたを 愛 あい したのである。わたしの 愛 あい のうちにいなさい。 もしわたしのいましめを 守 まも るならば、あなたがたはわたしの 愛 あい のうちにおるのである。それはわたしがわたしの 父 ちち のいましめを 守 まも ったので、その 愛 あい のうちにおるのと 同 おな じである。 わたしがこれらのことを 話 はな したのは、わたしの 喜 よろこ びがあなたがたのうちにも 宿 やど るため、また、あなたがたの 喜 よろこ びが 満 み ちあふれるためである。 わたしのいましめは、これである。わたしがあなたがたを 愛 あい したように、あなたがたも 互 たがい に 愛 あい し 合 あ いなさい。 人 ひと がその 友 とも のために 自分 じぶん の 命 いのち を 捨 す てること、これよりも 大 おお きな 愛 あい はない。 あなたがたにわたしが 命 めい じることを 行 おこな うならば、あなたがたはわたしの 友 とも である。 わたしはもう、あなたがたを 僕 しもべ とは 呼 よ ばない。 僕 しもべ は 主人 しゅじん のしていることを 知 し らないからである。わたしはあなたがたを 友 とも と 呼 よ んだ。わたしの 父 ちち から 聞 き いたことを 皆 みな 、あなたがたに 知 し らせたからである。

これらのことを 命 めい じるのは、あなたがたが 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うためである。

父 ちち ご 自身 じしん があなたがたを 愛 あい しておいでになるからである。それは、あなたがたがわたしを 愛 あい したため、また、わたしが 神 かみ のみもとからきたことを 信 しん じたためである。

わたしが 彼 かれ らにおり、あなたがわたしにいますのは、 彼 かれ らが 完全 かんぜん に一つとなるためであり、また、あなたがわたしをつかわし、わたしを 愛 あい されたように、 彼 かれ らをお 愛 あい しになったことを、 世 よ が 知 し るためであります。

そしてわたしは 彼 かれ らに 御名 みな を 知 し らせました。またこれからも 知 し らせましょう。それは、あなたがわたしを 愛 あい して 下 くだ さったその 愛 あい が 彼 かれ らのうちにあり、またわたしも 彼 かれ らのうちにおるためであります」。

彼 かれ らが 食事 しょくじ をすませると、イエスはシモン・ペテロに 言 い われた、「ヨハネの 子 こ シモンよ、あなたはこの 人 ひと たちが 愛 あい する 以上 いじょう に、わたしを 愛 あい するか」。ペテロは 言 い った、「 主 しゅ よ、そうです。わたしがあなたを 愛 あい することは、あなたがご 存 ぞん じです」。イエスは 彼 かれ に「わたしの 小羊 こひつじ を 養 やしな いなさい」と 言 い われた。 またもう 一度 いちど 彼 かれ に 言 い われた、「ヨハネの 子 こ シモンよ、わたしを 愛 あい するか」。 彼 かれ はイエスに 言 い った、「 主 しゅ よ、そうです。わたしがあなたを 愛 あい することは、あなたがご 存 ぞん じです」。イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「わたしの 羊 ひつじ を 飼 か いなさい」。 イエスは三 度目 どめ に 言 い われた、「ヨハネの 子 こ シモンよ、わたしを 愛 あい するか」。ペテロは「わたしを 愛 あい するか」とイエスが三 度 ど も 言 い われたので、 心 こころ をいためてイエスに 言 い った、「 主 しゅ よ、あなたはすべてをご 存 ぞん じです。わたしがあなたを 愛 あい していることは、おわかりになっています」。イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「わたしの 羊 ひつじ を 養 やしな いなさい。

信者 しんじゃ たちはみな 一緒 いっしょ にいて、いっさいの 物 もの を 共有 きょうゆう にし、 資産 しさん や 持 も ち 物 もの を 売 う っては、 必要 ひつよう に 応 おう じてみんなの 者 もの に 分 わ け 与 あた えた。 そして 日々 ひび 心 こころ を一つにして、 絶 た えず 宮 みや もうでをなし、 家 いえ ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、 食事 しょくじ を 共 とも にし、

彼 かれ らの 中 なか に 乏 とぼ しい 者 もの は、ひとりもいなかった。 地所 じしょ や 家屋 かおく を 持 も っている 人 ひと たちは、それを 売 う り、 売 う った 物 もの の 代金 だいきん をもってきて、 使徒 しと たちの 足 あし もとに 置 お いた。そしてそれぞれの 必要 ひつよう に 応 おう じて、だれにでも 分 わ け 与 あた えられた。

こうして、 彼 かれ らがステパノに 石 いし を 投 な げつけている 間 あいだ 、ステパノは 祈 いの りつづけて 言 い った、「 主 しゅ イエスよ、わたしの 霊 れい をお 受 う け 下 くだ さい」。 そして、ひざまずいて、 大声 おおごえ で 叫 さけ んだ、「 主 しゅ よ、どうぞ、この 罪 つみ を 彼 かれ らに 負 お わせないで 下 くだ さい」。こう 言 い って、 彼 かれ は 眠 ねむ りについた。

彼 かれ が 読 よ んでいた 聖書 せいしょ の 箇所 かしょ は、これであった、「 彼 かれ は、ほふり 場 ば に 引 ひ かれて 行 い く 羊 ひつじ のように、また、 黙々 もくもく として、 毛 け を 刈 か る 者 もの の 前 まえ に 立 た つ 小羊 こひつじ のように、 口 くち を 開 ひら かない。 彼 かれ は、いやしめられて、そのさばきも 行 おこな われなかった。だれが、 彼 かれ の 子孫 しそん のことを 語 かた ることができようか、 彼 かれ の 命 いのち が 地上 ちじょう から 取 と り 去 さ られているからには」。

わたしは、あなたがたもこのように 働 はたら いて、 弱 よわ い 者 もの を 助 たす けなければならないこと、また『 受 う けるよりは 与 あた える 方 ほう が、さいわいである』と 言 い われた 主 しゅ イエスの 言葉 ことば を 記憶 きおく しているべきことを、 万事 ばんじ について 教 おし え 示 しめ したのである」。

そして、 希望 きぼう は 失望 しつぼう に 終 おわ ることはない。なぜなら、わたしたちに 賜 たま わっている 聖霊 せいれい によって、 神 かみ の 愛 あい がわたしたちの 心 こころ に 注 そそ がれているからである。 わたしたちがまだ 弱 よわ かったころ、キリストは、 時 とき いたって、 不信心 ふしんじん な 者 もの たちのために 死 し んで 下 くだ さったのである。 正 ただ しい 人 ひと のために 死 し ぬ 者 もの は、ほとんどいないであろう。 善人 ぜんにん のためには、 進 すす んで 死 し ぬ 者 もの もあるいはいるであろう。 しかし、まだ 罪人 つみびと であった 時 とき 、わたしたちのためにキリストが 死 し んで 下 くだ さったことによって、 神 かみ はわたしたちに 対 たい する 愛 あい を 示 しめ されたのである。 わたしたちは、キリストの 血 ち によって 今 いま は 義 ぎ とされているのだから、なおさら、 彼 かれ によって 神 かみ の 怒 いか りから 救 すく われるであろう。 もし、わたしたちが 敵 てき であった 時 とき でさえ、 御子 みこ の 死 し によって 神 かみ との 和解 わかい を 受 う けたとすれば、 和解 わかい を 受 う けている 今 いま は、なおさら、 彼 かれ のいのちによって 救 すく われるであろう。

だれが、キリストの 愛 あい からわたしたちを 離 はな れさせるのか。 患難 かんなん か、 苦悩 くのう か、 迫害 はくがい か、 飢 う えか、 裸 はだか か、 危難 きなん か、 剣 つるぎ か。 「わたしたちはあなたのために 終日 しゅうじつ 、 死 し に 定 さだ められており、ほふられる 羊 ひつじ のように 見 み られている」と 書 か いてあるとおりである。 しかし、わたしたちを 愛 あい して 下 くだ さったかたによって、わたしたちは、これらすべての 事 こと において 勝 か ち 得 え て 余 あま りがある。

わたしは 確信 かくしん する。 死 し も 生 せい も、 天使 てんし も 支配者 しはいしゃ も、 現在 げんざい のものも 将来 しょうらい のものも、 力 ちから あるものも、 高 たか いものも 深 ふか いものも、その 他 た どんな 被 ひ 造物 ぞうぶつ も、わたしたちの 主 しゅ キリスト・イエスにおける 神 かみ の 愛 あい から、わたしたちを 引 ひ き 離 はな すことはできないのである。

わたしは、 自分 じぶん に 与 あた えられた 恵 めぐ みによって、あなたがたひとりびとりに 言 い う。 思 おも うべき 限度 げんど を 越 こ えて 思 おも いあがることなく、むしろ、 神 かみ が 各自 かくじ に 分 わ け 与 あた えられた 信仰 しんこう の 量 はか りにしたがって、 慎 つつし み 深 ふか く 思 おも うべきである。

愛 あい には 偽 いつわ りがあってはならない。 悪 あく は 憎 にく み 退 しりぞ け、 善 ぜん には 親 した しみ 結 むす び、 兄弟 きょうだい の 愛 あい をもって 互 たがい にいつくしみ、 進 すす んで 互 たがい に 尊敬 そんけい し 合 あ いなさい。 熱心 ねっしん で、うむことなく、 霊 れい に 燃 も え、 主 しゅ に 仕 つか え、 望 のぞ みをいだいて 喜 よろこ び、 患難 かんなん に 耐 た え、 常 つね に 祈 いの りなさい。 貧 まず しい 聖徒 せいと を 助 たす け、 努 つと めて 旅人 たびびと をもてなしなさい。

あなたがたを 迫害 はくがい する 者 もの を 祝福 しゅくふく しなさい。 祝福 しゅくふく して、のろってはならない。 喜 よろこ ぶ 者 もの と 共 とも に 喜 よろこ び、 泣 な く 者 もの と 共 とも に 泣 な きなさい。 互 たがい に 思 おも うことをひとつにし、 高 たか ぶった 思 おも いをいだかず、かえって 低 ひく い 者 もの たちと 交 まじ わるがよい。 自分 じぶん が 知者 ちしゃ だと 思 おも いあがってはならない。 だれに 対 たい しても 悪 あく をもって 悪 あく に 報 むく いず、すべての 人 ひと に 対 たい して 善 ぜん を 図 はか りなさい。 あなたがたは、できる 限 かぎ りすべての 人 ひと と 平和 へいわ に 過 す ごしなさい。

愛 あい する 者 もの たちよ。 自分 じぶん で 復讐 ふくしゅう をしないで、むしろ、 神 かみ の 怒 いか りに 任 まか せなさい。なぜなら、「 主 しゅ が 言 い われる。 復讐 ふくしゅう はわたしのすることである。わたし 自身 じしん が 報復 ほうふく する」と 書 か いてあるからである。 むしろ、「もしあなたの 敵 てき が 飢 う えるなら、 彼 かれ に 食 く わせ、かわくなら、 彼 かれ に 飲 の ませなさい。そうすることによって、あなたは 彼 かれ の 頭 あたま に 燃 も えさかる 炭火 すみび を 積 つ むことになるのである」。 悪 あく に 負 ま けてはいけない。かえって、 善 ぜん をもって 悪 あく に 勝 か ちなさい。

互 たがい に 愛 あい し 合 あ うことの 外 そと は、 何人 なにびと にも 借 か りがあってはならない。 人 ひと を 愛 あい する 者 もの は、 律法 りっぽう を 全 まっと うするのである。 「 姦淫 かんいん するな、 殺 ころ すな、 盗 ぬす むな、むさぼるな」など、そのほかに、どんな 戒 いまし めがあっても、 結局 けっきょく 「 自分 じぶん を 愛 あい するようにあなたの 隣 とな り 人 ひと を 愛 あい せよ」というこの 言葉 ことば に 帰 き する。 愛 あい は 隣 とな り 人 ひと に 害 がい を 加 くわ えることはない。だから、 愛 あい は 律法 りっぽう を 完成 かんせい するものである。

信仰 しんこう の 弱 よわ い 者 もの を 受 う けいれなさい。ただ、 意見 いけん を 批評 ひひょう するためであってはならない。

それだのに、あなたは、なぜ 兄弟 きょうだい をさばくのか。あなたは、なぜ 兄弟 きょうだい を 軽 かろ んじるのか。わたしたちはみな、 神 かみ のさばきの 座 ざ の 前 まえ に 立 た つのである。 すなわち、「 主 しゅ が 言 い われる。わたしは 生 い きている。すべてのひざは、わたしに 対 たい してかがみ、すべての 舌 した は、 神 かみ にさんびをささげるであろう」と 書 か いてある。 だから、わたしたちひとりびとりは、 神 かみ に 対 たい して 自分 じぶん の 言 い いひらきをすべきである。

それゆえ、 今後 こんご わたしたちは、 互 たがい にさばき 合 あ うことをやめよう。むしろ、あなたがたは、 妨 さまた げとなる 物 もの や、つまずきとなる 物 もの を 兄弟 きょうだい の 前 まえ に 置 お かないことに、 決 き めるがよい。 わたしは、 主 しゅ イエスにあって 知 し りかつ 確信 かくしん している。それ 自体 じたい 、 汚 けが れているものは一つもない。ただ、それが 汚 けが れていると 考 かんが える 人 ひと にだけ、 汚 けが れているのである。 もし 食物 しょくもつ のゆえに 兄弟 きょうだい を 苦 くる しめるなら、あなたは、もはや 愛 あい によって 歩 ある いているのではない。あなたの 食物 しょくもつ によって、 兄弟 きょうだい を 滅 ほろ ぼしてはならない。キリストは 彼 かれ のためにも、 死 し なれたのである。

こういうわけで、 平和 へいわ に 役立 やくだ つことや、 互 たがい の 徳 とく を 高 たか めることを、 追 お い 求 もと めようではないか。

わたしたち 強 つよ い 者 もの は、 強 つよ くない 者 もの たちの 弱 よわ さをになうべきであって、 自分 じぶん だけを 喜 よろこ ばせることをしてはならない。 わたしたちひとりびとりは、 隣 とな り 人 ひと の 徳 とく を 高 たか めるために、その 益 えき を 図 はか って 彼 かれ らを 喜 よろこ ばすべきである。 キリストさえ、ご 自身 じしん を 喜 よろこ ばせることはなさらなかった。むしろ「あなたをそしる 者 もの のそしりが、わたしに 降 ふ りかかった」と 書 か いてあるとおりであった。 これまでに 書 か かれた 事 こと がらは、すべてわたしたちの 教 おしえ のために 書 か かれたのであって、それは 聖書 せいしょ の 与 あた える 忍耐 にんたい と 慰 なぐさ めとによって、 望 のぞ みをいだかせるためである。 どうか、 忍耐 にんたい と 慰 なぐさ めとの 神 かみ が、あなたがたに、キリスト・イエスにならって 互 たがい に 同 おな じ 思 おも いをいだかせ、 こうして、 心 こころ を 一 ひと つにし、 声 こえ を 合 あ わせて、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストの 父 ちち なる 神 かみ をあがめさせて 下 くだ さるように。 こういうわけで、キリストもわたしたちを 受 う けいれて 下 くだ さったように、あなたがたも 互 たがい に 受 う けいれて、 神 かみ の 栄光 えいこう をあらわすべきである。

きよい 接吻 せっぷん をもって、 互 たがい にあいさつをかわしなさい。キリストのすべての 教会 きょうかい から、あなたがたによろしく。

さて 兄弟 きょうだい たちよ。あなたがたに 勧告 かんこく する。あなたがたが 学 まな んだ 教 おしえ にそむいて 分裂 ぶんれつ を 引 ひ き 起 おこ し、つまずきを 与 あた える 人々 ひとびと を 警戒 けいかい し、かつ 彼 かれ らから 遠 とお ざかるがよい。 なぜなら、こうした 人々 ひとびと は、わたしたちの 主 しゅ キリストに 仕 つか えないで、 自分 じぶん の 腹 はら に 仕 つか え、そして 甘言 かんげん と 美辞 びじ とをもって、 純朴 じゅんぼく な 人々 ひとびと の 心 こころ を 欺 あざむ く 者 もの どもだからである。

しかし、 聖書 せいしょ に 書 か いてあるとおり、「 目 め がまだ 見 み ず、 耳 みみ がまだ 聞 き かず、 人 ひと の 心 こころ に 思 おも い 浮 うか びもしなかったことを、 神 かみ は、ご 自分 じぶん を 愛 あい する 者 もの たちのために 備 そな えられた」のである。

そもそも、 互 たがい に 訴 うった え 合 あ うこと 自体 じたい が、すでにあなたがたの 敗北 はいぼく なのだ。なぜ、むしろ 不義 ふぎ を 受 う けないのか。なぜ、むしろだまされていないのか。

さて、あなたがたが 書 か いてよこした 事 こと について 答 こた えると、 男子 だんし は 婦人 ふじん にふれないがよい。 しかし、 不品行 ふひんこう に 陥 おちい ることのないために、 男子 だんし はそれぞれ 自分 じぶん の 妻 つま を 持 も ち、 婦人 ふじん もそれぞれ 自分 じぶん の 夫 おっと を 持 も つがよい。 夫 おっと は 妻 つま にその 分 ぶん を 果 はた し、 妻 つま も 同様 どうよう に 夫 おっと にその 分 ぶん を 果 はた すべきである。 妻 つま は 自分 じぶん のからだを 自由 じゆう にすることはできない。それができるのは 夫 おっと である。 夫 おっと も 同様 どうよう に 自分 じぶん のからだを 自由 じゆう にすることはできない。それができるのは 妻 つま である。 互 たがい に 拒 こば んではいけない。ただし、 合意 ごうい の 上 うえ で 祈 いのり に 専心 せんしん するために、しばらく 相別 あいわか れ、それからまた 一緒 いっしょ になることは、さしつかえない。そうでないと、 自制力 じせいりょく のないのに 乗 じょう じて、サタンがあなたがたを 誘惑 ゆうわく するかも 知 し れない。

わたしは、すべての 人 ひと に 対 たい して 自由 じゆう であるが、できるだけ 多 おお くの 人 ひと を 得 え るために、 自 みずか ら 進 すす んですべての 人 ひと の 奴隷 どれい になった。

だれでも、 自分 じぶん の 益 えき を 求 もと めないで、ほかの 人 ひと の 益 えき を 求 もと めるべきである。

ユダヤ 人 じん にもギリシヤ 人 じん にも 神 かみ の 教会 きょうかい にも、つまずきになってはいけない。 わたしもまた、 何事 なにごと にもすべての 人 ひと に 喜 よろこ ばれるように 努 つと め、 多 おお くの 人 ひと が 救 すく われるために、 自分 じぶん の 益 えき ではなく 彼 かれ らの 益 えき を 求 もと めている。

それは、からだの 中 なか に 分裂 ぶんれつ がなく、それぞれの 肢体 したい が 互 たがい にいたわり 合 あ うためなのである。 もし一つの 肢体 したい が 悩 なや めば、ほかの 肢体 したい もみな 共 とも に 悩 なや み、一つの 肢体 したい が 尊 たっと ばれると、ほかの 肢体 したい もみな 共 とも に 喜 よろこ ぶ。

たといわたしが、 人々 ひとびと の 言葉 ことば や 御使 みつかい たちの 言葉 ことば を 語 かた っても、もし 愛 あい がなければ、わたしは、やかましい 鐘 かね や 騒 さわ がしい 鐃鉢 にょうはち と 同 おな じである。 たといまた、わたしに 預言 よげん をする 力 ちから があり、あらゆる 奥義 おくぎ とあらゆる 知識 ちしき とに 通 つう じていても、また、 山 やま を 移 うつ すほどの 強 つよ い 信仰 しんこう があっても、もし 愛 あい がなければ、わたしは 無 む に 等 ひと しい。 たといまた、わたしが 自分 じぶん の 全 ぜん 財産 ざいさん を 人 ひと に 施 ほどこ しても、また、 自分 じぶん のからだを 焼 や かれるために 渡 わた しても、もし 愛 あい がなければ、いっさいは 無益 むえき である。 愛 あい は 寛容 かんよう であり、 愛 あい は 情深 なさけぶか い。また、ねたむことをしない。 愛 あい は 高 たか ぶらない、 誇 ほこ らない、 不作法 ぶさほう をしない、 自分 じぶん の 利益 りえき を 求 もと めない、いらだたない、 恨 うら みをいだかない。 不義 ふぎ を 喜 よろこ ばないで 真理 しんり を 喜 よろこ ぶ。 そして、すべてを 忍 しの び、すべてを 信 しん じ、すべてを 望 のぞ み、すべてを 耐 た える。 愛 あい はいつまでも 絶 た えることがない。しかし、 預言 よげん はすたれ、 異言 いげん はやみ、 知識 ちしき はすたれるであろう。

このように、いつまでも 存続 そんぞく するものは、 信仰 しんこう と 希望 きぼう と 愛 あい と、この三つである。このうちで 最 もっと も 大 おお いなるものは、 愛 あい である。

愛 あい を 追 お い 求 もと めなさい。また、 霊 れい の 賜物 たまもの を、ことに 預言 よげん することを、 熱心 ねっしん に 求 もと めなさい。

いっさいのことを、 愛 あい をもって 行 おこな いなさい。

なぜなら、キリストの 愛 あい がわたしたちに 強 つよ く 迫 せま っているからである。わたしたちはこう 考 かんが えている。ひとりの 人 ひと がすべての 人 ひと のために 死 し んだ 以上 いじょう 、すべての 人 ひと が 死 し んだのである。 そして、 彼 かれ がすべての 人 ひと のために 死 し んだのは、 生 い きている 者 もの がもはや 自分 じぶん のためにではなく、 自分 じぶん のために 死 し んでよみがえったかたのために、 生 い きるためである。

かえって、あらゆる 場合 ばあい に、 神 かみ の 僕 しもべ として、 自分 じぶん を 人々 ひとびと にあらわしている。すなわち、 極度 きょくど の 忍苦 にんく にも、 患難 かんなん にも、 危機 きき にも、 行 ゆ き 詰 づ まりにも、 むち 打 う たれることにも、 入獄 にゅうごく にも、 騒乱 そうらん にも、 労苦 ろうく にも、 徹夜 てつや にも、 飢餓 きが にも、 真実 しんじつ と 知識 ちしき と 寛容 かんよう と、 慈愛 じあい と 聖霊 せいれい と 偽 いつわ りのない 愛 あい と、 真理 しんり の 言葉 ことば と 神 かみ の 力 ちから とにより、 左右 さゆう に 持 も っている 義 ぎ の 武器 ぶき により、 ほめられても、そしられても、 悪評 あくひょう を 受 う けても、 好評 こうひょう を 博 はく しても、 神 かみ の 僕 しもべ として 自分 じぶん をあらわしている。わたしたちは、 人 ひと を 惑 まど わしているようであるが、しかも 真実 しんじつ であり、 人 ひと に 知 し られていないようであるが、 認 みと められ、 死 し にかかっているようであるが、 見 み よ、 生 い きており、 懲 こ らしめられているようであるが、 殺 ころ されず、 悲 かな しんでいるようであるが、 常 つね に 喜 よろこ んでおり、 貧 まず しいようであるが、 多 おお くの 人 ひと を 富 と ませ、 何 なに も 持 も たないようであるが、すべての 物 もの を 持 も っている。

すなわち、 彼 かれ らは、 患難 かんなん のために 激 はげ しい 試錬 しれん をうけたが、その 満 み ちあふれる 喜 よろこ びは、 極度 きょくど の 貧 まず しさにもかかわらず、あふれ 出 で て 惜 お しみなく 施 ほどこ す 富 とみ となったのである。 わたしはあかしするが、 彼 かれ らは 力 ちから に 応 おう じて、 否 いな 、 力 ちから 以上 いじょう に 施 ほどこ しをした。すなわち、 自 みずか ら 進 すす んで、 聖徒 せいと たちへの 奉仕 ほうし に 加 くわ わる 恵 めぐ みにあずかりたいと、わたしたちに 熱心 ねっしん に 願 ねが い 出 で て、 わたしたちの 希望 きぼう どおりにしたばかりか、 自分 じぶん 自身 じしん をまず、 神 かみ のみこころにしたがって、 主 しゅ にささげ、また、わたしたちにもささげたのである。

さて、あなたがたがあらゆる 事 こと がらについて 富 と んでいるように、すなわち、 信仰 しんこう にも 言葉 ことば にも 知識 ちしき にも、あらゆる 熱 ねつ 情 じょう にも、また、あなたがたに 対 たい するわたしたちの 愛 あい にも 富 と んでいるように、この 恵 めぐ みのわざにも 富 と んでほしい。 こう 言 い っても、わたしは 命令 めいれい するのではない。ただ、 他 た の 人 ひと たちの 熱 ねつ 情 じょう によって、あなたがたの 愛 あい の 純真 じゅんしん さをためそうとするのである。 あなたがたは、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストの 恵 めぐ みを 知 し っている。すなわち、 主 しゅ は 富 と んでおられたのに、あなたがたのために 貧 まず しくなられた。それは、あなたがたが、 彼 かれ の 貧 まず しさによって 富 と む 者 もの になるためである。

もし 心 こころ から 願 ねが ってそうするなら、 持 も たないところによらず、 持 も っているところによって、 神 かみ に 受 う けいれられるのである。

だから、あなたがたの 愛 あい と、また、あなたがたについてわたしたちがいだいている 誇 ほこり とが、 真実 しんじつ であることを、 諸 しょ 教会 きょうかい の 前 まえ で 彼 かれ らにあかししていただきたい。

各自 かくじ は 惜 お しむ 心 こころ からでなく、また、しいられてでもなく、 自 みずか ら 心 こころ で 決 き めたとおりにすべきである。 神 かみ は 喜 よろこ んで 施 ほどこ す 人 ひと を 愛 あい して 下 くだ さるのである。

さて、「あなたがたの 間 あいだ にいて 面 めん と 向 む かってはおとなしいが、 離 はな れていると、 気 き が 強 つよ くなる」このパウロが、キリストの 優 やさ しさ、 寛大 かんだい さをもって、あなたがたに 勧 すす める。

だから、わたしはキリストのためならば、 弱 よわ さと、 侮辱 ぶじょく と、 危機 きき と、 迫害 はくがい と、 行 ゆ き 詰 づ まりとに 甘 あま んじよう。なぜなら、わたしが 弱 よわ い 時 とき にこそ、わたしは 強 つよ いからである。

最後 さいご に、 兄弟 きょうだい たちよ。いつも 喜 よろこ びなさい。 全 まった き 者 もの となりなさい。 互 たがい に 励 はげ まし 合 あ いなさい。 思 おも いを一つにしなさい。 平和 へいわ に 過 す ごしなさい。そうすれば、 愛 あい と 平和 へいわ の 神 かみ があなたがたと 共 とも にいて 下 くだ さるであろう。 "きよい 接吻 せっぷん をもって 互 たがい にあいさつをかわしなさい。

主 しゅ イエス・キリストの 恵 めぐ みと、 神 かみ の 愛 あい と、 聖霊 せいれい の 交 まじ わりとが、あなたがた 一同 いちどう と 共 とも にあるように。

もはや、ユダヤ 人 じん もギリシヤ 人 じん もなく、 奴隷 どれい も 自由人 じゆうじん もなく、 男 おとこ も 女 おんな もない。あなたがたは 皆 みな 、キリスト・イエスにあって一つだからである。

キリスト・イエスにあっては、 割礼 かつれい があってもなくても、 問題 もんだい ではない。 尊 たっと いのは、 愛 あい によって 働 はたら く 信仰 しんこう だけである。

兄弟 きょうだい たちよ。あなたがたが 召 め されたのは、 実 じつ に、 自由 じゆう を 得 え るためである。ただ、その 自由 じゆう を、 肉 にく の 働 はたら く 機会 きかい としないで、 愛 あい をもって 互 たがい に 仕 つか えなさい。 律法 りっぽう の 全体 ぜんたい は、「 自分 じぶん を 愛 あい するように、あなたの 隣 とな り 人 ひと を 愛 あい せよ」というこの 一句 いっく に 尽 つ きるからである。 気 き をつけるがよい。もし 互 たがい にかみ 合 あ い、 食 く い 合 あ っているなら、あなたがたは 互 たがい に 滅 ほろ ぼされてしまうだろう。

肉 にく の 働 はたら きは 明白 めいはく である。すなわち、 不品行 ふひんこう 、 汚 けが れ、 好色 こうしょく 、 偶像 ぐうぞう 礼拝 れいはい 、まじない、 敵意 てきい 、 争 あらそ い、そねみ、 怒 いか り、 党派心 とうはしん 、 分裂 ぶんれつ 、 分派 ぶんぱ 、 ねたみ、 泥酔 でいすい 、 宴楽 えんらく 、および、そのたぐいである。わたしは 以前 いぜん も 言 い ったように、 今 いま も 前 まえ もって 言 い っておく。このようなことを 行 おこな う 者 もの は、 神 かみ の 国 くに をつぐことがない。

しかし、 御霊 みたま の 実 み は、 愛 あい 、 喜 よろこ び、 平和 へいわ 、 寛容 かんよう 、 慈愛 じあい 、 善意 ぜんい 、 忠実 ちゅうじつ 、 柔和 にゅうわ 、 自制 じせい であって、これらを 否定 ひてい する 律法 りっぽう はない。

兄弟 きょうだい たちよ。もしもある 人 ひと が 罪過 ざいか に 陥 おちい っていることがわかったなら、 霊 れい の 人 ひと であるあなたがたは、 柔和 にゅうわ な 心 こころ をもって、その 人 ひと を 正 ただ しなさい。それと 同時 どうじ に、もしか 自分 じぶん 自身 じしん も 誘惑 ゆうわく に 陥 おちい ることがありはしないかと、 反省 はんせい しなさい。 互 たがい に 重荷 おもに を 負 お い 合 あ いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの 律法 りっぽう を 全 まっと うするであろう。

もしある 人 ひと が、 事実 じじつ そうでないのに、 自分 じぶん が 何 なに か 偉 えら い 者 もの であるように 思 おも っているとすれば、その 人 ひと は 自分 じぶん を 欺 あざむ いているのである。 ひとりびとり、 自分 じぶん の 行 おこな いを 検討 けんとう してみるがよい。そうすれば、 自分 じぶん だけには 誇 ほこ ることができても、ほかの 人 ひと には 誇 ほこ れなくなるであろう。

わたしたちは、 善 ぜん を 行 おこな うことに、うみ 疲 つか れてはならない。たゆまないでいると、 時 とき が 来 く れば 刈 か り 取 と るようになる。 だから、 機会 きかい のあるごとに、だれに 対 たい しても、とくに 信仰 しんこう の 仲間 なかま に 対 たい して、 善 ぜん を 行 おこな おうではないか。

みまえにきよく 傷 きず のない 者 もの となるようにと、 天地 てんち の 造 つく られる 前 まえ から、キリストにあってわたしたちを 選 えら び、

こういうわけで、わたしも、 主 しゅ イエスに 対 たい するあなたがたの 信仰 しんこう と、すべての 聖徒 せいと に 対 たい する 愛 あい とを 耳 みみ にし、 わたしの 祈 いのり のたびごとにあなたがたを 覚 おぼ えて、 絶 た えずあなたがたのために 感謝 かんしゃ している。

しかるに、あわれみに 富 と む 神 かみ は、わたしたちを 愛 あい して 下 くだ さったその 大 おお きな 愛 あい をもって、 罪過 ざいか によって 死 し んでいたわたしたちを、キリストと 共 とも に 生 い かし――あなたがたの 救 すく われたのは、 恵 めぐ みによるのである――

わたしたちは 神 かみ の 作品 さくひん であって、 良 よ い 行 おこな いをするように、キリスト・イエスにあって 造 つく られたのである。 神 かみ は、わたしたちが、 良 よ い 行 おこな いをして 日 ひ を 過 す ごすようにと、あらかじめ 備 そな えて 下 くだ さったのである。

また、 信仰 しんこう によって、キリストがあなたがたの 心 こころ のうちに 住 す み、あなたがたが 愛 あい に 根 ね ざし 愛 あい を 基 もとい として 生活 せいかつ することにより、 すべての 聖徒 せいと と 共 とも に、その 広 ひろ さ、 長 なが さ、 高 たか さ、 深 ふか さを 理解 りかい することができ、 また 人知 じんち をはるかに 越 こ えたキリストの 愛 あい を 知 し って、 神 かみ に 満 み ちているもののすべてをもって、あなたがたが 満 み たされるように、と 祈 いの る。

さて、 主 しゅ にある 囚人 しゅうじん であるわたしは、あなたがたに 勧 すす める。あなたがたが 召 め されたその 召 め しにふさわしく 歩 ある き、 できる 限 かぎ り 謙虚 けんきょ で、かつ 柔和 にゅうわ であり、 寛容 かんよう を 示 しめ し、 愛 あい をもって 互 たがい に 忍 しの びあい、 平和 へいわ のきずなで 結 むす ばれて、 聖霊 せいれい による 一致 いっち を 守 まも り 続 つづ けるように 努 つと めなさい。

盗 ぬす んだ 者 もの は、 今後 こんご 、 盗 ぬす んではならない。むしろ、 貧 まず しい 人々 ひとびと に 分 わ け 与 あた えるようになるために、 自分 じぶん の 手 て で 正当 せいとう な 働 はたら きをしなさい。 悪 わる い 言葉 ことば をいっさい、あなたがたの 口 くち から 出 だ してはいけない。 必要 ひつよう があれば、 人 ひと の 徳 とく を 高 たか めるのに 役立 やくだ つような 言葉 ことば を 語 かた って、 聞 き いている 者 もの の 益 えき になるようにしなさい。 神 かみ の 聖霊 せいれい を 悲 かな しませてはいけない。あなたがたは、あがないの 日 ひ のために、 聖霊 せいれい の 証印 しょういん を 受 う けたのである。 すべての 無慈悲 むじひ 、 憤 いきどお り、 怒 いか り、 騒 さわ ぎ、そしり、また、いっさいの 悪意 あくい を 捨 す て 去 さ りなさい。 互 たがい に 情深 なさけぶか く、あわれみ 深 ぶか い 者 もの となり、 神 かみ がキリストにあってあなたがたをゆるして 下 くだ さったように、あなたがたも 互 たがい にゆるし 合 あ いなさい。

こうして、あなたがたは、 神 かみ に 愛 あい されている 子供 こども として、 神 かみ にならう 者 もの になりなさい。 また 愛 あい のうちを 歩 ある きなさい。キリストもあなたがたを 愛 あい して 下 くだ さって、わたしたちのために、ご 自身 じしん を、 神 かみ へのかんばしいかおりのささげ 物 もの 、また、いけにえとしてささげられたのである。

キリストに 対 たい する 恐 おそ れの 心 こころ をもって、 互 たがい に 仕 つか え 合 あ うべきである。

夫 おっと たる 者 もの よ。キリストが 教会 きょうかい を 愛 あい してそのためにご 自身 じしん をささげられたように、 妻 つま を 愛 あい しなさい。

それと 同 おな じく、 夫 おっと も 自分 じぶん の 妻 つま を、 自分 じぶん のからだのように 愛 あい さねばならない。 自分 じぶん の 妻 つま を 愛 あい する 者 もの は、 自分 じぶん 自身 じしん を 愛 あい するのである。 自分 じぶん 自身 じしん を 憎 にく んだ 者 もの は、いまだかつて、ひとりもいない。かえって、キリストが 教会 きょうかい になさったようにして、おのれを 育 そだ て 養 やしな うのが 常 つね である。 わたしたちは、キリストのからだの 肢体 したい なのである。

「それゆえに、 人 ひと は 父母 ふぼ を 離 はな れてその 妻 つま と 結 むす ばれ、ふたりの 者 もの は 一体 いったい となるべきである」。 この 奥義 おくぎ は 大 おお きい。それは、キリストと 教会 きょうかい とをさしている。 いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、 自分 じぶん の 妻 つま を 自分 じぶん 自身 じしん のように 愛 あい しなさい。 妻 つま もまた 夫 おっと を 敬 うやま いなさい。

子 こ たる 者 もの よ。 主 しゅ にあって 両親 りょうしん に 従 したが いなさい。これは 正 ただ しいことである。 「あなたの 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え」。これが 第 だい 一の 戒 いまし めであって、 次 つぎ の 約束 やくそく がそれについている、 「そうすれば、あなたは 幸福 こうふく になり、 地上 ちじょう でながく 生 い きながらえるであろう」。 父 ちち たる 者 もの よ。 子供 こども をおこらせないで、 主 しゅ の 薫陶 くんとう と 訓戒 くんかい とによって、 彼 かれ らを 育 そだ てなさい。 僕 しもべ たる 者 もの よ。キリストに 従 したが うように、 恐 おそ れおののきつつ、 真心 まごころ をこめて、 肉 にく による 主人 しゅじん に 従 したが いなさい。

父 ちち なる 神 かみ とわたしたちの 主 しゅ イエス・キリストから 平安 へいあん ならびに 信仰 しんこう に 伴 ともな う 愛 あい が、 兄弟 きょうだい たちにあるように。 変 かわ らない 真実 しんじつ をもって、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストを 愛 あい するすべての 人々 ひとびと に、 恵 めぐ みがあるように。

わたしがキリスト・イエスの 熱愛 ねつあい をもって、どんなに 深 ふか くあなたがた 一同 いちどう を 思 おも っていることか、それを 証明 しょうめい して 下 くだ さるかたは 神 かみ である。 わたしはこう 祈 いの る。あなたがたの 愛 あい が、 深 ふか い 知識 ちしき において、するどい 感覚 かんかく において、いよいよ 増 ま し 加 くわ わり、 それによって、あなたがたが、 何 なに が 重要 じゅうよう であるかを 判別 はんべつ することができ、キリストの 日 ひ に 備 そな えて、 純真 じゅんしん で 責 せ められるところのないものとなり、

そこで、あなたがたに、キリストによる 勧 すす め、 愛 あい の 励 はげ まし、 御霊 みたま の 交 まじ わり、 熱愛 ねつあい とあわれみとが、いくらかでもあるなら、 どうか 同 おな じ 思 おも いとなり、 同 おな じ 愛 あい の 心 こころ を 持 も ち、 心 こころ を 合 あ わせ、一つ 思 おも いになって、わたしの 喜 よろこ びを 満 み たしてほしい。 何事 なにごと も 党派心 とうはしん や 虚栄 きょえい からするのでなく、へりくだった 心 こころ をもって 互 たがい に 人 ひと を 自分 じぶん よりすぐれた 者 もの としなさい。 おのおの、 自分 じぶん のことばかりでなく、 他人 たにん のことも 考 かんが えなさい。

キリスト・イエスにあっていだいているのと 同 おな じ 思 おも いを、あなたがたの 間 あいだ でも 互 たがい に 生 い かしなさい。 キリストは、 神 かみ のかたちであられたが、 神 かみ と 等 ひと しくあることを 固守 こしゅ すべき 事 こと とは 思 おも わず、 かえって、おのれをむなしうして 僕 しもべ のかたちをとり、 人間 にんげん の 姿 すがた になられた。その 有様 ありさま は 人 ひと と 異 こと ならず、 おのれを 低 ひく くして、 死 し に 至 いた るまで、しかも 十字架 じゅうじか の 死 し に 至 いた るまで 従順 じゅうじゅん であられた。

だから、わたしの 愛 あい し 慕 した っている 兄弟 きょうだい たちよ。わたしの 喜 よろこ びであり 冠 かんむり である 愛 あい する 者 もの たちよ。このように、 主 しゅ にあって 堅 かた く 立 た ちなさい。

わたしたちは、いつもあなたがたのために 祈 いの り、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストの 父 ちち なる 神 かみ に 感謝 かんしゃ している。 これは、キリスト・イエスに 対 たい するあなたがたの 信仰 しんこう と、すべての 聖徒 せいと に 対 たい していだいているあなたがたの 愛 あい とを、 耳 みみ にしたからである。

今 いま わたしは、あなたがたのための 苦難 くなん を 喜 よろこ んで 受 う けており、キリストのからだなる 教会 きょうかい のために、キリストの 苦 くる しみのなお 足 た りないところを、わたしの 肉体 にくたい をもって 補 おぎな っている。

それは 彼 かれ らが、 心 こころ を 励 はげ まされ、 愛 あい によって 結 むす び 合 あ わされ、 豊 ゆた かな 理解力 りかいりょく を 十分 じゅうぶん に 与 あた えられ、 神 かみ の 奥義 おくぎ なるキリストを 知 し るに 至 いた るためである。

しかし 今 いま は、これらいっさいのことを 捨 す て、 怒 いか り、 憤 いきどお り、 悪意 あくい 、そしり、 口 くち から 出 で る 恥 は ずべき 言葉 ことば を、 捨 す ててしまいなさい。 互 たがい にうそを 言 い ってはならない。あなたがたは、 古 ふる き 人 ひと をその 行 おこな いと 一緒 いっしょ に 脱 ぬ ぎ 捨 す て、 造 つく り 主 しゅ のかたちに 従 したが って 新 あたら しくされ、 真 しん の 知識 ちしき に 至 いた る 新 あたら しき 人 ひと を 着 き たのである。 そこには、もはやギリシヤ 人 じん とユダヤ 人 じん 、 割礼 かつれい と 無 む 割礼 かつれい 、 未開 みかい の 人 ひと 、スクテヤ 人 びと 、 奴隷 どれい 、 自由人 じゆうじん の 差別 さべつ はない。キリストがすべてであり、すべてのもののうちにいますのである。

だから、あなたがたは、 神 かみ に 選 えら ばれた 者 もの 、 聖 せい なる、 愛 あい されている 者 もの であるから、あわれみの 心 こころ 、 慈愛 じあい 、 謙 けん そん、 柔和 にゅうわ 、 寛容 かんよう を 身 み に 着 つ けなさい。 互 たがい に 忍 しの びあい、もし 互 たがい に 責 せめ むべきことがあれば、ゆるし 合 あ いなさい。 主 しゅ もあなたがたをゆるして 下 くだ さったのだから、そのように、あなたがたもゆるし 合 あ いなさい。 これらいっさいのものの 上 うえ に、 愛 あい を 加 くわ えなさい。 愛 あい は、すべてを 完全 かんぜん に 結 むす ぶ 帯 おび である。 キリストの 平和 へいわ が、あなたがたの 心 こころ を 支配 しはい するようにしなさい。あなたがたが 召 め されて 一体 いったい となったのは、このためでもある。いつも 感謝 かんしゃ していなさい。 キリストの 言葉 ことば を、あなたがたのうちに 豊 ゆた かに 宿 やど らせなさい。そして、 知恵 ちえ をつくして 互 たがい に 教 おし えまた 訓戒 くんかい し、 詩 し とさんびと 霊 れい の 歌 うた とによって、 感謝 かんしゃ して 心 こころ から 神 かみ をほめたたえなさい。 そして、あなたのすることはすべて、 言葉 ことば によるとわざによるとを 問 と わず、いっさい 主 しゅ イエスの 名 な によってなし、 彼 かれ によって 父 ちち なる 神 かみ に 感謝 かんしゃ しなさい。

妻 つま たる 者 もの よ、 夫 おっと に 仕 つか えなさい。それが、 主 しゅ にある 者 もの にふさわしいことである。 夫 おっと たる 者 もの よ、 妻 つま を 愛 あい しなさい。つらくあたってはいけない。 子 こ たる 者 もの よ、 何事 なにごと についても 両親 りょうしん に 従 したが いなさい。これが 主 しゅ に 喜 よろこ ばれることである。 父 ちち たる 者 もの よ、 子供 こども をいらだたせてはいけない。 心 こころ がいじけるかも 知 し れないから。

僕 しもべ たる 者 もの よ、 何事 なにごと についても、 肉 にく による 主人 しゅじん に 従 したが いなさい。 人 ひと にへつらおうとして、 目先 めさき だけの 勤 つと めをするのではなく、 真心 まごころ をこめて 主 しゅ を 恐 おそ れつつ、 従 したが いなさい。 何 なに をするにも、 人 ひと に 対 たい してではなく、 主 しゅ に 対 たい してするように、 心 こころ から 働 はたら きなさい。

今 いま の 時 とき を 生 い かして 用 もち い、そとの 人 ひと に 対 たい して 賢 かしこ く 行動 こうどう しなさい。 いつも、 塩 しお で 味 あじ つけられた、やさしい 言葉 ことば を 使 つか いなさい。そうすれば、ひとりびとりに 対 たい してどう 答 こた えるべきか、わかるであろう。

どうか、 主 しゅ が、あなたがた 相互 そうご の 愛 あい とすべての 人 ひと に 対 たい する 愛 あい とを、わたしたちがあなたがたを 愛 あい する 愛 あい と 同 おな じように、 増 ま し 加 くわ えて 豊 ゆた かにして 下 くだ さるように。 そして、どうか、わたしたちの 主 しゅ イエスが、そのすべての 聖 せい なる 者 もの と 共 とも にこられる 時 とき 、 神 かみ のみまえに、あなたがたの 心 こころ を 強 つよ め、 清 きよ く、 責 せ められるところのない 者 もの にして 下 くだ さるように。

兄弟 きょうだい 愛 あい については、 今 いま さら 書 か きおくる 必要 ひつよう はない。あなたがたは、 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うように 神 かみ に 直接 ちょくせつ 教 おし えられており、 また、 事実 じじつ マケドニヤ 全土 ぜんど にいるすべての 兄弟 きょうだい に 対 たい して、それを 実行 じっこう しているのだから。しかし、 兄弟 きょうだい たちよ。あなたがたに 勧 すす める。ますます、そうしてほしい。

だから、あなたがたは、 今 いま しているように、 互 たがい に 慰 なぐさ め 合 あ い、 相互 そうご の 徳 とく を 高 たか めなさい。 兄弟 きょうだい たちよ。わたしたちはお 願 ねが いする。どうか、あなたがたの 間 あいだ で 労 ろう し、 主 しゅ にあってあなたがたを 指導 しどう し、かつ 訓戒 くんかい している 人々 ひとびと を 重 おも んじ、 彼 かれ らの 働 はたら きを 思 おも って、 特 とく に 愛 あい し 敬 うやま いなさい。 互 たがい に 平和 へいわ に 過 す ごしなさい。 兄弟 きょうだい たちよ。あなたがたにお 勧 すす めする。 怠惰 たいだ な 者 もの を 戒 いまし め、 小心 しょうしん な 者 もの を 励 はげ まし、 弱 よわ い 者 もの を 助 たす け、すべての 人 ひと に 対 たい して 寛容 かんよう でありなさい。 だれも 悪 あく をもって 悪 あく に 報 むく いないように 心 こころ がけ、お 互 たがい に、またみんなに 対 たい して、いつも 善 ぜん を 追 お い 求 もと めなさい。

兄弟 きょうだい たちよ。わたしたちは、いつもあなたがたのことを 神 かみ に 感謝 かんしゃ せずにはおられない。またそうするのが 当然 とうぜん である。それは、あなたがたの 信仰 しんこう が 大 おお いに 成長 せいちょう し、あなたがたひとりびとりの 愛 あい が、お 互 たがい の 間 あいだ に 増 ま し 加 くわ わっているからである。 そのために、わたしたち 自身 じしん は、あなたがたがいま 受 う けているあらゆる 迫害 はくがい と 患難 かんなん とのただ 中 なか で 示 しめ している 忍耐 にんたい と 信仰 しんこう とにつき、 神 かみ の 諸 しょ 教会 きょうかい に 対 たい してあなたがたを 誇 ほこり としている。 これは、あなたがたを、 神 かみ の 国 くに にふさわしい 者 もの にしようとする 神 かみ のさばきが 正 ただ しいことを、 証拠 しょうこ だてるものである。その 神 かみ の 国 くに のために、あなたがたも 苦 くる しんでいるのである。

どうか、 主 しゅ があなたがたの 心 こころ を 導 みちび いて、 神 かみ の 愛 あい とキリストの 忍耐 にんたい とを 持 も たせて 下 くだ さるように。

わたしのこの 命令 めいれい は、 清 きよ い 心 こころ と 正 ただ しい 良心 りょうしん と 偽 いつわ りのない 信仰 しんこう とから 出 で てくる 愛 あい を 目標 もくひょう としている。

その 上 うえ 、わたしたちの 主 しゅ の 恵 めぐ みが、キリスト・イエスにある 信仰 しんこう と 愛 あい とに 伴 ともな い、ますます 増 ま し 加 くわ わってきた。

あなたは、 年 とし が 若 わか いために 人 ひと に 軽 かろ んじられてはならない。むしろ、 言葉 ことば にも、 行状 ぎょうじょう にも、 愛 あい にも、 信仰 しんこう にも、 純潔 じゅんけつ にも、 信者 しんじゃ の 模範 もはん になりなさい。

もしある 人 ひと が、その 親族 しんぞく を、ことに 自分 じぶん の 家族 かぞく をかえりみない 場合 ばあい には、その 信仰 しんこう を 捨 す てたことになるのであって、 不信者 ふしんじゃ 以上 いじょう にわるい。

しかし、 神 かみ の 人 ひと よ。あなたはこれらの 事 こと を 避 さ けなさい。そして、 義 ぎ と 信心 しんじん と 信仰 しんこう と 愛 あい と 忍耐 にんたい と 柔和 にゅうわ とを 追 お い 求 もと めなさい。

わたしは、 日夜 にちや 、 祈 いのり の 中 なか で、 絶 た えずあなたのことを 思 おも い 出 だ しては、きよい 良心 りょうしん をもって 先祖 せんぞ 以来 いらい つかえている 神 かみ に 感謝 かんしゃ している。 わたしは、あなたの 涙 なみだ をおぼえており、あなたに 会 あ って 喜 よろこ びで 満 み たされたいと、 切 せつ に 願 ねが っている。

というのは、 神 かみ がわたしたちに 下 くだ さったのは、 臆 おく する 霊 れい ではなく、 力 ちから と 愛 あい と 慎 つつし みとの 霊 れい なのである。 だから、あなたは、わたしたちの 主 しゅ のあかしをすることや、わたしが 主 しゅ の 囚人 しゅうじん であることを、 決 けっ して 恥 は ずかしく 思 おも ってはならない。むしろ、 神 かみ の 力 ちから にささえられて、 福音 ふくいん のために、わたしと 苦 くる しみを 共 とも にしてほしい。

主 しゅ の 僕 しもべ たる 者 もの は 争 あらそ ってはならない。だれに 対 たい しても 親切 しんせつ であって、よく 教 おし え、よく 忍 しの び、 反対 はんたい する 者 もの を 柔和 にゅうわ な 心 こころ で 教 おし え 導 みちび くべきである。おそらく 神 かみ は、 彼 かれ らに 悔改 くいあらた めの 心 こころ を 与 あた えて、 真理 しんり を 知 し らせ、

その 時 とき 、 人々 ひとびと は 自分 じぶん を 愛 あい する 者 もの 、 金 かね を 愛 あい する 者 もの 、 大言壮語 たいげんそうご する 者 もの 、 高慢 こうまん な 者 もの 、 神 かみ をそしる 者 もの 、 親 おや に 逆 さか らう 者 もの 、 恩 おん を 知 し らぬ 者 もの 、 神聖 しんせい を 汚 けが す 者 もの 、 無情 むじょう な 者 もの 、 融和 ゆうわ しない 者 もの 、そしる 者 もの 、 無 む 節制 せっせい な 者 もの 、 粗暴 そぼう な 者 もの 、 善 ぜん を 好 この まない 者 もの 、 裏切 うらぎ り 者 もの 、 乱暴 らんぼう 者 もの 、 高言 こうげん をする 者 もの 、 神 かみ よりも 快楽 かいらく を 愛 あい する 者 もの 、 信心 しんじん 深 ぶか い 様子 ようす をしながらその 実 じつ を 捨 す てる 者 もの となるであろう。こうした 人々 ひとびと を 避 さ けなさい。

しかしあなたは、わたしの 教 おしえ 、 歩 あゆ み、こころざし、 信仰 しんこう 、 寛容 かんよう 、 愛 あい 、 忍耐 にんたい 、

しかし、あなたは、 健全 けんぜん な 教 おしえ にかなうことを 語 かた りなさい。 老人 ろうじん たちには 自 みずか らを 制 せい し、 謹厳 きんげん で、 慎 つつし み 深 ふか くし、また、 信仰 しんこう と 愛 あい と 忍耐 にんたい とにおいて 健全 けんぜん であるように 勧 すす め、 年老 としお いた 女 おんな たちにも、 同 おな じように、たち 居 い ふるまいをうやうやしくし、 人 ひと をそしったり 大酒 たいしゅ の 奴隷 どれい になったりせず、 良 よ いことを 教 おし える 者 もの となるように、 勧 すす めなさい。 そうすれば、 彼女 かのじょ たちは、 若 わか い 女 おんな たちに、 夫 おっと を 愛 あい し、 子供 こども を 愛 あい し、 慎 つつし み 深 ふか く、 純潔 じゅんけつ で、 家事 かじ に 努 つと め、 善良 ぜんりょう で、 自分 じぶん の 夫 おっと に 従順 じゅうじゅん であるように 教 おし えることになり、したがって、 神 かみ の 言 ことば がそしりを 受 う けないようになるであろう。 若 わか い 男 おとこ にも、 同 おな じく、 万事 ばんじ につけ 慎 つつし み 深 ぶか くあるように、 勧 すす めなさい。 あなた 自身 じしん を 良 よ いわざの 模範 もはん として 示 しめ し、 人 ひと を 教 おし える 場合 ばあい には、 清廉 せいれん と 謹厳 きんげん とをもってし、 非難 ひなん のない 健全 けんぜん な 言葉 ことば を 用 もち いなさい。そうすれば、 反対者 はんたいしゃ も、わたしたちについてなんの 悪口 あっこう も 言 い えなくなり、 自 みずか ら 恥 は じいるであろう。

あなたは 彼 かれ らに 勧 すす めて、 支配者 しはいしゃ 、 権威 けんい ある 者 もの に 服 ふく し、これに 従 したが い、いつでも 良 よ いわざをする 用意 ようい があり、 だれをもそしらず、 争 あらそ わず、 寛容 かんよう であって、すべての 人 ひと に 対 たい してどこまでも 柔和 にゅうわ な 態度 たいど を 示 しめ すべきことを、 思 おも い 出 だ させなさい。 わたしたちも 以前 いぜん には、 無分別 むふんべつ で、 不 ふ 従順 じゅうじゅん な、 迷 まよ っていた 者 もの であって、さまざまの 情欲 じょうよく と 快楽 かいらく との 奴隷 どれい になり、 悪意 あくい とねたみとで 日 ひ を 過 す ごし、 人 ひと に 憎 にく まれ、 互 たがい に 憎 にく み 合 あ っていた。 ところが、わたしたちの 救主 すくいぬし なる 神 かみ の 慈悲 じひ と 博愛 はくあい とが 現 あらわ れたとき、 わたしたちの 行 おこな った 義 ぎ のわざによってではなく、ただ 神 かみ のあわれみによって、 再生 さいせい の 洗 あら いを 受 う け、 聖霊 せいれい により 新 あら たにされて、わたしたちは 救 すく われたのである。

わたしは、 祈 いのり の 時 とき にあなたをおぼえて、いつもわたしの 神 かみ に 感謝 かんしゃ している。 それは、 主 しゅ イエスに 対 たい し、また、すべての 聖徒 せいと に 対 たい するあなたの 愛 あい と 信仰 しんこう とについて、 聞 き いているからである。

兄弟 きょうだい よ。わたしは、あなたの 愛 あい によって 多 おお くの 喜 よろこ びと 慰 なぐさ めとを 与 あた えられた。 聖徒 せいと たちの 心 こころ が、あなたによって 力 ちから づけられたからである。 こういうわけで、わたしは、キリストにあってあなたのなすべき 事 こと を、きわめて 率直 そっちょく に 指示 しじ してもよいと 思 おも うが、 むしろ、 愛 あい のゆえにお 願 ねが いする。すでに 老年 ろうねん になり、 今 いま またキリスト・イエスの 囚人 しゅうじん となっているこのパウロが、

神 かみ は 不義 ふぎ なかたではないから、あなたがたの 働 はたら きや、あなたがたがかつて 聖徒 せいと に 仕 つか え、 今 いま もなお 仕 つか えて、 御名 みな のために 示 しめ してくれた 愛 あい を、お 忘 わす れになることはない。

わたしは、 彼 かれ らの 不義 ふぎ をあわれみ、もはや、 彼 かれ らの 罪 つみ を 思 おも い 出 だ すことはしない」。

愛 あい と 善行 ぜんこう とを 励 はげ むように 互 たがい に 努 つと め、 ある 人 ひと たちがいつもしているように、 集会 しゅうかい をやめることはしないで 互 たがい に 励 はげ まし、かの 日 ひ が 近 ちか づいているのを 見 み て、ますます、そうしようではないか。

主 しゅ は 愛 あい する 者 もの を 訓練 くんれん し、 受 う けいれるすべての 子 こ を、むち 打 う たれるのである」。 あなたがたは 訓練 くんれん として 耐 た え 忍 しの びなさい。 神 かみ はあなたがたを、 子 こ として 取 と り 扱 あつか っておられるのである。いったい、 父 ちち に 訓練 くんれん されない 子 こ があるだろうか。 だれでも 受 う ける 訓練 くんれん が、あなたがたに 与 あた えられないとすれば、それこそ、あなたがたは 私生子 しせいじ であって、ほんとうの 子 こ ではない。 その 上 うえ 、 肉親 にくしん の 父 ちち はわたしたちを 訓練 くんれん するのに、なお 彼 かれ をうやまうとすれば、なおさら、わたしたちは、たましいの 父 ちち に 服従 ふくじゅう して、 真 しん に 生 い きるべきではないか。

兄弟 きょうだい 愛 あい を 続 つづ けなさい。 旅人 たびびと をもてなすことを 忘 わす れてはならない。このようにして、ある 人々 ひとびと は、 気 き づかないで 御使 みつかい たちをもてなした。 獄 ごく につながれている 人 ひと たちを、 自分 じぶん も 一緒 いっしょ につながれている 心持 こころもち で 思 おも いやりなさい。また、 自分 じぶん も 同 おな じ 肉体 にくたい にある 者 もの だから、 苦 くる しめられている 人 ひと たちのことを、 心 こころ にとめなさい。

そして、 善 ぜん を 行 おこな うことと 施 ほどこ しをすることとを、 忘 わす れてはいけない。 神 かみ は、このようないけにえを 喜 よろこ ばれる。

低 ひく い 身分 みぶん の 兄弟 きょうだい は、 自分 じぶん が 高 たか くされたことを 喜 よろこ びなさい。

愛 あい する 兄弟 きょうだい たちよ。このことを 知 し っておきなさい。 人 ひと はすべて、 聞 き くに 早 はや く、 語 かた るにおそく、 怒 いか るにおそくあるべきである。 人 ひと の 怒 いか りは、 神 かみ の 義 ぎ を 全 まっと うするものではないからである。 だから、すべての 汚 けが れや、はなはだしい 悪 あく を 捨 す て 去 さ って、 心 こころ に 植 う えつけられている 御言 みことば を、すなおに 受 う け 入 い れなさい。 御言 みことば には、あなたがたのたましいを 救 すく う 力 ちから がある。

もし 人 ひと が 信心 しんじん 深 ぶか い 者 もの だと 自任 じにん しながら、 舌 した を 制 せい することをせず、 自分 じぶん の 心 こころ を 欺 あざむ いているならば、その 人 ひと の 信心 しんじん はむなしいものである。

たとえば、あなたがたの 会堂 かいどう に、 金 きん の 指輪 ゆびわ をはめ、りっぱな 着物 きもの を 着 き た 人 ひと がはいって 来 く ると 同時 どうじ に、みすぼらしい 着物 きもの を 着 き た 貧 まず しい 人 ひと がはいってきたとする。 その 際 さい 、りっぱな 着物 きもの を 着 き た 人 ひと に 対 たい しては、うやうやしく「どうぞ、こちらの 良 よ い 席 せき にお 掛 か け 下 くだ さい」と 言 い い、 貧 まず しい 人 ひと には、「あなたは、そこに 立 た っていなさい。それとも、わたしの 足 あし もとにすわっているがよい」と 言 い ったとしたら、 あなたがたは、 自分 じぶん たちの 間 あいだ で 差別 さべつ 立 だ てをし、よからぬ 考 かんが えで 人 ひと をさばく 者 もの になったわけではないか。 愛 あい する 兄弟 きょうだい たちよ。よく 聞 き きなさい。 神 かみ は、この 世 よ の 貧 まず しい 人 ひと たちを 選 えら んで 信仰 しんこう に 富 と ませ、 神 かみ を 愛 あい する 者 もの たちに 約束 やくそく された 御国 みくに の 相続者 そうぞくしゃ とされたではないか。 しかるに、あなたがたは 貧 まず しい 人 ひと をはずかしめたのである。あなたがたをしいたげ、 裁判所 さいばんしょ に 引 ひ きずり 込 こ むのは、 富 と んでいる 者 もの たちではないか。

しかし、もしあなたがたが、「 自分 じぶん を 愛 あい するように、あなたの 隣 とな り 人 ひと を 愛 あい せよ」という 聖書 せいしょ の 言葉 ことば に 従 したが って、このきわめて 尊 たっと い 律法 りっぽう を 守 まも るならば、それは 良 よ いことである。 しかし、もし 分 わ け 隔 へだ てをするならば、あなたがたは 罪 つみ を 犯 おか すことになり、 律法 りっぽう によって 違反者 いはんしゃ として 宣告 せんこく される。

あわれみを 行 おこな わなかった 者 もの に 対 たい しては、 仮借 かしゃく のないさばきが 下 くだ される。あわれみは、さばきにうち 勝 か つ。

ある 兄弟 きょうだい または 姉妹 しまい が 裸 はだか でいて、その 日 ひ の 食物 しょくもつ にもこと 欠 か いている 場合 ばあい 、 あなたがたのうち、だれかが、「 安 やす らかに 行 い きなさい。 暖 あたた まって、 食 た べ 飽 あ きなさい」と 言 い うだけで、そのからだに 必要 ひつよう なものを 何 なに ひとつ 与 あた えなかったとしたら、なんの 役 やく に 立 た つか。 信仰 しんこう も、それと 同様 どうよう に、 行 おこな いを 伴 ともな わなければ、それだけでは 死 し んだものである。

それと 同 おな じく、 舌 した は 小 ちい さな 器官 きかん ではあるが、よく 大言壮語 たいげんそうご する。 見 み よ、ごく 小 ちい さな 火 ひ でも、 非常 ひじょう に 大 おお きな 森 もり を 燃 も やすではないか。 舌 した は 火 ひ である。 不義 ふぎ の 世界 せかい である。 舌 した は、わたしたちの 器官 きかん の一つとしてそなえられたものであるが、 全身 ぜんしん を 汚 けが し、 生存 せいぞん の 車輪 しゃりん を 燃 も やし、 自 みずか らは 地獄 じごく の 火 ひ で 焼 や かれる。

あなたがたのうちで、 知恵 ちえ があり 物 もの わかりのよい 人 ひと は、だれであるか。その 人 ひと は、 知恵 ちえ にかなう 柔和 にゅうわ な 行 おこな いをしていることを、よい 生活 せいかつ によって 示 しめ すがよい。 しかし、もしあなたがたの 心 こころ の 中 なか に、 苦々 にがにが しいねたみや 党派心 とうはしん をいだいているのなら、 誇 ほこ り 高 たか ぶってはならない。また、 真理 しんり にそむいて 偽 いつわ ってはならない。

ねたみと 党派心 とうはしん とのあるところには、 混乱 こんらん とあらゆる 忌 い むべき 行為 こうい とがある。 しかし 上 うえ からの 知恵 ちえ は、 第 だい 一に 清 きよ く、 次 つぎ に 平和 へいわ 、 寛容 かんよう 、 温順 おんじゅん であり、あわれみと 良 よ い 実 み とに 満 み ち、かたより 見 み ず、 偽 いつわ りがない。 義 ぎ の 実 み は、 平和 へいわ を 造 つく り 出 りだ す 人 ひと たちによって、 平和 へいわ のうちにまかれるものである。

あなたがたの 中 なか の 戦 たたか いや 争 あらそ いは、いったい、どこから 起 おこ るのか。それはほかではない。あなたがたの 肢体 したい の 中 なか で 相戦 あいたたか う 欲情 よくじょう からではないか。 あなたがたは、むさぼるが 得 え られない。そこで 人殺 ひとごろ しをする。 熱望 ねつぼう するが 手 て に 入 い れることができない。そこで 争 あらそ い 戦 たたか う。あなたがたは、 求 もと めないから 得 え られないのだ。 求 もと めても 与 あた えられないのは、 快楽 かいらく のために 使 つか おうとして、 悪 わる い 求 もと め 方 ほう をするからだ。

しかし 神 かみ は、いや 増 ま しに 恵 めぐ みを 賜 たま う。であるから、「 神 かみ は 高 たか ぶる 者 もの をしりぞけ、へりくだる 者 もの に 恵 めぐ みを 賜 たま う」とある。 そういうわけだから、 神 かみ に 従 したが いなさい。そして、 悪魔 あくま に 立 た ちむかいなさい。そうすれば、 彼 かれ はあなたがたから 逃 に げ 去 さ るであろう。 神 かみ に 近 ちか づきなさい。そうすれば、 神 かみ はあなたがたに 近 ちか づいて 下 くだ さるであろう。 罪人 つみびと どもよ、 手 て をきよめよ。 二心 ふたごころ の 者 もの どもよ、 心 こころ を 清 きよ くせよ。 苦 くる しめ、 悲 かな しめ、 泣 な け。あなたがたの 笑 わら いを 悲 かな しみに、 喜 よろこ びを 憂 うれ いに 変 か えよ。 主 しゅ のみまえにへりくだれ。そうすれば、 主 しゅ は、あなたがたを 高 たか くして 下 くだ さるであろう。 兄弟 きょうだい たちよ。 互 たがい に 悪口 わるぐち を 言 い い 合 あ ってはならない。 兄弟 きょうだい の 悪口 わるぐち を 言 い ったり、 自分 じぶん の 兄弟 きょうだい をさばいたりする 者 もの は、 律法 りっぽう をそしり、 律法 りっぽう をさばくやからである。もしあなたが 律法 りっぽう をさばくなら、 律法 りっぽう の 実行 じっこう 者 もの ではなくて、その 審判者 しんぱんしゃ なのである。

人 ひと が、なすべき 善 ぜん を 知 し りながら 行 おこな わなければ、それは 彼 かれ にとって 罪 つみ である。

あなたがたも、 主 しゅ の 来臨 らいりん が 近 ちか づいているから、 耐 た え 忍 しの びなさい。 心 こころ を 強 つよ くしていなさい。 兄弟 きょうだい たちよ。 互 たがい に 不平 ふへい を 言 い い 合 あ ってはならない。さばきを 受 う けるかも 知 し れないから。 見 み よ、さばき 主 しゅ が、すでに 戸口 とぐち に 立 た っておられる。 兄弟 きょうだい たちよ。 苦 くる しみを 耐 た え 忍 しの ぶことについては、 主 しゅ の 御名 みな によって 語 かた った 預言者 よげんしゃ たちを 模範 もはん にするがよい。

だから、 互 たがい に 罪 つみ を 告白 こくはく し 合 あ い、また、いやされるようにお 互 たがい のために 祈 いの りなさい。 義人 ぎじん の 祈 いのり は、 大 おお いに 力 ちから があり、 効果 こうか のあるものである。

あなたがたは、 真理 しんり に 従 したが うことによって、たましいをきよめ、 偽 いつわ りのない 兄弟 きょうだい 愛 あい をいだくに 至 いた ったのであるから、 互 たがい に 心 こころ から 熱 あつ く 愛 あい し 合 あ いなさい。

だから、あらゆる 悪意 あくい 、あらゆる 偽 いつわ り、 偽善 ぎぜん 、そねみ、いっさいの 悪口 あっこう を 捨 す てて、 今 いま 生 うま れたばかりの 乳飲 ちの み 子 ご のように、 混 ま じりけのない 霊 れい の 乳 ちち を 慕 した い 求 もと めなさい。それによっておい 育 そだ ち、 救 すくい に 入 はい るようになるためである。

すべての 人 ひと をうやまい、 兄弟 きょうだい たちを 愛 あい し、 神 かみ をおそれ、 王 おう を 尊 たっと びなさい。 僕 しもべ たる 者 もの よ。 心 こころ からのおそれをもって、 主人 しゅじん に 仕 つか えなさい。 善良 ぜんりょう で 寛容 かんよう な 主人 しゅじん だけにでなく、 気 き むずかしい 主人 しゅじん にも、そうしなさい。

あなたがたは、 実 じつ に、そうするようにと 召 め されたのである。キリストも、あなたがたのために 苦 くる しみを 受 う け、 御足 みあし の 跡 あと を 踏 ふ み 従 したが うようにと、 模範 もはん を 残 のこ されたのである。 キリストは 罪 つみ を 犯 おか さず、その 口 くち には 偽 いつわ りがなかった。 ののしられても、ののしりかえさず、 苦 くる しめられても、おびやかすことをせず、 正 ただ しいさばきをするかたに、いっさいをゆだねておられた。

最後 さいご に 言 い う。あなたがたは 皆 みな 、 心 こころ をひとつにし、 同情 どうじょう し 合 あ い、 兄弟 きょうだい 愛 あい をもち、あわれみ 深 ぶか くあり、 謙虚 けんきょ でありなさい。 悪 あく をもって 悪 あく に 報 むく いず、 悪口 あっこう をもって 悪口 あっこう に 報 むく いず、かえって、 祝福 しゅくふく をもって 報 むく いなさい。あなたがたが 召 め されたのは、 祝福 しゅくふく を 受 う け 継 つ ぐためなのである。

何 なに よりもまず、 互 たがい の 愛 あい を 熱 あつ く 保 たも ちなさい。 愛 あい は 多 おお くの 罪 つみ をおおうものである。 不平 ふへい を 言 い わずに、 互 たがい にもてなし 合 あ いなさい。 あなたがたは、それぞれ 賜物 たまもの をいただいているのだから、 神 かみ のさまざまな 恵 めぐ みの 良 よ き 管理人 かんりにん として、それをお 互 たがい のために 役 やく 立 た てるべきである。

同 おな じように、 若 わか い 人 ひと たちよ。 長老 ちょうろう たちに 従 したが いなさい。また、みな 互 たがい に 謙遜 けんそん を 身 み につけなさい。 神 かみ は 高 たか ぶる 者 もの をしりぞけ、へりくだる 者 もの に 恵 めぐ みを 賜 たま うからである。 だから、あなたがたは、 神 かみ の 力強 ちからづよ い 御 み 手 て の 下 もと に、 自 みずか らを 低 ひく くしなさい。 時 とき が 来 く れば 神 かみ はあなたがたを 高 たか くして 下 くだ さるであろう。 神 かみ はあなたがたをかえりみていて 下 くだ さるのであるから、 自分 じぶん の 思 おも いわずらいを、いっさい 神 かみ にゆだねるがよい。

愛 あい の 接吻 せっぷん をもって 互 たがい にあいさつをかわしなさい。キリストにあるあなたがた 一同 いちどう に、 平安 へいあん があるように。

それだから、あなたがたは、 力 ちから の 限 かぎ りをつくして、あなたがたの 信仰 しんこう に 徳 とく を 加 くわ え、 徳 とく に 知識 ちしき を、 知識 ちしき に 節制 せっせい を、 節制 せっせい に 忍耐 にんたい を、 忍耐 にんたい に 信心 しんじん を、 信心 しんじん に 兄弟 きょうだい 愛 あい を、 兄弟 きょうだい 愛 あい に 愛 あい を 加 くわ えなさい。

しかし、 彼 かれ の 御言 みことば を 守 まも る 者 もの があれば、その 人 ひと のうちに、 神 かみ の 愛 あい が 真 しん に 全 まっと うされるのである。それによって、わたしたちが 彼 かれ にあることを 知 し るのである。

「 光 ひかり の 中 なか にいる」と 言 い いながら、その 兄弟 きょうだい を 憎 にく む 者 もの は、 今 いま なお、やみの 中 なか にいるのである。 兄弟 きょうだい を 愛 あい する 者 もの は、 光 ひかり におるのであって、つまずくことはない。 兄弟 きょうだい を 憎 にく む 者 もの は、やみの 中 なか におり、やみの 中 なか を 歩 ある くのであって、 自分 じぶん ではどこへ 行 い くのかわからない。やみが 彼 かれ の 目 め を 見 み えなくしたからである。

世 よ と 世 よ にあるものとを、 愛 あい してはいけない。もし、 世 よ を 愛 あい する 者 もの があれば、 父 ちち の 愛 あい は 彼 かれ のうちにない。

わたしたちが 神 かみ の 子 こ と 呼 よ ばれるためには、どんなに 大 おお きな 愛 あい を 父 ちち から 賜 たま わったことか、よく 考 かんが えてみなさい。わたしたちは、すでに 神 かみ の 子 こ なのである。 世 よ がわたしたちを 知 し らないのは、 父 ちち を 知 し らなかったからである。

わたしたちは 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うべきである。これが、あなたがたの 初 はじ めから 聞 き いていたおとずれである。

わたしたちは、 兄弟 きょうだい を 愛 あい しているので、 死 し からいのちへ 移 うつ ってきたことを、 知 し っている。 愛 あい さない 者 もの は、 死 し のうちにとどまっている。 あなたがたが 知 し っているとおり、すべて 兄弟 きょうだい を 憎 にく む 者 もの は 人殺 ひとごろ しであり、 人殺 ひとごろ しはすべて、そのうちに 永遠 えいえん のいのちをとどめてはいない。 主 しゅ は、わたしたちのためにいのちを 捨 す てて 下 くだ さった。それによって、わたしたちは 愛 あい ということを 知 し った。それゆえに、わたしたちもまた、 兄弟 きょうだい のためにいのちを 捨 す てるべきである。 世 よ の 富 とみ を 持 も っていながら、 兄弟 きょうだい が 困 こま っているのを 見 み て、あわれみの 心 こころ を 閉 と じる 者 もの には、どうして 神 かみ の 愛 あい が、 彼 かれ のうちにあろうか。 子 こ たちよ。わたしたちは 言葉 ことば や 口 くち 先 さき だけで 愛 あい するのではなく、 行 おこな いと 真実 しんじつ とをもって 愛 あい し合おうではないか。

その 戒 いまし めというのは、 神 かみ の 子 こ イエス・キリストの 御名 みな を 信 しん じ、わたしたちに 命 めい じられたように、 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うべきことである。

愛 あい する 者 もの たちよ。わたしたちは 互 たがい に 愛 あい し合おうではないか。 愛 あい は、 神 かみ から 出 で たものなのである。すべて 愛 あい する 者 もの は、 神 かみ から 生 うま れた 者 もの であって、 神 かみ を 知 し っている。 愛 あい さない 者 もの は、 神 かみ を 知 し らない。 神 かみ は 愛 あい である。 神 かみ はそのひとり 子 こ を 世 よ につかわし、 彼 かれ によってわたしたちを 生 い きるようにして 下 くだ さった。それによって、わたしたちに 対 たい する 神 かみ の 愛 あい が 明 あき らかにされたのである。 わたしたちが 神 かみ を 愛 あい したのではなく、 神 かみ がわたしたちを 愛 あい して 下 くだ さって、わたしたちの 罪 つみ のためにあがないの 供 そな え 物 もの として、 御子 みこ をおつかわしになった。ここに 愛 あい がある。 愛 あい する 者 もの たちよ。 神 かみ がこのようにわたしたちを 愛 あい して 下 くだ さったのであるから、わたしたちも 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うべきである。 神 かみ を 見 み た 者 もの は、まだひとりもいない。もしわたしたちが 互 たがい に 愛 あい し 合 あ うなら、 神 かみ はわたしたちのうちにいまし、 神 かみ の 愛 あい がわたしたちのうちに 全 まっと うされるのである。

わたしたちは、 神 かみ がわたしたちに 対 たい して 持 も っておられる 愛 あい を 知 し り、かつ 信 しん じている。 神 かみ は 愛 あい である。 愛 あい のうちにいる 者 もの は、 神 かみ におり、 神 かみ も 彼 かれ にいます。 わたしたちもこの 世 よ にあって 彼 かれ のように 生 い きているので、さばきの 日 ひ に 確信 かくしん を 持 も って 立 た つことができる。そのことによって、 愛 あい がわたしたちに 全 まっと うされているのである。 愛 あい には 恐 おそ れがない。 完全 かんぜん な 愛 あい は 恐 おそ れをとり 除 のぞ く。 恐 おそ れには 懲 こ らしめが伴い、かつ 恐 おそ れる 者 もの には、 愛 あい が 全 まっと うされていないからである。 わたしたちが 愛 あい し 合 あ うのは、 神 かみ がまずわたしたちを 愛 あい して 下 くだ さったからである。 「 神 かみ を 愛 あい している」と 言 い いながら 兄弟 きょうだい を 憎 にく む 者 もの は、 偽 いつわ り 者 もの である。 現 げん に 見 み ている 兄弟 きょうだい を 愛 あい さない 者 もの は、 目 め に 見 み えない 神 かみ を 愛 あい することはできない。 神 かみ を 愛 あい する 者 もの は、 兄弟 きょうだい をも 愛 あい すべきである。この 戒 いまし めを、わたしたちは 神 かみ から 授 さず かっている。

すべてイエスのキリストであることを 信 しん じる 者 もの は、 神 かみ から 生 うま れた 者 もの である。すべて 生 う んで 下 くだ さったかたを 愛 あい する 者 もの は、そのかたから 生 うま れた 者 もの をも 愛 あい するのである。 神 かみ を 愛 あい してその 戒 いまし めを 行 おこな えば、それによってわたしたちは、 神 かみ の 子 こ たちを 愛 あい していることを 知 し るのである。 神 かみ を 愛 あい するとは、すなわち、その 戒 いまし めを 守 まも ることである。そして、その 戒 いまし めはむずかしいものではない。

父 ちち なる 神 かみ および 父 ちち の 御子 みこ イエス・キリストから、 恵 めぐ みとあわれみと 平安 へいあん とが、 真理 しんり と 愛 あい のうちにあって、わたしたちと 共 とも にあるように。

婦人 ふじん よ。ここにお 願 ねが いしたいことがある。それは、 新 あたら しい 戒 いまし めを 書 か くわけではなく、 初 はじ めから 持 も っていた 戒 いまし めなのであるが、わたしたちは、みんな 互 たがい に 愛 あい し合おうではないか。 父 ちち の 戒 いまし めどおりに 歩 ある くことが、すなわち、 愛 あい であり、あなたがたが 初 はじ めから 聞 き いてきたとおりに 愛 あい のうちを 歩 ある くことが、すなわち、 戒 いまし めなのである。

神 かみ の 愛 あい の 中 なか に 自 みずか らを 保 たも ち、 永遠 えいえん のいのちを 目 め あてとして、わたしたちの 主 しゅ イエス・キリストのあわれみを 待 ま ち 望 のぞ みなさい。 疑 うたが いをいだく 人々 ひとびと があれば、 彼 かれ らをあわれみ、 火 ひ の 中 なか から 引 ひ き 出 だ して 救 すく ってやりなさい。また、そのほかの 人 ひと たちを、おそれの 心 こころ をもってあわれみなさい。しかし、 肉 にく に 汚 けが れた 者 もの に 対 たい しては、その 下着 したぎ さえも 忌 い みきらいなさい。

また、 忠実 ちゅうじつ な 証人 しょうにん 、 死人 しにん の 中 なか から 最初 さいしょ に 生 うま れた 者 もの 、 地上 ちじょう の 諸王 しょおう の 支配者 しはいしゃ であるイエス・キリストから、 恵 めぐ みと 平安 へいあん とが、あなたがたにあるように。わたしたちを 愛 あい し、その 血 ち によってわたしたちを 罪 つみ から 解放 かいほう し、

しかし、あなたに 対 たい して 責 せめ むべきことがある。あなたは 初 はじ めの 愛 あい から 離 はな れてしまった。

わたしは、あなたのわざと、あなたの 愛 あい と 信仰 しんこう と 奉仕 ほうし と 忍耐 にんたい とを 知 し っている。また、あなたの 後 のち のわざが、 初 はじ めのよりもまさっていることを 知 し っている。

すべてわたしの 愛 あい している 者 もの を、わたしはしかったり、 懲 こ らしめたりする。だから、 熱心 ねっしん になって 悔 く い 改 あらた めなさい。

彼 かれ らは、もはや 飢 う えることがなく、かわくこともない。 太陽 たいよう も 炎暑 えんしょ も、 彼 かれ らを 侵 おか すことはない。 御座 みざ の 正面 しょうめん にいます 小羊 こひつじ は 彼 かれ らの 牧者 ぼくしゃ となって、いのちの 水 みず の 泉 いずみ に 導 みちび いて 下 くだ さるであろう。また 神 かみ は、 彼 かれ らの 目 め から 涙 なみだ をことごとくぬぐいとって 下 くだ さるであろう」。

また、 聖 せい なる 都 みやこ 、 新 あたら しいエルサレムが、 夫 おっと のために 着飾 きかざ った 花嫁 はなよめ のように 用意 ようい をととのえて、 神 かみ のもとを 出 で て、 天 てん から 下 くだ って 来 く るのを 見 み た。

人 ひと の 目 め から 涙 なみだ を 全 まった くぬぐいとって 下 くだ さる。もはや、 死 し もなく、 悲 かな しみも、 叫 さけ びも、 痛 いた みもない。 先 さき のものが、すでに 過 す ぎ 去 さ ったからである」。 すると、 御座 みざ にいますかたが 言 い われた、「 見 み よ、わたしはすべてのものを 新 あら たにする」。また 言 い われた、「 書 か きしるせ。これらの 言葉 ことば は、 信 しん ずべきであり、まことである」。 そして、わたしに 仰 おお せられた、「 事 こと はすでに 成 な った。わたしは、アルパでありオメガである。 初 はじ めであり 終 おわ りである。かわいている 者 もの には、いのちの 水 みず の 泉 いずみ から 価 あたい なしに 飲 の ませよう。 勝利 しょうり を 得 え る 者 もの は、これらのものを 受 う け 継 つ ぐであろう。わたしは 彼 かれ の 神 かみ となり、 彼 かれ はわたしの 子 こ となる。

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KOG1955 - Kougoyaku Senji Kuroi Colloquial - 1955

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