24 – 家族
これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 家族.
これらは全能の神の聖なる言葉です。
私たちは人間の言葉には興味がありません。
神を愛する人なら誰でも...神は次のように言われています。 家族.
きょう、わたしがあなたに 命 めい じるこれらの 言葉 ことば をあなたの 心 こころ に 留 と め、 努 つと めてこれをあなたの 子 こ らに 教 おし え、あなたが 家 いえ に 座 ざ している 時 とき も、 道 みち を 歩 ある く 時 とき も、 寝 ね る 時 とき も、 起 お きる 時 とき も、これについて 語 かた らなければならない。
”「それゆえに、 人 ひと は 父母 ふぼ を 離 はな れてその 妻 つま と 結 むす ばれ、ふたりの 者 もの は 一体 いったい となるべきである」。 この 奥義 おくぎ は 大 おお きい。それは、キリストと 教会 きょうかい とをさしている。 いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、 自分 じぶん の 妻 つま を 自分 じぶん 自身 じしん のように 愛 あい しなさい。 妻 つま もまた 夫 おっと を 敬 うやま いなさい。
”子 こ たる 者 もの よ。 主 しゅ にあって 両親 りょうしん に 従 したが いなさい。これは 正 ただ しいことである。 「あなたの 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え」。これが 第 だい 一の 戒 いまし めであって、 次 つぎ の 約束 やくそく がそれについている、 「そうすれば、あなたは 幸福 こうふく になり、 地上 ちじょう でながく 生 い きながらえるであろう」。 父 ちち たる 者 もの よ。 子供 こども をおこらせないで、 主 しゅ の 薫陶 くんとう と 訓戒 くんかい とによって、 彼 かれ らを 育 そだ てなさい。
”神 かみ は 自分 じぶん のかたちに 人 ひと を 創造 そうぞう された。すなわち、 神 かみ のかたちに 創造 そうぞう し、 男 おとこ と 女 おんな とに 創造 そうぞう された。 神 かみ は 彼 かれ らを 祝福 しゅくふく して 言 い われた、「 生 う めよ、ふえよ、 地 ち に 満 み ちよ、 地 ち を 従 したが わせよ。また 海 うみ の 魚 うお と、 空 そら の 鳥 とり と、 地 ち に 動 うご くすべての 生 い き 物 もの とを 治 おさ めよ」。
”また 主 しゅ なる 神 かみ は 言 い われた、「 人 ひと がひとりでいるのは 良 よ くない。 彼 かれ のために、ふさわしい 助 たす け 手 て を 造 つく ろう」。 そして 主 しゅ なる 神 かみ は 野 の のすべての 獣 けもの と、 空 そら のすべての 鳥 とり とを 土 つち で 造 つく り、 人 ひと のところへ 連 つ れてきて、 彼 かれ がそれにどんな 名 な をつけるかを 見 み られた。 人 ひと がすべて 生 い き 物 もの に 与 あた える 名 な は、その 名 な となるのであった。 それで 人 ひと は、すべての 家畜 かちく と、 空 そら の 鳥 とり と、 野 の のすべての 獣 けもの とに 名 な をつけたが、 人 ひと にはふさわしい 助 たす け 手 て が 見 み つからなかった。
”そこで 主 しゅ なる 神 かみ は 人 ひと を 深 ふか く 眠 ねむ らせ、 眠 ねむ った 時 とき に、そのあばら 骨 ぼね の一つを 取 と って、その 所 ところ を 肉 にく でふさがれた。 主 しゅ なる 神 かみ は 人 ひと から 取 と ったあばら 骨 ぼね でひとりの 女 おんな を 造 つく り、 人 ひと のところへ 連 つ れてこられた。 そのとき、 人 ひと は 言 い った。「これこそ、ついにわたしの 骨 ほね の 骨 ほね 、わたしの 肉 にく の 肉 にく。 男 おとこ から 取 と ったものだから、これを 女 おんな と 名 な づけよう」。
”それで 人 ひと はその 父 ちち と 母 はは を 離 はな れて、 妻 つま と 結 むす び 合 あ い、 一体 いったい となるのである。 人 ひと とその 妻 つま とは、ふたりとも 裸 はだか であったが、 恥 は ずかしいとは 思 おも わなかった。
”人 ひと は 答 こた えた、「わたしと 一緒 いっしょ にしてくださったあの 女 おんな が、 木 き から 取 と ってくれたので、わたしは 食 た べたのです」。 そこで 主 しゅ なる 神 かみ は 女 おんな に 言 い われた、「あなたは、なんということをしたのです」。 女 おんな は 答 こた えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは 食 た べました」。
”わたしは 恨 うら みをおく、おまえと 女 おんな とのあいだに、おまえのすえと 女 おんな のすえとの 間 あいだ に。 彼 かれ はおまえのかしらを 砕 くだ き、おまえは 彼 かれ のかかとを 砕 くだ くであろう」。 つぎに 女 おんな に 言 い われた、「わたしはあなたの 産 う みの 苦 くる しみを 大 おお いに 増 ま す。あなたは 苦 くる しんで 子 こ を 産 う む。それでもなお、あなたは 夫 おっと を 慕 した い、 彼 かれ はあなたを 治 おさ めるであろう」。 更 さら に 人 ひと に 言 い われた、「あなたが 妻 つま の 言葉 ことば を 聞 き いて、 食 た べるなと、わたしが 命 めい じた 木 き から 取 と って 食 た べたので、 地 ち はあなたのためにのろわれ、あなたは 一生 いっしょう 、 苦 くる しんで 地 ち から 食物 しょくもつ を 取 と る。
”さて、 人 ひと はその 妻 つま の 名 な をエバと 名 な づけた。 彼女 かのじょ がすべて 生 い きた 者 もの の 母 はは だからである。
”人 ひと はその 妻 つま エバを 知 し った。 彼女 かのじょ はみごもり、カインを 産 う んで 言 い った、「わたしは 主 しゅ によって、ひとりの 人 ひと を 得 え た」。 彼女 かのじょ はまた、その 弟 おとうと アベルを 産 う んだ。アベルは 羊 ひつじ を 飼 か う 者 もの となり、カインは 土 つち を 耕 たがや す 者 もの となった。 日 ひ がたって、カインは 地 ち の 産物 さんぶつ を 持 も ってきて、 主 しゅ に 供 そな え 物 もの とした。 アベルもまた、その 群 む れのういごと 肥 こ えたものとを 持 も ってきた。 主 しゅ はアベルとその 供 そな え 物 もの とを 顧 かえり みられた。 しかしカインとその 供 そな え 物 もの とは 顧 かえり みられなかったので、カインは 大 おお いに 憤 いきどお って、 顔 かお を 伏 ふ せた。 そこで 主 しゅ はカインに 言 い われた、「なぜあなたは 憤 いきどお るのですか、なぜ 顔 かお を 伏 ふ せるのですか。 正 ただ しい 事 こと をしているのでしたら、 顔 かお をあげたらよいでしょう。もし 正 ただ しい 事 こと をしていないのでしたら、 罪 つみ が 門口 かどぐち に 待 ま ち 伏 ぶ せています。それはあなたを 慕 した い 求 もと めますが、あなたはそれを 治 おさ めなければなりません」。 カインは 弟 おとうと アベルに 言 い った、「さあ、 野原 のはら へ 行 い こう」。 彼 かれ らが 野 の にいたとき、カインは 弟 おとうと アベルに 立 た ちかかって、これを 殺 ころ した。 主 しゅ はカインに 言 い われた、「 弟 おとうと アベルは、どこにいますか」。カインは 答 こた えた、「 知 し りません。わたしが 弟 おとうと の 番人 ばんにん でしょうか」。 主 しゅ は 言 い われた、「あなたは 何 なに をしたのです。あなたの 弟 おとうと の 血 ち の 声 こえ が 土 つち の 中 なか からわたしに 叫 さけ んでいます。 今 いま あなたはのろわれてこの 土地 とち を 離 はな れなければなりません。この 土地 とち が 口 くち をあけて、あなたの 手 て から 弟 おとうと の 血 ち を 受 う けたからです。
”アダムの 系図 けいず は 次 つぎ のとおりである。 神 かみ が 人 ひと を 創造 そうぞう された 時 とき 、 神 かみ をかたどって 造 つく り、 彼 かれ らを 男 おとこ と 女 おんな とに 創造 そうぞう された。 彼 かれ らが 創造 そうぞう された 時 とき 、 神 かみ は 彼 かれ らを 祝福 しゅくふく して、その 名 な をアダムと 名 な づけられた。
”アダムは百三十 歳 さい になって、 自分 じぶん にかたどり、 自分 じぶん のかたちのような 男 おとこ の 子 こ を 生 う み、その 名 な をセツと 名 な づけた。 アダムがセツを 生 う んで 後 のち 、 生 い きた 年 とし は八百 年 ねん であって、ほかに 男子 だんし と 女子 じょし を 生 う んだ。 アダムの 生 い きた 年 とし は 合 あ わせて九百三十 歳 さい であった。そして 彼 かれ は 死 し んだ。
”人 ひと が 地 ち のおもてにふえ 始 はじ めて、 娘 むすめ たちが 彼 かれ らに 生 うま れた 時 とき 、
”主 しゅ はノアに 言 い われた、「あなたと 家族 かぞく とはみな 箱舟 はこぶね にはいりなさい。あなたがこの 時代 じだい の 人々 ひとびと の 中 なか で、わたしの 前 まえ に 正 ただ しい 人 ひと であるとわたしは 認 みと めたからである。
”神 かみ はノアとその 子 こ らとを 祝福 しゅくふく して 彼 かれ らに 言 い われた、「 生 う めよ、ふえよ、 地 ち に 満 み ちよ。
”時 とき に 主 しゅ はアブラムに 言 い われた、「あなたは 国 くに を 出 で て、 親族 しんぞく に 別 わか れ、 父 ちち の 家 いえ を 離 はな れ、わたしが 示 しめ す 地 ち に 行 い きなさい。 わたしはあなたを 大 おお いなる 国民 こくみん とし、あなたを 祝福 しゅくふく し、あなたの 名 な を 大 おお きくしよう。あなたは 祝福 しゅくふく の 基 もとい となるであろう。 あなたを 祝福 しゅくふく する 者 もの をわたしは 祝福 しゅくふく し、あなたをのろう 者 もの をわたしはのろう。 地 ち のすべてのやからは、あなたによって 祝福 しゅくふく される」。
”「わたしはあなたと 契約 けいやく を 結 むす ぶ。あなたは 多 おお くの 国民 こくみん の 父 ちち となるであろう。 あなたの 名 な は、もはやアブラムとは 言 い われず、あなたの 名 な はアブラハムと 呼 よ ばれるであろう。わたしはあなたを 多 おお くの 国民 こくみん の 父 ちち とするからである。 わたしはあなたに 多 おお くの 子孫 しそん を 得 え させ、 国々 くにぐに の 民 たみ をあなたから 起 おこ そう。また、 王 おう たちもあなたから 出 で るであろう。 わたしはあなた 及 およ び 後 のち の 代々 よよ の 子孫 しそん と 契約 けいやく を 立 た てて、 永遠 えいえん の 契約 けいやく とし、あなたと 後 のち の 子孫 しそん との 神 かみ となるであろう。
”神 かみ はまたアブラハムに 言 い われた、「あなたの 妻 つま サライは、もはや 名 な をサライといわず、 名 な をサラと 言 い いなさい。 わたしは 彼女 かのじょ を 祝福 しゅくふく し、また 彼女 かのじょ によって、あなたにひとりの 男 おとこ の 子 こ を 授 さづ けよう。わたしは 彼女 かのじょ を 祝福 しゅくふく し、 彼女 かのじょ を 国々 くにぐに の 民 たみ の 母 はは としよう。 彼女 かのじょ から、もろもろの 民 たみ の 王 おう たちが 出 で るであろう」。 アブラハムはひれ 伏 ふ して 笑 わら い、 心 こころ の 中 なか で 言 い った、「百 歳 さい の 者 もの にどうして 子 こ が 生 うま れよう。サラはまた九十 歳 さい にもなって、どうして 産 う むことができようか」。
”わたしは 彼 かれ が 後 のち の 子 こ らと 家族 かぞく とに 命 めい じて 主 しゅ の 道 みち を 守 まも らせ、 正義 せいぎ と 公道 こうどう とを 行 おこな わせるために 彼 かれ を 知 し ったのである。これは 主 しゅ がかつてアブラハムについて 言 い った 事 こと を 彼 かれ の 上 うえ に 臨 のぞ ませるためである」。
”主 しゅ は、さきに 言 い われたようにサラを 顧 かえり み、 告 つ げられたようにサラに 行 おこな われた。 サラはみごもり、 神 かみ がアブラハムに 告 つ げられた 時 とき になって、 年老 としお いたアブラハムに 男 おとこ の 子 こ を 産 う んだ。 アブラハムは 生 うま れた 子 こ 、サラが 産 う んだ 男 おとこ の 子 こ の 名 な をイサクと 名 な づけた。
”イサクはリベカを 天幕 てんまく に 連 つ れて 行 い き、リベカをめとって 妻 つま とし、 彼女 かのじょ を 愛 あい した。こうしてイサクは 母 はは の 死後 しご 、 慰 なぐさ めを 得 え た。
”あなたの 子孫 しそん は 地 ち のちりのように 多 おお くなって、 西 にし 、 東 ひがし 、 北 きた 、 南 みなみ にひろがり、 地 ち の 諸 しょ 族 ぞく はあなたと 子孫 しそん とによって 祝福 しゅくふく をうけるであろう。
”ヤコブはラケルを 愛 あい したので、「わたしは、あなたの 妹 いもうと 娘 むすめ ラケルのために七 年 ねん あなたに 仕 つか えましょう」と 言 い った。 ラバンは 言 い った、「 彼女 かのじょ を 他人 たにん にやるよりもあなたにやる 方 ほう がよい。わたしと 一緒 いっしょ にいなさい」。 こうして、ヤコブは七 年 ねん の 間 あいだ ラケルのために 働 はたら いたが、 彼女 かのじょ を 愛 あい したので、ただ 数日 すうじつ のように 思 おも われた。
”ラケルは 自分 じぶん がヤコブに 子 こ を 産 う まないのを 知 し った 時 とき 、 姉 あね をねたんでヤコブに 言 い った、「わたしに 子 こ どもをください。さもないと、わたしは 死 し にます」。 ヤコブはラケルに 向 む かい 怒 いか って 言 い った、「あなたの 胎 たい に 子 こ どもをやどらせないのは 神 かみ です。わたしが 神 かみ に 代 かわ ることができようか」。
”主 しゅ はヤコブに 言 い われた、「あなたの 先祖 せんぞ の 国 くに へ 帰 かえ り、 親族 しんぞく のもとに 行 い きなさい。わたしはあなたと 共 とも にいるであろう」。
”ヤコブは、その 家族 かぞく および 共 とも にいるすべての 者 もの に 言 い った、「あなたがたのうちにある 異 こと なる 神々 かみがみ を 捨 す て、 身 み を 清 きよ めて 着物 きもの を 着替 きが えなさい。
”そこでヨセフはそばに 立 た っているすべての 人 ひと の 前 まえ で、 自分 じぶん を 制 せい しきれなくなったので、「 人 ひと は 皆 みな ここから 出 で てください」と 呼 よ ばわった。それゆえヨセフが 兄弟 きょうだい たちに 自分 じぶん のことを 明 あ かした 時 とき 、ひとりも 彼 かれ のそばに 立 た っている 者 もの はなかった。 ヨセフは 声 こえ をあげて 泣 な いた。エジプトびとはこれを 聞 き き、パロの 家 いえ もこれを 聞 き いた。 ヨセフは 兄弟 きょうだい たちに 言 い った、「わたしはヨセフです。 父 ちち はまだ 生 い きながらえていますか」。 兄弟 きょうだい たちは 答 こた えることができなかった。 彼 かれ らは 驚 おどろ き 恐 おそ れたからである。
”ヨセフは 車 くるま を 整 ととの えて、 父 ちち イスラエルを 迎 むか えるためにゴセンに 上 のぼ り、 父 ちち に 会 あ い、そのくびを 抱 だ き、くびをかかえて 久 ひさ しく 泣 な いた。
”ヨセフはパロの 命 めい じたように、 父 ちち と 兄弟 きょうだい たちとのすまいを 定 さだ め、 彼 かれ らにエジプトの 国 くに で 最 もっと も 良 よ い 地 ち 、ラメセスの 地 ち を 所有 しょゆう として 与 あた えた。 またヨセフは 父 ちち と 兄弟 きょうだい たちと 父 ちち の 全家 ぜんか とに、 家族 かぞく の 数 かず にしたがい、 食物 しょくもつ を 与 あた えて 養 やしな った。
”それにひれ 伏 ふ してはならない。それに 仕 つか えてはならない。あなたの 神 かみ 、 主 しゅ であるわたしは、ねたむ 神 かみ であるから、わたしを 憎 にく むものは、 父 ちち の 罪 つみ を 子 こ に 報 むく いて、三四 代 だい に 及 およ ぼし、
”あなたの 父 ちち と 母 はは を 敬 うやま え。これは、あなたの 神 かみ 、 主 しゅ が 賜 たま わる 地 ち で、あなたが 長 なが く 生 い きるためである。
”自分 じぶん の 父 ちち または 母 はは を 撃 う つ 者 もの は、 必 かなら ず 殺 ころ されなければならない。
”あなたがたはすべて 寡婦 かふ 、または 孤児 こじ を 悩 なや ましてはならない。
”いつくしみを千 代 だい までも 施 ほどこ し、 悪 あく と、とがと、 罪 つみ とをゆるす 者 もの 、しかし、 罰 ばつ すべき 者 もの をば 決 けっ してゆるさず、 父 ちち の 罪 つみ を 子 こ に 報 むく い、 子 こ の 子 こ に 報 むく いて、三、四 代 だい におよぼす 者 もの 」。
”またその 娘 むすめ たちを、あなたのむすこたちにめとり、その 娘 むすめ たちが 自分 じぶん たちの 神々 かみがみ を 慕 した って 姦淫 かんいん を 行 おこな い、また、あなたのむすこたちをして、 彼 かれ らの 神々 かみがみ を 慕 した わせ、 姦淫 かんいん を 行 おこな わせるに 至 いた るであろう。
”あなたがたは、おのおのその 母 はは とその 父 ちち とをおそれなければならない。またわたしの 安息日 あんそくにち を 守 まも らなければならない。わたしはあなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ である。
”あなたは 心 こころ に 兄弟 きょうだい を 憎 にく んではならない。あなたの 隣人 りんじん をねんごろにいさめて、 彼 かれ のゆえに 罪 つみ を 身 み に 負 お ってはならない。
”だれでも 父 ちち または 母 はは をのろう 者 もの は、 必 かなら ず 殺 ころ されなければならない。 彼 かれ が 父 ちち または 母 はは をのろったので、その 血 ち は 彼 かれ に 帰 き するであろう。
”彼 かれ らは 遊女 ゆうじょ や 汚 けが れた 女 おんな をめとってはならない。また 夫 おっと に 出 だ された 女 おんな をめとってはならない。 祭司 さいし は 神 かみ に 対 たい して 聖 せい なる 者 もの だからである。
”彼 かれ は 処女 しょじょ を 妻 つま にめとらなければならない。 寡婦 かふ 、 出 だ された 女 おんな 、 汚 けが れた 女 おんな 、 遊女 ゆうじょ などをめとってはならない。ただ、 自分 じぶん の 民 たみ のうちの 処女 しょじょ を、 妻 つま にめとらなければならない。
”これは 疑 うたが いのある 時 とき のおきてである。 妻 つま たる 者 もの が 夫 おっと のもとにあって、 道 みち ならぬ 事 こと をして 身 み を 汚 けが した 時 とき 、 または 夫 おっと たる 者 もの が 疑 うたが いの 心 こころ を 起 おこ して、 妻 つま を 疑 うたが う 時 とき 、 彼 かれ はその 女 おんな を 主 しゅ の 前 まえ に 立 た たせ、 祭司 さいし はこのおきてを、ことごとく 彼女 かのじょ に 行 おこな わなければならない。 こうするならば、 夫 おっと は 罪 つみ がなく、 妻 つま は 罪 つみ を 負 お うであろう』」。
”「ゼロペハデの 娘 むすめ たちの 言 い うことは 正 ただ しい。あなたは 必 かなら ず 彼 かれ らの 父 ちち の 兄弟 きょうだい たちと 同 おな じように、 彼 かれ らにも 嗣 し 業 ぎょう の 所有 しょゆう 地 ち を 与 あた えなければならない。すなわち、その 父 ちち の 嗣 し 業 ぎょう を 彼 かれ らに 渡 わた さなければならない。 あなたはイスラエルの 人々 ひとびと に 言 い いなさい、『もし 人 ひと が 死 し んで、 男 おとこ の 子 こ がない 時 とき は、その 嗣 し 業 ぎょう を 娘 むすめ に 渡 わた さなければならない。 もしまた 娘 むすめ もない 時 とき は、その 嗣 し 業 ぎょう を 兄弟 きょうだい に 与 あた えなければならない。 もし 兄弟 きょうだい もない 時 とき は、その 嗣 し 業 ぎょう を 父 ちち の 兄弟 きょうだい に 与 あた えなければならない。 もしまた 父 ちち に 兄弟 きょうだい がない 時 とき は、その 氏族 しぞく のうちで 彼 かれ に 最 もっと も 近 ちか い 親族 しんぞく にその 嗣 し 業 ぎょう を 与 あた えて 所有 しょゆう させなければならない』。 主 しゅ がモーセに 命 めい じられたようにイスラエルの 人々 ひとびと は、これをおきての 定 さだ めとしなければならない」。
”ゼロペハデの 娘 むすめ たちについて、 主 しゅ が 命 めい じられたことはこうである。すなわち『 彼女 かのじょ たちはその 心 こころ にかなう 者 もの にとついでもよいが、ただその 父祖 ふそ の 部族 ぶぞく の 一族 いちぞく にのみ、とつがなければならない。 そうすればイスラエルの 人々 ひとびと の 嗣 し 業 ぎょう は、 部族 ぶぞく から 部族 ぶぞく に 移 うつ るようなことはないであろう。イスラエルの 人々 ひとびと は、おのおのその 父祖 ふそ の 部族 ぶぞく の 嗣 し 業 ぎょう をかたく 保 たも つべきだからである。 イスラエルの 人々 ひとびと の 部族 ぶぞく のうち、 嗣 し 業 ぎょう をもっている 娘 むすめ はみな、その 父 ちち の 部族 ぶぞく に 属 ぞく する 一族 いちぞく にとつがなければならない。そうすればイスラエルの 人々 ひとびと は、おのおのその 父祖 ふそ の 嗣 し 業 ぎょう を 保 たも つことができる。 こうして 嗣 し 業 ぎょう は一つの 部族 ぶぞく から 他 た の 部族 ぶぞく に 移 うつ ることはなかろう。イスラエルの 人々 ひとびと の 部族 ぶぞく はおのおのその 嗣 し 業 ぎょう をかたく 保 たも つべきだからである』」。
”ただあなたはみずから 慎 つつし み、またあなた 自身 じしん をよく 守 まも りなさい。そして 目 め に 見 み たことを 忘 わす れず、 生 い きながらえている 間 あいだ 、それらの 事 こと をあなたの 心 こころ から 離 はな してはならない。またそれらのことを、あなたの 子孫 しそん に 知 し らせなければならない。 あなたがホレブにおいて、あなたの 神 かみ 、 主 しゅ の 前 まえ に 立 た った 日 ひ に、 主 しゅ はわたしに 言 い われた、『 民 たみ をわたしのもとに 集 あつ めよ。わたしは 彼 かれ らにわたしの 言葉 ことば を 聞 き かせ、 地上 ちじょう に 生 い きながらえる 間 あいだ 、 彼 かれ らにわたしを 恐 おそ れることを 学 まな ばせ、またその 子 こ 供 とも を 教 おし えることのできるようにさせよう』。
”あなたの 神 かみ 、 主 しゅ が 命 めい じられたように、あなたの 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え。あなたの 神 かみ 、 主 しゅ が 賜 たま わる 地 ち で、あなたが 長 なが く 命 いのち を 保 たも ち、さいわいを 得 え ることのできるためである。
”きょう、わたしがあなたに 命 めい じるこれらの 言葉 ことば をあなたの 心 こころ に 留 と め、 努 つと めてこれをあなたの 子 こ らに 教 おし え、あなたが 家 いえ に 座 ざ している 時 とき も、 道 みち を 歩 ある く 時 とき も、 寝 ね る 時 とき も、 起 お きる 時 とき も、これについて 語 かた らなければならない。
”また 彼 かれ らと 婚姻 こんいん をしてはならない。あなたの 娘 むすめ を 彼 かれ のむすこに 与 あた えてはならない。かれの 娘 むすめ をあなたのむすこにめとってはならない。 それは 彼 かれ らがあなたのむすこを 惑 まど わしてわたしに 従 したが わせず、ほかの 神々 かみがみ に 仕 つか えさせ、そのため 主 しゅ はあなたがたにむかって 怒 いか りを 発 はっ し、すみやかにあなたがたを 滅 ほろ ぼされることとなるからである。
”みなし 子 こ とやもめのために 正 ただ しいさばきを 行 おこな い、また 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん を 愛 あい して、 食物 しょくもつ と 着物 きもの を 与 あた えられるからである。
”これを 子供 こども たちに 教 おし え、 家 いえ に 座 ざ している 時 とき も、 道 みち を 歩 ある く 時 とき も、 寝 ね る 時 とき も、 起 お きる 時 とき も、それについて 語 かた り、
”あなたはわたしが 命 めい じるこれらの 事 こと を、ことごとく 聞 き いて 守 まも らなければならない。こうしてあなたの 神 かみ 、 主 しゅ が 見 み て 良 よ いとし、 正 ただ しいとされる 事 こと を 行 おこな うならば、あなたにも 後 のち の 子孫 しそん にも、 長 なが くさいわいがあるであろう。
”その 祭 まつり の 時 とき には、あなたはむすこ、 娘 むすめ 、しもべ、はしためおよび 町 まち の 内 うち におるレビびと、 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん 、 孤児 こじ 、 寡婦 かふ と 共 とも に 喜 よろこ び 楽 たの しまなければならない。
”また 妻 つま を 多 おお く 持 も って 心 こころ を、 迷 まよ わしてはならない。また 自分 じぶん のために 金銀 きんぎん を 多 おお くたくわえてはならない。
”女 おんな と 婚約 こんやく して、まだその 女 おんな をめとっていない 者 もの があれば、その 人 ひと を 家 いえ に 帰 かえ らせなければならない。そうしなければ 彼 かれ が 戦 たたか いに 死 し んだとき、ほかの 人 ひと が 彼女 かのじょ をめとるようになるであろう』。
”人 ひと がふたりの 妻 つま をもち、そのひとりは 愛 あい する 者 もの 、ひとりは 気 き にいらない 者 もの であって、その 愛 あい する 者 もの と 気 き にいらない 者 もの のふたりが、ともに 男 おとこ の 子 こ を 産 う み、もしその 長子 ちょうし が、 気 き にいらない 女 おんな の 産 う んだ 者 もの である 時 とき は、 その 子 こ たちに 自分 じぶん の 財産 ざいさん を 継 つ がせる 時 とき 、 気 き にいらない 女 おんな の 産 う んだ 長子 ちょうし をさしおいて、 愛 あい する 女 おんな の 産 う んだ 子 こ を 長子 ちょうし とすることはできない。 必 かなら ずその 気 き にいらない 者 もの の 産 う んだ 子 こ が 長子 ちょうし であることを 認 みと め、 自分 じぶん の 財産 ざいさん を 分 わ ける 時 とき には、これに二 倍 ばい の 分 わ け 前 まえ を 与 あた えなければならない。これは 自分 じぶん の 力 ちから の 初 はじ めであって、 長子 ちょうし の 特権 とっけん を 持 も っているからである。
”もし、わがままで、 手 て に 負 お えない 子 こ があって、 父 ちち の 言葉 ことば にも、 母 はは の 言葉 ことば にも 従 したが わず、 父母 ふぼ がこれを 懲 こ らしてもきかない 時 とき は、 その 父母 ふぼ はこれを 捕 とら えて、その 町 まち の 門 もん に 行 い き、 町 まち の 長老 ちょうろう たちの 前 まえ に 出 だ し、 町 まち の 長老 ちょうろう たちに 言 い わなければならない、『わたしたちのこの 子 こ はわがままで、 手 て に 負 お えません。わたしたちの 言葉 ことば に 従 したが わず、 身持 みも ちが 悪 わる く、 大 だい 酒飲 さけの みです』。 そのとき、 町 まち の 人 ひと は 皆 みな 、 彼 かれ を 石 いし で 撃 う ち 殺 ころ し、あなたがたのうちから 悪 あく を 除 のぞ き 去 さ らなければならない。そうすれば、イスラエルは 皆 みな 聞 き いて 恐 おそ れるであろう。
”もし 人 ひと が 妻 つま をめとり、 妻 つま のところにはいって 後 のち 、その 女 おんな をきらい、 『わたしはこの 女 おんな をめとって 近 ちか づいた 時 とき 、 彼女 かのじょ に 処女 しょじょ の 証拠 しょうこ を 見 み なかった』と 言 い って 虚偽 きょぎ の 非難 ひなん をもって、その 女 おんな に 悪名 あくめい を 負 お わせるならば、 その 女 おんな の 父 ちち と 母 はは は、 彼女 かのじょ の 処女 しょじょ の 証拠 しょうこ を 取 と って、 門 もん におる 町 まち の 長老 ちょうろう たちに 差 さ し 出 だ し、 そして 彼女 かのじょ の 父 ちち は 長老 ちょうろう たちに 言 い わなければならない。『わたしはこの 人 ひと に 娘 むすめ を 与 あた えて 妻 つま にさせましたが、この 人 ひと は 娘 むすめ をきらい、 虚偽 きょぎ の 非難 ひなん をもって、「わたしはあなたの 娘 むすめ に 処女 しょじょ の 証拠 しょうこ を 見 み なかった」と 言 い います。しかし、これがわたしの 娘 むすめ の 処女 しょじょ の 証拠 しょうこ です』と 言 い って、その 父母 ふぼ はかの 布 ぬの を 町 まち の 長老 ちょうろう たちの 前 まえ にひろげなければならない。 その 時 とき 、 町 まち の 長老 ちょうろう たちは、その 人 ひと を 捕 とら えて 撃 う ち 懲 こ らし、 また 銀 ぎん 百シケルの 罰金 ばっきん を 課 か し、それを 女 おんな の 父 ちち に 与 あた えなければならない。 彼 かれ はイスラエルの 処女 しょじょ に 悪名 あくめい を 負 お わせたからである。 彼 かれ はその 女 おんな を 妻 つま とし、 一生 いっしょう その 女 おんな を 出 だ すことはできない。 しかし、この 非難 ひなん が 真実 しんじつ であって、その 女 おんな に 処女 しょじょ の 証拠 しょうこ が 見 み られない 時 とき は、 その 女 おんな を 父 ちち の 家 いえ の 入口 いりぐち にひき 出 だ し、 町 まち の 人々 ひとびと は 彼女 かのじょ を 石 いし で 撃 う ち 殺 ころ さなければならない。 彼女 かのじょ は 父 ちち の 家 いえ で、みだらな 事 こと をおこない、イスラエルのうちに 愚 おろ かな 事 こと をしたからである。あなたはこうしてあなたがたのうちから 悪 あく を 除 のぞ き 去 さ らなければならない。 もし 夫 おっと のある 女 おんな と 寝 ね ている 男 おとこ を 見 み つけたならば、その 女 おんな と 寝 ね た 男 おとこ およびその 女 おんな を 一緒 いっしょ に 殺 ころ し、こうしてイスラエルのうちから 悪 あく を 除 のぞ き 去 さ らなければならない。
”私生児 しせいじ は 主 しゅ の 会衆 かいしゅう に 加 くわ わってはならない。その 子孫 しそん は十 代 だい までも 主 しゅ の 会衆 かいしゅう に 加 くわ わってはならない。
”人 ひと が 妻 つま をめとって、 結婚 けっこん したのちに、その 女 おんな に 恥 は ずべきことのあるのを 見 み て、 好 この まなくなったならば、 離縁 りえん 状 じょう を 書 か いて 彼女 かのじょ の 手 て に 渡 わた し、 家 いえ を 去 さ らせなければならない。 女 おんな がその 家 いえ を 出 で てのち、 行 い って、ほかの 人 ひと にとつぎ、 後 のち の 夫 おっと も 彼女 かのじょ をきらって、 離縁 りえん 状 じょう を 書 か き、その 手 て に 渡 わた して 家 いえ を 去 さ らせるか、または 妻 つま にめとった 後 のち の 夫 おっと が 死 し んだときは、 彼女 かのじょ はすでに 身 み を 汚 けが したのちであるから、 彼女 かのじょ を 去 さ らせた 先 さき の 夫 おっと は、ふたたび 彼女 かのじょ を 妻 つま にめとることはできない。これは 主 しゅ の 前 まえ に 憎 にく むべき 事 こと だからである。あなたの 神 かみ 、 主 しゅ が 嗣 し 業 ぎょう としてあなたに 与 あた えられる 地 ち に 罪 つみ を 負 お わせてはならない。
”人 ひと が 新 あら たに 妻 つま をめとった 時 とき は、 戦争 せんそう に 出 だ してはならない。また 何 なに の 務 つとめ もこれに 負 お わせてはならない。その 人 ひと は一 年 ねん の 間 あいだ 、 束縛 そくばく なく 家 いえ にいて、そのめとった 妻 つま を 慰 なぐさ めなければならない。
”『 父 ちち や 母 はは を 軽 かろ んずる 者 もの はのろわれる』。 民 たみ はみなアァメンと 言 い わなければならない。
”『 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん や 孤児 こじ 、 寡婦 かふ のさばきを 曲 ま げる 者 もの はのろわれる』。 民 たみ はみなアァメンと 言 い わなければならない。
”隠 かく れた 事 こと はわれわれの 神 かみ 、 主 しゅ に 属 ぞく するものである。しかし 表 あら わされたことは 長 なが くわれわれとわれわれの 子孫 しそん に 属 ぞく し、われわれにこの 律法 りっぽう のすべての 言葉 ことば を 行 おこな わせるのである。
”すなわち 男 おとこ 、 女 おんな 、 子供 こども およびあなたの 町 まち のうちに 寄留 きりゅう している 他国 たこく 人 じん など 民 たみ を 集 あつ め、 彼 かれ らにこれを 聞 き かせ、かつ 学 まな ばせなければならない。そうすれば 彼 かれ らはあなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ を 恐 おそ れてこの 律法 りっぽう の 言葉 ことば を、ことごとく 守 まも り 行 おこな うであろう。 また 彼 かれ らの 子供 こども たちでこれを 知 し らない 者 もの も 聞 き いて、あなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ を 恐 おそ れることを 学 まな ぶであろう。あなたがたがヨルダンを 渡 わた って 行 い って 取 と る 地 ち にながらえる 日 ひ のあいだ 常 つね にそうしなければならない」。
”それで、どうか、わたしがあなたがたを 親切 しんせつ に 扱 あつか ったように、あなたがたも、わたしの 父 ちち の 家 いえ を 親切 しんせつ に 扱 あつか われることをいま 主 しゅ をさして 誓 ちか い、 確 たし かなしるしをください。 そしてわたしの 父母 ふぼ 、 兄弟 きょうだい 、 姉妹 しまい およびすべて 彼 かれ らに 属 ぞく するものを 生 い きながらえさせ、わたしたちの 命 いのち を 救 すく って、 死 し を 免 まぬか れさせてください」。
”それゆえ、あすの 朝 あさ 、あなたがたは 部族 ぶぞく ごとに 進 すす み 出 で なければならない。そして 主 しゅ がくじを 当 あ てられる 部族 ぶぞく は、 氏族 しぞく ごとに 進 すす みいで、 主 しゅ がくじを 当 あ てられる 氏族 しぞく は、 家族 かぞく ごとに 進 すす みいで、 主 しゅ がくじを 当 あ てられる 家族 かぞく は、 男 おとこ ひとりびとり 進 すす み 出 で なければならない。
”しかし、あなたがたがもしひるがえって、これらの 国民 こくみん の、 生 い き 残 のこ って、あなたがたの 中 なか にとどまる 者 もの どもと 親 した しくなり、これと 婚姻 こんいん し、ゆききするならば、 あなたがたは、しかと 知 し らなければならない。あなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ は、もはや、これらの 国民 こくみん をあなたがたの 前 まえ から、 追 お い 払 はら うことをされないであろう。 彼 かれ らは、かえって、あなたがたのわなとなり、 網 あみ となり、あなたがたのわきに、むちとなり、あなたがたの 目 め に、とげとなって、あなたがたはついに、あなたがたの 神 かみ 、 主 しゅ が 賜 たま わったこの 良 よ い 地 ち から、 滅 ほろ びうせるであろう。
”もしあなたがたが 主 しゅ に 仕 つか えることを、こころよしとしないのならば、あなたがたの 先祖 せんぞ が、 川 かわ の 向 む こうで 仕 つか えた 神々 かみがみ でも、または、いまあなたがたの 住 す む 地 ち のアモリびとの 神々 かみがみ でも、あなたがたの 仕 つか える 者 もの を、きょう、 選 えら びなさい。ただし、わたしとわたしの 家 いえ とは 共 とも に 主 しゅ に 仕 つか えます」。
”こうしてイスラエルの 人々 ひとびと は、その 時 とき そこを 去 さ って、おのおのその 部族 ぶぞく および 氏族 しぞく に 帰 かえ った。すなわちそこを 立 た って、おのおのその 嗣 し 業 ぎょう の 地 ち に 帰 かえ った。
”しかしルツは 言 い った、「あなたを 捨 す て、あなたを 離 はな れて 帰 かえ ることをわたしに 勧 すす めないでください。わたしはあなたの 行 い かれる 所 ところ へ 行 い き、またあなたの 宿 やど られる 所 ところ に 宿 やど ります。あなたの 民 たみ はわたしの 民 たみ 、あなたの 神 かみ はわたしの 神 かみ です。
”またわたしはマロンの 妻 つま であったモアブの 女 おんな ルツをも 買 か って、わたしの 妻 つま としました。これはあの 死 し んだ 者 もの の 名 な を 起 おこ してその 嗣 し 業 ぎょう を 伝 つた え、 死 し んだ 者 もの の 名 な がその 一族 いちぞく から、またその 郷里 きょうり の 門 もん から 断絶 だんぜつ しないようにするためです。きょうあなたがたは、その 証人 しょうにん です」。
”夫 おっと エルカナは 彼女 かのじょ に 言 い った、「ハンナよ、なぜ 泣 な くのか。なぜ 食 た べないのか。どうして 心 こころ に 悲 かな しむのか。わたしはあなたにとって十 人 にん の 子 こ どもよりもまさっているではないか」。
”そして 誓 ちか いを 立 た てて 言 い った、「 万軍 ばんぐん の 主 しゅ よ、まことに、はしための 悩 なや みをかえりみ、わたしを 覚 おぼ え、はしためを 忘 わす れずに、はしために 男 おとこ の 子 こ を 賜 たま わりますなら、わたしはその 子 こ を 一生 いっしょう のあいだ 主 しゅ にささげ、かみそりをその 頭 あたま にあてません」。
”この 子 こ を 与 あた えてくださいと、わたしは 祈 いの りましたが、 主 しゅ はわたしの 求 もと めた 願 ねが いを 聞 き きとどけられました。 それゆえ、わたしもこの 子 こ を 主 しゅ にささげます。この 子 こ は 一生 いっしょう のあいだ 主 しゅ にささげたものです」。そして 彼 かれ らはそこで 主 しゅ を 礼拝 れいはい した。
”さて、エリの 子 こ らは、よこしまな 人々 ひとびと で、 主 しゅ を 恐 おそ れなかった。
”サムエルはまだ 幼 おさな く、 身 み に 亜麻 あま 布 ぬの のエポデを 着 つ けて、 主 しゅ の 前 まえ に 仕 つか えていた。
”わらべサムエルは 育 そだ っていき、 主 しゅ にも、 人々 ひとびと にも、ますます 愛 あい せられた。
”わたしは 彼 かれ の 父 ちち となり、 彼 かれ はわたしの 子 こ となるであろう。もし 彼 かれ が 罪 つみ を 犯 おか すならば、わたしは 人 ひと のつえと 人 ひと の 子 こ のむちをもって 彼 かれ を 懲 こ らす。
”ソロモン 王 おう は 多 おお くの 外国 がいこく の 女 おんな を 愛 あい した。すなわちパロの 娘 むすめ 、モアブびと、アンモンびと、エドムびと、シドンびと、ヘテびとの 女 おんな を 愛 あい した。 主 しゅ はかつてこれらの 国民 こくみん について、イスラエルの 人々 ひとびと に 言 い われた、「あなたがたは 彼 かれ らと 交 まじ わってはならない。 彼 かれ らもまたあなたがたと 交 まじ わってはならない。 彼 かれ らは 必 かなら ずあなたがたの 心 こころ を 転 てん じて 彼 かれ らの 神々 かみがみ に 従 したが わせるからである」。しかしソロモンは 彼 かれ らを 愛 あい して 離 はな れなかった。 彼 かれ には 王妃 おうひ としての 妻 つま 七百 人 にん 、そばめ三百 人 にん があった。その 妻 つま たちが 彼 かれ の 心 こころ を 転 てん じたのである。 ソロモンが 年老 としお いた 時 とき 、その 妻 つま たちが 彼 かれ の 心 こころ を 転 てん じて 他 た の 神々 かみがみ に 従 したが わせたので、 彼 かれ の 心 こころ は 父 ちち ダビデの 心 こころ のようには、その 神 かみ 、 主 しゅ に 真実 しんじつ でなかった。
”それでおまえたちの 娘 むすめ を、 彼 かれ らのむすこに 与 あた えてはならない。 彼 かれ らの 娘 むすめ を、おまえたちのむすこにめとってはならない。また 永久 えいきゅう に 彼 かれ らの 平安 へいあん をも 福祉 ふくし をも 求 もと めてはならない。そうすればおまえたちは 強 つよ くなり、その 地 ち の 良 よ き 物 もの を 食 た べ、これを 永久 えいきゅう におまえたちの 子孫 しそん に 伝 つた えて 嗣 し 業 ぎょう とさせることができる』と。
”時 とき に 祭司 さいし エズラは 立 た って 彼 かれ らに 言 い った、「あなたがたは 罪 つみ を 犯 おか し、 異邦 いほう の 女 おんな をめとって、イスラエルのとがを 増 ま した。 それで 今 いま 、あなたがたの 先祖 せんぞ の 神 かみ 、 主 しゅ にざんげして、そのみ 旨 むね を 行 おこな いなさい。あなたがたはこの 地 ち の 民 たみ および 異邦 いほう の 女 おんな と 離 はな れなさい」。 すると 会衆 かいしゅう は 皆 みな 大声 おおごえ をあげて 答 こた えた、「あなたの 言 い われたとおり、われわれは 必 かなら ず 行 おこな います。
”時 とき にその 妻 つま は 彼 かれ に 言 い った、「あなたはなおも 堅 かた く 保 たも って、 自分 じぶん を 全 まっと うするのですか。 神 かみ をのろって 死 し になさい」。 しかしヨブは 彼女 かのじょ に 言 い った、「あなたの 語 かた ることは 愚 おろ かな 女 おんな の 語 かた るのと 同 おな じだ。われわれは 神 かみ から 幸 さいわい をうけるのだから、 災 わざわい をも、うけるべきではないか」。すべてこの 事 こと においてヨブはそのくちびるをもって 罪 つみ を 犯 おか さなかった。
”みどりごと、ちのみごとの 口 くち によって、ほめたたえられています。あなたは 敵 てき と 恨 うら みを 晴 は らす 者 もの とを 静 しず めるため、あだに 備 そな えて、とりでを 設 もう けられました。
”みなしごと、しえたげられる 者 もの とのためにさばきを 行 おこな われます。 地 ち に 属 ぞく する 人 ひと は 再 ふたた び 人 ひと を 脅 おびや かすことはないでしょう。
”しかし、あなたはわたしを 生 うま れさせ、 母 はは のふところにわたしを 安 やす らかに 守 まも られた 方 かた です。 わたしは 生 うま れた 時 とき から、あなたにゆだねられました。 母 はは の 胎 たい を 出 で てからこのかた、あなたはわたしの 神 かみ でいらせられました。
”たとい 父母 ふぼ がわたしを 捨 す てても、 主 しゅ がわたしを 迎 むか えられるでしょう。
”わたしは、むかし 年 とし 若 わか かった 時 とき も、 年老 としお いた 今 いま も、 正 ただ しい 人 ひと が 捨 す てられ、あるいはその 子孫 しそん が 食物 しょくもつ を 請 こ いあるくのを 見 み たことがない。 正 ただ しい 人 ひと は 常 つね に 寛大 かんだい で、 物 もの を 貸 か し 与 あた え、その 子孫 しそん は 祝福 しゅくふく を 得 え る。
”見 み よ、わたしは 不義 ふぎ のなかに 生 うま れました。わたしの 母 はは は 罪 つみ のうちにわたしをみごもりました。 見 み よ、あなたは 真実 しんじつ を 心 こころ のうちに 求 もと められます。それゆえ、わたしの 隠 かく れた 心 こころ に 知恵 ちえ を 教 おし えてください。
”その 聖 せい なるすまいにおられる 神 かみ はみなしごの 父 ちち 、やもめの 保護 ほご 者 もの である。 神 かみ は 寄 よ るべなき 者 もの に 住 す むべき 家 いえ を 与 あた え、めしゅうどを 解 と いて 幸福 こうふく に 導 みちび かれる。しかしそむく 者 もの はかわいた 地 ち に 住 す む。
”わたしは 口 くち を 開 ひら いて、たとえを 語 かた り、いにしえからの、なぞを 語 かた ろう。 これはわれらがさきに 聞 き いて 知 し ったこと、またわれらの 先祖 せんぞ たちがわれらに 語 かた り 伝 つた えたことである。 われらはこれを 子孫 しそん に 隠 かく さず、 主 しゅ の 光栄 こうえい あるみわざと、その 力 ちから と、 主 しゅ のなされたくすしきみわざとをきたるべき 代 よ に 告 つ げるであろう。 主 しゅ はあかしをヤコブのうちにたて、おきてをイスラエルのうちに 定 さだ めて、その 子孫 しそん に 教 おしえ うべきことをわれらの 先祖 せんぞ たちに 命 めい じられた。 これは 次 つぎ の 代 よ に 生 うま れる 子孫 しそん がこれを 知 し り、みずから 起 た って、そのまた 子孫 しそん にこれを 伝 つた え、 彼 かれ らをして 神 かみ に 望 のぞ みをおき、 神 かみ のみわざを 忘 わす れず、その 戒 いまし めを 守 まも らせるためである。 またその 先祖 せんぞ たちのようにかたくなで、そむく 者 もの のやからとなり、その 心 こころ が 定 さだ まりなく、その 魂 たましい が 神 かみ に 忠実 ちゅうじつ でないやからとならないためである。
”弱 よわ い 者 もの と、みなしごとを 公平 こうへい に 扱 あつか い、 苦 くる しむ 者 もの と 乏 とぼ しい 者 もの の 権利 けんり を 擁護 ようご せよ。
”父 ちち がその 子 こ 供 とも をあわれむように、 主 しゅ はおのれを 恐 おそ れる 者 もの をあわれまれる。
”しかし 主 しゅ のいつくしみは、とこしえからとこしえまで、 主 しゅ を 恐 おそ れる 者 もの の 上 うえ にあり、その 義 ぎ は 子 こ らの 子 こ に 及 およ び、
”*[5-6]そのしもべアブラハムの 子孫 しそん よ、その 選 えら ばれた 者 もの であるヤコブの 子 こ らよ、 主 しゅ のなされたくすしきみわざと、その 奇跡 きせき と、そのみ 口 くち のさばきとを 心 こころ にとめよ。 彼 かれ はわれらの 神 かみ 、 主 しゅ でいらせられる。そのさばきは 全 ぜん 地 ち にある。 主 しゅ はとこしえに、その 契約 けいやく をみこころにとめられる。これはよろず 代 よ に 命 めい じられたみ 言葉 ことば であって、
”また 子 こ を 産 う まぬ 女 おんな に 家庭 かてい を 与 あた え、 多 おお くの 子供 こども たちの 喜 よろこ ばしい 母 はは とされる。 主 しゅ をほめたたえよ。
”どうか、 主 しゅ があなたがたを 増 ま し 加 くわ え、あなたがたと、あなたがたの 子孫 しそん とを 増 ま し 加 くわ えられるように。
”見 み よ、 子供 こども たちは 神 かみ から 賜 たま わった 嗣 し 業 ぎょう であり、 胎 たい の 実 み は 報 むく いの 賜物 たまもの である。 壮年 そうねん の 時 とき の 子供 こども は 勇士 ゆうし の 手 て にある 矢 や のようだ。 矢 や の 満 み ちた 矢筒 やづつ を 持 も つ 人 ひと はさいわいである。 彼 かれ は 門 もん で 敵 てき と 物言 ものい うとき 恥 は じることはない。
”あなたの 妻 つま は 家 いえ の 奥 おく にいて 多 おお くの 実 み を 結 むす ぶぶどうの 木 き のようであり、あなたの 子供 こども たちは 食卓 しょくたく を 囲 かこ んでオリブの 若木 わかぎ のようである。
”またあなたの 子 こ らの 子 こ を 見 み るであろう。どうぞ、イスラエルの 上 うえ に 平安 へいあん があるように。
”【ダビデがよんだ 都 みやこ もうでの 歌 うた 】 見 み よ、 兄弟 きょうだい が 和合 わごう して 共 とも におるのはいかに 麗 うるわ しく 楽 たの しいことであろう。
”あなたはわが 内臓 ないぞう をつくり、わが 母 はは の 胎内 たいない でわたしを 組 く み 立 た てられました。 わたしはあなたをほめたたえます。あなたは 恐 おそれ るべく、くすしき 方 かた だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは 最 もっと もよくわたしを 知 し っておられます。 わたしが 隠 かく れた 所 ところ で 造 つく られ、 地 ち の 深 ふか い 所 ところ でつづり 合 あわ されたとき、わたしの 骨 ほね はあなたに 隠 かく れることがなかった。 あなたの 目 め は、まだできあがらないわたしのからだを 見 み られた。わたしのためにつくられたわがよわいの 日 ひ のまだ一 日 にち もなかったとき、その 日 ひ はことごとくあなたの 書 しょ にしるされた。
”若 わか い 男子 だんし 、 若 わか い 女子 じょし 、 老 お いた 人 ひと と 幼 おさな い 者 もの よ、 彼 かれ らをして 主 しゅ のみ 名 な をほめたたえさせよ。そのみ 名 な は 高 たか く、たぐいなく、その 栄光 えいこう は 地 ち と 天 てん の 上 うえ にあるからである。
”わが 子 こ よ、あなたは 父 ちち の 教訓 きょうくん を 聞 き き、 母 はは の 教 おしえ を 捨 す ててはならない。
”わが 子 こ よ、 主 しゅ の 懲 こら しめを 軽 かろ んじてはならない、その 戒 いまし めをきらってはならない。 主 しゅ は、 愛 あい する 者 もの を、 戒 いまし められるからである、あたかも 父 ちち がその 愛 あい する 子 こ を 戒 いまし めるように。
”子供 こども らよ、 父 ちち の 教 おしえ を 聞 き き、 悟 さと りを 得 え るために 耳 みみ を 傾 かたむ けよ。 わたしは、 良 よ い 教訓 きょうくん を、あなたがたにさずける。わたしの 教 おしえ を 捨 す ててはならない。 わたしもわが 父 ちち には 子 こ であり、わが 母 はは の 目 め には、ひとりのいとし 子 こ であった。 父 ちち はわたしを 教 おし えて 言 い った、「わたしの 言葉 ことば を、 心 こころ に 留 と め、わたしの 戒 いまし めを 守 まも って、 命 いのち を 得 え よ。
”わが 子 こ よ、 聞 き け、わたしの 言葉 ことば をうけいれよ、そうすれば、あなたの 命 いのち の 年 とし は 多 おお くなる。 わたしは 知恵 ちえ の 道 みち をあなたに 教 おし え、 正 ただ しい 道筋 みちすじ にあなたを 導 みちび いた。
”わが 子 こ よ、わたしの 言葉 ことば に 心 こころ をとめ、わたしの 語 かた ることに 耳 みみ を 傾 かたむ けよ。 それを、あなたの 目 め から 離 はな さず、あなたの 心 こころ のうちに 守 まも れ。 それは、これを 得 え る 者 もの の 命 いのち であり、またその 全身 ぜんしん を 健 すこ やかにするからである。 油断 ゆだん することなく、あなたの 心 こころ を 守 まも れ、 命 いのち の 泉 いずみ は、これから 流 なが れ 出 で るからである。
”あなたの 泉 いずみ に 祝福 しゅくふく を 受 う けさせ、あなたの 若 わか い 時 とき の 妻 つま を 楽 たの しめ。 彼女 かのじょ は 愛 あい らしい 雌 め じか、 美 うつく しいしかのようだ。いつも、その 乳 ち ぶさをもって 満足 まんぞく し、その 愛 あい をもって 常 つね に 喜 よろこ べ。
”わが 子 こ よ、あなたの 父 ちち の 戒 いまし めを 守 まも り、あなたの 母 はは の 教 おしえ を 捨 す てるな。
”ソロモンの 箴言 しんげん。 知恵 ちえ ある 子 こ は 父 ちち を 喜 よろこ ばせ、 愚 おろ かな 子 こ は 母 はは の 悲 かな しみとなる。
”自分 じぶん の 家族 かぞく を 苦 くる しめる 者 もの は 風 かぜ を 所有 しょゆう とする、 愚 おろ かな 者 もの は 心 こころ のさとき 者 もの のしもべとなる。
”賢 かしこ い 妻 つま はその 夫 おっと の 冠 かんむり である、 恥 はじ をこうむらせる 妻 つま は 夫 おっと の 骨 ほね に 生 しょう じた 腐 くさ れのようなものである。
”知恵 ちえ ある 子 こ は 父 ちち の 教訓 きょうくん をきく、あざける 者 もの は、 懲 こら しめをきかない。
”善良 ぜんりょう な 人 ひと はその 嗣 し 業 ぎょう を 子孫 しそん にのこす、しかし 罪 つみ びとの 富 とみ は 正 ただ しい 人 ひと のためにたくわえられる。
”むちを 加 くわ えない 者 もの はその 子 こ を 憎 にく むのである、 子 こ を 愛 あい する 者 もの は、つとめてこれを 懲 こ らしめる。
”知恵 ちえ はその 家 いえ を 建 た て、 愚 おろ かさは 自分 じぶん の 手 て でそれをこわす。
”愚 おろ かな 者 もの は 父 ちち の 教訓 きょうくん を 軽 かろ んじる、 戒 いまし めを 守 まも る 者 もの は 賢 かしこ い 者 もの である。
”知恵 ちえ ある 子 こ は 父 ちち を 喜 よろこ ばせる、 愚 おろ かな 人 ひと はその 母 はは を 軽 かろ んじる。
”賢 かしこ いしもべは 身持 みもち の 悪 わる いむすこを 治 おさ め、かつ、その 兄弟 きょうだい たちの 中 なか にあって、 資産 しさん の 分 わ け 前 まえ を 獲 え る。
”孫 まご は 老人 ろうじん の 冠 かんむり である、 父 ちち は 子 こ の 栄 さか えである。
”友 とも はいずれの 時 とき にも 愛 あい する、 兄弟 きょうだい はなやみの 時 とき のために 生 うま れる。
”愚 おろ かな 子 こ はその 父 ちち の 憂 うれ いである、またこれを 産 う んだ 母 はは の 痛 いた みである。
”妻 つま を 得 え る 者 もの は、 良 よ き 物 もの を 得 え る、かつ 主 しゅ から 恵 めぐ みを 与 あた えられる。
”愚 おろ かな 子 こ はその 父 ちち の 災 わざわい である、 妻 つま の 争 あらそ うのは、 雨漏 あまも りの 絶 た えないのとひとしい。 家 いえ と 富 とみ とは 先祖 せんぞ からうけつぐもの、 賢 かしこ い 妻 つま は 主 しゅ から 賜 たま わるものである。
”望 のぞ みのあるうちに、 自分 じぶん の 子 こ を 懲 こ らせ、これを 滅 ほろ ぼす 心 こころ を 起 おこ してはならない。
”父 ちち に 乱暴 らんぼう をはたらき、 母 はは を 追 お い 出 だ す 者 もの は、 恥 はじ をきたらし、はずかしめをまねく 子 こ である。
”欠 か けた 所 ところ なく、 正 ただ しく 歩 あゆ む 人 ひと ――その 後 のち の 子孫 しそん はさいわいである。
”幼 おさ な 子 こ でさえも、その 行 おこな いによって 自 みずか らを 示 しめ し、そのすることの 清 きよ いか 正 ただ しいかを 現 あらわ す。
”自分 じぶん の 父母 ふぼ をののしる 者 もの は、そのともしびは 暗 くら やみの 中 なか に 消 き える。
”初 はじ めに 急 いそ いで 得 え た 資産 しさん は、その 終 おわ りがさいわいでない。
”争 あらそ いを 好 この む 女 おんな と 一緒 いっしょ に 家 いえ におるよりは 屋根 やね のすみにおるほうがよい。
”争 あらそ い 怒 いか る 女 おんな と 共 とも におるよりは、 荒野 あらの に 住 す むほうがましだ。
”子 こ をその 行 い くべき 道 みち に 従 したが って 教 おし えよ、そうすれば 年老 としお いても、それを 離 はな れることがない。
”愚 おろ かなことが 子供 こども の 心 こころ の 中 なか につながれている、 懲 こら しめのむちは、これを 遠 とお く 追 お いだす。
”子 こ を 懲 こ らすことを、さし 控 ひか えてはならない、むちで 彼 かれ を 打 う っても 死 し ぬことはない。 もし、むちで 彼 かれ を 打 う つならば、その 命 いのち を 陰府 よみ から 救 すく うことができる。 わが 子 こ よ、もしあなたの 心 こころ が 賢 かしこ くあれば、わたしの 心 こころ もまた 喜 よろこ び、 もしあなたのくちびるが 正 ただ しい 事 こと を 言 い うならば、わたしの 心 こころ も 喜 よろこ ぶ。
”あなたを 生 う んだ 父 ちち のいうことを 聞 き き、 年老 としお いた 母 はは を 軽 かろ んじてはならない。 真理 しんり を 買 か え、これを 売 う ってはならない、 知恵 ちえ と 教訓 きょうくん と 悟 さと りをも 買 か え。 正 ただ しい 人 ひと の 父 ちち は 大 おお いによろこび、 知恵 ちえ ある 子 こ を 生 う む 者 もの は 子 こ のために 楽 たの しむ。 あなたの 父母 ふぼ を 楽 たの しませ、あなたを 産 う んだ 母 はは を 喜 よろこ ばせよ。 わが 子 こ よ、あなたの 心 こころ をわたしに 与 あた え、あなたの 目 め をわたしの 道 みち に 注 そそ げ。
”争 あらそ いを 好 この む 女 おんな と 一緒 いっしょ に 家 いえ におるよりは、 屋根 やね のすみにおるほうがよい。
”雨 あめ の 降 ふ る 日 ひ に 雨漏 あまも りの 絶 た えないのと、 争 あらそ い 好 す きな 女 おんな とは 同 おな じだ。
”律法 りっぽう を 守 まも る 者 もの は 賢 かしこ い 子 こ である、 不品行 ふひんこう な 者 もの と 交 まじ わるものは、 父 ちち をはずかしめる。
”父 ちち や 母 はは の 物 もの を 盗 ぬす んで「これは 罪 つみ ではない」と 言 い う 者 もの は、 滅 ほろ ぼす 者 もの の 友 とも である。
”むちと 戒 いまし めとは 知恵 ちえ を 与 あた える、わがままにさせた 子 こ はその 母 はは に 恥 はじ をもたらす。
”あなたの 子 こ を 懲 こら しめよ、そうすれば 彼 かれ はあなたを 安 やす らかにし、またあなたの 心 こころ に 喜 よろこ びを 与 あた える。
”世 よ には 父 ちち をのろったり、 母 はは を 祝福 しゅくふく しない 者 もの がある。 世 よ には 自分 じぶん の 目 め にみずからを 清 きよ い 者 もの として、なおその 汚 けが れを 洗 あら われないものがある。 世 よ にはまた、このような 人 ひと がある――ああ、その 目 め のいかに 高 たか きことよ、またそのまぶたのいかにつりあがっていることよ。
”自分 じぶん の 父 ちち をあざけり、 母 はは に 従 したが うのを 卑 いや しいこととする 目 め は、 谷 たに のからすがこれをつつき 出 だ し、はげたかがこれを 食 た べる。
”わたしにとって 不思議 ふしぎ にたえないことが三つある、いや、四つあって、わたしには 悟 さと ることができない。 すなわち 空 そら を 飛 と ぶはげたかの 道 みち 、 岩 いわ の 上 うえ を 這 は うへびの 道 みち 、 海 うみ をはしる 舟 ふね の 道 みち 、 男 おとこ の 女 おんな にあう 道 みち がそれである。
”わが 子 こ よ、 何 なに を 言 い おうか。わが 胎 たい の 子 こ よ、 何 なに を 言 い おうか。わたしが 願 がん をかけて 得 え た 子 こ よ、 何 なに をいおうか。 あなたの 力 ちから を 女 おんな についやすな、 王 おう をも 滅 ほろ ぼすものに、あなたの 道 みち を 任 まか せるな。
”だれが 賢 かしこ い 妻 つま を 見 み つけることができるか、 彼女 かのじょ は 宝石 ほうせき よりもすぐれて 尊 たっと い。 その 夫 おっと の 心 こころ は 彼女 かのじょ を 信頼 しんらい して、 収益 しゅうえき に 欠 か けることはない。 彼女 かのじょ は 生 い きながらえている 間 あいだ 、その 夫 おっと のために 良 よ いことをして、 悪 わる いことをしない。 彼女 かのじょ は 羊 ひつじ の 毛 け や 亜麻 あま を 求 もと めて、 手 て ずから 望 のぞ みのように、それを 仕上 しあ げる。 また 商人 しょうにん の 舟 ふね のように、 遠 とお い 国 くに から 食糧 しょくりょう を 運 はこ んでくる。 彼女 かのじょ はまだ 夜 よる のあけぬうちに 起 お きて、その 家 いえ の 者 もの の 食 た べ 物 もの を 備 そな え、その 女 おんな たちに 日用 にちよう の 分 ぶん を 与 あた える。 彼女 かのじょ は 畑 はたけ をよく 考 かんが えてそれを 買 か い、その 手 て の 働 はたら きの 実 み をもって、ぶどう 畑 はたけ をつくり、 力 ちから をもって 腰 こし に 帯 おび し、その 腕 うで を 強 つよ くする。 彼女 かのじょ はその 商品 しょうひん のもうけのあるのを 知 し っている、そのともしびは 終夜 しゅうや 消 き えることがない。 彼女 かのじょ は 手 て を 糸取 いとと り 棒 ぼう にのべ、その 手 て に、つむを 持 も ち、 手 て を 貧 まず しい 者 もの に 開 ひら き、 乏 とぼ しい 人 ひと に 手 て をさしのべる。 彼女 かのじょ はその 家 いえ の 者 もの のために 雪 ゆき を 恐 おそ れない、その 家 いえ の 者 もの はみな 紅 くれない の 着物 きもの を 着 き ているからである。 彼女 かのじょ は 自分 じぶん のために 美 うつく しいしとねを 作 つく り、 亜麻 あま 布 ぬの と 紫 むらさき 布 ぬの とをもってその 着物 きもの とする。 その 夫 おっと はその 地 ち の 長老 ちょうろう たちと 共 とも に、 町 まち の 門 もん に 座 ざ するので、 人 ひと に 知 し られている。 彼女 かのじょ は 亜麻 あま 布 ぬの の 着物 きもの をつくって、それを 売 う り、 帯 おび をつくって 商人 しょうにん に 渡 わた す。 力 ちから と 気品 きひん とは 彼女 かのじょ の 着物 きもの である、そして 後 のち の 日 ひ を 笑 わら っている。 彼女 かのじょ は 口 くち を 開 ひら いて 知恵 ちえ を 語 かた る、その 舌 した にはいつくしみの 教 おしえ がある。 彼女 かのじょ は 家 いえ の 事 こと をよくかえりみ、 怠 おこた りのかてを 食 た べることをしない。 その 子 こ らは 立 た ち 上 あ がって 彼女 かのじょ を 祝 しゅく し、その 夫 おっと もまた 彼女 かのじょ をほめたたえて 言 い う、 「りっぱに 事 こと をなし 遂 と げる 女 おんな は 多 おお いけれども、あなたはそのすべてにまさっている」と。 あでやかさは 偽 いつわ りであり、 美 うつく しさはつかのまである、しかし 主 しゅ を 恐 おそ れる 女 おんな はほめたたえられる。 その 手 て の 働 はたら きの 実 み を 彼女 かのじょ に 与 あた え、その 行 おこな いのために 彼女 かのじょ を 町 まち の 門 もん でほめたたえよ。
”ふたりはひとりにまさる。 彼 かれ らはその 労苦 ろうく によって 良 よ い 報 むく いを 得 え るからである。 すなわち 彼 かれ らが 倒 たお れる 時 とき には、そのひとりがその 友 とも を 助 たす け 起 おこ す。しかしひとりであって、その 倒 たお れる 時 とき 、これを 助 たす け 起 おこ す 者 もの のない 者 もの はわざわいである。 またふたりが 一緒 いっしょ に 寝 ね れば 暖 あたた かである。ひとりだけで、どうして 暖 あたた かになり 得 え ようか。 人 ひと がもし、そのひとりを 攻 せ め 撃 う ったなら、ふたりで、それに 当 あた るであろう。三つよりの 綱 つな はたやすくは 切 き れない。
”日 ひ の 下 した で 神 かみ から 賜 たま わったあなたの 空 くう なる 命 いのち の 日 ひ の 間 あいだ 、あなたはその 愛 あい する 妻 つま と 共 とも に 楽 たの しく 暮 くら すがよい。これはあなたが 世 よ にあってうける 分 ぶん 、あなたが 日 ひ の 下 した で 労 ろう する 労苦 ろうく によって 得 え るものだからである。
”あなたは、 身 み ごもった 女 おんな の 胎 たい の 中 なか で、どうして 霊 れい が 骨 ほね にはいるかを 知 し らない。そのようにあなたは、すべての 事 こと をなされる 神 かみ のわざを 知 し らない。
”あなたの 若 わか い 日 ひ に、あなたの 造 つく り 主 ぬし を 覚 おぼ えよ。 悪 あ しき 日 ひ がきたり、 年 とし が 寄 よ って、「わたしにはなんの 楽 たの しみもない」と 言 い うようにならない 前 まえ に、
”シオンの 娘 むすめ たちよ、 出 で てきてソロモン 王 おう を 見 み よ。 彼 かれ は 婚姻 こんいん の 日 ひ 、 心 こころ の 喜 よろこ びの 日 ひ に、その 母 はは の 彼 かれ にかぶらせた 冠 かんむり をいただいている。
”それゆえ、 主 しゅ はみずから一つのしるしをあなたがたに 与 あた えられる。 見 み よ、おとめがみごもって 男 おとこ の 子 こ を 産 う む。その 名 な はインマヌエルととなえられる。
”ひとりのみどりごがわれわれのために 生 うま れた、ひとりの 男 おとこ の 子 こ がわれわれに 与 あた えられた。まつりごとはその 肩 かた にあり、その 名 な は、「 霊妙 れいみょう なる 議 ぎ 士 し 、 大能 たいのう の 神 かみ 、とこしえの 父 ちち 、 平和 へいわ の 君 きみ 」ととなえられる。
”主 しゅ よ、はらめる 女 おんな の 産 う むときが 近 ちか づいて 苦 くる しみ、その 痛 いた みによって 叫 さけ ぶように、われわれはあなたのゆえに、そのようであった。 われわれは、はらみ、 苦 くる しんだ。しかしわれわれの 産 う んだものは 風 かぜ にすぎなかった。われわれは 救 すくい を 地 ち に 施 ほどこ すこともせず、また 世 よ に 住 す む 者 もの を 滅 ほろ ぼすこともしなかった。
”ただ 生 い ける 者 もの 、 生 い ける 者 もの のみ、きょう、わたしがするように、あなたに 感謝 かんしゃ する。 父 ちち はあなたのまことを、その 子 こ らに 知 し らせる。
”海沿 うみぞ いの 国々 くにぐに よ、わたしに 聞 き け。 遠 とお いところのもろもろの 民 たみ よ、 耳 みみ を 傾 かたむ けよ。 主 しゅ はわたしを 生 うま れ 出 で た 時 とき から 召 め し、 母 はは の 胎 たい を 出 で た 時 とき からわが 名 な を 語 かた り 告 つ げられた。
”「 女 おんな がその 乳 ち のみ 子 ご を 忘 わす れて、その 腹 はら の 子 こ を、あわれまないようなことがあろうか。たとい 彼 かれ らが 忘 わす れるようなことがあっても、わたしは、あなたを 忘 わす れることはない。
”あなたを 造 つく られた 者 もの はあなたの 夫 おっと であって、その 名 な は 万軍 ばんぐん の 主 しゅ。あなたをあがなわれる 者 もの は、イスラエルの 聖者 せいじゃ であって、 全 ぜん 地 ち の 神 かみ ととなえられる。 捨 す てられて 心 こころ 悲 かな しむ 妻 つま 、また 若 わか い 時 とき にとついで 出 だ された 妻 つま を 招 まね くように 主 しゅ はあなたを 招 まね かれた」とあなたの 神 かみ は 言 い われる。
”あなたの 子 こ らはみな 主 しゅ に 教 おしえ をうけ、あなたの 子 こ らは 大 おお いに 栄 さか える。
”わたしは 主 しゅ を 大 おお いに 喜 よろこ び、わが 魂 たましい はわが 神 かみ を 楽 たの しむ。 主 しゅ がわたしに 救 すくい の 衣 ころも を 着 き せ、 義 ぎ の 上衣 うわぎ をまとわせて、 花婿 はなむこ が 冠 かんむり をいただき、 花嫁 はなよめ が 宝玉 ほうぎょく をもって 飾 かざ るようにされたからである。
”若 わか い 者 もの が 処女 しょじょ をめとるようにあなたの 子 こ らはあなたをめとり、 花婿 はなむこ が 花嫁 はなよめ を 喜 よろこ ぶようにあなたの 神 かみ はあなたを 喜 よろこ ばれる。
”母 はは のその 子 こ を 慰 なぐさ めるように、わたしもあなたがたを 慰 なぐさ める。あなたがたはエルサレムで 慰 なぐさ めを 得 え る。
”「わたしはあなたをまだ 母 はは の 胎 たい につくらないさきに、あなたを 知 し り、あなたがまだ 生 うま れないさきに、あなたを 聖別 せいべつ し、あなたを 立 た てて 万国 ばんこく の 預言者 よげんしゃ とした」。
”もし 人 ひと がその 妻 つま を 離婚 りこん し、 女 おんな が 彼 かれ のもとを 去 さ って、 他人 たにん の 妻 つま となるなら、その 人 ひと はふたたび 彼女 かのじょ に 帰 かえ るであろうか。その 地 ち は 大 おお いに 汚 けが れないであろうか。あなたは 多 おお くの 恋人 こいびと と 姦淫 かんいん を 行 おこな った。しかもわたしに 帰 かえ ろうというのか」と 主 しゅ は 言 い われる。
”わたしが 背信 はいしん のイスラエルを、そのすべての 姦淫 かんいん のゆえに、 離縁 りえん 状 じょう を 与 あた えて 出 だ したのをユダは 見 み た。しかもその 不信 ふしん の 姉妹 しまい ユダは 恐 おそ れず、 自分 じぶん も 行 い って 姦淫 かんいん を 行 おこな った。
”主 しゅ は 言 い われる、 背信 はいしん の 子 こ らよ、 帰 かえ れ。わたしはあなたがたの 夫 おっと だからである。 町 まち からひとり、 氏族 しぞく からふたりを 取 と って、あなたがたをシオンへ 連 つ れて 行 い こう。
”寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん と、みなしごと、やもめをしえたげることなく、 罪 つみ のない 人 ひと の 血 ち をこの 所 ところ に 流 なが すことなく、また、ほかの 神々 かみがみ に 従 したが って 自 みずか ら 害 がい をまねくことをしないならば、 わたしはあなたがたを、わたしが 昔 むかし あなたがたの 先祖 せんぞ に 与 あた えたこの 地 ち に 永遠 えいえん に 住 す まわせる。
”妻 つま をめとって、むすこ 娘 むすめ を 産 う み、また、そのむすこに 嫁 よめ をめとり、 娘 むすめ をとつがせて、むすこ 娘 むすめ を 産 う むようにせよ。その 所 ところ であなたがたの 数 かず を 増 ま し、 減 へ ってはならない。
”またあなたはその 若 わか き 日 ひ の 事 こと を 覚 おぼ えず、すべてこれらの 事 こと をもって、わたしを 怒 いか らせたから、 見 み よ、わたしもあなたの 行 おこな うところをあなたのこうべに 報 むく いると、 主 しゅ なる 神 かみ は 言 い われる。あなたはもろもろの 憎 にく むべき 事 こと に 加 くわ えて、このみだらな 事 こと をおこなったではないか。 見 み よ、すべてことわざを 用 もち いる 者 もの は、あなたについて、『この 母 はは にしてこの 娘 むすめ あり』という、ことわざを 用 もち いる。
”罪 つみ を 犯 おか す 魂 たましい は 死 し ぬ。 子 こ は 父 ちち の 悪 あく を 負 お わない。 父 ちち は 子 こ の 悪 あく を 負 お わない。 義人 ぎじん の 義 ぎ はその 人 ひと に 帰 き し、 悪人 あくにん の 悪 あく はその 人 ひと に 帰 き する。
”わたしはまた 荒野 あらの で 彼 かれ らの 子 こ どもたちに 言 い った、あなたがたの 先祖 せんぞ の 定 さだ めに 歩 あゆ んではならない。そのおきてを 守 まも ってはならない。その 偶像 ぐうぞう をもって、あなたがたの 身 み を 汚 けが してはならない。
”父母 ふぼ はあなたのうちで 卑 いや しめられ、 寄留者 きりゅうしゃ はあなたのうちで 虐待 ぎゃくたい をうけ、みなしごと、やもめとはあなたのうちで 悩 なや まされている。
”また 寡婦 かふ 、および 出 だ された 女 おんな をめとってはならない。ただイスラエルの 家 いえ の 血統 けっとう の 処女 しょじょ 、あるいは 祭司 さいし の 妻 つま で、やもめになったものをめとらなければならない。
”またわたしは 永遠 えいえん にあなたとちぎりを 結 むす ぶ。すなわち 正義 せいぎ と、 公平 こうへい と、いつくしみと、あわれみとをもってちぎりを 結 むす ぶ。 わたしは 真実 しんじつ をもって、あなたとちぎりを 結 むす ぶ。そしてあなたは 主 しゅ を 知 し るであろう。
”これをあなたがたの 子 こ たちに 語 かた り、 子 こ たちはまたその 子 こ たちに 語 かた り、その 子 こ たちはまたこれを 後 のち の 代 よ に 語 かた り 伝 つた えよ。
”あなたがたは 若 わか い 時 とき の 夫 おっと のために 荒布 あらぬの を 腰 こし にまとったおとめのように 泣 な き 悲 かな しめ。
”その 後 のち わたしはわが 霊 れい をすべての 肉 にく なる 者 もの に 注 そそ ぐ。あなたがたのむすこ、 娘 むすめ は 預言 よげん をし、あなたがたの 老人 ろうじん たちは 夢 ゆめ を 見 み 、あなたがたの 若者 わかもの たちは 幻 まぼろし を 見 み る。
”ふたりの 者 もの がもし 約束 やくそく しなかったなら、 一緒 いっしょ に 歩 ある くだろうか。
”むすこは 父 ちち をいやしめ、 娘 むすめ はその 母 はは にそむき、 嫁 よめ はそのしゅうとめにそむく。 人 ひと の 敵 てき はその 家 いえ の 者 もの である。
”「 万軍 ばんぐん の 主 しゅ はこう 仰 おお せられる、 真実 しんじつ のさばきを 行 おこな い、 互 たがい に 相 あい いつくしみ、 相 あい あわれみ、 やもめ、みなしご、 寄留 きりゅう の 他国 たこく 人 じん および 貧 まず しい 人 ひと を、しえたげてはならない。 互 たがい に 人 ひと を 害 がい することを、 心 こころ に 図 はか ってはならない」。
”「なぜ 神 かみ は 受 う けられないのか」と 尋 たず ねる。これは 主 しゅ があなたと、あなたの 若 わか い 時 とき の 妻 つま との 間 あいだ の、 契約 けいやく の 証人 しょうにん だったからである。 彼女 かのじょ は、あなたの 連 つ れ 合 あ い、 契約 けいやく によるあなたの 妻 つま であるのに、あなたは 彼女 かのじょ を 裏切 うらぎ った。 一つ 神 かみ は、われわれのために 命 いのち の 霊 れい を 造 つく り、これをささえられたではないか。 彼 かれ は 何 なに を 望 のぞ まれるか。 神 かみ を 敬 うやま う 子孫 しそん であるゆえ、あなたがたはみずから 慎 つつし んで、その 若 わか い 時 とき の 妻 つま を 裏切 うらぎ ってはならない。 イスラエルの 神 かみ 、 主 しゅ は 言 い われる、「わたしは 離縁 りえん する 者 もの を 憎 にく み、また、しえたげをもってその 衣 ころも をおおう 人 ひと を 憎 にく むと、 万軍 ばんぐん の 主 しゅ は 言 い われる。ゆえにみずから 慎 つつし んで、 裏切 うらぎ ることをしてはならない」。
”彼 かれ は 父 ちち の 心 こころ をその 子 こ 供 とも たちに 向 む けさせ、 子供 こども たちの 心 こころ をその 父 ちち に 向 む けさせる。これはわたしが 来 き て、のろいをもってこの 国 くに を 撃 う つことのないようにするためである」。
”アブラハムの 子 こ であるダビデの 子 こ 、イエス・キリストの 系図 けいず。 アブラハムはイサクの 父 ちち であり、イサクはヤコブの 父 ちち 、ヤコブはユダとその 兄弟 きょうだい たちとの 父 ちち 、 ユダはタマルによるパレスとザラとの 父 ちち 、パレスはエスロンの 父 ちち 、エスロンはアラムの 父 ちち 、 アラムはアミナダブの 父 ちち 、アミナダブはナアソンの 父 ちち 、ナアソンはサルモンの 父 ちち 、 サルモンはラハブによるボアズの 父 ちち 、ボアズはルツによるオベデの 父 ちち 、オベデはエッサイの 父 ちち 、 エッサイはダビデ 王 おう の 父 ちち であった。ダビデはウリヤの 妻 つま によるソロモンの 父 ちち であり、 ソロモンはレハベアムの 父 ちち 、レハベアムはアビヤの 父 ちち 、アビヤはアサの 父 ちち 、 アサはヨサパテの 父 ちち 、ヨサパテはヨラムの 父 ちち 、ヨラムはウジヤの 父 ちち 、 ウジヤはヨタムの 父 ちち 、ヨタムはアハズの 父 ちち 、アハズはヒゼキヤの 父 ちち 、 ヒゼキヤはマナセの 父 ちち 、マナセはアモンの 父 ちち 、アモンはヨシヤの 父 ちち 、 ヨシヤはバビロンへ 移 うつ されたころ、エコニヤとその 兄弟 きょうだい たちとの 父 ちち となった。 バビロンへ 移 うつ されたのち、エコニヤはサラテルの 父 ちち となった。サラテルはゾロバベルの 父 ちち 、 ゾロバベルはアビウデの 父 ちち 、アビウデはエリヤキムの 父 ちち 、エリヤキムはアゾルの 父 ちち 、 アゾルはサドクの 父 ちち 、サドクはアキムの 父 ちち 、アキムはエリウデの 父 ちち 、 エリウデはエレアザルの 父 ちち 、エレアザルはマタンの 父 ちち 、マタンはヤコブの 父 ちち 、 ヤコブはマリヤの 夫 おっと ヨセフの 父 ちち であった。このマリヤからキリストといわれるイエスがお 生 うま れになった。
”だから、アブラハムからダビデまでの 代 だい は 合 あ わせて十四 代 だい 、ダビデからバビロンへ 移 うつ されるまでは十四 代 だい 、そして、バビロンへ 移 うつ されてからキリストまでは十四 代 だい である。
”イエス・キリストの 誕生 たんじょう の 次第 しだい はこうであった。 母 はは マリヤはヨセフと 婚約 こんやく していたが、まだ 一緒 いっしょ にならない 前 まえ に、 聖霊 せいれい によって 身重 みおも になった。 夫 おっと ヨセフは 正 ただ しい 人 ひと であったので、 彼女 かのじょ のことが 公 おおや けになることを 好 この まず、ひそかに 離縁 りえん しようと 決心 けっしん した。 彼 かれ がこのことを 思 おも いめぐらしていたとき、 主 しゅ の 使 つかい が 夢 ゆめ に 現 あらわ れて 言 い った、「ダビデの 子 こ ヨセフよ、 心配 しんぱい しないでマリヤを 妻 つま として 迎 むか えるがよい。その 胎内 たいない に 宿 やど っているものは 聖霊 せいれい によるのである。 彼女 かのじょ は 男 おとこ の 子 こ を 産 う むであろう。その 名 な をイエスと 名 な づけなさい。 彼 かれ は、おのれの 民 たみ をそのもろもろの 罪 つみ から 救 すく う 者 もの となるからである」。 すべてこれらのことが 起 おこ ったのは、 主 しゅ が 預言者 よげんしゃ によって 言 い われたことの 成就 じょうじゅ するためである。すなわち、 「 見 み よ、おとめがみごもって 男 おとこ の 子 こ を 産 う むであろう。その 名 な はインマヌエルと 呼 よ ばれるであろう」。これは、「 神 かみ われらと 共 とも にいます」という 意味 いみ である。 ヨセフは 眠 ねむ りからさめた 後 のち に、 主 しゅ の 使 つかい が 命 めい じたとおりに、マリヤを 妻 つま に 迎 むか えた。 しかし、 子 こ が 生 うま れるまでは、 彼女 かのじょ を 知 し ることはなかった。そして、その 子 こ をイエスと 名 な づけた。
”そして、 家 いえ にはいって、 母 はは マリヤのそばにいる 幼 おさ な 子 ご に 会 あ い、ひれ 伏 ふ して 拝 おが み、また、 宝 たから の 箱 はこ をあけて、 黄金 おうごん ・ 乳香 にゅうこう ・ 没薬 もつやく などの 贈 おく り 物 もの をささげた。
”しかし、わたしはあなたがたに 言 い う。 兄弟 きょうだい に 対 たい して 怒 いか る 者 もの は、だれでも 裁判 さいばん を 受 う けねばならない。 兄弟 きょうだい にむかって 愚 おろ か 者 もの と 言 い う 者 もの は、 議会 ぎかい に 引 ひ きわたされるであろう。また、ばか 者 もの と 言 い う 者 もの は、 地獄 じごく の 火 ひ に 投 な げ 込 こ まれるであろう。 だから、 祭壇 さいだん に 供 そな え 物 もの をささげようとする 場合 ばあい 、 兄弟 きょうだい が 自分 じぶん に 対 たい して 何 なに かうらみをいだいていることを、そこで 思 おも い 出 だ したなら、 その 供 そな え 物 もの を 祭壇 さいだん の 前 まえ に 残 のこ しておき、まず 行 い ってその 兄弟 きょうだい と 和解 わかい し、それから 帰 かえ ってきて、 供 そな え 物 もの をささげることにしなさい。
”また『 妻 つま を 出 だ す 者 もの は 離縁 りえん 状 じょう を 渡 わた せ』と 言 い われている。 しかし、わたしはあなたがたに 言 い う。だれでも、 不品行 ふひんこう 以外 いがい の 理由 りゆう で 自分 じぶん の 妻 つま を 出 だ す 者 もの は、 姦淫 かんいん を 行 おこな わせるのである。また 出 だ された 女 おんな をめとる 者 もの も、 姦淫 かんいん を 行 おこな うのである。
”あなたがたのうちで、 自分 じぶん の 子 こ がパンを 求 もと めるのに、 石 いし を 与 あた える 者 もの があろうか。 魚 うお を 求 もと めるのに、へびを 与 あた える 者 もの があろうか。 このように、あなたがたは 悪 わる い 者 もの であっても、 自分 じぶん の 子供 こども には、 良 よ い 贈 おく り 物 もの をすることを 知 し っているとすれば、 天 てん にいますあなたがたの 父 ちち はなおさら、 求 もと めてくる 者 もの に 良 よ いものを 下 くだ さらないことがあろうか。
”地上 ちじょう に 平和 へいわ をもたらすために、わたしがきたと 思 おも うな。 平和 へいわ ではなく、つるぎを 投 な げ 込 こ むためにきたのである。 わたしがきたのは、 人 ひと をその 父 ちち と、 娘 むすめ をその 母 はは と、 嫁 よめ をそのしゅうとめと 仲 なか たがいさせるためである。 そして 家 いえ の 者 もの が、その 人 ひと の 敵 てき となるであろう。 わたしよりも 父 ちち または 母 はは を 愛 あい する 者 もの は、わたしにふさわしくない。わたしよりもむすこや 娘 むすめ を 愛 あい する 者 もの は、わたしにふさわしくない。
”イエスは 彼 かれ らの 思 おも いを 見抜 みぬ いて 言 い われた、「おおよそ、 内部 ないぶ で 分 わか れ 争 あらそ う 国 くに は 自滅 じめつ し、 内 うち わで 分 わか れ 争 あらそ う 町 まち や 家 いえ は 立 た ち 行 い かない。
”イエスがまだ 群衆 ぐんしゅう に 話 はな しておられるとき、その 母 はは と 兄弟 きょうだい たちとが、イエスに 話 はな そうと 思 おも って 外 そと に 立 た っていた。 それで、ある 人 ひと がイエスに 言 い った、「ごらんなさい。あなたの 母上 ははうえ と 兄弟 きょうだい がたが、あなたに 話 はな そうと 思 おも って、 外 そと に 立 た っておられます」。 イエスは 知 し らせてくれた 者 もの に 答 こた えて 言 い われた、「わたしの 母 はは とは、だれのことか。わたしの 兄弟 きょうだい とは、だれのことか」。 そして、 弟子 でし たちの 方 ほう に 手 て をさし 伸 の べて 言 い われた、「ごらんなさい。ここにわたしの 母 はは 、わたしの 兄弟 きょうだい がいる。 天 てん にいますわたしの 父 ちち のみこころを 行 おこな う 者 もの はだれでも、わたしの 兄弟 きょうだい 、また 姉妹 しまい 、また 母 はは なのである」。
”この 人 ひと は 大工 だいく の 子 こ ではないか。 母 はは はマリヤといい、 兄弟 きょうだい たちは、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではないか。 またその 姉妹 しまい たちもみな、わたしたちと 一緒 いっしょ にいるではないか。こんな 数々 かずかず のことを、いったい、どこで 習 なら ってきたのか」。 こうして 人々 ひとびと はイエスにつまずいた。しかし、イエスは 言 い われた、「 預言者 よげんしゃ は、 自分 じぶん の 郷里 きょうり や 自分 じぶん の 家 いえ 以外 いがい では、どこででも 敬 うやま われないことはない」。
”神 かみ は 言 い われた、『 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え』、また『 父 ちち または 母 はは をののしる 者 もの は、 必 かなら ず 死 し に 定 さだ められる』と。 それだのに、あなたがたは『だれでも 父 ちち または 母 はは にむかって、あなたにさしあげるはずのこのものは 供 そな え 物 もの です、と 言 い えば、 父 ちち または 母 はは を 敬 うやま わなくてもよろしい』と 言 い っている。こうしてあなたがたは 自分 じぶん たちの 言伝 いいつた えによって、 神 かみ の 言 ことば を 無 む にしている。
”すると、イエスは 幼 おさ な 子 ご を 呼 よ び 寄 よ せ、 彼 かれ らのまん 中 なか に 立 た たせて 言 い われた、 「よく 聞 き きなさい。 心 こころ をいれかえて 幼 おさ な 子 ご のようにならなければ、 天国 てんごく にはいることはできないであろう。 この 幼 おさ な 子 ご のように 自分 じぶん を 低 ひく くする 者 もの が、 天国 てんごく でいちばん 偉 えら いのである。 また、だれでも、このようなひとりの 幼 おさ な 子 ご を、わたしの 名 な のゆえに 受 う けいれる 者 もの は、わたしを 受 う けいれるのである。 しかし、わたしを 信 しん ずるこれらの 小 ちい さい 者 もの のひとりをつまずかせる 者 もの は、 大 おお きなひきうすを 首 くび にかけられて 海 うみ の 深 ふか みに 沈 しず められる 方 ほう が、その 人 ひと の 益 えき になる。
”あなたがたは、これらの 小 ちい さい 者 もの のひとりをも 軽 かろ んじないように、 気 き をつけなさい。あなたがたに 言 い うが、 彼 かれ らの 御使 みつかい たちは 天 てん にあって、 天 てん にいますわたしの 父 ちち のみ 顔 かお をいつも 仰 あお いでいるのである。〔
”もしあなたの 兄弟 きょうだい が 罪 つみ を 犯 おか すなら、 行 い って、 彼 かれ とふたりだけの 所 ところ で 忠告 ちゅうこく しなさい。もし 聞 き いてくれたら、あなたの 兄弟 きょうだい を 得 え たことになる。
”そのとき、ペテロがイエスのもとにきて 言 い った、「 主 しゅ よ、 兄弟 きょうだい がわたしに 対 たい して 罪 つみ を 犯 おか した 場合 ばあい 、 幾 いく たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。 イエスは 彼 かれ に 言 い われた、「わたしは七たびまでとは 言 い わない。七たびを七十 倍 ばい するまでにしなさい。
”さてパリサイ 人 びと たちが 近 ちか づいてきて、イエスを 試 こころ みようとして 言 い った、「 何 なに かの 理由 りゆう で、 夫 おっと がその 妻 つま を 出 だ すのは、さしつかえないでしょうか」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「あなたがたはまだ 読 よ んだことがないのか。『 創造者 そうぞうしゃ は 初 はじ めから 人 ひと を 男 おとこ と 女 おんな とに 造 つく られ、 そして 言 い われた、それゆえに、 人 ひと は 父母 ふぼ を 離 はな れ、その 妻 つま と 結 むす ばれ、ふたりの 者 もの は 一体 いったい となるべきである』。 彼 かれ らはもはや、ふたりではなく 一体 いったい である。だから、 神 かみ が 合 あ わせられたものを、 人 ひと は 離 はな してはならない」。 彼 かれ らはイエスに 言 い った、「それでは、なぜモーセは、 妻 つま を 出 だ す 場合 ばあい には 離縁 りえん 状 じょう を 渡 わた せ、と 定 さだ めたのですか」。 イエスが 言 い われた、「モーセはあなたがたの 心 こころ が、かたくななので、 妻 つま を 出 だ すことを 許 ゆる したのだが、 初 はじ めからそうではなかった。 そこでわたしはあなたがたに 言 い う。 不品行 ふひんこう のゆえでなくて、 自分 じぶん の 妻 つま を 出 だ して 他 た の 女 おんな をめとる 者 もの は、 姦淫 かんいん を 行 おこな うのである」。 弟子 でし たちは 言 い った、「もし 妻 つま に 対 たい する 夫 おっと の 立場 たちば がそうだとすれば、 結婚 けっこん しない 方 ほう がましです」。
”そのとき、イエスに 手 て をおいて 祈 いの っていただくために、 人々 ひとびと が 幼 おさ な 子 ご らをみもとに 連 つ れてきた。ところが、 弟子 でし たちは 彼 かれ らをたしなめた。 するとイエスは 言 い われた、「 幼 おさ な 子 ご らをそのままにしておきなさい。わたしのところに 来 く るのをとめてはならない。 天国 てんごく はこのような 者 もの の 国 くに である」。
”おおよそ、わたしの 名 な のために、 家 いえ 、 兄弟 きょうだい 、 姉妹 しまい 、 父 ちち 、 母 はは 、 子 こ 、もしくは 畑 はたけ を 捨 す てた 者 もの は、その 幾 いく 倍 ばい もを 受 う け、また 永遠 えいえん の 生命 せいめい を 受 う けつぐであろう。
”イエスに 言 い った、「あの 子 こ たちが 何 なに を 言 い っているのか、お 聞 き きですか」。イエスは 彼 かれ らに 言 い われた、「そうだ、 聞 き いている。あなたがたは『 幼 おさ な 子 ご 、 乳 ち のみ 子 ご たちの 口 くち にさんびを 備 そな えられた』とあるのを 読 よ んだことがないのか」。
”「 天国 てんごく は、ひとりの 王 おう がその 王子 おうじ のために、 婚 こん 宴 えん を 催 もよお すようなものである。 王 おう はその 僕 しもべ たちをつかわして、この 婚 こん 宴 えん に 招 まね かれていた 人 ひと たちを 呼 よ ばせたが、その 人 ひと たちはこようとはしなかった。 そこでまた、ほかの 僕 しもべ たちをつかわして 言 い った、『 招 まね かれた 人 ひと たちに 言 い いなさい。 食事 しょくじ の 用意 ようい ができました。 牛 うし も 肥 こ えた 獣 けもの もほふられて、すべての 用意 ようい ができました。さあ、 婚 こん 宴 えん においでください』。
”だから、 町 まち の 大通 おおどお りに 出 で て 行 い って、 出会 であ った 人 ひと はだれでも 婚 こん 宴 えん に 連 つ れてきなさい』。 そこで、 僕 しもべ たちは 道 みち に 出 で て 行 い って、 出会 であ う 人 ひと は、 悪人 あくにん でも 善人 ぜんにん でもみな 集 あつ めてきたので、 婚 こん 宴 えん の 席 せき は 客 きゃく でいっぱいになった。 王 おう は 客 きゃく を 迎 むか えようとしてはいってきたが、そこに 礼服 れいふく をつけていないひとりの 人 ひと を 見 み て、 彼 かれ に 言 い った、『 友 とも よ、どうしてあなたは 礼服 れいふく をつけないで、ここにはいってきたのですか』。しかし、 彼 かれ は 黙 だま っていた。
”復活 ふっかつ ということはないと 主張 しゅちょう していたサドカイ 人 びと たちが、その 日 ひ 、イエスのもとにきて 質問 しつもん した、 「 先生 せんせい 、モーセはこう 言 い っています、『もし、ある 人 ひと が 子 こ がなくて 死 し んだなら、その 弟 おとうと は 兄 あに の 妻 つま をめとって、 兄 あに のために 子 こ をもうけねばならない』。 さて、わたしたちのところに七 人 にん の 兄弟 きょうだい がありました。 長男 ちょうなん は 妻 つま をめとったが 死 し んでしまい、そして 子 こ がなかったので、その 妻 つま を 弟 おとうと に 残 のこ しました。 次男 じなん も 三男 さんなん も、ついに七 人 にん とも 同 おな じことになりました。 最後 さいご に、その 女 おんな も 死 し にました。 すると 復活 ふっかつ の 時 とき には、この 女 おんな は、七 人 にん のうちだれの 妻 つま なのでしょうか。みんながこの 女 おんな を 妻 つま にしたのですが」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「あなたがたは 聖書 せいしょ も 神 かみ の 力 ちから も 知 し らないから、 思 おも い 違 ちが いをしている。 復活 ふっかつ の 時 とき には、 彼 かれ らはめとったり、とついだりすることはない。 彼 かれ らは 天 てん にいる 御使 みつかい のようなものである。 また、 死人 しにん の 復活 ふっかつ については、 神 かみ があなたがたに 言 い われた 言葉 ことば を 読 よ んだことがないのか。 『わたしはアブラハムの 神 かみ 、イサクの 神 かみ 、ヤコブの 神 かみ である』と 書 か いてある。 神 かみ は 死 し んだ 者 もの の 神 かみ ではなく、 生 い きている 者 もの の 神 かみ である」。
”また、 地上 ちじょう のだれをも、 父 ちち と 呼 よ んではならない。あなたがたの 父 ちち はただひとり、すなわち、 天 てん にいます 父 ちち である。
”すなわち、 洪水 こうずい の 出 で る 前 まえ 、ノアが 箱舟 はこぶね にはいる 日 ひ まで、 人々 ひとびと は 食 く い、 飲 の み、めとり、とつぎなどしていた。
”そこで 天国 てんごく は、十 人 にん のおとめがそれぞれあかりを 手 て にして、 花婿 はなむこ を 迎 むか えに 出 で て 行 い くのに 似 に ている。
”またゼベダイの 子 こ ヤコブと、ヤコブの 兄弟 きょうだい ヨハネ、 彼 かれ らにはボアネルゲ、すなわち、 雷 かみなり の 子 こ という 名 な をつけられた。
”また、もし 家 いえ が 内 うち わで 分 わか れ 争 あらそ うなら、その 家 いえ は 立 た ち 行 い かないであろう。
”さて、イエスの 母 はは と 兄弟 きょうだい たちとがきて、 外 そと に 立 た ち、 人 ひと をやってイエスを 呼 よ ばせた。 ときに、 群衆 ぐんしゅう はイエスを 囲 かこ んですわっていたが、「ごらんなさい。あなたの 母上 ははうえ と 兄弟 きょうだい 、 姉妹 しまい たちが、 外 そと であなたを 尋 たず ねておられます」と 言 い った。 すると、イエスは 彼 かれ らに 答 こた えて 言 い われた、「わたしの 母 はは 、わたしの 兄弟 きょうだい とは、だれのことか」。 そして、 自分 じぶん をとりかこんで、すわっている 人々 ひとびと を 見 み まわして、 言 い われた、「ごらんなさい、ここにわたしの 母 はは 、わたしの 兄弟 きょうだい がいる。 神 かみ のみこころを 行 おこな う 者 もの はだれでも、わたしの 兄弟 きょうだい 、また 姉妹 しまい 、また 母 はは なのである」。
”この 人 ひと は 大工 だいく ではないか。マリヤのむすこで、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの 兄弟 きょうだい ではないか。またその 姉妹 しまい たちも、ここにわたしたちと 一緒 いっしょ にいるではないか」。こうして 彼 かれ らはイエスにつまずいた。 イエスは 言 い われた、「 預言者 よげんしゃ は、 自分 じぶん の 郷里 きょうり 、 親族 しんぞく 、 家 いえ 以外 いがい では、どこででも 敬 うやま われないことはない」。
”モーセは 言 い ったではないか、『 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え』、また『 父 ちち または 母 はは をののしる 者 もの は、 必 かなら ず 死 し に 定 さだ められる』と。 それだのに、あなたがたは、もし 人 ひと が 父 ちち または 母 はは にむかって、あなたに 差上 さしあ げるはずのこのものはコルバン、すなわち、 供 そな え 物 もの ですと 言 い えば、それでよいとして、 その 人 ひと は 父母 ふぼ に 対 たい して、もう 何 なに もしないで 済 す むのだと 言 い っている。 こうしてあなたがたは、 自分 じぶん たちが 受 う けついだ 言伝 いいつた えによって、 神 かみ の 言 ことば を 無 む にしている。また、このような 事 こと をしばしばおこなっている」。
”そして、ひとりの 幼 おさ な 子 ご をとりあげて、 彼 かれ らのまん 中 なか に 立 た たせ、それを 抱 だ いて 言 い われた。 「だれでも、このような 幼 おさ な 子 ご のひとりを、わたしの 名 な のゆえに 受 う けいれる 者 もの は、わたしを 受 う けいれるのである。そして、わたしを 受 う けいれる 者 もの は、わたしを 受 う けいれるのではなく、わたしをおつかわしになったかたを 受 う けいれるのである」。
”また、わたしを 信 しん じるこれらの 小 ちい さい 者 もの のひとりをつまずかせる 者 もの は、 大 おお きなひきうすを 首 くび にかけられて 海 うみ に 投 な げ 込 こ まれた 方 ほう が、はるかによい。
”そのとき、パリサイ 人 びと たちが 近 ちか づいてきて、イエスを 試 こころ みようとして 質問 しつもん した、「 夫 おっと はその 妻 つま を 出 だ しても 差 さ しつかえないでしょうか」。 イエスは 答 こた えて 言 い われた、「モーセはあなたがたになんと 命 めい じたか」。 彼 かれ らは 言 い った、「モーセは、 離縁 りえん 状 じょう を 書 か いて 妻 つま を 出 だ すことを 許 ゆる しました」。 そこでイエスは 言 い われた、「モーセはあなたがたの 心 こころ が、かたくななので、あなたがたのためにこの 定 さだ めを 書 か いたのである。 しかし、 天地 てんち 創造 そうぞう の 初 はじ めから、『 神 かみ は 人 ひと を 男 おとこ と 女 おんな とに 造 つく られた。 それゆえに、 人 ひと はその 父母 ふぼ を 離 はな れ、 ふたりの 者 もの は 一体 いったい となるべきである』。 彼 かれ らはもはや、ふたりではなく 一体 いったい である。 だから、 神 かみ が 合 あ わせられたものを、 人 ひと は 離 はな してはならない」。 家 いえ にはいってから、 弟子 でし たちはまたこのことについて 尋 たず ねた。 そこで、イエスは 言 い われた、「だれでも、 自分 じぶん の 妻 つま を 出 だ して 他 た の 女 おんな をめとる 者 もの は、その 妻 つま に 対 たい して 姦淫 かんいん を 行 おこな うのである。 また 妻 つま が、その 夫 おっと と 別 わか れて 他 た の 男 おとこ にとつぐならば、 姦淫 かんいん を 行 おこな うのである」。
”イエスにさわっていただくために、 人々 ひとびと が 幼 おさ な 子 ご らをみもとに 連 つ れてきた。ところが、 弟子 でし たちは 彼 かれ らをたしなめた。 それを 見 み てイエスは 憤 いきどお り、 彼 かれ らに 言 い われた、「 幼 おさ な 子 ご らをわたしの 所 ところ に 来 く るままにしておきなさい。 止 と めてはならない。 神 かみ の 国 くに はこのような 者 もの の 国 くに である。 よく 聞 き いておくがよい。だれでも 幼 おさ な 子 ご のように 神 かみ の 国 くに を 受 う けいれる 者 もの でなければ、そこにはいることは 決 けっ してできない」。 そして 彼 かれ らを 抱 いだ き、 手 て をその 上 うえ において 祝福 しゅくふく された。
”いましめはあなたの 知 し っているとおりである。『 殺 ころ すな、 姦淫 かんいん するな、 盗 ぬす むな、 偽証 ぎしょう を 立 た てるな。 欺 あざむ き 取 と るな。 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え』」。
”イエスは 言 い われた、「よく 聞 き いておくがよい。だれでもわたしのために、また 福音 ふくいん のために、 家 いえ 、 兄弟 きょうだい 、 姉妹 しまい 、 母 はは 、 父 ちち 、 子 こ 、もしくは 畑 はたけ を 捨 す てた 者 もの は、 必 かなら ずその百 倍 ばい を 受 う ける。すなわち、 今 いま この 時代 じだい では 家 いえ 、 兄弟 きょうだい 、 姉妹 しまい 、 母 はは 、 子 こ および 畑 はたけ を 迫害 はくがい と 共 とも に 受 う け、また、きたるべき 世 よ では 永遠 えいえん の 生命 せいめい を 受 う ける。
”「 先生 せんせい 、モーセは、わたしたちのためにこう 書 か いています、『もし、ある 人 ひと の 兄 あに が 死 し んで、その 残 のこ された 妻 つま に、 子 こ がない 場合 ばあい には、 弟 おとうと はこの 女 おんな をめとって、 兄 あに のために 子 こ をもうけねばならない』。 ここに、七 人 にん の 兄弟 きょうだい がいました。 長男 ちょうなん は 妻 つま をめとりましたが、 子 こ がなくて 死 し に、 次男 じなん がその 女 おんな をめとって、また 子 こ をもうけずに 死 し に、 三男 さんなん も 同様 どうよう でした。 こうして、七 人 にん ともみな 子孫 しそん を 残 のこ しませんでした。 最後 さいご にその 女 おんな も 死 し にました。 復活 ふっかつ のとき、 彼 かれ らが 皆 みな よみがえった 場合 ばあい 、この 女 おんな はだれの 妻 つま なのでしょうか。七 人 にん とも 彼女 かのじょ を 妻 つま にしたのですが」。 イエスは 言 い われた、「あなたがたがそんな 思 おも い 違 ちが いをしているのは、 聖書 せいしょ も 神 かみ の 力 ちから も 知 し らないからではないか。 彼 かれ らが 死人 しにん の 中 なか からよみがえるときには、めとったり、とついだりすることはない。 彼 かれ らは 天 てん にいる 御使 みつかい のようなものである。 死人 しにん がよみがえることについては、モーセの 書 しょ の 柴 しば の 篇 へん で、 神 かみ がモーセに 仰 おお せられた 言葉 ことば を 読 よ んだことがないのか。『わたしはアブラハムの 神 かみ 、イサクの 神 かみ 、ヤコブの 神 かみ である』とあるではないか。
”また 兄弟 きょうだい は 兄弟 きょうだい を、 父 ちち は 子 こ を 殺 ころ すために 渡 わた し、 子 こ は 両親 りょうしん に 逆 さか らって 立 た ち、 彼 かれ らを 殺 ころ させるであろう。
”そこで 御使 みつかい が 彼 かれ に 言 い った、「 恐 おそ れるな、ザカリヤよ、あなたの 祈 いのり が 聞 き きいれられたのだ。あなたの 妻 つま エリサベツは 男 おとこ の 子 こ を 産 う むであろう。その 子 こ をヨハネと 名 な づけなさい。 彼 かれ はあなたに 喜 よろこ びと 楽 たの しみとをもたらし、 多 おお くの 人々 ひとびと もその 誕生 たんじょう を 喜 よろこ ぶであろう。 彼 かれ は 主 しゅ のみまえに 大 おお いなる 者 もの となり、ぶどう 酒 しゅ や 強 つよ い 酒 さけ をいっさい 飲 の まず、 母 はは の 胎内 たいない にいる 時 とき からすでに 聖霊 せいれい に 満 み たされており、 そして、イスラエルの 多 おお くの 子 こ らを、 主 しゅ なる 彼 かれ らの 神 かみ に 立 た ち 帰 かえ らせるであろう。 彼 かれ はエリヤの 霊 れい と 力 ちから とをもって、みまえに 先立 さきだ って 行 い き、 父 ちち の 心 こころ を 子 こ に 向 む けさせ、 逆 さか らう 者 もの に 義人 ぎじん の 思 おも いを 持 も たせて、 整 ととの えられた 民 たみ を 主 しゅ に 備 そな えるであろう」。
”六か 月 げつ 目 め に、 御使 みつかい ガブリエルが、 神 かみ からつかわされて、ナザレというガリラヤの 町 まち の 一 いち 処女 しょじょ のもとにきた。 この 処女 しょじょ はダビデ 家 いえ の 出 で であるヨセフという 人 ひと のいいなづけになっていて、 名 な をマリヤといった。 御使 みつかい がマリヤのところにきて 言 い った、「 恵 めぐ まれた 女 おんな よ、おめでとう、 主 しゅ があなたと 共 とも におられます」。 この 言葉 ことば にマリヤはひどく 胸騒 むなさわ ぎがして、このあいさつはなんの 事 こと であろうかと、 思 おも いめぐらしていた。 すると 御使 みつかい が 言 い った、「 恐 おそ れるな、マリヤよ、あなたは 神 かみ から 恵 めぐ みをいただいているのです。 見 み よ、あなたはみごもって 男 おとこ の 子 こ を 産 う むでしょう。その 子 こ をイエスと 名 な づけなさい。 彼 かれ は 大 おお いなる 者 もの となり、いと 高 たか き 者 もの の 子 こ と、となえられるでしょう。そして、 主 しゅ なる 神 かみ は 彼 かれ に 父 ちち ダビデの 王座 おうざ をお 与 あた えになり、 彼 かれ はとこしえにヤコブの 家 いえ を 支配 しはい し、その 支配 しはい は 限 かぎ りなく 続 つづ くでしょう」。 そこでマリヤは 御使 みつかい に 言 い った、「どうして、そんな 事 こと があり 得 え ましょうか。わたしにはまだ 夫 おっと がありませんのに」。 御使 みつかい が 答 こた えて 言 い った、「 聖霊 せいれい があなたに 臨 のぞ み、いと 高 たか き 者 もの の 力 ちから があなたをおおうでしょう。それゆえに、 生 うま れ 出 で る 子 こ は 聖 せい なるものであり、 神 かみ の 子 こ と、となえられるでしょう。
”エリサベツがマリヤのあいさつを 聞 き いたとき、その 子 こ が 胎内 たいない でおどった。エリサベツは 聖霊 せいれい に 満 み たされ、 声 こえ 高 たか く 叫 さけ んで 言 い った、「あなたは 女 おんな の 中 なか で 祝福 しゅくふく されたかた、あなたの 胎 たい の 実 み も 祝福 しゅくふく されています。 主 しゅ の 母上 ははうえ がわたしのところにきてくださるとは、なんという 光栄 こうえい でしょう。 ごらんなさい。あなたのあいさつの 声 こえ がわたしの 耳 みみ にはいったとき、 子供 こども が 胎内 たいない で 喜 よろこ びおどりました。
”ヨセフもダビデの 家系 かけい であり、またその 血統 けっとう であったので、ガリラヤの 町 まち ナザレを 出 で て、ユダヤのベツレヘムというダビデの 町 まち へ 上 のぼ って 行 い った。 それは、すでに 身重 みおも になっていたいいなづけの 妻 つま マリヤと 共 とも に、 登録 とうろく をするためであった。 ところが、 彼 かれ らがベツレヘムに 滞在 たいざい している 間 あいだ に、マリヤは 月 つき が 満 み ちて、 初子 ういご を 産 う み、 布 ぬの にくるんで、 飼葉 かいば おけの 中 なか に 寝 ね かせた。 客間 きゃくま には 彼 かれ らのいる 余地 よち がなかったからである。
”八 日 か が 過 す ぎ、 割礼 かつれい をほどこす 時 とき となったので、 受胎 じゅたい のまえに 御使 みつかい が 告 つ げたとおり、 幼 おさ な 子 ご をイエスと 名 な づけた。 それから、モーセの 律法 りっぽう による 彼 かれ らのきよめの 期間 きかん が 過 す ぎたとき、 両親 りょうしん は 幼 おさ な 子 ご を 連 つ れてエルサレムへ 上 のぼ った。 それは 主 しゅ の 律法 りっぽう に「 母 はは の 胎 たい を 初 はじ めて 開 ひら く 男 おとこ の 子 こ はみな、 主 しゅ に 聖 せい 別 べつ された 者 もの と、となえられねばならない」と 書 か いてあるとおり、 幼 おさ な 子 ご を 主 しゅ にささげるためであり、
”両親 りょうしん はこれを 見 み て 驚 おどろ き、そして 母 はは が 彼 かれ に 言 い った、「どうしてこんな 事 こと をしてくれたのです。ごらんなさい、おとう 様 さま もわたしも 心配 しんぱい して、あなたを 捜 さが していたのです」。 するとイエスは 言 い われた、「どうしてお 捜 さが しになったのですか。わたしが 自分 じぶん の 父 ちち の 家 いえ にいるはずのことを、ご 存 ぞん じなかったのですか」。 しかし、 両親 りょうしん はその 語 かた られた 言葉 ことば を 悟 さと ることができなかった。 それからイエスは 両親 りょうしん と 一緒 いっしょ にナザレに 下 くだ って 行 い き、 彼 かれ らにお 仕 つか えになった。 母 はは はこれらの 事 こと をみな 心 こころ に 留 と めていた。
”イエスが 宣教 せんきょう をはじめられたのは、 年 とし およそ三十 歳 さい の 時 とき であって、 人々 ひとびと の 考 かんが えによれば、ヨセフの 子 こ であった。ヨセフはヘリの 子 こ 、 それから、さかのぼって、マタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、 マタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、 マハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、 ヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、 メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、 ヨシュア、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、 シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、 メレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、 エッサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、 アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、 ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、 セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、 カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、 メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、 エノス、セツ、アダム、そして 神 かみ にいたる。
”さて、イエスの 母 はは と 兄弟 きょうだい たちとがイエスのところにきたが、 群衆 ぐんしゅう のためそば 近 ちか くに 行 い くことができなかった。 それで、だれかが「あなたの 母上 ははうえ と 兄弟 きょうだい がたが、お 目 め にかかろうと 思 おも って、 外 そと に 立 た っておられます」と 取次 とりつ いだ。 するとイエスは 人々 ひとびと にむかって 言 い われた、「 神 かみ の 御言 みことば を 聞 き いて 行 おこな う 者 もの こそ、わたしの 母 はは 、わたしの 兄弟 きょうだい なのである」。
”あなたがたのうちで、 父 ちち であるものは、その 子 こ が 魚 うお を 求 もと めるのに、 魚 うお の 代 かわ りにへびを 与 あた えるだろうか。 卵 たまご を 求 もと めるのに、さそりを 与 あた えるだろうか。 このように、あなたがたは 悪 わる い 者 もの であっても、 自分 じぶん の 子供 こども には、 良 よ い 贈 おく り 物 もの をすることを 知 し っているとすれば、 天 てん の 父 ちち はなおさら、 求 もと めて 来 く る 者 もの に 聖霊 せいれい を 下 くだ さらないことがあろうか」。
”また 父 ちち は 子 こ に、 子 こ は 父 ちち に、 母 はは は 娘 むすめ に、 娘 むすめ は 母 はは に、しゅうとめは 嫁 よめ に、 嫁 よめ はしゅうとめに、 対立 たいりつ するであろう」。
”「だれでも、 父 ちち 、 母 はは 、 妻 つま 、 子 こ 、 兄弟 きょうだい 、 姉妹 しまい 、さらに 自分 じぶん の 命 いのち までも 捨 す てて、わたしのもとに 来 く るのでなければ、わたしの 弟子 でし となることはできない。 自分 じぶん の 十字架 じゅうじか を 負 お うてわたしについて 来 く るものでなければ、わたしの 弟子 でし となることはできない。
”また 言 い われた、「ある 人 ひと に、ふたりのむすこがあった。 ところが、 弟 おとうと が 父親 ちちおや に 言 い った、『 父 ちち よ、あなたの 財産 ざいさん のうちでわたしがいただく 分 ぶん をください』。そこで、 父 ちち はその 身代 しんだい をふたりに 分 わ けてやった。 それから 幾日 いくにち もたたないうちに、 弟 おとうと は 自分 じぶん のものを 全部 ぜんぶ とりまとめて 遠 とお い 所 ところ へ 行 い き、そこで 放蕩 ほうとう に 身 み を 持 も ちくずして 財産 ざいさん を 使 つか い 果 はた した。 何 なに もかも 浪費 ろうひ してしまったのち、その 地方 ちほう にひどいききんがあったので、 彼 かれ は 食 た べることにも 窮 きゅう しはじめた。 そこで、その 地方 ちほう のある 住民 じゅうみん のところに 行 い って 身 み を 寄 よ せたところが、その 人 ひと は 彼 かれ を 畑 はたけ にやって 豚 ぶた を 飼 か わせた。 彼 かれ は、 豚 ぶた の 食 た べるいなご 豆 まめ で 腹 はら を 満 み たしたいと 思 おも うほどであったが、 何 なに もくれる 人 ひと はなかった。 そこで 彼 かれ は 本心 ほんしん に 立 た ちかえって 言 い った、『 父 ちち のところには 食物 しょくもつ のあり 余 あま っている 雇人 やといにん が 大 おお ぜいいるのに、わたしはここで 飢 う えて 死 し のうとしている。 立 た って、 父 ちち のところへ 帰 かえ って、こう 言 い おう、 父 ちち よ、わたしは 天 てん に 対 たい しても、あなたにむかっても、 罪 つみ を 犯 おか しました。 もう、あなたのむすこと 呼 よ ばれる 資格 しかく はありません。どうぞ、 雇人 やといにん のひとり 同様 どうよう にしてください』。 そこで 立 た って、 父 ちち のところへ 出 で かけた。まだ 遠 とお く 離 はな れていたのに、 父 ちち は 彼 かれ をみとめ、 哀 あわ れに 思 おも って 走 はし り 寄 よ り、その 首 くび をだいて 接吻 せっぷん した。 むすこは 父 ちち に 言 い った、『 父 ちち よ、わたしは 天 てん に 対 たい しても、あなたにむかっても、 罪 つみ を 犯 おか しました。もうあなたのむすこと 呼 よ ばれる 資格 しかく はありません』。 しかし 父 ちち は 僕 しもべ たちに 言 い いつけた、『さあ、 早 はや く、 最上 さいじょう の 着物 きもの を 出 だ してきてこの 子 こ に 着 き せ、 指輪 ゆびわ を 手 て にはめ、はきものを 足 あし にはかせなさい。 また、 肥 こ えた 子 こ 牛 うし を 引 ひ いてきてほふりなさい。 食 た べて 楽 たの しもうではないか。 このむすこが 死 し んでいたのに 生 い き 返 かえ り、いなくなっていたのに 見 み つかったのだから』。それから 祝宴 しゅくえん がはじまった。
”すべて 自分 じぶん の 妻 つま を 出 だ して 他 た の 女 おんな をめとる 者 もの は、 姦淫 かんいん を 行 おこな うものであり、また、 夫 おっと から 出 だ された 女 おんな をめとる 者 もの も、 姦淫 かんいん を 行 おこな うものである。
”あなたがたは、 自分 じぶん で 注意 ちゅうい していなさい。もしあなたの 兄弟 きょうだい が 罪 つみ を 犯 おか すなら、 彼 かれ をいさめなさい。そして 悔 く い 改 あらた めたら、ゆるしてやりなさい。 もしあなたに 対 たい して一 日 にち に七 度 ど 罪 つみ を 犯 おか し、そして七 度 ど 『 悔 く い 改 あらた めます』と 言 い ってあなたのところへ 帰 かえ ってくれば、ゆるしてやるがよい」。
”イエスにさわっていただくために、 人々 ひとびと が 幼 おさ な 子 ご らをみもとに 連 つ れてきた。ところが、 弟子 でし たちはそれを 見 み て、 彼 かれ らをたしなめた。 するとイエスは 幼 おさ な 子 ご らを 呼 よ び 寄 よ せて 言 い われた、「 幼 おさ な 子 ご らをわたしのところに 来 く るままにしておきなさい、 止 と めてはならない。 神 かみ の 国 くに はこのような 者 もの の 国 くに である。 よく 聞 き いておくがよい。だれでも 幼 おさ な 子 ご のように 神 かみ の 国 くに を 受 う けいれる 者 もの でなければ、そこにはいることは 決 けっ してできない」。
”イエスは 言 い われた、「よく 聞 き いておくがよい。だれでも 神 かみ の 国 くに のために、 家 いえ 、 妻 つま 、 兄弟 きょうだい 、 両親 りょうしん 、 子 こ を 捨 す てた 者 もの は、 必 かなら ずこの 時代 じだい ではその 幾 いく 倍 ばい もを 受 う け、また、きたるべき 世 よ では 永遠 えいえん の 生命 せいめい を 受 う けるのである」。
”復活 ふっかつ ということはないと 言 い い 張 は っていたサドカイ 人 びと のある 者 もの たちが、イエスに 近寄 ちかよ ってきて 質問 しつもん した、 「 先生 せんせい 、モーセは、わたしたちのためにこう 書 か いています、『もしある 人 ひと の 兄 あに が 妻 つま をめとり、 子 こ がなくて 死 し んだなら、 弟 おとうと はこの 女 おんな をめとって、 兄 あに のために 子 こ をもうけねばならない』。 ところで、ここに七 人 にん の 兄弟 きょうだい がいました。 長男 ちょうなん は 妻 つま をめとりましたが、 子 こ がなくて 死 し に、 そして 次男 じなん 、 三男 さんなん と、 次々 つぎつぎ に、その 女 おんな をめとり、 七 人 にん とも 同様 どうよう に、 子 こ をもうけずに 死 し にました。 のちに、その 女 おんな も 死 し にました。 さて、 復活 ふっかつ の 時 とき には、この 女 おんな は七 人 にん のうち、だれの 妻 つま になるのですか。七 人 にん とも 彼女 かのじょ を 妻 つま にしたのですが」。 イエスは 彼 かれ らに 言 い われた、「この 世 よ の 子 こ らは、めとったり、とついだりするが、 かの 世 よ にはいって 死人 しにん からの 復活 ふっかつ にあずかるにふさわしい 者 もの たちは、めとったり、とついだりすることはない。
”しかし、 彼 かれ を 受 う けいれた 者 もの 、すなわち、その 名 な を 信 しん じた 人々 ひとびと には、 彼 かれ は 神 かみ の 子 こ となる 力 ちから を 与 あた えたのである。 それらの 人 ひと は、 血 ち すじによらず、 肉 にく の 欲 よく によらず、また、 人 ひと の 欲 よく にもよらず、ただ 神 かみ によって 生 うま れたのである。
”三 日 か 目 め にガリラヤのカナに 婚礼 こんれい があって、イエスの 母 はは がそこにいた。
”花嫁 はなよめ をもつ 者 もの は 花婿 はなむこ である。 花婿 はなむこ の 友人 ゆうじん は 立 た って 彼 かれ の 声 こえ を 聞 き き、その 声 こえ を 聞 き いて 大 おお いに 喜 よろこ ぶ。こうして、この 喜 よろこ びはわたしに 満 み ち 足 た りている。 彼 かれ は 必 かなら ず 栄 さか え、わたしは 衰 おとろ える。
”イエスは 女 おんな に 言 い われた、「あなたの 夫 おっと を 呼 よ びに 行 い って、ここに 連 つ れてきなさい」。 女 おんな は 答 こた えて 言 い った、「わたしには 夫 おっと はありません」。イエスは 女 おんな に 言 い われた、「 夫 おっと がないと 言 い ったのは、もっともだ。 あなたには五 人 にん の 夫 おっと があったが、 今 いま のはあなたの 夫 おっと ではない。あなたの 言葉 ことば のとおりである」。
”それは、イエスが「あなたのむすこは 助 たす かるのだ」と 言 い われたのと 同 おな じ 時刻 じこく であったことを、この 父 ちち は 知 し って、 彼 かれ 自身 じしん もその 家族 かぞく 一同 いちどう も 信 しん じた。
”そして 言 い った、「これはヨセフの 子 こ イエスではないか。わたしたちはその 父母 ふぼ を 知 し っているではないか。わたしは 天 てん から 下 くだ ってきたと、どうして 今 いま いうのか」。
”イエスが 道 みち をとおっておられるとき、 生 うま れつきの 盲人 もうじん を 見 み られた。 弟子 でし たちはイエスに 尋 たず ねて 言 い った、「 先生 せんせい 、この 人 ひと が 生 うま れつき 盲人 もうじん なのは、だれが 罪 つみ を 犯 おか したためですか。 本人 ほんにん ですか、それともその 両親 りょうしん ですか」。 イエスは 答 こた えられた、「 本人 ほんにん が 罪 つみ を 犯 おか したのでもなく、また、その 両親 りょうしん が 犯 おか したのでもない。ただ 神 かみ のみわざが、 彼 かれ の 上 うえ に 現 あらわ れるためである。
”わたしはあなたがたを 捨 す てて 孤児 こじ とはしない。あなたがたのところに 帰 かえ って 来 く る。
”女 おんな が 子 こ を 産 う む 場合 ばあい には、その 時 とき がきたというので、 不安 ふあん を 感 かん じる。しかし、 子 こ を 産 う んでしまえば、もはやその 苦 くる しみをおぼえてはいない。ひとりの 人 ひと がこの 世 よ に 生 うま れた、という 喜 よろこ びがあるためである。
”さて、イエスの 十字架 じゅうじか のそばには、イエスの 母 はは と、 母 はは の 姉妹 しまい と、クロパの 妻 つま マリヤと、マグダラのマリヤとが、たたずんでいた。 イエスは、その 母 はは と 愛弟子 あいでし とがそばに 立 た っているのをごらんになって、 母 はは にいわれた、「 婦人 ふじん よ、ごらんなさい。これはあなたの 子 こ です」。 それからこの 弟子 でし に 言 い われた、「ごらんなさい。これはあなたの 母 はは です」。そのとき 以来 いらい 、この 弟子 でし はイエスの 母 はは を 自分 じぶん の 家 いえ に 引 ひ きとった。
”彼 かれ らはみな、 婦人 ふじん たち、 特 とく にイエスの 母 はは マリヤ、およびイエスの 兄弟 きょうだい たちと 共 とも に、 心 こころ を 合 あ わせて、ひたすら 祈 いのり をしていた。
”『 神 かみ がこう 仰 おお せになる。 終 おわ りの 時 とき には、わたしの 霊 れい をすべての 人 ひと に 注 そそ ごう。そして、あなたがたのむすこ 娘 むすめ は 預言 よげん をし、 若者 わかもの たちは 幻 まぼろし を 見 み 、 老人 ろうじん たちは 夢 ゆめ を 見 み るであろう。
”この 約束 やくそく は、われらの 主 しゅ なる 神 かみ の 召 め しにあずかるすべての 者 もの 、すなわちあなたがたと、あなたがたの 子 こ らと、 遠 とお くの 者 もの 一同 いちどう とに、 与 あた えられているものである」。
”信心 しんじん 深 ぶか く、 家族 かぞく 一同 いちどう と 共 とも に 神 かみ を 敬 うやま い、 民 たみ に 数々 かずかず の 施 ほどこ しをなし、 絶 た えず 神 かみ に 祈 いのり をしていた。
”この 人 ひと は、あなたとあなたの 全 ぜん 家族 かぞく とが 救 すく われる 言葉 ことば を 語 かた って 下 くだ さるであろう』と 告 つ げた 次第 しだい を、 話 はな してくれた。
”そして、この 婦人 ふじん もその 家族 かぞく も、 共 とも にバプテスマを 受 う けたが、その 時 とき 、 彼女 かのじょ は「もし、わたしを 主 しゅ を 信 しん じる 者 もの とお 思 おも いでしたら、どうぞ、わたしの 家 いえ にきて 泊 と まって 下 くだ さい」と 懇望 こんもう し、しいてわたしたちをつれて 行 い った。
”ふたりが 言 い った、「 主 しゅ イエスを 信 しん じなさい。そうしたら、あなたもあなたの 家族 かぞく も 救 すく われます」。 それから、 彼 かれ とその 家族 かぞく 一同 いちどう とに、 神 かみ の 言 ことば を 語 かた って 聞 き かせた。 彼 かれ は 真夜中 まよなか にもかかわらず、ふたりを 引 ひ き 取 と って、その 打 う ち 傷 きず を 洗 あら ってやった。そして、その 場 ば で 自分 じぶん も 家族 かぞく も、ひとり 残 のこ らずバプテスマを 受 う け、 さらに、ふたりを 自分 じぶん の 家 いえ に 案内 あんない して 食事 しょくじ のもてなしをし、 神 かみ を 信 しん じる 者 もの となったことを、 全 ぜん 家族 かぞく と 共 とも に 心 こころ から 喜 よろこ んだ。
”すなわち、 夫 おっと のある 女 おんな は、 夫 おっと が 生 い きている 間 あいだ は、 律法 りっぽう によって 彼 かれ につながれている。しかし、 夫 おっと が 死 し ねば、 夫 おっと の 律法 りっぽう から 解放 かいほう される。 であるから、 夫 おっと の 生存 せいぞん 中 ちゅう に 他 た の 男 おとこ に 行 い けば、その 女 おんな は 淫婦 いんぷ と 呼 よ ばれるが、もし 夫 おっと が 死 し ねば、その 律法 りっぽう から 解 と かれるので、 他 た の 男 おとこ に 行 い っても、 淫婦 いんぷ とはならない。
”すべて 神 かみ の 御霊 みたま に 導 みちび かれている 者 もの は、すなわち、 神 かみ の 子 こ である。 あなたがたは 再 ふたた び 恐 おそ れをいだかせる 奴隷 どれい の 霊 れい を 受 う けたのではなく、 子 こ たる 身分 みぶん を 授 さづ ける 霊 れい を 受 う けたのである。その 霊 れい によって、わたしたちは「アバ、 父 ちち よ」と 呼 よ ぶのである。 御霊 みたま みずから、わたしたちの 霊 れい と 共 とも に、わたしたちが 神 かみ の 子 こ であることをあかしして 下 くだ さる。 もし 子 こ であれば、 相続人 そうぞくにん でもある。 神 かみ の 相続人 そうぞくにん であって、キリストと 栄光 えいこう を 共 とも にするために 苦難 くなん をも 共 とも にしている 以上 いじょう 、キリストと 共同 きょうどう の 相続人 そうぞくにん なのである。
”被 ひ 造物 ぞうぶつ は、 実 じつ に、 切 せつ なる 思 おも いで 神 かみ の 子 こ たちの 出現 しゅつげん を 待 ま ち 望 のぞ んでいる。 なぜなら、 被 ひ 造物 ぞうぶつ が 虚無 きょむ に 服 ふく したのは、 自分 じぶん の 意志 いし によるのではなく、 服従 ふくじゅう させたかたによるのであり、 かつ、 被 ひ 造物 ぞうぶつ 自身 じしん にも、 滅 ほろ びのなわめから 解放 かいほう されて、 神 かみ の 子 こ たちの 栄光 えいこう の 自由 じゆう に 入 はい る 望 のぞ みが 残 のこ されているからである。 実 じつ に、 被 ひ 造物 ぞうぶつ 全体 ぜんたい が、 今 いま に 至 いた るまで、 共 とも にうめき 共 とも に 産 う みの 苦 くる しみを 続 つづ けていることを、わたしたちは 知 し っている。
”なぜなら、一つのからだにたくさんの 肢体 したい があるが、それらの 肢体 したい がみな 同 おな じ 働 はたら きをしてはいないように、 わたしたちも 数 かず は 多 おお いが、キリストにあって一つのからだであり、また 各自 かくじ は 互 たがい に 肢体 したい だからである。
”さて、あなたがたが 書 か いてよこした 事 こと について 答 こた えると、 男子 だんし は 婦人 ふじん にふれないがよい。 しかし、 不品行 ふひんこう に 陥 おちい ることのないために、 男子 だんし はそれぞれ 自分 じぶん の 妻 つま を 持 も ち、 婦人 ふじん もそれぞれ 自分 じぶん の 夫 おっと を 持 も つがよい。 夫 おっと は 妻 つま にその 分 ぶん を 果 はた し、 妻 つま も 同様 どうよう に 夫 おっと にその 分 ぶん を 果 はた すべきである。 妻 つま は 自分 じぶん のからだを 自由 じゆう にすることはできない。それができるのは 夫 おっと である。 夫 おっと も 同様 どうよう に 自分 じぶん のからだを 自由 じゆう にすることはできない。それができるのは 妻 つま である。 互 たがい に 拒 こば んではいけない。ただし、 合意 ごうい の 上 うえ で 祈 いのり に 専心 せんしん するために、しばらく 相別 あいわか れ、それからまた 一緒 いっしょ になることは、さしつかえない。そうでないと、 自制力 じせいりょく のないのに 乗 じょう じて、サタンがあなたがたを 誘惑 ゆうわく するかも 知 し れない。 以上 いじょう のことは、 譲歩 じょうほ のつもりで 言 い うのであって、 命令 めいれい するのではない。 わたしとしては、みんなの 者 もの がわたし 自身 じしん のようになってほしい。しかし、ひとりびとり 神 かみ からそれぞれの 賜物 たまもの をいただいていて、ある 人 ひと はこうしており、 他 た の 人 ひと はそうしている。
”次 つぎ に、 未婚者 みこんしゃ たちとやもめたちとに 言 い うが、わたしのように、ひとりでおれば、それがいちばんよい。 しかし、もし 自 じ 制 せい することができないなら、 結婚 けっこん するがよい。 情 じょう の 燃 も えるよりは、 結婚 けっこん する 方 ほう が、よいからである。 更 さら に、 結婚 けっこん している 者 もの たちに 命 めい じる。 命 めい じるのは、わたしではなく 主 しゅ であるが、 妻 つま は 夫 おっと から 別 わか れてはいけない。 (しかし、 万一 まんいち 別 わか れているなら、 結婚 けっこん しないでいるか、それとも 夫 おっと と 和解 わかい するかしなさい)。また 夫 おっと も 妻 つま と 離婚 りこん してはならない。
”そのほかの 人々 ひとびと に 言 い う。これを 言 い うのは、 主 しゅ ではなく、わたしである。ある 兄弟 きょうだい に 不信者 ふしんじゃ の 妻 つま があり、そして 共 とも にいることを 喜 よろこ んでいる 場合 ばあい には、 離婚 りこん してはいけない。 また、ある 婦人 ふじん の 夫 おっと が 不信者 ふしんじゃ であり、そして 共 とも にいることを 喜 よろこ んでいる 場合 ばあい には、 離婚 りこん してはいけない。 なぜなら、 不信者 ふしんじゃ の 夫 おっと は 妻 つま によってきよめられており、また、 不信者 ふしんじゃ の 妻 つま も 夫 おっと によってきよめられているからである。もしそうでなければ、あなたがたの 子 こ は 汚 けが れていることになるが、 実際 じっさい はきよいではないか。 しかし、もし 不信者 ふしんじゃ の 方 ほう が 離 はな れて 行 い くのなら、 離 はな れるままにしておくがよい。 兄弟 きょうだい も 姉妹 しまい も、こうした 場合 ばあい には、 束縛 そくばく されてはいない。 神 かみ は、あなたがたを 平和 へいわ に 暮 くら させるために、 召 め されたのである。 なぜなら、 妻 つま よ、あなたが 夫 おっと を 救 すく いうるかどうか、どうしてわかるか。また、 夫 おっと よ、あなたも 妻 つま を 救 すく いうるかどうか、どうしてわかるか。
”おとめのことについては、わたしは 主 しゅ の 命令 めいれい を 受 う けてはいないが、 主 しゅ のあわれみにより 信 しん 任 にん を 受 う けている 者 もの として、 意見 いけん を 述 の べよう。 わたしはこう 考 かんが える。 現在 げんざい 迫 せま っている 危機 きき のゆえに、 人 ひと は 現状 げんじょう にとどまっているがよい。 もし 妻 つま に 結 むす ばれているなら、 解 と こうとするな。 妻 つま に 結 むす ばれていないなら、 妻 つま を 迎 むか えようとするな。 しかし、たとい 結婚 けっこん しても、 罪 つみ を 犯 おか すのではない。また、おとめが 結婚 けっこん しても、 罪 つみ を 犯 おか すのではない。ただ、それらの 人々 ひとびと はその 身 み に 苦難 くなん を 受 う けるであろう。わたしは、あなたがたを、それからのがれさせたいのだ。 兄弟 きょうだい たちよ。わたしの 言 い うことを 聞 き いてほしい。 時 とき は 縮 ちぢ まっている。 今 いま からは 妻 つま のある 者 もの はないもののように、
”わたしはあなたがたが、 思 おも い 煩 わずら わないようにしていてほしい。 未婚 みこん の 男子 だんし は 主 しゅ のことに 心 こころ をくばって、どうかして 主 しゅ を 喜 よろこ ばせようとするが、 結婚 けっこん している 男子 だんし はこの 世 よ のことに 心 こころ をくばって、どうかして 妻 つま を 喜 よろこ ばせようとして、その 心 こころ が 分 わか れるのである。 未婚 みこん の 婦人 ふじん とおとめとは、 主 しゅ のことに 心 こころ をくばって、 身 み も 魂 たましい もきよくなろうとするが、 結婚 けっこん した 婦人 ふじん はこの 世 よ のことに 心 こころ をくばって、どうかして 夫 おっと を 喜 よろこ ばせようとする。 わたしがこう 言 い うのは、あなたがたの 利益 りえき になると 思 おも うからであって、あなたがたを 束縛 そくばく するためではない。そうではなく、 正 ただ しい 生活 せいかつ を 送 おく って、 余念 よねん なく 主 しゅ に 奉仕 ほうし させたいからである。
”もしある 人 ひと が、 相手 あいて のおとめに 対 たい して、 情 じょう 熱 ねつ をいだくようになった 場合 ばあい 、それは 適当 てきとう でないと 思 おも いつつも、やむを 得 え なければ、 望 のぞ みどおりにしてもよい。それは 罪 つみ を 犯 おか すことではない。ふたりは 結婚 けっこん するがよい。 しかし、 彼 かれ が 心 こころ の 内 うち で 堅 かた く 決心 けっしん していて、 無理 むり をしないで 自分 じぶん の 思 おも いを 制 せい することができ、その 上 うえ で、 相手 あいて のおとめをそのままにしておこうと、 心 こころ の 中 なか で 決 き めたなら、そうしてもよい。 だから、 相手 あいて のおとめと 結婚 けっこん することはさしつかえないが、 結婚 けっこん しない 方 ほう がもっとよい。 妻 つま は 夫 おっと が 生 い きている 間 あいだ は、その 夫 おっと につながれている。 夫 おっと が 死 し ねば、 望 のぞ む 人 ひと と 結婚 けっこん してもさしつかえないが、それは 主 しゅ にある 者 もの とに 限 かぎ る。 しかし、わたしの 意見 いけん では、そのままでいたなら、もっと 幸福 こうふく である。わたしも 神 かみ の 霊 れい を 受 う けていると 思 おも う。
”しかし、あなたがたに 知 し っていてもらいたい。すべての 男 おとこ のかしらはキリストであり、 女 おんな のかしらは 男 おとこ であり、キリストのかしらは 神 かみ である。 祈 いのり をしたり 預言 よげん をしたりする 時 とき 、かしらに 物 もの をかぶる 男 おとこ は、そのかしらをはずかしめる 者 もの である。 祈 いのり をしたり 預言 よげん をしたりする 時 とき 、かしらにおおいをかけない 女 おんな は、そのかしらをはずかしめる 者 もの である。それは、 髪 かみ をそったのとまったく 同 おな じだからである。 もし 女 おんな がおおいをかけないなら、 髪 かみ を 切 き ってしまうがよい。 髪 かみ を 切 き ったりそったりするのが、 女 おんな にとって 恥 は ずべきことであるなら、おおいをかけるべきである。 男 おとこ は、 神 かみ のかたちであり 栄光 えいこう であるから、かしらに 物 もの をかぶるべきではない。 女 おんな は、また 男 おとこ の 光栄 こうえい である。 なぜなら、 男 おとこ が 女 おんな から 出 で たのではなく、 女 おんな が 男 おとこ から 出 で たのだからである。 また、 男 おとこ は 女 おんな のために 造 つく られたのではなく、 女 おんな が 男 おとこ のために 造 つく られたのである。 それだから、 女 おんな は、かしらに 権威 けんい のしるしをかぶるべきである。それは 天使 てんし たちのためでもある。 ただ、 主 しゅ にあっては、 男 おとこ なしには 女 おんな はないし、 女 おんな なしには 男 おとこ はない。 それは、 女 おんな が 男 おとこ から 出 で たように、 男 おとこ もまた 女 おんな から 生 うま れたからである。そして、すべてのものは 神 かみ から 出 で たのである。 あなたがた 自身 じしん で 判断 はんだん してみるがよい。 女 おんな がおおいをかけずに 神 かみ に 祈 いの るのは、ふさわしいことだろうか。 自然 しぜん そのものが 教 おし えているではないか。 男 おとこ に 長 なが い 髪 かみ があれば 彼 かれ の 恥 はじ になり、 女 おんな に 長 なが い 髪 かみ があれば 彼女 かのじょ の 光栄 こうえい になるのである。 長 なが い 髪 かみ はおおいの 代 かわ りに 女 おんな に 与 あた えられているものだからである。 しかし、だれかがそれに 反対 はんたい の 意見 いけん を 持 も っていても、そんな 風習 ふうしゅう はわたしたちにはなく、 神 かみ の 諸 しょ 教会 きょうかい にもない。
”愛 あい は 寛容 かんよう であり、 愛 あい は 情深 なさけぶか い。また、ねたむことをしない。 愛 あい は 高 たか ぶらない、 誇 ほこ らない、 不作法 ぶさほう をしない、 自分 じぶん の 利益 りえき を 求 もと めない、いらだたない、 恨 うら みをいだかない。 不義 ふぎ を 喜 よろこ ばないで 真理 しんり を 喜 よろこ ぶ。 そして、すべてを 忍 しの び、すべてを 信 しん じ、すべてを 望 のぞ み、すべてを 耐 た える。
”わたしたちが 幼 おさ な 子 ご であった 時 とき には、 幼 おさ な 子 ご らしく 語 かた り、 幼 おさ な 子 ご らしく 感 かん じ、また、 幼 おさ な 子 ご らしく 考 かんが えていた。しかし、おとなとなった 今 いま は、 幼 おさ な 子 ご らしいことを 捨 す ててしまった。
”婦人 ふじん たちは 教会 きょうかい では 黙 だま っていなければならない。 彼 かれ らは 語 かた ることが 許 ゆる されていない。だから、 律法 りっぽう も 命 めい じているように、 服従 ふくじゅう すべきである。 もし 何 なに か 学 まな びたいことがあれば、 家 いえ で 自分 じぶん の 夫 おっと に 尋 たず ねるがよい。 教会 きょうかい で 語 かた るのは、 婦人 ふじん にとっては 恥 は ずべきことである。 それとも、 神 かみ の 言 ことば はあなたがたのところから 出 で たのか。あるいは、あなたがただけにきたのか。 もしある 人 ひと が、 自分 じぶん は 預言者 よげんしゃ か 霊 れい の 人 ひと であると 思 おも っているなら、わたしがあなたがたに 書 か いていることは、 主 しゅ の 命令 めいれい だと 認 みと めるべきである。 もしそれを 無視 むし する 者 もの があれば、その 人 ひと もまた 無視 むし される。
”不信者 ふしんじゃ と、つり 合 あ わないくびきを 共 とも にするな。 義 ぎ と 不義 ふぎ となんの 係 かか わりがあるか。 光 ひかり とやみとなんの 交 まじ わりがあるか。 キリストとベリアルとなんの 調和 ちょうわ があるか。 信仰 しんこう と 不 ふ 信仰 しんこう となんの 関係 かんけい があるか。 神 かみ の 宮 みや と 偶像 ぐうぞう となんの 一致 いっち があるか。わたしたちは、 生 い ける 神 かみ の 宮 みや である。 神 かみ がこう 仰 おお せになっている、「わたしは 彼 かれ らの 間 あいだ に 住 す み、かつ 出入 でい りをするであろう。そして、わたしは 彼 かれ らの 神 かみ となり、 彼 かれ らはわたしの 民 たみ となるであろう」。 だから、「 彼 かれ らの 間 あいだ から 出 で て 行 い き、 彼 かれ らと 分離 ぶんり せよ、と 主 しゅ は 言 い われる。そして、 汚 けが れたものに 触 ふれ てはならない。 触 ふれ なければ、わたしはあなたがたを 受 う けいれよう。 そしてわたしは、あなたがたの 父 ちち となり、あなたがたは、わたしのむすこ、むすめとなるであろう。 全能 ぜんのう の 主 しゅ が、こう 言 い われる」。
”わたしは 神 かみ の 熱 ねつ 情 じょう をもって、あなたがたを 熱愛 ねつあい している。あなたがたを、きよいおとめとして、ただひとりの 男子 だんし キリストにささげるために、 婚約 こんやく させたのである。
”わたしの 言 い う 意味 いみ は、こうである。 相続人 そうぞくにん が 子供 こども である 間 あいだ は、 全 ぜん 財産 ざいさん の 持 も ち 主 ぬし でありながら、 僕 しもべ となんの 差別 さべつ もなく、 父親 ちちおや の 定 さだ めた 時期 じき までは、 管理人 かんりにん や 後見人 こうけんにん の 監督 かんとく の 下 もと に 置 お かれているのである。
”このように、あなたがたは 子 こ であるのだから、 神 かみ はわたしたちの 心 こころ の 中 なか に、「アバ、 父 ちち よ」と 呼 よ ぶ 御子 みこ の 霊 れい を 送 おく って 下 くだ さったのである。 したがって、あなたがたはもはや 僕 しもべ ではなく、 子 こ である。 子 こ である 以上 いじょう 、また 神 かみ による 相続人 そうぞくにん である。
”こうして、わたしたちはもはや 子供 こども ではないので、だまし 惑 まど わす 策略 さくりゃく により、 人々 ひとびと の 悪巧 わるだく みによって 起 おこ る 様々 さまざま な 教 おしえ の 風 かぜ に 吹 ふ きまわされたり、もてあそばれたりすることがなく、
”妻 つま たる 者 もの よ。 主 しゅ に 仕 つか えるように 自分 じぶん の 夫 おっと に 仕 つか えなさい。 キリストが 教会 きょうかい のかしらであって、 自 みずか らは、からだなる 教会 きょうかい の 救主 すくいぬし であられるように、 夫 おっと は 妻 つま のかしらである。 そして 教会 きょうかい がキリストに 仕 つか えるように、 妻 つま もすべてのことにおいて、 夫 おっと に 仕 つか えるべきである。 夫 おっと たる 者 もの よ。キリストが 教会 きょうかい を 愛 あい してそのためにご 自身 じしん をささげられたように、 妻 つま を 愛 あい しなさい。 キリストがそうなさったのは、 水 みず で 洗 あら うことにより、 言葉 ことば によって、 教会 きょうかい をきよめて 聖 せい なるものとするためであり、 また、しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、 清 きよ くて 傷 きず のない 栄光 えいこう の 姿 すがた の 教会 きょうかい を、ご 自分 じぶん に 迎 むか えるためである。 それと 同 おな じく、 夫 おっと も 自分 じぶん の 妻 つま を、 自分 じぶん のからだのように 愛 あい さねばならない。 自分 じぶん の 妻 つま を 愛 あい する 者 もの は、 自分 じぶん 自身 じしん を 愛 あい するのである。 自分 じぶん 自身 じしん を 憎 にく んだ 者 もの は、いまだかつて、ひとりもいない。かえって、キリストが 教会 きょうかい になさったようにして、おのれを 育 そだ て 養 やしな うのが 常 つね である。 わたしたちは、キリストのからだの 肢体 したい なのである。 「それゆえに、 人 ひと は 父母 ふぼ を 離 はな れてその 妻 つま と 結 むす ばれ、ふたりの 者 もの は 一体 いったい となるべきである」。 この 奥義 おくぎ は 大 おお きい。それは、キリストと 教会 きょうかい とをさしている。 いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、 自分 じぶん の 妻 つま を 自分 じぶん 自身 じしん のように 愛 あい しなさい。 妻 つま もまた 夫 おっと を 敬 うやま いなさい。
”子 こ たる 者 もの よ。 主 しゅ にあって 両親 りょうしん に 従 したが いなさい。これは 正 ただ しいことである。 「あなたの 父 ちち と 母 はは とを 敬 うやま え」。これが 第 だい 一の 戒 いまし めであって、 次 つぎ の 約束 やくそく がそれについている、 「そうすれば、あなたは 幸福 こうふく になり、 地上 ちじょう でながく 生 い きながらえるであろう」。 父 ちち たる 者 もの よ。 子供 こども をおこらせないで、 主 しゅ の 薫陶 くんとう と 訓戒 くんかい とによって、 彼 かれ らを 育 そだ てなさい。
”妻 つま たる 者 もの よ、 夫 おっと に 仕 つか えなさい。それが、 主 しゅ にある 者 もの にふさわしいことである。 夫 おっと たる 者 もの よ、 妻 つま を 愛 あい しなさい。つらくあたってはいけない。 子 こ たる 者 もの よ、 何事 なにごと についても 両親 りょうしん に 従 したが いなさい。これが 主 しゅ に 喜 よろこ ばれることである。 父 ちち たる 者 もの よ、 子供 こども をいらだたせてはいけない。 心 こころ がいじけるかも 知 し れないから。
”むしろ、あなたがたの 間 あいだ で、ちょうど 母 はは がその 子供 こども を 育 そだ てるように、やさしくふるまった。
”そして、あなたがたも 知 し っているとおり、 父 ちち がその 子 こ に 対 たい してするように、あなたがたのひとりびとりに 対 たい して、
”また、 女 おんな はつつましい 身 み なりをし、 適度 てきど に 慎 つつし み 深 ぶか く 身 み を 飾 かざ るべきであって、 髪 かみ を 編 あ んだり、 金 きん や 真珠 しんじゅ をつけたり、 高価 こうか な 着物 きもの を 着 き たりしてはいけない。 むしろ、 良 よ いわざをもって 飾 かざ りとすることが、 信仰 しんこう を 言 い いあらわしている 女 おんな に 似 に つかわしい。 女 おんな は 静 しず かにしていて、 万事 ばんじ につけ 従順 じゅうじゅん に 教 おしえ を 学 まな ぶがよい。 女 おんな が 教 おし えたり、 男 おとこ の 上 うえ に 立 た ったりすることを、わたしは 許 ゆる さない。むしろ、 静 しず かにしているべきである。 なぜなら、アダムがさきに 造 つく られ、それからエバが 造 つく られたからである。 またアダムは 惑 まど わされなかったが、 女 おんな は 惑 まど わされて、あやまちを 犯 おか した。 しかし、 女 おんな が 慎 つつし み 深 ぶか く、 信仰 しんこう と 愛 あい と 清 きよ さとを 持 も ち 続 つづ けるなら、 子 こ を 産 う むことによって 救 すく われるであろう。
”さて、 監督 かんとく は、 非難 ひなん のない 人 ひと で、ひとりの 妻 つま の 夫 おっと であり、 自 みずか らを 制 せい し、 慎 つつし み 深 ぶか く、 礼儀 れいぎ 正 ただ しく、 旅人 たびびと をもてなし、よく 教 おし えることができ、 酒 さけ を 好 この まず、 乱暴 らんぼう でなく、 寛容 かんよう であって、 人 ひと と 争 あらそ わず、 金 かね に 淡泊 たんぱく で、 自分 じぶん の 家 いえ をよく 治め おさめ 、 謹厳 きんげん であって、 子供 こども たちを 従順 じゅうじゅん な 者 もの に 育 そだ てている 人 ひと でなければならない。 自分 じぶん の 家 いえ を 治 おさ めることも 心得 こころえ ていない 人 ひと が、どうして 神 かみ の 教会 きょうかい を 預 あづ かることができようか。
”女 おんな たちも、 同様 どうよう に 謹厳 きんげん で、 他人 たにん をそしらず、 自 みずか らを 制 せい し、すべてのことに 忠実 ちゅうじつ でなければならない。 執事 しつじ はひとりの 妻 つま の 夫 おっと であって、 子供 こども と 自分 じぶん の 家 いえ とをよく 治 おさ める 者 もの でなければならない。
”老人 ろうじん をとがめてはいけない。むしろ 父親 ちちおや に 対 たい するように、 話 はな してあげなさい。 若 わか い 男 おとこ には 兄弟 きょうだい に 対 たい するように、 年 とし とった 女 おんな には 母親 ははおや に 対 たい するように、 若 わか い 女 おんな には、 真 しん に 純潔 じゅんけつ な 思 おも いをもって、 姉妹 しまい に 対 たい するように、 勧告 かんこく しなさい。 やもめについては、 真 しん にたよりのないやもめたちを、よくしてあげなさい。 やもめに 子 こ か 孫 まご かがある 場合 ばあい には、これらの 者 もの に、まず 自分 じぶん の 家 いえ で 孝養 こうよう をつくし、 親 おや の 恩 おん に 報 むく いることを 学 まな ばせるべきである。それが、 神 かみ のみこころにかなうことなのである。
”もしある 人 ひと が、その 親族 しんぞく を、ことに 自分 じぶん の 家族 かぞく をかえりみない 場合 ばあい には、その 信仰 しんこう を 捨 す てたことになるのであって、 不信者 ふしんじゃ 以上 いじょう にわるい。
”やもめとして 登録 とうろく さるべき 者 もの は、六十 歳 さい 以下 いか のものではなくて、ひとりの 夫 おっと の 妻 つま であった 者 もの 、 また 子女 しじょ をよく 養育 よういく し、 旅人 たびびと をもてなし、 聖徒 せいと の 足 あし を 洗 あら い、 困 こま っている 人 ひと を 助 たす け、 種々 しゅじゅ の 善行 ぜんこう に 努 つと めるなど、そのよいわざでひろく 認 みと められている 者 もの でなければならない。 若 わか いやもめは 除 じょ 外 がい すべきである。 彼女 かのじょ たちがキリストにそむいて 気 き ままになると、 結婚 けっこん をしたがるようになり、 初 はじ めの 誓 ちか いを 無視 むし したという 非難 ひなん を 受 う けねばならないからである。 その 上 うえ 、 彼女 かのじょ たちはなまけていて、 家々 いえいえ を 遊 あそ び 歩 ある くことをおぼえ、なまけるばかりか、むだごとをしゃべって、いたずらに 動 うご きまわり、 口 くち にしてはならないことを 言 い う。 そういうわけだから、 若 わか いやもめは 結婚 けっこん して 子 こ を 産 う み、 家 いえ をおさめ、そして、 反対者 はんたいしゃ にそしられるすきを 作 つく らないようにしてほしい。 彼女 かのじょ たちのうちには、サタンのあとを 追 お って 道 みち を 踏 ふ みはずした 者 もの もある。 女 おんな の 信者 しんじゃ が 家 いえ にやもめを 持 も っている 場合 ばあい には、 自分 じぶん でそのやもめの 世話 せわ をしてあげなさい。 教会 きょうかい のやっかいになってはいけない。 教会 きょうかい は、 真 しん にたよりのないやもめの 世話 せわ をしなければならない。
”しかし、あなたは、 自分 じぶん が 学 まな んで 確信 かくしん しているところに、いつもとどまっていなさい。あなたは、それをだれから 学 まな んだか 知 し っており、 また 幼 おさな い 時 とき から、 聖書 せいしょ に 親 した しみ、それが、キリスト・イエスに 対 たい する 信仰 しんこう によって 救 すくい に 至 いた る 知恵 ちえ を、あなたに 与 あた えうる 書物 しょもつ であることを 知 し っている。
”長老 ちょうろう は、 責 せ められる 点 てん がなく、ひとりの 妻 つま の 夫 おっと であって、その 子 こ たちも 不品行 ふひんこう のうわさをたてられず、 親不孝 おやふこう をしない 信者 しんじゃ でなくてはならない。
”そうすれば、 彼女 かのじょ たちは、 若 わか い 女 おんな たちに、 夫 おっと を 愛 あい し、 子供 こども を 愛 あい し、 慎 つつし み 深 ふか く、 純潔 じゅんけつ で、 家事 かじ に 努 つと め、 善良 ぜんりょう で、 自分 じぶん の 夫 おっと に 従順 じゅうじゅん であるように 教 おし えることになり、したがって、 神 かみ の 言 ことば がそしりを 受 う けないようになるであろう。
”彼 かれ は 御子 みこ であられたにもかかわらず、さまざまの 苦 くる しみによって 従順 じゅうじゅん を 学 まな び、
”信仰 しんこう によって、ノアはまだ 見 み ていない 事 こと がらについて 御 み 告 つ げを 受 う け、 恐 おそ れかしこみつつ、その 家族 かぞく を 救 すく うために 箱舟 はこぶね を 造 つく り、その 信仰 しんこう によって 世 よ の 罪 つみ をさばき、そして、 信仰 しんこう による 義 ぎ を 受 う け 継 つ ぐ 者 もの となった。
”また 子 こ たちに 対 たい するように、あなたがたに 語 かた られたこの 勧 すす めの 言葉 ことば を 忘 わす れている、「わたしの 子 こ よ、 主 しゅ の 訓練 くんれん を 軽 かろ んじてはいけない。 主 しゅ に 責 せ められるとき、 弱 よわ り 果 は ててはならない。 主 しゅ は 愛 あい する 者 もの を 訓練 くんれん し、 受 う けいれるすべての 子 こ を、むち 打 う たれるのである」。 あなたがたは 訓練 くんれん として 耐 た え 忍 しの びなさい。 神 かみ はあなたがたを、 子 こ として 取 と り 扱 あつか っておられるのである。いったい、 父 ちち に 訓練 くんれん されない 子 こ があるだろうか。 だれでも 受 う ける 訓練 くんれん が、あなたがたに 与 あた えられないとすれば、それこそ、あなたがたは 私生子 しせいじ であって、ほんとうの 子 こ ではない。 その 上 うえ 、 肉親 にくしん の 父 ちち はわたしたちを 訓練 くんれん するのに、なお 彼 かれ をうやまうとすれば、なおさら、わたしたちは、たましいの 父 ちち に 服従 ふくじゅう して、 真 しん に 生 い きるべきではないか。
”すべての 人 ひと は、 結婚 けっこん を 重 おも んずべきである。また 寝床 ねどこ を 汚 けが してはならない。 神 かみ は、 不品行 ふひんこう な 者 もの や 姦淫 かんいん をする 者 もの をさばかれる。
”父 ちち なる 神 かみ のみまえに 清 きよ く 汚 けが れのない 信心 しんじん とは、 困 こま っている 孤児 こじ や、やもめを 見舞 みま い、 自 みずか らは 世 よ の 汚 けが れに 染 そ まずに、 身 み を 清 きよ く 保 たも つことにほかならない。
”ある 兄弟 きょうだい または 姉妹 しまい が 裸 はだか でいて、その 日 ひ の 食物 しょくもつ にもこと 欠 か いている 場合 ばあい 、 あなたがたのうち、だれかが、「 安 やす らかに 行 い きなさい。 暖 あたた まって、 食 た べ 飽 あ きなさい」と 言 い うだけで、そのからだに 必要 ひつよう なものを 何 なに ひとつ 与 あた えなかったとしたら、なんの 役 やく に 立 た つか。 信仰 しんこう も、それと 同様 どうよう に、 行 おこな いを 伴 ともな わなければ、それだけでは 死 し んだものである。
”同 おな じように、 妻 つま たる 者 もの よ。 夫 おっと に 仕 つか えなさい。そうすれば、たとい 御言 みことば に 従 したが わない 夫 おっと であっても、 あなたがたのうやうやしく 清 きよ い 行 おこな いを 見 み て、その 妻 つま の 無言 むごん の 行 おこな いによって、 救 すくい に 入 い れられるようになるであろう。 あなたがたは、 髪 かみ を 編 あ み、 金 きん の 飾 かざ りをつけ、 服装 ふくそう をととのえるような 外 がい 面 めん の 飾 かざ りではなく、 かくれた 内 うち なる 人 ひと 、 柔和 にゅうわ で、しとやかな 霊 れい という 朽 く ちることのない 飾 かざ りを、 身 み につけるべきである。これこそ、 神 かみ のみまえに、きわめて 尊 たっと いものである。 むかし、 神 かみ を 仰 あお ぎ 望 のぞ んでいた 聖 せい なる 女 おんな たちも、このように 身 み を 飾 かざ って、その 夫 おっと に 仕 つか えたのである。 たとえば、サラはアブラハムに 仕 つか えて、 彼 かれ を 主 しゅ と 呼 よ んだ。あなたがたも、 何事 なにごと にもおびえ 臆 おく することなく 善 ぜん を 行 おこな えば、サラの 娘 むすめ たちとなるのである。 夫 おっと たる 者 もの よ。あなたがたも 同 おな じように、 女 おんな は 自分 じぶん よりも 弱 よわ い 器 うつわ であることを 認 みと めて、 知識 ちしき に 従 したが って 妻 つま と 共 とも に 住 す み、いのちの 恵 めぐ みを 共 とも どもに 受 う け 継 つ ぐ 者 もの として、 尊 たっと びなさい。それは、あなたがたの 祈 いのり が 妨 さまた げられないためである。 最後 さいご に 言 い う。あなたがたは 皆 みな 、 心 こころ をひとつにし、 同情 どうじょう し 合 あ い、 兄弟 きょうだい 愛 あい をもち、あわれみ 深 ぶか くあり、 謙虚 けんきょ でありなさい。
”同 おな じように、 若 わか い 人 ひと たちよ。 長老 ちょうろう たちに 従 したが いなさい。また、みな 互 たがい に 謙遜 けんそん を 身 み につけなさい。 神 かみ は 高 たか ぶる 者 もの をしりぞけ、へりくだる 者 もの に 恵 めぐ みを 賜 たま うからである。
”わたしたちは、 兄弟 きょうだい を 愛 あい しているので、 死 し からいのちへ 移 うつ ってきたことを、 知 し っている。 愛 あい さない 者 もの は、 死 し のうちにとどまっている。 あなたがたが 知 し っているとおり、すべて 兄弟 きょうだい を 憎 にく む 者 もの は 人殺 ひとごろ しであり、 人殺 ひとごろ しはすべて、そのうちに 永遠 えいえん のいのちをとどめてはいない。 主 しゅ は、わたしたちのためにいのちを 捨 す てて 下 くだ さった。それによって、わたしたちは 愛 あい ということを 知 し った。それゆえに、わたしたちもまた、 兄弟 きょうだい のためにいのちを 捨 す てるべきである。 世 よ の 富 とみ を 持 も っていながら、 兄弟 きょうだい が 困 こま っているのを 見 み て、あわれみの 心 こころ を 閉 と じる 者 もの には、どうして 神 かみ の 愛 あい が、 彼 かれ のうちにあろうか。
”あなたの 子供 こども たちのうちで、わたしたちが 父 ちち から 受 う けた 戒 いまし めどおりに、 真理 しんり のうちを 歩 ある いている 者 もの があるのを 見 み て、わたしは 非常 ひじょう に 喜 よろこ んでいる。
”わたしの 子供 こども たちが 真理 しんり のうちを 歩 ある いていることを 聞 き く 以上 いじょう に、 大 おお きい 喜 よろこ びはない。
”また、 大 おお いなるしるしが 天 てん に 現 あらわ れた。ひとりの 女 おんな が 太陽 たいよう を 着 き て、 足 あし の 下 した に 月 つき を 踏 ふ み、その 頭 あたま に十二の 星 ほし の 冠 かんむり をかぶっていた。 この 女 おんな は 子 こ を 宿 やど しており、 産 う みの 苦 くる しみと 悩 なや みとのために、 泣 な き 叫 さけ んでいた。 また、もう一つのしるしが 天 てん に 現 あらわ れた。 見 み よ、 大 おお きな、 赤 あか い 龍 りゅう がいた。それに七つの 頭 あたま と十の 角 つの とがあり、その 頭 あたま に七つの 冠 かんむり をかぶっていた。 その 尾 お は 天 てん の 星 ほし の三 分 ぶん の一を 掃 は き 寄 よ せ、それらを 地 ち に 投 な げ 落 おと した。 龍 りゅう は 子 こ を 産 う もうとしている 女 おんな の 前 まえ に 立 た ち、 生 うま れたなら、その 子 こ を 食 く い 尽 つく そうとかまえていた。 女 おんな は 男 おとこ の 子 こ を 産 う んだが、 彼 かれ は 鉄 てつ のつえをもってすべての 国民 こくみん を 治 おさ めるべき 者 もの である。この 子 こ は、 神 かみ のみもとに、その 御座 みざ のところに、 引 ひ き 上 あ げられた。 女 おんな は 荒野 あらの へ 逃 に げて 行 い った。そこには、 彼女 かのじょ が千二百六十 日 にち のあいだ 養 やしな われるように、 神 かみ の 用意 ようい された 場所 ばしょ があった。
”わたしたちは 喜 よろこ び 楽 たの しみ、 神 かみ をあがめまつろう。 小羊 こひつじ の 婚姻 こんいん の 時 とき がきて、 花嫁 はなよめ はその 用意 ようい をしたからである。 彼女 かのじょ は、 光 ひか り 輝 かがや く、 汚 けが れのない 麻布 あさぬの の 衣 ころも を 着 き ることを 許 ゆる された。この 麻布 あさぬの の 衣 ころも は、 聖徒 せいと たちの 正 ただ しい 行 おこな いである」。 それから、 御使 みつかい はわたしに 言 い った、「 書 か きしるせ。 小羊 こひつじ の 婚 こん 宴 えん に 招 まね かれた 者 もの は、さいわいである」。またわたしに 言 い った、「これらは、 神 かみ の 真実 しんじつ の 言葉 ことば である」。
”また、 聖 せい なる 都 みやこ 、 新 あたら しいエルサレムが、 夫 おっと のために 着飾 きかざ った 花嫁 はなよめ のように 用意 ようい をととのえて、 神 かみ のもとを 出 で て、 天 てん から 下 くだ って 来 く るのを 見 み た。
”最後 さいご の七つの 災害 さいがい が 満 み ちている七つの 鉢 はち を 持 も っていた七 人 にん の 御使 みつかい のひとりがきて、わたしに 語 かた って 言 い った、「さあ、きなさい。 小羊 こひつじ の 妻 つま なる 花嫁 はなよめ を 見 み せよう」。
”御霊 みたま も 花嫁 はなよめ も 共 とも に 言 い った、「きたりませ」。また、 聞 き く 者 もの も「きたりませ」と 言 い いなさい。かわいている 者 もの はここに 来 く るがよい。いのちの 水 みず がほしい 者 もの は、 価 あたい なしにそれを 受 う けるがよい。
”